『カズマを1話だけTSさせる』を書いてみました!
ちょっと変更して1日だけにしました。こちらの都合で変えてしまいリクエストしてくれた方に申し訳ありません。
途中からはもうリクエストとか関係なくなってしまってます。すいません
カズマside
「なぁえっちゃん。ウィズの所に行かないか?」
「ウィズとは誰ですか?」
ガクッ
「いや、前墓場で会ったリッチーだよ。」
「あぁ、あの人ですか。」
こいつ。本当に忘れていたのか?
「そう言えば。あのデュラハンの討伐報酬などは受け取らないのですか?」
「ん?あぁ、なんでも結構な額らしいから準備に時間がかかるらしい。」
「そうですか。……もし、出し渋ったりした場合は屋敷を破壊し尽くしてその領主を恐怖のどん底に落としてから早急に払わせますか…」
「…なんか物騒なこと考えていないか?」
「そんなことないです」
?なんか嫌な予感がするな。とりあえず、領主さん逃げて超逃げて。とだけ思っておくか。
「さ、行きましょう。カズマ。」
「お、おう」
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えっちゃんside
「そういやさ、えっちゃん。」
「なんですか?」
「お前、あのデュラハン瞬殺しただろ?」
「そうですね。」
何が言いたいのだろう。謎のヒロインXオルタの力なんだから普通じゃないの?
「いや、今までの転生者たちでも倒せなかったのにすげぇなぁ〜と思ってさ。」
確かに。今までの転生者たちの中には私と同じような宝具を頼んだものもあるはず。なのに何故こんな簡単に倒せたんだろう。
ん?そう言えば。この世界に来た時に紙が最初からポケットの中に入っていたよね。それを後で読んでおこう。
「ん。ここだな」
見た目は普通の魔法道具店ですね。
「おーい。ウィズいるかー?」
「はーい。…あ!カズマさん!いらっしゃいませ!本日はどのようなご用件ですか?」
「前リッチーのスキルを教えてくれるって言ってくれたろ?だから教えてもらおうかと思ってな。」
カズマ達が何か話していますが、興味がないのでそこら辺のポーションとか神器みたいなのを調べて見ます。
「あ!えっちゃんさん!それは振動を加えたら爆発するポーションです!」
・・・戻しましょう。それでは隣のポーションを・・・
「あ!それは濡らしたら爆発するポーションです!」
「……あの。ここは爆発するポーションしかおいてないんですか?」
「い、いえそこがたまたま爆発系のポーション棚だっただけですよ」
苦笑しながらウィズはそう言った。
「なら、この神器は?」
「それは確か、性別が反転する神器だったような気がします。」
「へぇ。そんなのがあるんだな。」
……起動の仕方は恐らくこうでしょう。
時間差起動にして。
「カズマ…これを持っていてください。」
「ん?わかった。」
よし。カズマに持たせてしばらく経てば…
「?!なんか光ってんだけど?!」
「ちょ!えっちゃんさん!起動できたんですか?!」
フンス!
当たり前です。この程度の神器見ただけで簡単にそうさでき…?何故操作できるのですか?
「お、おい!ドヤ顔からの疑問系はやめろよ!こわ、ちょ!ヤバ!」
ピカーーー!!!!
う!眩し!
「キャァア!!!」
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どうしたのでしょうか。突然眩しくなって…あ!カズマは?!カズマは大丈夫ですか?!
「うぅぅ」
「その声はウィズですか?どこにいるんですか?」
「こ、ここでーす」
ヒラヒラと手を振りながらこちらに近づいてくるウィズ。
よく場所が分かりましたね。あ、そう言えばウィズはリッチーでしたね。
「カズマはどこですか?」
「こ、ここだー。た、助けてくれー!」
この声は…女の声?ですが、雰囲気はカズマでしたね。
ゴホゴホ!
煙が凄いです。
「ウィズ。窓を開けてもよろしいですか?」
「構いませんよ」
ところで、あの爆発系のポーションたちはどうしたのでしょうか?あの振動なら爆発してもおかしくないのに。
『不思議パワーだよ〜』
?!何か聞こえた!
『後でね!』
聞こえなくなりました。
「!それよりもカズマです!大丈夫ですか!カズ……マ……」
「な、なんだよえっちゃん。どうせ可愛くないんだろ?分かってるよそんなの。だから、早く感想を言えよ!」
か、かわいい!!!
