この素晴らしいヒロインに祝福を   作:luck

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遅れてすいません!!それとすこし報告があります

この話はアクセルの街に魔物達が攻めて来て、カズマの新しい力をお披露目する話なの
ですが。その前に前回のところでわかりにくいところがあったためここに記載することをお許しください。

まず、アンケートの中でヒロインXを出すか出さないかの中に『カズマの中にセイバーが入っているからヒロインXはカズマを攻撃するのでは?』と言う意見がありましたが、前回ではまだセイバーとランサーの力はカズマには入っていません。今はまだエミヤの力しかカズマの器には入っていません。恐らくですが、カズマの器を大きくした時に一緒に入れたと勘違いされたと思います。
わかりにくい表現をしてしまい、申し訳ございません。

長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。


このアクセルの街に大襲撃を

えっちゃんside

 

カズマが冬将軍に殺されてからもう3日がたちました。

カズマはアクアからしばらくの間は激しい運動などは禁止と言われており今は家で前の世界のものを作ったり、本を読んだりして過ごしてます。

 

「カズマ。それは何を使っているのですか?」

 

「これはライターと言って、まぁ簡単に言えば魔力を使わないティンダーと思ってくれれば良い。

これを売ってお金を少しでも稼ごうと思うんだ。」

 

ティンダーとは、初級魔法の一つで簡単に言うと魔力を使うライターというはっきり言ってライターの劣化版みたいなもので、火を扱わないといけない人間にとってライターはとても便利なものになるので結構な数が売れると思います。

 

「……それで、えっちゃんはいつもながら何をしているのですか?」

 

「カズマがまた死なないように護衛兼カズマのライター作りの手伝い」

 

わたしはカズマの側でずっとライターの容器を作っています。金具部分はわたしでは作れないのでカズマが作っているのですが、容器はわたしでも作れるほど簡単な作業(理由はカズマが容器の型を作ったのでそれに容器の素材を溶かして流し込んで冷やすだけの簡単な作業)を行なっているというわけです。

冷やすのは自然でも出来ますが、溶かすのはオルトリアクターを使えば楽に出来るのでは?と考えてやってみたところ、溶かすには溶かせたのですが、火力が強すぎたのか消えてしまい、今は魔法を使って溶かしています。

職業がバーサーカーなのにもかかわらず魔法を使えるのには驚きました。ただ、火属性と赤い雷みたいなものしか使えませんでしたが。

あと、スキルの中に『狂化』というスキルがあったのですがこれはバーサーカー専用スキルですよね…取らない方が良さそうです。

 

「それにしても、えっちゃんは器用ですね。」

 

「そうだな。その方に流し込む作業もえっちゃんとめぐみんしか出来ないって、逆にあいつらが不器用すぎる気もするがお前は特に器用だよな。昔から。」

 

「当たり前です。お母さんやお父さん達にも昔から言われてますし、更に裁縫や料理などもやっていたのですからこれぐらい楽勝ですよ。」

 

「「なんで、男の時からそんな器用なんだよ(ですか)…」」

 

わかりませんよそんなの。

ただ、神様からは男の時から女の魂もあったからだと言われてますが難しい話はわかりません。

 

「それより、完成したのが結構な数がありますがどうやって売るんですか?」

 

「そこは、ウィズに相談して売らせてもらうんだよ。」

 

「了承してくれたんですか?」

 

「快く受けてくれたよ。このライターの売り上げの約3割をウィズに渡す代わりにおいてもらうことになってる。」

 

「値段はどうするのですか?」

 

「一個一万エリスといったところかな。」

 

「結構安いんですね。」

 

「高いと思いますが…買ってくれる人はいるのでしょうか?」

 

「…買ってくれるだろ。」

 

心配ですが、カズマの決めたことなんですから最後まで見届けましょう。

 

 

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カズマside

 

「それじゃあ、ウィズのところに行くか!」

 

俺がそう言うとえっちゃんとめぐみんは立ち上がった。

 

「ところで、ダクネスとアクアは何処へ行ったのですか?」

 

「あの二人ならバイトに行ってますよ。」

 

何故バイト?

 

「なんでも、自分のツケを払うのにお金がもっと必要だからとか。」

 

「え。あいつまだ借金残ってんの?」

 

「アクアの事情はわかったのですが、何故ダクネスも一緒なのですか?」

 

そうめぐみんが言うと、えっちゃんは紙と鉛筆(どこから出した?そして、そんなものがどこにあった?)を出して何かを書き始めた。

 

「アクアのバイト内容は寄生虫や、害虫などの駆除。

ダクネスはドM。

これから繋がることを考えれば。おけ?」

 

「「わかった」」

 

もう考えるのはよそう。

さ、さっさと行くか。

 

と思ったその時。

 

 

『この街にいる冒険者の皆さん!!緊急警報!!緊急警報!!!

