Fate/Grand Order【The arms dealer】   作:放仮ごdz

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※2018/01/30に挿入投稿。01/12に投稿したものに約二名ほど書き忘れていたので追加して再度投稿した物です。

ヴェルカム!ストレンジャー・・・お待たせしましたオケアノス編に登場したオリジナルサーヴァントの設定と、ディーラーの宝具の詳細です。そろそろ題名の「●●ストレンジャー」のネタがなくなってきました。

よければどうぞ、見て行ってください。



アイツらと俺の宝具の性能だストレンジャー

ヴェルデューゴ

 

クラス:追跡者(チェイサー)

真名:ヴェルデューゴ

マスター:エドワード・ティーチ

性別:男性

出典:バイオハザード4(レオン・レポート)

地域:スペイン

属性:中立・中庸・人

イメージカラー:ブラック

特技:主を立てる振る舞い、執事的行動

天敵:レオン・S・ケネディ、オズムンド・サドラー

 

ステータス:筋力C+ 耐久B+ 敏捷A+ 魔力E 幸運B 宝具C

 

スキル

・追跡開始B:クラススキル。目標を見定めると敏捷と耐久のステータスが一段階上昇する。

 

・追跡続行B:クラススキル。目標が健在の場合、戦闘不能になっても数分経てば仕切り直しして復活できる。ただし体力は減少する。

 

・処刑人C:悪を以て悪を絶つ、究極の裁断行為。属性「悪」に対するダメージが向上する。

 

・怪力(プラーガ)C:魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させ、一定時間筋力のランクが一つ上がる。武器商人やアシュリーと違い完全にプラーガに適合し自由にその力を操れるが変形は出来ない。

 

・覚悟の忠誠A:単独行動の派生型。自らの力及ばず主の道を踏み外させてしまった事を悔い、忠誠を続けて「最後まで運命を共にする」という覚悟の元、自らプラーガを受け入れヴェルデューゴとなった覚悟の生き様。

何があっても動じず、主の命令を確実に実行し、何が在ろうと主を裏切らず仕え続ける執念とも言える忠誠。マスターの命令を常に全力で実行し、マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる。

 

 

宝具

邪教の死刑執行人(ヴェルデューゴ)

ランク:C

種別:対人宝具

 昆虫人間と言える姿をした、自らの名に冠した彼らの在り方。生前、主の右腕としてレオンと戦い敗れた己とは異なり、常に主と共に在り守り続けた片割れを召喚する。性能は全く同じであり実質二倍の戦力となるが、この宝具を使用している間のみ追跡続行が使用不可能となるデメリットがある。

本体・・・通称「右腕」は黒いローブを、片割れ・・・言うなれば「左腕」は赤いローブを着用している為判別可能だが外すと区別がつかない程の瓜二つで、相手を錯乱、翻弄する事が可能。「左腕」が死んでも「右腕」が無事なら魔力を再度使い何度でも呼び出せる。

立香と模擬戦を行ったヴェルデューゴはこの宝具による「左腕」だったりするので、氷結+ロケランも視野に入れていた。

 

 

概要

ロス・イルミナドス教団の幹部、ラモン・サラザールの側近兼、警護を務める、黒い外殻の昆虫人間。プラーガと昆虫の遺伝子を用いた応用実験の完成形。サラザールからは「右腕」と呼ばれ、かつてはサラザール家の執事をしていた。

ガナードや他のプラーガを用いたクリーチャーとは一線を画す能力と高い知性を持ち、レオンを窮地に追い詰める程の実力者。

知性が高いと言っても人間並で、レオンとの戦闘に於いては中指を突き立てて挑発したり、攻撃を受けても効いていないとばかりに肩をすくめるなど人間的であり、オケアノスでのマスターであった黒髭に対しては目を細めながら三本しかない指でサムズアップしたりなど愛嬌がある。筆記による会話も可能(なお英語かスペイン語のみ)。

 

サソリの如き伸縮自在の尾部には湾曲した鋭い刃がついており、これを伸ばすことで鞭の様に攻撃したり、柔軟な身体を活かして潜り込んだ天井裏や床下の水路など死角からの奇襲を得意とする。その動きは極めて俊敏で鋭く、硬質な筋肉質の体はマグナムなどの高威力の銃撃でもないと物ともしない硬さを誇り、ロケランでさえ二発は耐えてしまうタフネスを持つ。

