Fate/Grand Order【The arms dealer】 作:放仮ごdz
お待たせしました第四特異点:死界魔霧感染都市ロンドンシティに登場したオリジナルサーヴァントの設定です。彼女の設定を見ればこれまでの不穏なシーンの真相が分かるかも…?
よければどうぞ、見て行ってください。
エヴリン・オルタ
クラス:
真名:エヴリン
性別:女性
出典:バイオハザード7
地域:アメリカ
属性:中立・善
イメージカラー:ブラック
特技:騙し討ち
好きなもの:ママになってくれる人、愛してくれる人
苦手なもの:ママになってくれない人、自分を嫌う人
天敵:イーサン・ウィンターズ、エヴリン(アヴェンジャー)
CV:諸星すみれ
ステータス:筋力E 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具EX
スキル
・生物災害A:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。バイオハザードの根源そのものたる特性。マスターがいなくとも顕現し続けることが出来る。不完全なB.O.W.であり、一定期間ごとに「保全用化学物質」の注入を受ける必要があり、もしも6ヶ月以上も注入を受けないと細胞劣化を起こして通常よりも25倍速く急激に加齢し、最終的には精神異常となって周囲全てに対し脅威となる欠陥品であったが、サーヴァント化したため細胞劣化は起きないようになり全盛期の少女の姿のままである。
・気配遮断D:本来はアサシンのクラススキル。自身の気配、または殺気を消す能力。攻撃態勢に移るとランクが下がる。
・陣地作成(特異菌)A:本来はキャスターのクラススキル。カビの発生しやすい場所限定ではあるが自らに有利な陣地を作り上げることができる。広がったカビの範囲なら中に潜って瞬間移動したり、カビに飲まれた死体をモールデッドに「転化」して使役したり、宝具と合わせることで人を媒体にしないモールデッドの永続召喚が可能。
・自己改造(特異菌)A:生まれつきの人造人間であり、真菌の集合体。自らの特異菌から生まれたクリーチャーの特性を自らに付与することが出来る。モールデッドの腕、ブレード・モールデッドの刃、クイック・モールデッドの四肢、ファット・モールデッドの吐瀉能力、変異マーガレットの蟲生成器官、変異ルーカスの左腕の盾化と右腕の巨大化と高濃度の特異菌噴出、スワンプマンの伸びる腕など。いずれも鋼構造物をも破壊する硬度と威力を有しており、外に出した黒カビで強固な壁を作ることも可能。
・E型被験体D:特異菌に感染させた対象の意識・肉体を実質的に支配する能力。人間を感染させて殺害し「家族」と称した化け物に「転化」させて操る。「家族」とは名ばかりで、洗脳でしかない。ただし本来Aランクなのだがアルターエゴの彼女は「もしこの能力を使用しなかったら」のIFであり、本人もその気がないためランクが低い。
・幻覚作用EX:エヴリンの「支配」の第一段階。そこにいないエヴリンの姿を幻視させ、他者には聞こえない彼女の声を耳にするようになる。 幻影のエヴリンは初めは少女らしく甘えるような態度で現れるが、次第に過激な要求や命令を行う。感染させた人間にしか効果は及ばないが、幻影に掴まれると実際に掴まれた痕が体に浮かび上がるなど効果は高く、感染している人間は例外なく逃れられない規格外の力。
宝具
・
ランク:EX
最大捕捉:1人
種別:対人宝具
通称ファミパン。本来はジャック・ベイカー及びジョー・ベイカーの宝具(技)。相手の背後を取り肩に手を掛けることで発動。モールデッド化した右拳を握り、「お前も家族だ」と言いながらストレートパンチを繰り出す。クリーンヒットすれば対象を強制的に気絶させることが可能。
体格や筋力もあってダメージこそ少ないが、その真価は本来、真菌を植え付けて感染させるなどを経たさせる必要がある過程を一瞬で終えることであり、喰らえば最期、即感染。耐性の無い者は体がボロボロになって死に至り、少しでもこの菌に対する耐性を持っている者は「転化」させる。「転化」自体は魔術やスキルなどで防ぐことは可能だが、正規の方法で治すことはほぼ不可能でサドラーの