早急にギルド前までお集りください!!!』

 

 

と言うアナウンスが聞こえた。

 

「あーー!!くそ!なんだよ!ここは初心者の街だろ!緊急警報多すぎだろ!!」

 

文句は言いながらも三人でギルド前まで行きましたよ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それでは、今回の緊急クエストについてお知らせいたします。内容は魔物の大侵攻です。

数は数えるのも嫌になるくらいの数だと、斥候の方が仰っていたので乱戦になる可能性があります。」

 

……無限の剣製で、結界の中に閉じ込めて俺が全て殺すでいいかな…

 

「それで、これだけの人数を集めてどうしようってんだ?」

 

「はい。みなさんには魔物の侵攻を止めていただきたいのです。」

 

「止めるだけでいいのかよ。」

 

さっきから主に話してんのはキースやダストなどの冒険者と受付の人が話しているが、俺は加わる気は無い。

んだけど

 

「なぁ、カズマよ。お前も何か案を出してくれねぇか?」

 

やっぱりな。

まぁ。俺の考えてたことでも話すとするか。

 

「その魔物達を一気に倒す方法がある。」

 

「本当か!!」

 

「ふっふっふ。やはり、私の爆裂魔法ですね!?」

 

「いや、違う。」

 

ガクッ!という効果音が付きそうな見事な反応だったな。

 

「では、どんな方法ですか?わたしの宝具は単体宝具ですので大勢で来られれば少し不利になりますよ?」

 

「その事なんだが、俺も最近新しいスキルを手に入れたからな。それが、対軍用としても使えそうだからそれを試してみたい。

だが、これは俺も使った事ないから賭けになるがいいか?」

 

 

「「「「………」」」」

 

 

やはりか。

安定性のある力じゃないから迷うよな。

 

「良いのでは?他ならぬカズマの意見です。今までハズレは無かったのですから。」

 

「よっし。バックアップは俺たちに任せな!!」「時間が掛かるなら私たちで援護するよ!」「存分にやってくれ!」

 

 

「!!!みんな…!!」

 

 

こうして、俺のスキル初披露がアクセルの街の防衛戦となった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

準備の間は暇である。

 

俺は今城壁の上に立っているのだが、遠くを千里眼スキルを使ってみてみると大きな砂煙を舞って何かがこちらへ近づいて来るのがはっきりとわかる。

 

「おおーい!もうすぐそこまで来ているぞ!!」

 

俺はそう言いながら下へと降りて行った

 

「全員カズマよりも後ろにいけー!!」

 

 

そして、全員が俺の後ろへ行ったことを確認してから俺は集中し始めた。

 

 

接敵まであと1分。

 

 

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えっちゃんside

 

カズマはみんなが後ろへ下がったのを見てから目を閉じて集中を始めました。

 

「えっちゃん。」

 

「なんですか。めぐみん」

 

「カズマは大丈夫なのでしょうか」

 

「・・・今は。信じましょう」

 

わたしとめぐみんの会話が終わると同時に

 

「!!!魔物たちが来たぞおおーーーーーー!!!!!」

 

レンジャーの方がそう叫びました。

するとカズマが。

 

 

 

『体は剣でできている。』

 

 

 

 

 

え?・・今。カズマはなんて・・・

 

 

 

 

 

           『血潮は鉄で、心は硝子。』

 

 

 

 

 

 

           『幾たびの戦場を超え不敗。ただ一度の敗走もなく、

                         ただ一度の勝利もなし』

 

 

 

 

間違いない。これは衛宮士郎verの詠唱だ・・・

 

 

 

           『担い手はここに独り。剣の丘で鉄を鍛つ

                      ならば、我が生涯に意味は不要ず(いらず)』 

 

 

 

 

「おい!!早くしねえとカズマが殺されるぞ!!」

 

「もうすぐそこまで来てるよ!!!」

 

 

「みんな、静かに!!!!!!!」

 

 

 

 

            『この体は、

 

 

 

                  無限の剣で出来ていた』

 

 

 

 

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目を開けるとそこには無数の剣がささっていた。

丘にはカズマ独り。その向こうにはおびただしい量の魔物・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の死体が存在していた。

死体には数えきれない量の剣が刺さっており、見るも無残な死に方をしている。

周りにはわたし以外に人はおらず、おそらくこの光景も一時的、もしくは幻想のようなものだろう。

これをカズマ独りで殺ったのであれば、相当な負荷。もしくはレベルアップによる酔いがくるだろう。

 

わたしは、いろいろな仮説を立てている間に意識を失った。

 

 

 

もう一度目を開けると、さっきみた魔物の死体とともに先ほどまでたっていた場所にカズマが膝をついていた。

 

 

「カズマ!!!大丈夫?!」

 

わたしは近寄ってみるとカズマは意識を失っていました。

 

「・・・これを、カズマがやったてのかよ。」

 

「・・・あの一瞬でかよ・・・」

 

「すげぇ」

 

わたしは、とりあえずカズマを屋敷まで運ぶことにしました。

 

 

 

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謎の空間

 

『ようやく使いましたか。あなたの後継者はだらけすぎなのではないですか?』

 

『君の後継者が早く使いすぎただけだろう?それに、使うタイミングは人それぞれさ』

 

『そうですが・・・』

 

『ま、何はともあれ。これでわたしたちは少しは楽になったじゃないか。』

 

『そうですね』

 

 

 

 

『それと、自分たちの子供を後継者と呼ぶのはわたしとしては不服なのだが?』

 

『今更でしょう?それにいづれ向こうで会えるのですからその時はおもいっきし甘やかしたらいいじゃないですか。』

 

『何をそんなに不機嫌なんだい?』

 

『なんでもありません。

 ・・・わたしもたまには甘やかしてくださいよ・・・それよりも、カズマは大丈夫でしょうか』

 

『大丈夫だろう。仮にもわたしとお前の子供だぞ?』

 

『そうですね』・・・・

 

 

 

そういうと、二人は謎の空間から消えて行った

 




先に言います。適当ですみません!!!!

あと、無限の剣製の詠唱もパクッタ感がしていてすみません!!

最後の謎の人物(もうわかっている人が大半だろうけど)は後々でてきますので。
明日は、投稿できるかわかりませんが頑張っていこうと思います!!!

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