しかし昆虫の遺伝子を用いられているため冷気には非常に弱く、液体窒素を受けた際には装甲が脆くなり、身体能力と耐久力が非常に低下した。また熱気にも弱いが、こちらは炎で怯むぐらいである程度は耐えられる。

 

第三特異点において黒髭の召喚に応じ、彼の側近として仕える。黒髭の命令でエウリュアレを執拗に狙い、アステリオスの宝具さえ発動される前に潜り込み逆に追い詰め、カルデア一行と遭遇するも彼の存在を知っていたディーラーの言葉もあり撤退に追い込んだ。終始無言で黒髭以外とはコミュニケーションを取らないため黒髭海賊団では少し浮いていた。

黒髭の決戦に置いては、その脅威からネロを始めとしたカルデアのサーヴァントに足止めされて黒髭の窮地に間に合わずパーカーと共に己を悔いた。その後生き延びた彼と共にオルガマリーのサーヴァントとなり、ヘラクレス・アビスとの対決に置いてアルトリア達を守って消滅した。お嬢様であるオルガマリーとの相性は性格的にも性能的にも中々なもので、召喚されたら即応じる模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーカー

 

クラス:狂戦士(バーサーカー)

真名:パーカー・ルチアーニ

マスター:エドワード・ティーチ

性別:男性

出典:バイオハザードリベレーションズ

地域:地中海

属性:秩序・善・人

CV:宮本充

 

ステータス:筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運A 宝具B

 

スキル

・狂化E:理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキルなのだが、Eランクの為殆んど意味が無い。筋力と耐久が一応上昇している。

 

・戦闘続行E:決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」ともされる。

銃弾を腹部に受けながらもウイルスの蔓延した船の中を彷徨い、炎の中に落下し消息不明になっても生還した実績から。Eランクのため瀕死になるとハンドガンを構えるのがせいぜいでろくに戦えない。

 

・仕切り直しE:戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。体力を全快近く回復させるハーブを多数持ち合わせている。

 

・射撃(近接)C:銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。ハンドガンとショットガンのリロードを素早く行える。特に接近戦で真価を発揮する。

 

・悪夢からの生還者B-:心眼(真)と酷似したスキル。ラクーンシティ事件以降発生した大規模バイオテロ、テラグリジア・パニックの生還者。窮地に追い詰められた時に真価を発揮し、襲い来る外敵の動きを読み、卓越した判断力から最適解を得て実行する事が出来る。ただしあまりにも多い物量には意味を成さず、逃げ出せば高確率で逃走に成功する。

 

 

宝具

弾が切れたなら斧を使え(テラグリジア・ブレイカー)

ランク:B

種別:対B.O.W.宝具

 テラグリジア・パニックと呼ばれるバイオテロを生き抜いた経験から必要と感じた、弾が切れた際に使う強力な武器。FBCを辞めてBSAAに所属してから愛用し始めた、彼の接近戦の強さを象徴するハンドアックス。

クイーン・ゼノビアを脱出する道中、仇敵であるハンターを仕留め、ウーズの大半を二撃で仕留めて来た実績から、例え相手がどんな防御力だろうがB.O.W.ならば一撃で体力の大半を削る一撃を放てる他、魔力使用が少ないため連発も可能。二撃浴びせれば大概の敵を殺せる。

 

 

概要

対バイオテロ組織B.S.A.A.の男性エージェントでイタリア系イギリス人。以前は同じ対バイオテロ組織のFBCに所属していたが、2004年のテラグリジア・パニックを生き抜いた事を機に、バイオテロと戦うべくBSAAに所属した過去を持つ。

2005年、同じBSAAのジル・バレンタインと共に囚われたと思われる仲間を救援すべくクイーン・ゼノビアに乗り込むもテロ組織ヴェルトロ復活事件に巻き込まれ、終盤の局面でジルと別行動中に同行した仲間に裏切られて負傷、ジルとの合流後に消息不明となるも、過去の後輩の手を借りて生還した。