特異菌は「超再生」「死者蘇生」「超人化」「モールデッドの生成」「洗脳」「幻覚」と多種多様に発揮される力を持ち、感染者は「転化」することで「超再生」「超人化」「洗脳」「幻覚」が付与される。
・
ランク:A
種別:対軍宝具
「――――私は暗い穴の中で育てられた。仮釈放もない囚人のように。やつらは私を閉じ込めて魂を奪った。やつらが作り上げたものを恥じるがいい。私は彼を呼んだ、そして彼はくるだろう。彼は手を伸ばすだろう。愛する彼女を取り戻すために。そして彼女は私を愛してくれない彼を殺すのだ」
文字通り、自らの有する「特異菌」の副産物である「家族」の力を借りる宝具。ウェスカーの宝具の特異菌版とも言える宝具。特異菌で構成されている物なら、菌糸で再現・形成して召喚、思いのままに使役する事が出来る。エヴリンが死んだ後に誕生した白いモールデッド系統は召喚できないが、スワンプマン変異ルーカスは例外的に召喚できる。
足元から特異菌の黒カビを水たまりの様に出現させ、そこから各種モールデッドを魔力の続く限り僅かな魔力を消費して召喚することが出来る他、「バイオハザード7」のテーマソング「Go Tell Aunt Rhody」を日本語にして少しアレンジした上記の詩を詠唱し真名解放することで魔力を多く消費しモールデッド以外のクリーチャーを召喚可能。「水辺」などの特定の条件が重なると形成にかかる時間と魔力量が短縮される。
また、オリジナルの人格が出ている際にはアヴェンジャーとしての使い方が行使可能であり、奥の手として詠唱することで自らを特異菌で覆うことで姿を変えることが出来る。
概要
第四特異点ロンドンを覆った魔霧によって召喚されたアルターエゴのサーヴァント。召喚して間もなく似たような目的を持つジャック・ザ・リッパーと邂逅し、行動を共にしていた。「家族」の特に「母親」を追い求める不安定な精神状態の少女であり、時折「イーサン」と呼ぶ誰かを憎悪している他、自分を嫌う存在をよしとせず嫌悪感丸出しで拒絶する。
ステータスは敏捷と宝具以外Eとディーラー以上にピーキーであり、スキルと宝具に特化していて基本的にモールデッドを召喚して人海戦術で攻め、隙を突いて自らが奇襲するというアサシンに近い戦法をとる。戦闘向けのB.O.W.ではないため自衛能力は低いが、衝撃波を放つことができる。
その正体は焼却されたはずの2015年以降の記憶を有した
憎悪に満たされているオリジナルのエヴリンとは違う、いわば「純粋」な側面のエヴリン。同類が誰一人いない、究極的に孤独な少女のIFともいえる存在。「愛してもらうことにした」のがアヴェンジャーで召喚されるオリジナルのエヴリンであるのに対し「愛してほしい」のがアルターエゴのオルタで、こちらは2014年時の幼女が全盛期で本来の姿。
能力や記憶、有している「家族」はオリジナルのアヴェンジャー準拠であり自らを殺したイーサン・ウィンターズへの憎悪を持ち合わせるが、それが発現する場合は二重人格みたいな状態になっていてオリジナルの人格が垣間見えて殺意を出し、そうでない人格との矛盾により記憶の混濁が幾度も起こり板挟みになり苦しみ続ける。オリジナルとは異なり殺人を良しとせず、通りすがりの女性を襲おうとしていたジャックを諌める程に徹底しているが、多大なストレスに苛まれた際にはオリジナルの人格が顔を出して自らを嫌う人間を容赦なく殺そうとする不安定にも程があるサーヴァントである。
出会った当初、己を容赦なく殺そうとしていた立香を恐れて嫌悪し、まるで反抗期のような態度を取っていた。邂逅直後に殺そうと息巻いていたのはオリジナルの人格が出ていたためであり、ジャックと行動を共にすることで落ち着いた。
再び立香と邂逅した際に誠心誠意謝罪され、怒りにかられながらもジャックのためだと自分に言い聞かせて立香を仮のマスターとし、ナーサリー・ライム戦から行動を共にし最終局面まで立香を守り続け、ソロモンに不意打ちで殺そうになったところを立香に命がけで庇われた際に立香に対する認識が一変。「ママ」になってくれるかもしれない人として守り、嫌われるかもしれないと危惧しながらも立香を死なせないために最善を尽くしたのちに消滅した。
▲様
クラス:
真名:レッドピラミッドシング
マスター:ジェイムス・サンダーランド→オルガマリー・アニムスフィア
