Fate/Grand Order【The arms dealer】 作:放仮ごdz
ヴェルカム!ストレンジャー・・・ロンドン編の真っ只中ではありますが、ようやく完成した今更のオケアノス変異サーヴァントの詳細です。
よければどうぞ、見て行ってください。
アルテミスウーズ
クラス:
真名:アルテミス
性別:女性
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ
属性:混沌・中庸
天敵:炎を使うサーヴァント
ステータス:筋力C 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具―
スキル&宝具:無し
概要
t-Abyssに感染したサーヴァント・オリオンの片割れである女神アルテミスの成れの果て。サーヴァントではあるもののスキルも宝具も失っており、失った右腕を補う様に左腕に骨が集束して巨大な弓を形作っている。辛うじて自我は残っているものの大脳が溶けて判断能力や言語能力が低下しており、最期の心残りであったオリオンを求めてクイーン・ディードを彷徨い、結果間違えて海賊の一人を捉えて水分を絞り尽くした後に立香達の前に現れた。
さながらレイチェルウーズやトライコーン・ウーズが合わさったような物で、弓と化した左腕を振り回したり、魔力で作った骨の矢を百発百中で撃ち出して攻撃する他、触手を矢の代わりに番えて発射し標的を捕らえることができる。最後の手段として左腕を切り離してぶん投げる事も可能。他のウーズと同じくダクトなどの狭い所に忍び込んで移動する事もできる。他のウーズと同じく炎と電撃が弱点となっており、対魔力スキルも失ってしまったため実はメディアが天敵だった。
ネロの宝具を受けて弱り果て、オルガマリーのヘッドショットにより敗れるも、本来有する女神の寵愛のスキルにより片割れであるオリオンの現界を留め、そのまま消滅した。彼女の心残りは信者であるアタランテが受け継ぎ、気に入らないオリオンと共に立ち向かう事になる。・・・・・・なお、スイーツ系女神とはアタランテには知られなかった。
ヘラクレス・アビス
クラス:
真名:ヘラクレス
性別:男性
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ
属性:混沌・狂
天敵:ギルガメッシュ
ステータス:筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A-
スキル
・狂化A:理性を失う代わりに能力値が上昇する。その割には冷静であり、理性よりも本能でイアソンに付き従い、彼の野望を自分なりに止めようとしていた。t-Abyssを打ち込まれた影響で本来のランクより上昇している。
・戦闘続行A-:瀕死の重傷を負っても戦闘を可能にする生還能力。しかしt-Abyssを打ち込まれた影響で劣化し、銃弾・炎・電撃という複数の弱点が増えた。
・心眼(偽)B:数々の冒険で磨かれた直感・第六感による危機回避能力。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。狂化によって理性を奪われても、本能に近いこのスキルは有効に働く。
・勇猛A:威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、敵に与える格闘ダメージを向上させる。ただし狂化によって効果が発揮されない。
・神性B:高位の神霊の息子であるため最大級のランクを持つのだが、t-Abyssが混ざった事によりランクが落ちている。
・生物災害B:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。ジャック・ノーマンの持つスキルと同質の物。バイオハザードの根源そのものたる特性。t-Abyssにより海から魔力を取り込み続ける上に下記の宝具の効果により、半受肉することなく半永久的に存在できるサーヴァントと化していた。