 

あらゆる物事に対処出来る冷静な判断力を持ち、何かと冷笑ぶろうとし皮肉屋を気取りがちだが、本質的には生真面目な熱血漢であり、クイーン・ゼノビアでの経験から「裏切り」に対して勘が鋭い。ヴェルデューゴに対してはB.O.W.でありながら気が合う奴、という認識で危険視していなかった。

 

クイーン・ゼノビアに乗り込む際のダイバースーツを着用していて、宝具であるハンドアックスの他、FBC時代より独自に改良を重ねた長年の相棒であるハンドガン・ガバメント“パーカーモデル”、ショットガン・ハイドラ、マグナム・ペイルライダーを装備している。

狂化が低ランクのバーサーカーなため、地力が低く自らに有利な戦況に運ばないとろくに戦えないが、条件さえ整えばメイドオルタをして認めざるを得ない実力。ヘラクレス・アビスとの対決ではヴェルデューゴとの連携でその命のストックを二つも奪う活躍をしたが、力及ばず敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アビス完全体

クラス:復讐者(アヴェンジャー)

真名:ジャック・ノーマン

性別:男性

出典:バイオハザードリベレーションズ

地域:地中海、アメリカ

属性:秩序・悪・人

イメージカラー:血の付いた白

特技:頭突き

天敵:モルガン・ランズディール

 

ステータス:筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具EX

 

スキル

・復讐者C:復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。彼の場合、生前の部下たちの怨念を常に集めている。

 

・忘却補正E:人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。しかし彼の場合、他人を全て標的と誤認するためランクが低い。

 

・生物災害B:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。アヴェンジャーのクラススキル:自己回復(魔力)の代わりでもある。バイオハザードの根源そのものたる特性。t-Abyssにより海から魔力を取り込み半ば受肉し、半永久的に存在できるサーヴァントと化していた。そのため聖杯の魔力を受けているGカリギュラよりはランクが低い。

 

・自己改造t-Abyss EX:一年もの間、自らにt-Abyssウイルスを注入し続けて戦闘に特化した形態に自己の肉体を改造した。無茶な急激変化により常に激痛も伴うため、戦闘も真面に出来ず暴れるのみ。

 

・カリスマC:軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。Cランクともなれば志を共にする仲間とは死を厭わない強固な繋がりを持つ。

 

・幻覚作用A:割れた頭部の中心にある単眼から発する閃光と口から吐く特殊な紫のガスによる幻覚を相手に見せ、分身を生み出したり自らの姿を消す事が出来る。分身を出している際は本体の口から紫のガスが出ている為判別可能。魔術では無いため対魔力は通用しない。

 

・ヴェルトロの軍略A:軍略が変質したスキル。己の指揮下にあるB.O.W.を自在に操り、精神と同調して指示を出す事で連携し、対象を追い詰める。生前の部下たちと培われた信頼とチームワークから為せる妙技だが、信頼も糞も無い怪物たちで発揮されるため何とも皮肉なスキル。

 

 

宝具

覚醒せよ、真実の黙示録(バイオハザード・リベレーションズ)

ランク:EX

種別:感染宝具

由来:リベレーションズの意味らしい覚醒、真実、黙示録から。

 海に沈んだ豪華客船クイーン・ディードを召喚して漂い、一度標的を中に入れてから閉じ込め、t-Abyss関連のB.O.W.を召喚して執拗に追い詰める、彼による復讐の舞台。とある設計士のせいで内装は入り組んでおり、鍵こそかかってないがそう簡単には出れなくなる。外に出ようとすれば巨大なB.O.W.マラコーダが出現する(しかし船首も半壊する)。

姉妹船であるクイーン・ゼノビア、クイーン・セミラミスと内装が同じ事から、クイーン・ゼノビアにしか居ないはずの「メーデーさん」なスキャグデッドも半英霊として出せる。またt-Abyss関連だけでなくヴェルトロの所有していたB.O.W.であるハンターも出せるため殲滅力ならピカイチ。