性別:男性→女性
出典:サイレントヒル2
地域:アメリカ・サイレントヒル
属性:中立・善・地
イメージカラー:錆びたような赤
天敵:ジェイムス・サンダーランド、罪のない人間、罪を自覚し償おうとする人間
CV:Guy Cihi→米澤円
ステータス:筋力B 敏捷D+ 耐久C+- 魔力C 幸運E 宝具A
スキル
・追跡開始A:クラススキル。目標を見定めると敏捷と耐久のステータスが二段階上昇する。
・追跡続行A:クラススキル。目標が健在の場合、戦闘不能になっても数分経てば仕切り直しして復活できる。ただし体力は半減。
・加虐体質A:戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増していく。性質は狂化スキルに近い。
・恐慌の声C:聞くものの精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。しかし彼は物理攻撃が主体なためランクは低い。
・処刑人EX:悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。属性「悪」に対するダメージが向上するどころが「即死」の域となる。また、そのサーヴァントの行為が悪と見なされた場合でも対象となるが、こちらはダメージ増加のみ。
宝具
・
ランク:A
種別:対罪宝具
相手の殺して来た人間の分だけ分身し、現実を直視するまで執拗に追いかけ処刑する。正体が自分の「殺人」の罪だと気付かない限り不死身の存在と化す。逆に、一度も誰も殺していない人間ならば害はないが、ほとんどの英雄にとっては最悪の敵たりえる。特に狂っていて認める事が出来ないバーサーカーには天敵。マスターがいる場合、相手がどんなに罪があろうと分身出来る数はマスターの魔力量に限定される。オルガマリーだと100体が限度。
概要
第四特異点ロンドンを覆った魔霧によって召喚されたチェイサーのサーヴァント。触媒は濃霧とオルガマリーの自罰意識。成人男性の様な身体に袖がないトレンチコートのような白い衣装を身に纏い、黒い長靴と白いゴム手袋を着用し赤い角錐状の兜を身に着けた異様な姿をしており、目標を捜して罪人やゾンビを惨殺しながらロンドンの街を徘徊していた。
見境の無い凶暴性と嗜虐性を有しており、手にした槍による連続攻撃や、身の丈ほどもある大鉈による即死攻撃を繰り出す。強固な兜は破壊不可能であり肉体も鈍間だが頑強で、スキルも相まってほぼ完全に不死身。最大の弱点は魔力切れ。
とある錆びれた
人理焼却の首謀者ソロモン王の行いに自身の必要性を感じており、個人的にもジェイムスとの戦いを無かったことにされた怒りに打ち震えカルデアの召喚に応じる。罪人が目の前にいる場合問答無用で暴れ出すが、潔く罪を自覚し人生を懸けて贖罪しようとする者に対しては忠誠を誓い、手足となって外敵を討つ「精神的な守護者」である。その実態は第四特異点の最終局面にて発揮され、マスターをジェイムスからオルガマリーに移行。心の中にいるもう一人のオルガマリーの姿を取り、オルガマリーの贖罪がために力を貸した。オルガマリーに召喚されるとこの時の姿を取る。
ジル・バレンタイン
クラス:
真名:ジル・バレンタイン
性別:女性
出典:バイオハザード3(ラクーンシティ崩壊事件)他
地域:アメリカ
属性:秩序・善・人
イメージカラー:青
特技:ピアノ演奏
天敵:アルバート・ウェスカー、ネメシス
CV:湯屋敦子
ステータス:筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具B
スキル
・対魔力(T-ウィルス)E:クラススキル。魔術に対する抵抗力だが魔術の無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する他、T-ウイルスに対して完全な抗体を持っており感染しない。
・仕切り直しC:戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。体力を全快近く回復させるハーブを多数持ち合わせている。
・射撃C:銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。ハンドガンとマシンガンのリロードを素早く行える。