「に、似合ってます。」
「え?」
「かわいいですよ!カズマさん!」
「は?どゆこと?」
見た目で言えば。
身長はジャック・ザ・リッパーほど。髪の長さは茨木童子ほどで、見た目が限りなく近いのは沖田総司でしょうか?まぁ、言って仕舞えばアルトリア顔。そして、服も何故か新撰組。沖田総司の幼女化みたいなものでしょうか。
とても似合っていて、かわいいです。
何故、沖田総司なのでしょうか。あ、そう言えば使う際に私は沖田総司みたいな姿がいいと思い、想像しましたが、もしかして操作した人が想像した姿(性転換に限る)になるという能力でしょうか…
「まぁ、別に動くのに不便はしない。というか逆に動きやすくなった。」
「カズマ。冒険者カードを見て見てください。」
「何故見るのですか?」
「恐らく、姿が変わるのは1日だけでしょう。その間ステータスの方もなった姿の元となる人のステータスの恩恵が得られるかもしれません。」
「ふーん。ちょっと見てみるか。」
意外に落ち着いてますね。
「えっちゃん。その顔は『意外に落ち着いてますね』って顔だな」
何故分かったし!この顔は凄いポーカーフェイスのはず!
「な、何故分かったんですか?私にはほとんど無表情にしか見えませんけど。」
「こいつは昔からというか、まぁ、ほとんど無表情なのは変わらないからな。」
クッ!ここで幼馴染ということが裏目に出てしまうとは!このX一生の不覚!!
「おい、遊んでないで要件済ますぞ」
「はい・・・」
カズマは幼女になっても変わらないんですね。
「それでは、今回は『ドレインタッチ』というスキルを教えていこうと思います」
「あぁ、頼む」
「それで、えっちゃんさんに頼みがありまして・・」
「なんですか?」
「実は、私のスキルは基本もう一人私のスキルを受けてくれる方が必要でして・・」
ふむ。つまりわたしにそのスキルを使ってカズマが覚えるということですか・・・
「かまいませんよ」
「!本当ですか!!ありがとうございます!!」
少しはしゃいでますね。
というか、さっきからカズマは何をしているのですか・・・
いくら沖田総司に似ているからと言ってそんな刀を構えなくてもいいのに・・・って刀?!
「あの、カズマ・・その刀はいったい・・」
「さあ?なんか武器ねえかなって思ったら出てきた」
もう英霊でいいのではないでしょうか?
『それは困るな。彼にはもう渡す英霊の器は決まっているんだ。こういうことはもうしないでくれよ?』
だからさっきからあなたはいったい誰なんですか!
『夜に夢の中で会えるよ。それと、この世界に来た時に渡した手紙は早めに読んでくれよ』
はあ、わかりましたから消えてください。
「なあ、早くやってくれよ・・」
「ああ、すみませんねカズマ。・・さ、早くやりましょうウィズ」
「はい。それでは・・『ドレインタッチ』!!」
!!!こ、これは結構きついですね。おそらく少ししかとっていないつもりなのでしょうが、そこはやはりリッチーというべきか。本家だからかもしれませんがもう少しとられていたら立つことが不可能になっていましたね・・・
「はい。カズマさん冒険者カードを見てください」
「わかった。ついでにステータスも見てみるよ・・・・おお!あったぜ『ドレインタッチ』それと、ステータスのほうは・・・え?」
「よかったですね。ところでステータスはどうなっているのですか?」
おそらく、その姿ならあの時のデュラハンさえも簡単に倒せるでしょう・・
「なんか、信じられないほど上がってる。筋力なんてさっきまでの何十倍以上はある・・・」
「やはりですか。その姿は英霊沖田総司に限りなく近いですからね。・・・まあ、幼女ではありませんが。」
「まじかよ」
「で、ですが強くなったんですよね!ならこの際容姿なんて気にしなくてもいいんじゃないでしょうか!」
「そ、そうだな!」
「それでは、帰りますよ。カズマ」
「え、い、いやもう少しここにいてもいいんじゃないか?」
「めぐみん達にも見せてあげないと・・・・」
「いやだ!!ウィズ!助けてくれ!!」
「え、えっちゃんさんそのくらいにしといたら・・」
「どうせ会うことになるんです。それでは、失礼します」
「あああぁぁぁぁぁ!!!!」
「・・・頑張ってくださいカズマさん。」
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「あ。おかえりー」
「えっちゃん。カズマはどこですか?」
「ああ、そういえば見えないな。」
「ここです」
わたしはそういってカズマ(沖田総司の姿)を前に出した
「うわあ!!」
「「「・・・・」」」
「あ、あははは」
「「「「「はああああぁぁっぁあぁ!!!!?????」」」」」」
おや、どうやらギルド中の人たちも驚いたようですね。
「お、おい。お前本当にカズマなのかよ・・」
「あ、あの鬼畜のカズマがこんなかわいらしくなるなんて!!」
「「「はあはあ。いい!!!」」」
「こんなかわいらしいなら。このままでいいんじゃね?」
「プププ!!カズマさんったらこんなかわいい幼女になっていったい何するのかしら?」
「(絶句)」
「う、うむ。かわいいな」
「あ、ちなみに一日で元に戻りますので。いま変な発言をした人たちは覚悟しといたほうがいいですよ。この姿のカズマはいつもの数十倍は強いですから」
「「「「「「・・・・は?」」」」」」
・・・・ス・・・カチ
隣から刀を抜く音がしましたね
「・・・・死ね」
と、同時に空気が切り裂く音がしました。
そしたら。
ストンっ!