その特性から海が無いと展開できない使い勝手の悪い宝具ではあるが、規格外なのは維持・B.O.W.召喚に用いる魔力。海に在るマナを半永久的に取り込むため、魔力切れの心配どころか無限にB.O.W.を生み出せる悪夢の宝具(ただしノーマン本人とマラコーダしか船の外には出せない)。

ノーマン本人を倒すしか打ち勝つ術は無いのではあるが、その当の本人も船の中を彷徨っている上に何時でも配下を出せるためそう簡単に倒す事も出来ない。また、船内はt-Abyssが充満しているため傷を負う物なら感染してしまう危険性もある(特にウーズなどによる直接攻撃はアウト)。その感染度は高度な対魔力を押し退け女神でさえ感染させてしまう程。感染すれば最期、サーヴァントや神霊であろうと宝具の一部となり、変異する事で能力は下がるがノーマンに従い、本人が消滅するまで永久に囚われ続ける。

 

 

概要

オケアノスに出現し、宝具を発動してそのまま漂っていた野良サーヴァント。少数精鋭の過激派テロ組織、都市ゲリラグループ「ヴェルトロ」の指導者。用心深く、取引の際にも証拠の記録を残しておくなど抜け目ない性格。

マシンガンと手榴弾系統の扱いに長けており、格闘戦では頭突きも用いる。言葉の端々に「ダンテ」の引用を用いる。

目的のためなら大勢の犠牲を出すことも厭わない方針を取り、テラグリジア開発に反対し、2004年にt-Abyssと大量のB.O.Wをテラグリジアに放ち、テラグリジア・パニックと呼ばれるバイオテロを巻き起こしたが、レギア・ソリスと呼ばれるテラグリジアの太陽光集積システムにより、ウイルスやB.O.W.はテラグリジアごと焼き尽され、FBCによる掃討作戦によりヴェルトロの主立った幹部は全員死亡したと発表された。

 

しかし、真の黒幕により捨て駒にされた彼らは口封じとしてレギア・ソリスによって沈められた彼らの拠点である豪華客船クイーン・ディードの中で生き延びており、復讐するためだけに生ける怨念となって一年もの間に自分へt-Abyssを投与し続け、事件解決のために証拠を手に入れるべく乗り込んだBSAAのジル・バレンタインとクリス・レッドフィールドの両名を証拠を取りに来た黒幕の一味だと思い込み、最後の一個を直接飲み込んで「アビス完全体」へと変貌して襲い掛かり、激闘の末に致命傷を負わされ、最後は自らの死に安堵しながらヴェルトロの証である旗を燃やし、全てに終わりを告げて静かに息絶えた。

 

オケアノスに召喚されたはいいが大脳浸食のため自我はほとんど保っておらず、ただただ黒幕に復讐するために宝具を展開し、訪れた者を片っ端から襲い掛かりアルテミスも手にかけた。なお、本人も間取りを覚えて無いため騒ぎが無い限りはフラフラと彷徨っており、そのため船内では一度も立香達と遭遇しなかった。

 

アビス完全体の姿では屈強な肉体と左腕の巨大な鉤爪を利用した格闘戦を得意とし、タックルの動きも素早い他、割れた頭部からの光と口から出す特殊なガスを利用して幻影を見せる事もできる、FBCの精鋭を一蹴しジルやクリスといった歴戦の戦士さえも苦戦させた強敵。しかし本体は口からガスが漏れている為、それを見極めれば撃退は容易。

それに加えてサーヴァントになった事で船の中なら自在にウーズなどを招集し、持ち前の扇動で標的を執拗に追い詰める集団的な強さも得た。船内では彼に遭遇すれば勝ち目は薄い。

 

実は初アヴェンジャーなのに瞬殺されたせいで全然立香達の記憶に残ってない影の薄いサーヴァント。アビス完全体としての姿がアヴェンジャーのノーマンなため、本来の姿で別クラスとして召喚される事もある。志は高いため、確固たる目的さえあれば従う良サーヴァントである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバート・ウェスカー(リリィ)

クラス:弓兵(アーチャー)

真名:アルバート・ウェスカー

性別:男性

出典:バイオハザードシリーズ

地域:アメリカ

属性:秩序・悪・人

イメージカラー:黒

特技:ピアノ、フットボール、戦史研究

天敵:クリス・レッドフィールド、ギルガメッシュ

CV:中田譲治

 