・緊急回避B:敵を視認していれば攻撃される瞬間に回避できる能力。クイーン・ゼノビアではこの能力を駆使してウーズの群れから逃げ切った。
・キーピックC:手先が器用で鍵の解除が可能。
・悪夢からの生還者B-:心眼(真)と酷似したスキル。洋館事件とラクーンシティ事件の生還者。窮地に追い詰められた時に真価を発揮し、襲い来る外敵の動きを読み、卓越した判断力から最適解を得て実行する事が出来る。ただしあまりにも多い物量には意味を成さず、逃げ出せば高確率で逃走に成功する。
宝具
・
ランク:C
種別:空間拡張接続宝具
ダビデの
設置されるのは人気の少ないところか、休憩所のような場所が多く、ジルは武器・弾丸などを最大六個までしか持てない上に、所持しているマップには自動的に現在居るエリアが描かれるためそれを元に探さないと行けないというデメリットが存在する。
・
ランク:B
種別:対B.O.W.宝具
由来:バイオハザード3の隠し武器及び、シリーズ恒例「無限弾丸」から
アーチャーとしてのジル・バレンタインの宝具。ラクーンシティから脱出する際に見付けた、軍が使用したと思われるガトリング銃で拾ってすぐにゾンビの大群相手に使用したが、あまりにも強い反動と重量から殲滅した後にその場に残してきたものが何故か宝具になったもの。魔力が続く限り文字通り無限の弾丸を連射し続ける事が可能という破格の性能を持ち、B.O.W.に対してはダメージ値がプラスされる。
概要
第四特異点ロンドンを覆った魔霧によって召喚されたアーチャーのサーヴァント。召喚直後に移動したためパラケルススの接触は受けず、フランケンシュタイン博士に出会い状況を知ると探索を続け、アンデルセンと合流後は行動を共にしていた。バイオハザード解決の先輩として立香とオルガマリーをサポートする。
元ラクーン市警特殊部隊「S.T.A.R.S.」アルファチームの
ラクーンシティ脱出後は対バイオテロ組織「B.S.A.A.」を創設したオリジナル・イレブンの一人として活動。ヴェルトロ復活事件の際にはパーカーと共にクイーン・ゼノビアに乗り込んで解決に導いた。
冷静な性格で非常に強い精神力を持ち、正義感が強い。また、洋館事件でショックを受け過ぎたためかアグレッシブな行動をとる。天敵であるアルバート・ウェスカーとネメシスはいずれも因縁の敵であり、一人では決して勝てない。ラクーンシティ事件にてネメシスに一度敗北しており、その際高濃度のT-ウイルスを打ち込まれ行動不能になるも、カルロス・オリヴェイラの尽力で復活しT-ウイルスへの完全な抗体を得た。
アーチャーのクラスではラクーンシティ事件時の姿で召喚された。バーサーカーの適性もあるが、その際は全く別の姿と在り方で召喚される。
ネメシス
クラス:
真名:
性別:男性
出典:バイオハザード3(ラクーンシティ崩壊事件)
地域:アメリカ・ラクーンシティ
属性:中立・中庸
イメージカラー:黒
特技:偏差射撃
天敵:パラケルスス、ジル・バレンタイン
CV:奈良徹
ステータス:筋力B 敏捷D+ 耐久C+- 魔力E 幸運C 宝具C
スキル
・追跡開始(S.T.A.R.S.)A:クラススキル。S.T.A.R.S.の一員である目標を見定めると敏捷と耐久のステータスが二段階上昇する。また、メンバーと接触しているものや自身に攻撃を行う者も容赦なく目標と認識する。
・追跡続行(S.T.A.R.S.)A:クラススキル。目標のS.T.A.R.S.が健在の場合、戦闘不能になっても数分経てば仕切り直しして復活できる。ただし体力は半減。
・生物災害B:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。バイオハザードの根源そのものたる特性。マスターがいなくとも顕現し続けることが出来る。高濃度のT-ウイルスを内包しており、捕らえた人間に打ち込んで確実に感染させる。例え耐性があってもアウト。
・恐慌の声C:聞くものの精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
スタアァァァァァァァァァァァァァァァァァアッズ!!!!!!
