そして、初投稿!
語彙力?国語力?しりません!
誤字、脱字等十分注意しておりますが、もし、見つけた場合にはコメントして下さると嬉しいです。
現れたモノ
例えばキミがゲームの世界に入ってしまったとしたら
キミはそこがゲームだと理解出来るかい?
恐らく不可能、または時間がかかるだろう。
しばらくはこう思うかもしれない。
「もう一つの現実リアルだと。」
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カチカチと心地の良いマウスの音が部屋に響く。
まだそとは蒸し暑さが残る9月。
普通の人は学校に行ったり、会社にいる時間。
1人の少年がパソコンと何やら格闘をしている。
彼の名前は三日月紅夜みかづきくれや。
傍から見れば学校にも行かずに平日の真っ昼間からパソコンをしている14、5歳のニートに見える。
しかし、決してそんなことはない。
今日は彼にとって大事な【イベント】の開催初日である。
そう、彼がしているのはゲーム、PCゲームである。
【Storm Night Online(ストーム ナイト オンライン)】通称SNO。
今までのMMORPGの最高傑作として、最大の規模を誇るMMORPGである。
全世界のプレイヤーは約1000万人。
日本に至ってはその4割をしめる、約400万人がプレイしている。
広大なマップと豊富な職業、敵、ダンジョン。
職業+戦闘スタイル、という戦い方で、自らの戦闘スタイルでその後のスキルやパラメータまで変わるのだ。
特に、最近のMMORPGにしては珍しく、PKも容認、1部サーバーでは推奨までされていた。
日本のサーバーは全部で3つ。
最も登録者の多い【ヤマトサーバー】
歴戦の強者が集まる【ムサシサーバー】
何故かギルドが最も多い【シナノサーバー】
これはサーバー、という表記をしているが街のようなもので、実際には全ての場所に移動が可能である。
そんな壮大なゲームに、この少年もログインしている。
なんかものすごく見られて解説されたような気がするけどまぁいっか。
てゆうかダメだ。
さっきから全然ログインできない…
さすがイベント初日だな。
「チッ」と舌打ちをしてしまう。
まぁしょうがないだろう。このイベントの為に学校も休んだのだから。
はぁー。またエラーか…
「!?」
突如、パソコンの画面が猛烈に光り始める。
そしてそれと同時に、中から何かが飛び出して来る。
「あの…【akatsuki】さんですか?」
幼い、だが少し大人びた声に声をかけられたからか、それとも自分のSNO内のキャラ名で呼ばれたからか、ビクッと体が反応してしまう。
そんな紅夜のことを知ってか知らずか、目の前の少女は言葉を続ける。
「私を…助けて下さいっ!」
「えっ…?」
次回は2日後、3日後ぐらいです!
あと1話1000文字程度なのでよろしくお願いします!
では、次回で会いましょう!