ステータス:筋力C 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具EX

 

スキル

・生物災害D:ビーストクラス等が保有するスキル、単独顕現に酷似したスキル。バイオハザードの根源そのものたる特性。しかし真価を発揮できず、半受肉もしていない。アーチャークラスが本来有する対魔力と単独行動の代わり。

 

・自己改造(ウイルス)A:「あらゆる変異ウィルスへの抗体、およびウィルスによる強制進化の適合資質」の持ち主であることを利用し、T-ウイルス、t-Abyss、ウロボロス・ウイルスなど数々のウイルスを用いて自己の肉体を改造した。識別は「自己変革」に近く、サーヴァントになってなおそれは続き、新たに取り込んだウイルスに適合さえすれば己の力にできる。例外としてG-ウイルスは取り込むつもりはない。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。また、このスキルを用いて宝具を発動する。

 

・外道のカリスマC:軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。味方の安否を厭わない手段を択ばない手法を取る。本来のカリスマはCランクともなれば志を共にする仲間とは死を厭わない強固な繋がりを持つが、ウェスカーの場合は歪な関係でしか作用しない。特に女性に(良くも悪くも)影響を与える。目的のためなら平気で仲間を犠牲にする外道。

 

・鑑識眼C:人間観察を更に狭くした技術。対象となる人間が将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに極めて優れている。ただし、その為にはある程度会話や様子を見ることで、その人間の得手不得手などを理解する必要がある。高みの見物から対象の有用性を図る際に用いる。

 

・縮地(偽)A-:沖田総司が有したとされる、瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する・・・ものを、ウイルスの力を用いて疑似的に再現したスキル。一言で言えばワープできる。最上級であるAランクともなると、もはや次元跳躍でありスピードでは正規の英霊とも引けをとらない。しかしアサシンクラスの際に真価を発揮できるスキルであり、アーチャークラスの際は使う度に制度が落ちて行くため多用しない。

 

・中国武術C:中華の合理。接近戦の際に織り交ぜて使用し、ウイルスの強化も合わさりガナード程度ならば一撃で倒せる。マスターしたとは言えないがそれでも圧倒的な実力。

 

・生存の閨E:往生際の悪さ。戦闘続行とほぼ同等ながら、少し違うスキル。追い詰められた際にどんな手を使ってでも自らの死を偽装し、相手に思い込ませられる。しかし、よくてばれないお粗末な偽装。劇中ではディーラーの宝具の巻き添えを喰らってあっさり消滅した。

 

 

宝具

此処に至るは数多の生物兵器(ウロボロス・バイオハザード)

ランク:EX

種別:召喚宝具

由来:彼が最後に己の力としていたウイルスと、バイオハザードの首謀者であることから

 四肢の一部を覆わせたウロボロス・ウイルスの嚢胞から、自らに投与されたウイルスに関連するB.O.W.を呼び出して同調し意のままに操る事が出来る力。魔力が続く限り無尽蔵に召喚できる。

「あらゆる変異ウィルスへの抗体、およびウィルスによる強制進化の適合資質」の持ち主であるウェスカーが、サーヴァントになった事で得た。全ての元凶とも言える彼の在り方を示す「バイオハザード」。

 

 

概要

黒幕により召喚され、オケアノスで暗躍した現代の英霊。アサシン時の彼より聊か若い「洋館事件」当時の姿であり、高速移動を利用する慢心たっぷりのアサシン時とは異なり、体術と愛銃サムライエッジを使った堅実的な戦い方を得意とする。

 

世間に知られるバイオハザード最初の事件と言われる洋館事件を引き起こした張本人。ラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.総隊長をしていたが、部下を裏切りB.O.W.相手にS.T.A.R.S.を戦わせた実戦データを回収するべく画策した。しかし裏切りが発覚して生き残りの隊員たちに追い詰められた挙句に自らが解放したタイラントの攻撃により一度死亡するも、事前に投与していた試作段階のウイルスよって得た超人的能力で死の淵から復活。後に世界中に渡る数々のバイオハザード事件の裏にて暗躍した、バイオハザード全体に置ける黒幕。