・自己改造(NE-α)C:元々人体改造の極みであるタイラントをベースに寄生虫「NE-α」を埋め込まれており右腕を自在に触手に変形させる他、頭部に度重なるダメージを蓄積することでNE-αが発達、コートの上半身が破け、右手から複数の触手が生えてきて火器の携行は不可能になる代わりに戦闘力を増した所謂暴走形態になる。
NE-α自体は戦闘力を持たない代わりに生物に寄生し、延髄で肥大増殖して新たな脳を形成、宿主の身体を乗っ取る能力を持ち、宝具真名解放時に真価を発揮する。
・射撃(重火器)A:銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。ロケットランチャーとガトリングを使いこなし、偏差射撃までこなす。
・鋼鉄の黒衣A:タイラント系専用スキル。身に着けている対爆・対刃コート。銃・剣による攻撃を無効化し頭部にしか攻撃が通らない。暴走形態になるとコートが外れてしまう。鋼鉄製のため物理的に重い。
宝具
・
ランク:C
種別:対人宝具(己)
度重なるダメージを受けた肉体のNE-αへの拒否反応から醜悪な異形への変容を繰り返し、他者の遺伝子or霊基を取り込んで第三形態に変異する自己変革宝具。致命傷を負うことで発動する再生能力+生存本能。
ラクーンシティの追跡劇における終盤にて、ゴミ処理場の処理液内に落とされ身体を溶かされた際に処理液に耐える事が出来るように肉体を変質させ、タイラントの死骸を捕食して肉体を修復・変異した出来事が宝具と化した物。
巨大化したNE-αの触手が四肢と頭部を形成しブリッジした醜悪な姿で、面影はほとんどないが、取り込んだ霊基の能力を用いることが出来る。ロンドンでは消滅間際のニコラ・テスラを取り込み「テスラコイルネメシス」に、さらに女王ヒルを取り込んで「リーチネメシス」と化した。
ゴミ処理施設に廃棄されていた試作型レールキャノン『パラケルススの魔剣』の一撃により肉体の大部分を喪失し、ジルのマグナムの連射で敗れたため、これを使われると敗北が確定する。英霊パラケルススの宝具でも代用可能。
概要
第四特異点ロンドンを覆った魔霧によって召喚されたチェイサーのサーヴァント。ジルを触媒にして連鎖召喚され、カルデアからブラッドを立香達と共に「S.T.A.R.S.」として執着し追跡。その道中でジルと接触した人間にT-ウイルスを投与してゾンビを複数生み出し、女王ヒル召喚によるパンデミックのきっかけを起こした。ブラッドを排除したものの立香達に敗れて頭部を失うも追跡続行のスキルで存命したところをマーカスに回収されヒルで頭部を作られ言いなりになり「切札」として運用された。
タイラントをベースに寄生虫「NE-α」を埋め込まれ改造されたB.O.W.の傑作。初期タイラント他B.O.W全般の欠点であった「知性の低さからくる制御不安定」を改善すべく作られ、タイラントの強靭な肉体に加えてNE-αによる知能向上により複雑な任務を理解し遂行できるほか、銃火器を扱い更に簡単な言葉を話す事が可能になった。
ラクーンシティ事件の最中にS.T.A.R.S.を抹殺するためにラクーンシティに放出され、ブラッド・ヴィっカーズを殺害しジル・バレンタインを追い詰めた。タイラントがベースなため凄まじい戦闘力とタフさを持ち合わせ、接近に持ち込むと相手の顔面をわしづかみにして持ち上げてもう片方の手から触手を突き出して相手の脳天を貫く即死攻撃を持つ。追跡者の名前の通り、どこに逃げようと追いかけてくる執念深さを持つ。
もしも召喚された場合、命令に忠実なサーヴァントとして召喚されるが、ジルなどの標的がいると暴走してしまう。
女王ヒル
クラス:
真名:女王ヒル
性別:雌雄同体(ジャック・ザ・リッパー曰く「女」)
出典:黄道鉄道事件(バイオハザード0)
地域:アメリカ・ラクーンシティ
属性:混沌・悪
天敵:ビリー・コーエン、レベッカ・チェンバース、アルバート・ウェスカー、ウィリアム・バーキン
