ロクでなし魔術講師と禁忌教典:ただ正義の魔法使いになりたかった2人   作:ないすぅ〜〜

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今回は後日談です。
そんなに長くないのですぐ読めると思います。


お気に入りや感想をたくさん寄せて頂きありがとうござい。
感想では書いて頂いた皆さんに返すように心掛けています!




後日談

学院襲撃事件から数日経ったある日、グレン、ヒロ共に魔力の酷使で体に相当なダメージを受けていた。

 

グレンはすぐに治ると言われていたが、ヒロに至っては全身の骨折(3割はヒロインズの所為)で

包帯が全身に巻かれており、首から下が動かせないでいた。

 

 

しばらくは2組の生徒が、テロの調査のため学院が休みの間は毎日のように

グレンやヒロのもとへお見舞いに来ていた。

中でもグレンにはユウナが、ヒロにはルミアやテレサ、システィとセリカが毎日来ていた。

 

 

グレンはセリカの屋敷に居候しているが、セリカがヒロの自宅で看病しており、

グレン以外誰もいないじょうたいであったがユウナが、ほぼ住み込みで看病していた。

 

「先生ご飯ですよ。アルフォネア教授が好きなだけ食材を使っていいと

おっしゃったので、先生の好きな物を作ってみました」

 

グレンは一口食べると「・・・・うまい、ユウナ・・・お前・・いい嫁さんになれるな」と言うと

ユウナは耳まで真っ赤にし俯いていた。

 

グレンもまともな飯を食べるのは久々であり、あっという間に食べ終わってしまった。

ユウナはグレンの食べっぷりをみて、また惚れ直したのであった。

 

グレンの1日は、昼ぐらいまで眠っているので、昼に起き、ユウナがご飯を作ってくれ

その後は、リハビリも兼ねてユウナや見舞いの来てくれた生徒たちと散歩や会話をして

夜になれば、ユウナとご飯を食べて、風呂に入りまた睡眠と言うサイクルである。

 

事件から2週間ほどでグレンは怪我が治り、職場へと復帰した。

 

 

 

 

 

一方ヒロは、全身打撲や骨折でしばらく職場に復帰できず、自宅療養していた。

学校が休みの間は、システィとルミアが朝早くから身の周りを世話をしてくれており

不自由なく過ごすことが出来ていたが、テレサが見舞いに来たりやセリカが帰ってくると

地獄の始まりであった。

 

 

ある時は、

システィがご飯を作ってくれたので食べようとすると、テレサが

 

「先生・・・今日・・・私お弁当作って来たのですが・・・」と上目遣いでこちらを見て来た。

弁当の中身は、肉や和え物、野菜など日によって違うメニューではあるが、バランスの良い食事であった。

テレサは貿易商の娘であり、料理などした事が無かったが、あの事件以来

ヒロに好意を持つようになり、花嫁修行と言って母親から料理を習い始めたのだ。

 

 

 

「・・・せっかくテレサが作ってくれたから、今日はそっちを食べるよ」と言った。

 

手が動かせないので、いつもはルミアが食べさせてくれたが、それならばとテレサが食べさせてくれた。

その前にテレサとルミアで一悶着あったが、事なきを得た。

 

「・・・先生・・・どうですか・・・?」と聞かれ

 

「・・・・お、美味しいよ?・・・うん・・・美味しい」と言った。

別に決して不味いわけではなく、習い始めたてとはとても美味しのである。

しかし、普段システィが作ってくれる味はヒロの好みの薄味で味付けしてくれるため

システィがまずは、料理でリードしていた。

 

 

それから何気ない時にも、女の争いが勃発した。

 

まずは、テレサが飲み物を取りに行き、戻ってくる時にわざと躓き

ヒロの上へ覆い被さったのであった。

すると、ヒロの顔にテレサの豊満な双丘がめり込んでおり、ヒロは禁欲生活を余儀なくされており

溜まりの溜まっているのですぐに身体が反応してしまう。

 

 

「・・・先生、大丈夫ですか?」

 

 

「・・・ふぁいひょうぶ」と話すと、テレサの胸にヒロの息が当たり、テレサが卑猥な声をあげると

ヒロの相棒が反応し、それを見たシスティとルミアが急いで剥がしに行った。

 

 

ある時は、学校が終わった後にルミアが来てくれ、

お風呂に入れてくれたが、いつもはセリカが入れてくれるのだが、今日は何故かルミアに強制的に入れられた。

 