 

生物工学に精通する知識を陸軍に買われて技術将校となり、製薬会社アンブレラの要職を経てS.T.A.R.S.総隊長に抜擢されたという異様な経歴の持ち主。「ウェスカー計画」と呼ばれる非人道的な実験の生き残りであり、アンブレラの幹部養成所に幹部候補社員として所属し、総帥の指示を受けてT-ウイルスの研究を重ねていくうち「アンブレラをも超え、世界の頂点に立つ」という野望を得て、後にライバル企業へと離反。

しかし洋館事件に置ける失態から「無能」の烙印を押されてさらに離反を繰り返し、最終的に世界的規模を誇る複合企業体トライセルを利用して自ら生み出したウロボロス・ウイルスを使って世界のバランスを変えるという「ウロボロス計画」を2009年に始動させるも、因縁の宿敵の妨害を受けて失敗。計画を妨害されたことへの憤怒と憎悪からウロボロス・ウィルスを自身に取り込み襲い掛かるも、返り討ちに遭い溶岩流に飲まれて死亡した。ちなみに息子がおり、のちのバイオハザードにおいて解決する側に回った。

 

平常時は冷静沈着で鋭い観察力と洞察力から感情よりも論理的な考え方を優先し、自らの野望の邪魔になる者でも優秀さは認めて自らの目的や利益になるよう利用する抜け目ない性格で、目的のためなら手段は択ばず自分以外の人間を利用するだけ利用し、用済みとなれば平然と切り捨てる冷酷非情な人物。しかし宿敵が相手の場合は好戦的になってしまい、自らのウイルスの力故に傲慢さと油断が目立つ。

 

自らが頂点であるという考えから目上の者に対する忠誠心など欠片も存在せず、裏切りが常な男である。ローマで共闘したレフ・ライノールに対してはむしろ哀れみすら感じており、用済みとなった瞬間に殺害した。しかしその行動から黒幕に目を付けられてしまう結果に。

もちろん人理焼却の黒幕に対する忠誠心も皆無。自らの力が上だと慢心しており、焼却した世界を「新世界」と称して自らが支配するべく勝手に暗躍している。

 

アサシン時は圧倒的な力と支配者気質から慢心が大きいが、アーチャーのこちらは割と控えめ。しかしミスが目立ち、メディアリリィには最適解だと思って与えた物が悪手となり、巻き添えを喰らって人知れず消滅した。

 

生前から例外を除いた全てのB.O.W.と同調し意のままに操る能力を持ち、超人的な身体能力を持ち合わせていたため、正規の英霊との正面対決は苦手ながらもサーヴァントしてのスペックは高い。

スキルを見れば分かる通り多才な能力を誇り、能力面だけなら他の英霊とも引けを取らない。アサシン時にはこれに加えて「気配遮断」も追加する。ただし圧倒的なまでに英霊としての地力が欠如しており、それを補うべく宝具を用いて召喚した配下を手駒に暗躍する手法を取る。

 

バイオハザードな特異点攻略に置けるカルデアの宿敵とも言えるサーヴァントであり、唯一ディーラーに完勝している実績の持ち主。サーヴァントに対してはただ実験対象としてしか興味を持ち合わせていない。オルガマリーには共通点から特別な興味を、立香には観察対象としての興味を抱いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼ディーラーの宝具

此処が我ら武器商人の射撃場(ウェルカム・ストレンジャー)

ランク:EX

最大補足:20人

種別:対人宝具(己)

由来:バイオハザード4における武器商人が唯一無敵のミニゲームエリア「射的場」

 

 ディーラーを象徴する宝具。28人まで、死んでもコンティニューできる。マスターが一日魔力回復に専念すればストック数も最大値まで回復する。

その正体は、一人だけ常に姿を現し実体化し続け残りは常にマスターの周囲に霊体化して潜んで待機、一人が死ねば代わりに別のディーラーが姿を現すというだけの「28人で1人のサーヴァント・ディーラー」。28人すべてが思考を統一していて、ほとんどラグなく「復活」を演出して実体化する。時間差で実体化することで騙し討ちも可。コンティニューできる範囲はマスターから半径1㎞圏内。

 