CV:平川大輔(若マーカス)、糸博(老マーカス)、新垣樽助(マキリ)、川澄綾子(アルトリア)
ステータス:筋力B 敏捷C 耐久EX 魔力C 幸運D 宝具C
スキル
・狂化EX:クラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿す。通常時なら意思疎通は可能。ただし天敵と相対すると理性がぶっ飛ぶ。
・陣地作成(ヒル)A:本来はキャスターのクラススキル。子供である変異ヒルを屋内の天井や壁に敷き詰めらせ、自らに有利な陣地を作り上げることができる。陣地を維持することで子供たちを増やし、擬態による分身を作ることが可能。また、変異ヒル同士が細胞を結合しているため強固でありそう簡単には壊せない。
・擬態EX:長年マーカスを観察し続けその姿に擬態する事を覚えた記録がスキルとして昇華された、変化とは異なる変身能力。数分、観察する時間さえあれば完全に擬態し、戦闘スタイル・武器・宝具まで再現できる規格外の代物。ただし宝具は1ランク格落ちし出力も落ちる。子供たちが集結して生まれた分身も擬態することが可能。
・生物災害A:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。バイオハザードの根源そのものたる特性。マスターがいなくとも顕現し続けることが出来る。文字通り全てのバイオハザードの原点である怪物であり、洋館事件を起こした真犯人。彼女からT-ウイルスは生まれた。子供達を使ってT-ウイルスを感染させる他、ほとんど何も調整されてない始祖ウイルスを投与されているため、炎などの弱点を突く攻撃でも数秒で再生する上に耐久力は極めて高く、生前からロケットランチャーの直撃にも数発耐える程。
・千里眼(ヒル)C:遠方の標的の捕捉。自らの能力を用いた擬似的なもの。子供たちと視界を共有することが可能で、監視カメラのような芸当ができる。
・始まりの記憶A:自らの記憶にあるクリーチャーに擬態しその力を完全に行使できる。しかしその後に生まれたクリーチャーについては皆無であり、ウーズとモールデッドを突然変異したゾンビだと誤認していた。「バイオハザード0」及び「バイオハザード HDリマスター」に登場したクリーチャー全て完全再現できる。
宝具
・
ランク:C
種別:対人宝具(己)
奥の手である女王ヒル第二形態へ。更に大量の変異ヒルを吸収して細胞増殖と共に肉体構造を完全に組み替え、同時に肉体のリミッターを解除して巨大化した、より異形かつ醜悪な姿。変身と同時にダメージを完全回復するが、自重に耐え切れず四つん這いに移動する。
変異ヒル同士が強固に細胞を結合していることにより凄まじい耐久力を持つ他、背中の孔から地面を溶かしサーヴァントの武装すら浸透する強力な毒液を撒き散らしながら、巨体に似合わぬ素早い動作で体当たりを行う。
概要
ロンドンに現れたゾンビに対する抑止力としてマキリが召喚してしまったバーサーカーのサーヴァント。数々の偶然が重なり触媒となって召喚され、願いを叶えるべくマキリを殺害して擬態して成り代わり魔術師「M」としてPとBを操って魔霧計画を進行させていた黒幕。サーヴァントでありながらマスターである稀有な存在であり、パラケルスス、バベッジ、ネメシス、テスラを操った。
アンブレラ創立のメンバーの1人で幹部養成所の初代所長であるジェームス・マーカスが始祖ウイルスを蛭に投与して作り上げた変異ヒルの群れを統率する当確個体で、死亡直後のジェームス・マーカスの体内に侵入し10年の歳月をかけてDNAを取り込んだことで、記憶や思考をコピーし極めて高い知性とマーカス本人の全てを手にした事で女王ヒルに進化し仮初めの自我を得た。普段は「かつての若く美しい姿でいたい」というマーカスの願望により大学時代のマーカスの姿に擬態しているが、真の姿は無数の変異ヒルと融合した人型のヒル人間。高い知性を持つのだが、脳筋思考なため使いこなすことが出来ず頭が悪い。