「・・・ルミア、その格好わ?」

 

「・・・その・・・変?・・・ですか?」と言われたが、ナイスバディなルミアなので

 

「全然、変じゃないぞ。むしろ最高だ!」と言ったが、ルミアに笑いながら変態と言われてしまった。

 

それから、頭を洗ってくれ、体を洗ってくれいる時に事件が起きた。

背中を洗い終わり、次は前を(ヒロはタオルで隠しているのでギリセーフ)と言う時に

ルミアが、床の泡で足を滑らせ、タオルが取れてしまい、生まれたままの姿でヒロに覆い被さっていた。

ラッキースケベである。この男、爆ぜるべきである。

 

ヒロは瞬時にある感触を感じとっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(・・・ルミアの・・・・コリっとしたものが・・・当たっている!!」

 

そしてルミアも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(・・・・先生の・・・固いのが・・・・お尻に当たってる?)

 

 

「す、すまないルミア。大丈夫か?」

 

「は、はい先生。・・・・あの・・先生?お尻に先生の・・・・固いのが・・・当たってます///」

 

「がぁああー、すまない。今すぐ鎮めるから。煩悩退散、煩悩退散!」

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あぁああああああーーーーーーーーーーー・・・・・この変態、裏切り者ぉおおー」と声がしたので、

ブリキのようの振り返ると、涙目でこちらを見ているシスティとテレサがいた。

 

 

なぜこの2人が遅れて来たかと言うと、

システィはグレンに仕事を押し付けられ遅れてしまい、テレサは一度、自宅へ帰り着替えて来てから来ると

ヒロの家の前で偶然・・・・そう偶然バッタリと出会ったのであった。

家へ入ると、ベットにヒロがおらず、ルミアもいないので探していると、

風呂の方から声が聞こえたので何事かと急いで駆け付けると今の状況である。

 

 

ヒロの上にルミアが跨っている・・・・つまり2人は誤解しているのである。

 

「・・・ご、誤解だぞ!お前ら。・・・なっ!ルミア!」

 

さらにルミアが火に油を注いだ。

 

頬を赤らめ「・・・・先生・・・・激しかったですよ⁈」など言うもので、

システィとテレサの《ゲイル・ブロウ》で彼方へと飛ばされたのであった。

 

 

ここでは、システィは素直になれず、テレサとルミアに遅れを取り、リードされていた。

 

 

 

ある日には、セリカ以外が帰った後にはセリカに風呂に入れてもらい、

上がった後には、セリカの色香の当てられ、反応してしまい、それを見たセリカに良いように扱かれたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪我がだいぶ治って来たある時、夜景が綺麗に見える丘で黄昏ていると、

 

「・・・・・・ヒロ!」と言われたので振り向こうとしたが、叶わなかった。

何故なら、後ろからガッチリとホールドされているからだ。

 

 

「・・・・よっ!・・・元気か?」と笑いながら言うと

 

「それはこっちのセリフよ?」と返されてしまった。

 

「もう!あれだけ無茶しないでって言ったのに、またこんなになって

・・・・・・・もう心配させないで!」と鳴かせてしまった。

 

 

「・・・・・・すまない、○○」と言い向かい合い抱き返した。

しばらくヒロの胸で泣いた後、

 

「ねぇヒロ?・・・・・任務から帰って来て妹から聞いたけど

昔馴染みの子と教え子2人とセリカさんと、ナニしてたの?」と顔は笑っているがハイライトが消えた目で言われ

ヒロは冷や汗をかいて、(ユウナの野郎、チクりやがったな)

 

「・・・ナ、ナニモシテマセンヨ⁉︎・・・ウン・・・ナニモ」と動揺を隠せないでいた。

 

ふーんと見透かされたようにされたが、その後は特に追求してこなかった。

 

それからは何気ない日常の話に花を咲かせていたが、急に肩に頭が乗りかかって来たので

どうそたのかと見てみると、静かな寝息をたてて眠っていた。

 

 

 

 

 

 

 

そしてヒロは「・・・・お前だけは・・・・絶対・・・・死んでも守るよ」と言って、頭を撫でた。

すると、嬉しそうに一瞬だが笑顔が見えた。

 

 

 

 

 

 

そして時は流れ、魔術競技祭へと移り変わるのであった。




今回はオリジナルの後日談でした。

次からは原作2巻の魔術競技祭へ入っていきます。


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あと、活動報告でヒロイン募集していますので、そちらの方もお願いします。

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