えっちゃんside
「「機動要塞?」」
「そう。その機動要塞と言う怪物がこの街に接近しているようなんだ。」
今機動要塞?とやらの話を教えてくれたのはミヤギ?ミツラギ?「ミツルギな?」そうそうそのミツルギというイケメン(笑)が教えてくれました。
あ、ミツルギと最初に出会ったのはわたしとカズマ、そしてアクアの三人で買い物をしている時でした。
〜回想〜
「えっちゃん。何買うのよ?」
「鉄ですよ」
「鉄ぅぅ?そんなもの買って何に使うのよ。」
「俺のライター作りの素材に使うんだよ。」
「ライター??」
「そう。まあ、安定した収入を得るためにな。」
「ふーん。それじゃ、さっさと行ってお酒を飲みに行きましょ!!」
「あぁぁぁーーー!!!」
「「「???」」」
「め、女神様!?!?なぜこんなところに!?」
「「女神??」」
「ちょっと!!私のことに決まっているじゃない!!」
「そんなことよりも何故こんなところにいるのですか?!」
「まずお前の名前を名乗れよ」
そうですね。先ほどから自分の要求を押し付けるようにしゃべってきますが・・・うっとおしい。ふきとばしましょうか?せっかく最初はカズマと二人で来る予定だったのをアクアに邪魔されていらついているのにさらにいらつきますね
「そうだったね。僕の名前は御剣響夜。アクア様に転生してもらっていまでは勇者をしている」
wwwwwwwwww
勇者(笑)
わたしとカズマよりはるかに弱いくせに勇者(笑)とかwwwうけるwww
(その時のカズマ)
・・・とか思っているんだろうなぁ~~。
こいつ普段無表情でほかの人からすれば何考えているのかわからないんだろうけど俺からすれば昔と変わんねえなぁ~。
てか、こいつそんなに弱いのか?ちょっと聞いてみたいんだけど・・・
『なぁえっちゃん。こいつそんなに弱いのか?』
『!?わたしの考えていたことが分かったんですか?』
『後半だけな?それよりどれだけ弱いんだ?こいつ』
『ホッまず。耐久に関してはおそらく自身があるんでしょう。事実ダクネスよりは少し劣るでしょうがそれなりにあります。ですが、今まで恐らくあの転生特典である『魔剣グラム』に頼り切っていたんでしょう。戦闘経験が全くなくゴリ押し、もしくはあの魔剣の能力を使用して勝ってきたのでしょう。戦法などは全然ないと見ました。』
『なるほどな』
「なんだって!?」
ん?話が終わったんでしょう・・・!?
いきなりカズマの胸元をつかみました。
・・・・殺す・・・
そう思ったときカズマが
「何が許せないんだ?」
「君が女神様を転生特典に選んでこの世界に下したことがだ!!」
「別にいいだろ『もの』なんだから」
「・・・・・いいだろう。なら勝負しろ。僕が勝ったらアクア様をもらっていく。君が勝ったら「お前の全財産」・・・い、いいだろう。だが、ちゃんと約束を守ってもらうぞ!!」
「いいよ。ほらどっからでもかかってこいよ」
「く、なめるなぁ!!!」
「ひょい。っとストンっと。」
「う!!」
バタン・・・・
・・・・・・・よわ
「え?弱すぎだろこいつ・・・」
「まあ、いいじゃない。さ、鉄を買いに行くんでしょう?さっさといきましょ」
・・・イタズラしますか。
「えっちゃん。あまりひどいことはすんなよ?」
わかっていますって。
自分の愚かさを痛感してもらうだけなので。
~回想終了~
ということがありました。
「それで。そのデストロイヤーってのが、俺たちにどう関係があるんだ?」
「それは・・・君たちに調査をお願いしたいんだ・・」
・・・どうしますか?
「・・・はあ。わかった。一応いってやる。ただし、それ相応の報酬は期待しているぞ」
「!ありがとう!!」
はぁ。カズマは甘いんですから・・・
・・・ごめんって。・・わかりましたよ。もう・・・
イタズラの内容?
ご想像にお任せします。
ひとつ言うならば
えっちゃんはカズマLOVE
御剣はカズマを貶したというか暴力を振るおうとした。
えっちゃんの目のハイライトOFF
えっちゃん殺気立つ
おけ?