本物のジェームス・マーカスは養成所の社員達を実験台にする残虐非道な研究でT-ウィルスの開発に成功するも、ウィルスを巡るアンブレラ社内の権力闘争によりアンブレラ総帥オズウェル・E・スペンサーに裏切られ、愛弟子のウェスカーとバーキンに暗殺されたが、その際に研究されていた当確個体の変異ヒルが死体の体内に侵入して10年後に女王ヒルに進化、父であり自分でもあるマーカスを闇に葬ったスペンサーとアンブレラへの復讐のためにt-ウィルスをばら撒いてバイオハザードを発生させ洋館事件を起こした。それだけでは気がすまず「この世に災いをもたらし全てを地獄の炎で焼き尽くす」というマーカスが抱いた復讐を成し遂げようとするも、偶然巻き込まれてしまったレベッカとビリーに敗れた。
変異ヒルはジェームス・マーカスがヒルへの異様な愛情で始祖ウィルスの品種改良実験を繰り返して生まれた。全長20センチで身体の上部に目を思わせるレンズ状の組織があるのが特徴で、下部の吸盤に鋭い牙が並ぶ口があり、獲物の血液を肉ごとかじり取り致命傷を与えた上に高濃度のウィルスが傷口から体内に入り込んでしまうため、襲われると高確率でゾンビ化する。また、無数に集まることで生みの親であるマーカスなどに擬態することができ、ヒル同士が特殊な液体を分泌してお互いの皮膚に浸透させて接着剤のように用いることで強固に結びつく他、顔のしわや衣服の模様まで再現する。
弱点は日光と高熱と硫酸。硫酸や高熱でヒルの結合を緩み、極めて高い細胞への浸透性を持つため日光による紫外線を浴びると細胞を直接焼かれて結合が緩んでしまい弱体化する。
女王ヒルがレベッカとビリーを恐れて捨てるまで「マーカスの意思」はあったが、今や仮初めの自我は単なる模倣でしかなく、父親への愛情と復讐心だけが原動力であり、復讐心に見せかけた空っぽの自我しか持たないため、自分が何者なのかもわからずマーカスが最期に抱いた世界への復讐に盲目的に追いすがるしかなかった空虚な怪物である。もしもサーヴァントとして召喚されたならば刷り込みでマスターを父と呼び慕う。ロンドンに集ったモードレッド、ジャック、フラン、エヴリンと言った「親を求める子供」達の1人であった。
立香と邂逅直後のエヴリンが殺意マシマシだったのはアヴェンジャーの人格が混ざっていたためでした。「殺そう」とは言う物の絶対殺したくないエヴリン・オルタです。宝具の詠唱は7のテーマソングをそのまま使う訳にもいかないから直訳を少しアレンジしたものでした。あと意外にもステータスはディーラーにも負ける最弱っぷりです。
▲様は改めて設定を纏めました。イメージはサーヴァントになった幻霊。特殊なうえに不安定なサーヴァントです。ちなみにチェイサーのクラスシンボルは鋏で、クラスカードの絵柄はシザーマンだったりします。初登場時に描写しましたが気付けた人はいたのかどうか。
ジルの設定で、パーカーの時記載された「悪夢からの生還者」がバイオハザード主人公特有のスキルだと判明しました。緊急回避とキーピックはどうしてもスキルとして加えたかった。
実はさらっとテスラを取り込んだ際に発動していたネメシスの宝具名がやっと登場。ろくに喋らないキャラなので宝具名を言えない悲しみ。バレンタインでもネタになった「鋼鉄の黒衣」はナイチンゲールの「鋼鉄の白衣」が元ネタ。
女王ヒルの宝具名もやっと登場。ウェスカー、ノーマンと同じ系譜。サドラーと同じ強いのか弱いのかよく分からない宝具です。耐久はG生物と同じ規格外のEX。始祖ウイルスを用いた最初のB.O.W.は伊達じゃない。マキリの声は息子の間桐鶴野のものをイメージ。
こんな設定ですが感想や意見をいただけると嬉しいです。次回の設定はサーヴァント×B.O.W.…つまりは変異ナーサリー、テスラコイルネメシス、リーチネメシスです。そして監獄塔編、その後に特異点攻略半分まで来たので立香やオルガマリーなどの設定をまとめようかと思ってます。