REAL to SECOND!   作:おくやま_24

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今回はかなーり近未来的な事になります。

そして少女NPCにご注目。

さてさて、誤字、脱字のオンパレードになってたら誰か優しい方、教えて頂けると助かります。

では、3話、どーぞ!



造るモノ

「と、取り敢えず整理しよう!」

 

駄目だ。頭が追い付かん。

 

「えーっと。

まず、何故か分からないけどSNOが無くなった。」

 

「はい」

 

「そして何故か分からないけど君はゲームの世界から弾き出されてこっちの世界に来た。」

 

「はい」

 

「そして、SNOに帰りたいと。」

 

「あ、そこはちょっと違います。

帰りたいというか帰らなければいけないような気がするんです。」

 

「つまり、何故か分からないけど帰りたいと。」

 

「はい」

 

「駄目だこりゃ…」

 

全然分からん…

そうだ!

 

「SNOにいた、というかプログラムされてた記憶あるの?」

 

「えっと… 覚えてないですね。」 

 

マジか…

詰んだなこれ。

 

紅夜が頭を抱えている時、ふと、NPCが思い出したように言った。

 

「そう言えばこの世界に来る時、変な人の声がしてなんか言われました。」

 

「えっ?まじ?何て言われたの?」

 

紅夜が前のめりになってNPCに顔を近づける。

 

「わっ!近いです…」

 

「あっごめん」

 

ついつい…と頭をかきつつ、紅夜は体勢を元の正座にもどしつつもう1度尋ねる。

 

「で!どんな声?何て言われた?」

 

「すいませんどんな声かは覚えていません。

けど、こっちの世界に来たらマスターを見つけて、自分造り(キャラメイク)をしてもらえ。そうすると、能力ちからを使えるようになるだろう。さぁ、自分を探せ。 と言われました。意味不明です。」

 

「自分造り(キャラメイク)…能力ちから…」

 

まるでゲームの世界じゃないか。

ん…まてよ!

 

下を向いていた顔を急に前に向け、締め切っていたカーテンに手を伸ばし、勢いよく開ける。

 

「ふ、普通の世界だ…」

 

もしやと思ったが、ここがゲームの世界という訳では無さそうだ。

 

「わっ」

 

NPCの声が聞こえ、直ぐにそちらへと振り向く。

するとそこには、本当にゲームの中なんじゃないかと疑ってしまう光景が広がっていた。

 

先程まで座っていたNPCは半分宙に浮いた状態で目をつぶって立っているNPC。

そのNPCの前には何枚ものパネルが空中に浮かんでいた。

 

そして!紅夜の前、正面のパネルには文字が浮かんでいる。

 

「character making…キャラメイクか…」

 

先程、NPCが言っていたモノ。

 

「やらなきゃ…ダメだよな…」

 

そう呟くと、空中の謎技術タッチパネルに触れる。

 

初めてさわるもの。

キャラメイク、と言うと簡単そうだが、ある意味、命を吹き込むようなものである。

緊張する。

 

本当のゲームのようなキャラメイクだと思っていたが項目は3つ。

 

〇性格

 

〇体型

 

〇名前

 

驚く程に簡易的だった。

そして、全てに共通してある選択肢。

 

【Randomランダム】

 

紅夜は迷った。

 

自分の感覚で、無責任に命を吹き込んで良いものか。

しかし、ランダムはもっと無責任にならないか…

 

しばらく悩んだ末、選択肢はこうなった。

 

 

〇性格

Random

 

〇体型

Random

 

〇名前

Random

 

 

全ての入力を終えると同時に、まるで閃光のような眩しい光が放たれた。

 

『設定が完了しました』

 

機械的なアナウンスと共に、1人の少女が紅夜の前に出てくる。

 

 

「あ、紅夜。なに気持ち悪い顔してるんですか。気持ち悪いです。」

 

 

あ、俺ミスったわ…

 

 

 

〇性格

毒舌ツンデレ

〇体型

身長155cm

体重35kg

スリーサイズ

B63

W49

H61

〇名前

□□□




性格はかなり悩みました。

結果、作者の趣味です。

ロリコンではありません。

多分。




次回は27日の0時!

では次回で会いましょう!

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