「「「「きゃあああああああ!!!!!!!!!!!」」」」
「「「「うおおぉぉぉぉお!!!!!!!!!」」」」
男の冒険者(先ほど変なことを口走った人たち)のズボンが勢いよく地面に落ちました。
「カズマ。今日はついでに家を買うのでしょう?」
「あ!そうだった!!はやくいくぞえっちゃん!!後、お前等!!次変なこと言ったらちょん切るからな!!」
((((((ナニを??!!??!!??!!))))))))
「めぐみんたちもいくぞ!!」
「あ、まちなさいよ!」
「ほら、ダクネスもいきますよ!」
「はあはあはあ、やはり根本はカズマだったか!!」
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購入時に屋敷を買うことになり、冒険者だからという理由で拒否されかけましたがわたしとすこしオハナシした後お金を見せたらすぐに紹介してくれました。後なぜか少し値下げもしてくれたのできっとわたしとのオハナシが効果的だったのでしょうということを言ったらみんなになぜか苦笑されましたがまあいいでしょう。それよりもなぜ屋敷を買ったのかというとお風呂があったからです。今日は(というより毎日)一緒に入りたいからです。同じ性転換者ですしね。
「さあ、もう暗くなってきましたし。お風呂に入って寝るぞ」
「では、カズマ。一緒に入りましょう。」
「そうね、あんたらは一緒に入ったほうがいいでしょう」
「まじで?」
「さあ、行きますよ」
カズマside
ひどい目にあった。
いろいろ知りたくもないことまで教えられた。
「さあ、もう寝よう早く寝よう」
「そうですか。それでは、おやすみなさい。カズマ」
「おう、みんなもおやすみ~」
こうして波乱な一日が終わった。
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ここは・・・夢の中か?
『そうだ』
だれだ?
『わたしか?わたしは英霊だ。真名は『エミヤ』だ』
そこに立っていたのは褐色肌で白髪のイケメンだった。
なにより特徴的なのはこの世界だ。夕方なのか空はオレンジ色。そして、周りには数えきれないほどの剣だった。
『ここは『
へー。
『あまり驚かないのだね。・・あぁ、君の近くにもサーヴァントがいるのか。」
そのサーヴァントがなんなのかしらないけど。おれの幼馴染がその宝具とかいうやつで俺たちを守ってくれたからな。
『ふっ。どうやら君にはそこまで力を欲していないみたいだね』
いや?力はほしいよ
『ほお。何のために?』
決まってんだろ?
みんなを守るために。もう、えっちゃんにばかり負担をかけることはしたくない
『そうか・・・ならば、わたしの力を君に託そう』
え!?いいのかよ!
『なに。かまわんよ。しばらくわたしの出番はなさそうだからね。それに君なら託しても問題はなさそうだ』
でも、使い方がわかんねえぞ?
『使い方は君の記憶に直接送り込んである。それでは。魔王討伐頑張ってくれ。』
あ!まってくれよ!
『またいずれ会えるさ』
そうか。じゃあな
『ああ、君の頑張りにわれら英霊は期待しているよ』
エミヤはそういったらもう消えていた。
おそらくもう目覚める時間なのだろう。
絶対に魔王を討伐してみせる!!!!!!!!
少しプロローグの方に追加を書いておきました。宜しければ読んで見てください。場所的に言えばえっちゃんが、お金がなくて一度冒険者になるのを待った時です
そして今回でおそらく一章終了?
次からは二章でデストロイヤー編かな?
というか、えっちゃんのこと書くの忘れてた…次回!次回書きます!
宣言通りのことをできなくてすみません。