魔法のお城で幸せを 作:劇団員A
順番は今章について→人物紹介兼裏話となってます。
二話同時投稿です
【今回の章について】
まずはじめに今回の一連の話、原作における『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に該当する期間での本作について説明します。
元々拙作『魔法のお城で幸せを』は『ハーマイオニーに兄がいて、その人物が明るく社交的、ただし成績は優秀でありコンプレックスを抱き、喧嘩したり仲良くしたりといった物があったら面白そう』という考えから出来ました。
まぁ結局、『喧嘩とかより仲良くしてほしいなぁ』とか『社交的といえばハッフルパフかな』とか『寮関係なく仲が良い団体とかあったら微笑ましい』とかそんな案も思いつき、その結果出来たのがアイクであり、劇団です。
この作品はほのぼのをメインにしていこうと書いていたのですが、秘密の部屋に関しては誰かしら被害者でてもおかしくないのでは?とか思い、主人公を石にしてみました。というのも、例え主人公が石になったとしても世界は終わりませんし、物語には他の人間がいますので当然進みます。彼らはその世界で生きているのですし、一人の死が世界の終わりというわけではないですから。そういったことが伝えたいなと思って私は今回の章に置いて主人公を早々に退場させました。
というのはこの文章の冒頭を書き始めてから浮かんだもっともらしい適当な真っ赤な嘘です。本当はノリで「オリ主がオリ主のくせに何にも出来ないで早々に退場したら面白くねwww」という頭の悪いノリでこんなことになりました。低脳作者のせいであっさりと主人公は退場。たがしかし困った。「これ……主人公ポジどうすんの?」そう考えても、悩んでもノリで投稿してしまった話と時間は巻き戻らない。ええい、なるようになれ!!と書いていった結果、「面白かったのは最初だけ」「エリスが御都合主義過ぎ」「アイクいらなくね」「登場人物一人一人が薄い」「今回の章に入って一層つまんなくなった」「エリスが意味わかんない」「アイク空気ww」「セドリック、イケメン!!抱いて!!」(全て意訳)という傷つくものから嬉しいものまでお声をいただきました。(ちなみにセドリックは作者のものだ、誰にもやらん)
まぁそんなノリで書いている文章なので低評価も仕方ないなぁと思いつつ書き進めました。次章からはちゃんとアイクに主人公させる(予定)なので待っていてください。
基本ほのぼので進めたいと思っており『賢者の石』のよう原作とあまり関わらないことも発生すると思うので「二次創作物なんだからもっと原作に絡めや」「お前の話つまらん」「こんな駄文読むに耐えない」なんて方はそっとこの物語を閉じてください。
色々書きましたが結局言いたいことは今後とも『魔法のお城で幸せを』よろしくお願いいたします。
【人物紹介】
〈ハッフルパフ〉
アイザック・グレンジャー
本作の主人公。そのくせ作者の低脳が原因で早々に退場した人。石化の原因はフレッドとジョージに深夜限定モンスターが出ると嘘つかれてのこのこ寮を出ていき、バジリスクに遭遇した。
ステファニー・ペンテレイシア
早々に退場したオリキャラ。元々この子は退場させる予定だった。というかこの子だけ退場させる予定だった。……みなさん、覚えてます?
