この素晴らしいヒロインに祝福を   作:luck

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たぶん投稿できるのは平日になりそう


このヒロインに初戦闘を

カズマside

 

「んじゃ、ジャイアントトードでも狩りに行くか」

 

未井を仲間にいれてからすぐに俺達はクエストをすることにした。

 

「じゃいあんととーどとは一体なんですか?」

 

「デカいカエルよ」

 

「ああ、捕食されれば口の中のヌメヌメがn」

 

「おい変態クルセイダー。えっちゃんに何吹き込んでんだ」

 

「えっちゃん。あれのいうことはあまり気にしなくていいですよ」

 

「んん!!・・やはりこのパーティーに入って正解だったな!」

 

「こっちはお前を入れて間違いだったよ・・・」

 

ぽんぽん

えっちゃんが頭をやさしく子供をあやすように撫でてくれる。

 

こいつは向こうでも基本的しゃべらなかったが、こっちに来てさらに喋らなくなったな・・喋っても棒読みというか平坦な口調というか。

 

「元気を出してくださいカズマ。私やめぐみんがいますよ」

 

「そうですよカズマ。元気を出してください」

 

「え?わたしもいるよ?ねえなんで無視するの?」

 

「おまえは論外だ」

 

はあ、こんなテンションでやっていけるのか?」

 

 

えっちゃんside

 

カズマが終始下がったテンションのままカエル討伐に来た。

というかさっきのめぐみんの自己紹介はおもしろかったな・・

 

『我が名はめぐみん!!紅魔族随一の天才にして最強!!そしていずれ世界最強の魔法使いになるもの!!』

 

ははは、あの子は厨二病なのかな?

 

「おーい!出たぞー」

 

ん?何が出たんだ?

 

「あれがジャイアントトードです。」

 

え?デカすぎじゃない?あんなのと戦うの?

 

「大丈夫です。私たちがいるので思いっきりやっちゃってください」

 

とりあえず武器を出さないと!

ええとたしか懐のところに・・・あ!あった!

 

「おおおおおいいいい!!!早く助けてくれええーーー!!!」

 

目を向けるとカエルに追いかけられているカズマが目に映った

 

「・・・起動」

 

     ブオン!!

 

「・・・しんで」

 

グシャ!!

 

「「「「・・・・は?」」」」

 

「あっけない」

 

わたしはあっけなくしんだかえるをみてそうつぶやいた

 

 

カズマside

「お、おい。未井?」

 

「えっちゃんと呼んでください」

 

「お、おう。てか強いなおまえ」

 

「当たり前です。これを使って倒せない相手はほとんどいないです」

 

 

たしかに、俺とアクアが頑張っても1日2〜3匹が精々だったあのカエルを一撃で倒すとは思わなったぜ。

 

 

「す、すごいです!なんですかその『ライト・オブ・セイバー』みたいな武器は!かっこいいです!」

 

「ああ!だが、一撃というのは面白くないな・・」

 

「おい、なんか言ったか?」

 

アホセイダーがなんか言った気がするが気にしないでおこう。(すでに気にしている)

 

「いってない」

 

「そんなことより、それって転生特典なんでしょ?そんなのわたし見たことないけどなんなのそれ?」

 

・・・えっちゃんはこう言った。

 

「『邪聖剣ネクロカリバー』です」




武器の名前修正しました。

少し加筆しました。

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