・幻覚作用A:割れた頭部の中心にある単眼から発する閃光と口から吐く特殊な紫のガスによる幻覚を相手に見せ、分身を生み出したり自らの姿を消す事が出来る。分身を出している際は本体の口から紫のガスが出ている為判別可能。
宝具
・
ランク:A-
種別:対人宝具
ヘラクレスが生前成した十二の偉業の具現化。ランクB以下の攻撃をシャットアウトし、11の代替生命のストックがある。さらに一度受けた殺害方法にある程度の耐性を身につけて二度と殺せなくする上に、例えBランク以上の宝具を持っていようと簡単には倒せないという、ただでさえ鬼畜仕様なのに加えてt-Abyssを打たれた事で発現した上記のスキル「生物災害B」の効果で、海に片足でも浸かる事で大量の魔力を摂取して短期間でストックの完全回復も可能となり、もちろんそれまでに受けた攻撃は受け付けなくなる鬼畜仕様である。
ただし、Bランク以上の宝具の他に、弱点を狙った銃撃や、炎・電撃による攻撃も通じる様になっている上に通常より判断能力も低下している為、殺す事だけならやや容易になった。しかし海に入りさえすれば直ぐにストックは回復するため、オケアノスではほぼ完全に無敵の無理ゲー。浜辺で海に浸かりながら戦えば天敵であるギルガメッシュにさえ完封できる正真正銘の怪物である。
概要
ギリシャ神話の二大英雄の一人である、主神ゼウスと人間の娘との間に生まれた半神半人の英雄ヘラクレスその人。数多の冒険を繰り広げ、その全てを乗り越えた。その世界規模の知名度と隙らしい隙も無い難攻不落振りから通常の聖杯戦争では「最強」のサーヴァントと称される。
アルゴノーツのメンバーであり、メディアとも知り合いである。生前の思いからイアソンの信を預かる友として従いながら、エウリュアレをアークに捧げられる前に殺そうとするなど自分なりに世界を救おうと試みていたものの、アルバート・ウェスカーがイアソンを懐柔し、実験と称してt-Abyssを打ち込み生み出した「サーヴァントの宝具を利用したB.O.W.」に成り果ててしまった。
アビス完全体とヘラクレスが合体した様な容姿をしており、幻覚を使用する際に顔が半分に割れる。武器は変異する前から装備していた斧剣と、右腕に出現したアビス完全体の物と同じ巨大な爪。泳ぎも得意で水中の方が陸上より敏捷性が高い。
上記の宝具の効果の他、アビス完全体とほぼ同じ性能であるため、半永久的に不死身な上に一度殺した攻撃を受け付けず、幻覚を操り分身や瞬間移動紛いの事も行える最強英霊と化し、黒髭海賊団やカルデアの抵抗を物ともせずオルガマリーを絶望に追い込んだ。
弱点は右胸に移動し露出した心臓・・・もではあるが、もっとも効果があるのは背中の巨大な腫瘍。ここを攻撃する事でまず確実に殺せる。また、ただでさえバーサーカーで理性がないというのに、大脳がゆっくり溶けて行くt-Abyssを使用したためさらに知性が低下してしまい、ヘラクレスの強さを失わせてしまったためにウェスカーの実験としては失敗例であった。
本家大本であるジャック・ノーマンでさえ一年もの歳月をかけてゆっくり馴染ませ変異させたアビス完全体とほぼ同じ力を持てたのは、単純に肉体のスペック故。アビス完全体に比べると体格は優に二倍を超えている。
ローマでのGカリギュラなど比ではなくカルデアを苦戦させ絶望にまで追い詰めた最大最強の強敵であったがしかし、t-Abyssが浸透したことで大脳が溶けて辛うじて残っていた判断能力を失い、立香とエウリュアレを殺す事に執着し、それを突かれて罠にはまりアークに触れてストックを全て失った事で消滅、敗北した。特異点Fで苦汁を舐めさせたディーラーの作戦が決め手となったのは皮肉とも言える。
実は以前の現界の記憶が残っており、同じ聖杯戦争に参加した剣士と魔術師がいたからか、記憶の中の雪の少女をエウリュアレと、赤毛の少年を立香と、それぞれ重ねていたため執着の要因になっていた。特に立香の方には殺意マシマシである。自らに立ちはだかったアステリオスの姿には、過去の自分を幻視していた。ちなみにオルガマリーに対しては赤い少女が、マシュに対しては紫髪の少女が重なっていたとかいないとか。