真名解放する事で、魔力を消費して一度28人のディーラーが姿を現してから最大20人実体化し、それぞれハンドガン、レッド9、パニッシャー、ブラックテイル、マチルダ、ショットガン、ライオットガン、セミオートショットガン、ライフル、セミオートライフル、中折れ式マグナム、キラー7、ナイフ+フックショット、マシンピストル、マインスロアー、ロケットランチャー、無限ロケットランチャー、シカゴタイプライター、ハンドキャノン、P.R.L.412を手に標的の周囲に出現し、逃げ場のない集中砲火を浴びせる。

 

「射的場」であるため攻撃中は無敵だが、魔力の問題で全員を実体化し維持できるのは宝具を発動していられる5分間のみ。

さらに武器の種類の問題で20人しか同時に出せないが、メリットとして例え残機数が数人減っていても、10人以上いれば、その分の実体化するための魔力を使って全員を一度に出せる。宝具を使用する度に10人減るため、実質二回しか使えないが、魔力が回復さえすればそれ以上の連発も可能。

また、真名解放中は下記の武器のリミッターが解除される。

 

 

 

・P.R.L.412

ランク:A

最大捕捉:1000人

種別:対プラーガ宝具/対物宝具

 上記の宝具の真名解放の際の起動キーになる閃光を放つために用いるディーラーの商品の一つ。

 

正式名称PlagaRemovalLaser412。ルイス・セラが極秘に開発し武器商人が完成させた対ガナード兵器。光に弱いというプラーガの性質を突き、光を集束させて放射する兵器。チャージせずに放つと露出したプラーガを一撃で倒す閃光を、フルチャージすれば全てのガナードを一撃で倒せる貫通する強烈な光線を正面に発射する。理論上ではチャージ無しでもプラーガを解放したサドラーをも一撃で倒せるが、プラーガ以外には通用しない。

 

しかしこれは上述の【此処が我ら武器商人の射撃場(ウェルカム・ストレンジャー)】真名解放をしていない通常時の効果であり、真名解放する事で「対プラーガ宝具」から「対物宝具」へと種別が変わる。

 

真名解放する事でリミッターが解除され、最初か最後しか撃てない代わりに性能が大幅に向上して対象物をすべて破壊可能になった。

フルチャージし、引き金から指が離れると同時に幾重にも分散した防御不可能な光線が視界に映る標的全てに殺到する。具体的に言えば、一人狙ったつもりが樽やら窓やら木製の扉やら視界に映る全てごと破壊する。農場で使えば視界に映る全ての生き物が死ぬ、そんな効果。

生物に対しては、直撃すれば内側から細胞を破壊し尽くし粉砕する。外面は無事でも内側がずたずたになり、宝具の最後に放てばファヴニールさえ肉片一つ残さず消滅させる、オーバーキルとも言える一撃と化す。

 




ディーラーの宝具のイメージは頼光さんの宝具。また、使用時の台詞は全てダンテとかの声優ネタです。

ウェスカーはアサシンウェスカーの設定が何時載せられるのか分からないので纏めて載せました。少しだけ差異があるのでそちらも一応何時か載せます。

パーカーの弾が切れたなら斧を使え(テラグリジア・ブレイカー)はゲーム中最強のハンドアックスと言うメタ的な宝具ではありますが、名称は文字通り「テラグリジアの悲劇を破壊する」という意味を込めてます。テラグリジア脱出の際にナイフじゃ無くてこの斧があればもう少し何とかなったと思う。

上のオリジナル鯖二名のコンセプトは「ディーラーと違いプラーガを受け入れたが故の強さ」と「純粋な人間としての強さ」となってます。ヴェルデューゴはあの手記を見た際に味方で登場させると決めていました。

ノーマンさんがチョイ役だったのはひとえにアルテミス退場への布石とヘラクレス・アビスの力を見せつける為だったのが大きいです。さすがにぞんざいに扱い過ぎたので、アヴェンジャーじゃないノーマンさんを特異点のどこかで出す予定です。ところでバイオ世界ってジャックが多くなかろうか。

次回の設定はサーヴァント×B.O.W.組三名です。ロンドン編の合間に投稿すると思います。

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