セドリック・ディゴリー
原作ではネズミ男にワンパンされたくせにこの作品ではイケメン力が天元突破。ほぼ今回の章の主人公と化す。親友である団長、副団長が石化により行動不能、失踪とストレスがマッハ。しかしながら劇団を見事まとめ上げていた。
フローラ・ボスロイド
のほほん系女子。マイペースのくせして成績はそこそこ良い。フレデリカ(後述)とは静と動のマイペースコンビで親友。沈んだ劇団と学校の雰囲気を盛り上げるためにFOC大会を提案。しかしあまりの手続きの多さに知恵熱をだしてフレデリカにその後の運営は丸投げした。ハッフルパフの代表選手になるも石化。
ケビン・カウリー
良いやつ。そこそこカッコ良く、劇でも主役を何度もやっているか振る舞いや雰囲気は三枚目。FOC大会ではこれ以上セドリックに負担をかけまいと運営主任になり、試合の実況を務める。フレデリカに恋してる。
キース・ダーウィン
ゆったり男子。今回はあまり活躍はなく、代表選手になったが石化。
ナタリア・オルグレン
常識人。紅茶好きな美脚の人。本当はこの人にリドルの日記を持たせる予定があったが、話が長期化する予感とそもそもこいつ誰?という読者からの声が聞こえそうであえなく断念。
〈レイブンクロー〉
フレデリカ・フォーガス
発明家。フローラ(前述)とは劇団を通じた親友。フレッドとジョージとは3人でよく何らかを開発、実験している。頭が良くて発明もできるという便利なキャラであり前回の章では名前とかがちょろっと出た程度で、出番はないと思ったが低脳作者は頼ってしまった。FOC大会ではフローラに頼られ断りきれず運営に。解説は的確であり人気だった。
シェルビー
ハリーと同い年。1年次に劇団を見て感動。入団するとセドリックに一目惚れ。しかも性格も良くてさらにベタ惚れ。半純血で実家はかなり金持ち。
マーガス
ハリーの一個上、アイクの一個下。賢い。
〈スリザリン〉
エリス・グリーングラス
実は非転生者。彼女の母が転生者であり、所持していた赤い本は分霊箱。母の記憶と意識がエリス自身のものと混濁しており、日本語等は母由来のものである。彼女の母の目的は「原作を間近で眺めること」であり、一方エリスは「死傷者を減らすこと」矛盾した行動を取ったとしても疑問に思わないように精神汚染されていた。原作知識は今回でほぼ失った。覚えているのはシリウスの無罪、セドリックの死、分霊箱の存在とその在り処。
賢者の石に不干渉は両方の意思、秘密の部屋を解決しようとしなかったのは母の意思、ハリーたちに警告もどきの脅しをしたのはエリスの意思。
元々ちょっとお茶目でわがままな性格である。
シアン・スプリング
マグル出身。所作、口調は丁寧だが実はバイオレンス系女子。前の章でフレッドとジョージのマウントポジションを取ったのはこの人。セドリックに気があるのでは?と見せかけて実は好きな人はエリス。一年生の派閥結成直後から憧れを抱いていたが、その感情が変化して恋心となった。本人は自覚してるが、エリスを困らせるだけと思っており墓場まで持っていくつもり。
デューク
倒置法で話す人。純血。別に純血主義者ではない。今後の出番も多分ない。
〈グリフィンドール〉
フレッド・ウィーズリーとジョージ・ウィーズリー
悪戯双子。フレデリカという開発厨が積極的に関与してるせいで原作よりも色々作っている。劇団では舞台装置などの裏方担当。劇団に所属してるせいで原作よりも成績が静かにやばくなっている。
リアム・リッジウェル
脳筋に見せかけて意外と脚本も書ける(ただし戦闘系のみ)。グリフィンドールの代表になるが石化。
〈その他〉
ギルデロイ・ロックハート
忘却術だけは一流な元闇の魔術に対する防衛術の教師。アイクと授業が被っていた生徒からはアイクのストレス発散を兼ねた劇によって人気であった。物語を書く才能も確かであり、アイクからお願いされて喜んで脚本を書くとそれがかなり面白かったことと、記憶喪失の影響で人格が変わったこともあり劇団の顧問兼脚本家となった。入院することもなく定期的に通院することや自身の書きかけ物語を執筆することで記憶を戻そうとはしている。容姿端麗、性格も温厚ということで女子生徒から前よりも人気が出ている。
ホグワーツではフィルチと同じような役職であり、雑用係である。
ディスノミア・グリーングラス
転生者。体は弱かったが、かなりの魔女であり死喰い人。この世界を物語としてしか見ておらず、ただ本と同じものを見たいだけでありあまり感情を抱いていない。自分の死期を悟り、分霊箱を作り自身の娘、エリスに入ることで死後も物語を見ることを望んだ。しかし自身が想定していたよりもエリスが原作に関わった結果、分霊箱は破壊された。