フォルネウス・アビス
クラス:
真名:メディアリリィ/イアソン
性別:女性/男性
天敵:ディーラー
ステータス:筋力A 耐久EX 敏捷B+ 魔力A 幸運B 宝具EX
宝具
・
ランク:EX
種別:感染宝具
本来あるべき姿を算定することにより自動修復するあらゆる呪い、魔術による損傷を零に戻す回復宝具が、支配種プラーガとt-Abyssの影響により変容した最凶宝具。
体内で濃縮したt-Abyssを口から海に放出し、海を感染源として
概要
イアソンが変貌した魔神柱「海魔フォルネウス」を、アルバートに憚られ自らに支配種プラーガを打ち込んでしまったメディアリリィが、海中で海洋生物やグロブスター、シークリーパーにネプチューンなどと一緒に取り込んでクリーチャー化したもの。サーヴァント・魔神柱・支配種プラーガ・t-Abyss系統B.O.W.のハイブリッドと言える怪物。
メディアリリィの上半身が本体として、開いた口の中から舌の様な触手と一体化しており、喋る事こそできるもののメディアリリィの自我は表層だけで、魔神柱の意思によりシステム的に動く。
魔神柱がそのまま横になって大口を開けた様な姿で、海中を高速移動するため全身を見る事は出来ないがイカに酷似している。魔神柱の目と、本体であるメディアリリィが弱点であり、これを攻撃すると一度回復するために海中に沈む。
表皮がマラコーダのクジラよりも堅く頑丈で、クジラの様な巨体で海中を巡洋艦並の速度で高速移動して噛み付き攻撃を行う他、小さい魔神柱の様な触手を伸ばしたり、触手から電撃を放って攻撃する。また、背中の中心部分から黒い体色に丸い目をした魔神柱フォルネウスを出現させ、刃を備えた複数の触手の群れで応戦する他、表皮に存在するネプチューンとグロブスターの大口やシークリーパーの節足などで隙あらば拘束したり取り込まんとする豊富な攻撃手段が持ち味。巨体であるために常時大波を引き起こすため、迂闊に近付く事も出来ない。
開いた大口の中にいるメディアリリィも高速で魔力弾を連射するなど独自に応戦できる他、『熱源、感知。――――標的、発見。観測所、起動。深淵に至れ、清浄であれ。其の痕跡を消しましょう』という詠唱の後に放たれる特大の魔力砲撃「焼却式 フォルネウス・アビス」は宝具級であり、
元ネタは5のアーヴィングモンスター。イアソンとアーヴィングって何か似てるよね!という考えから誕生したモンスターだが作ってみたら予想以上に頭可笑しい怪物になったため、ちょうどいい時期であるためディーラーの宝具お披露目のためのいいカモとして扱われた。倒すとアーヴィングと同じくメディアリリィの半身だけ残り、瀕死の状態で会話が可能。
並べてみたらわかるアルテミス・ウーズの場違い感。一応フォルネウス・アビスもメディアリリィの変異なのでサーヴァント扱いです。オケアノス登場のB.O.W.の簡単な詳細も入れた方がよかったですかね?
コンセプトはそれぞれの元ネタクリーチャー×サーヴァント。特にアルテミス・ウーズは見た目と悲壮感的に割と自信作。フォルネウス・アビスも急造にしてはよくできたと思います。最初はただのアーヴィングならぬイアソン・モンスターがオケアノスのラスボスだったんやで・・・?あまりに弱そうなので即没になりましたが。
ロンドンを超えた辺りで立香とオルガマリーのオリ設定も纏めたいところ。このカルデアのサーヴァントも、簡単に紹介していきたい。ちなみに全員、放仮ごのカルデアが所有している中で、他の特異点に出ないから扱いやすく、強過ぎない設定の鯖、という理由で選出しています。ネロは完全に水着鯖を用意するためでしたが。ついこの間、水着きよひーをGETできたため、オルガマリーのメインサーヴァントである事だしどうにか出したい。水着アルトリアは諦めた(悟り)