捻くれ者と強すぎる艦娘。   作:ラバラペイン

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忘れた方の為に前回八幡が最後に見た被害状況。

 夕立、小破。
 曙、中破。
 足柄、小破。
 Roma、大破。
 Italia、中破。
 瑞鶴、中破。
 龍驤、小破。

一体何があったのか!?


うちの艦娘の戦闘力は53万です。

 あられもない。皆姿があられもないよ。

 ねぇちょっと妖精さん? ズームしすぎですわよ。色々見えちゃうからね? あと画質良すぎ。ってしっかり見てる俺がいる……。

 お、おほん! しかしあの短時間でここまでお互いにボロボロになるなんて流石に予想していなかった。無傷なのは大井だけじゃないか。

 一体何があったんだ。出来ることなら誰か詳しく説明して欲しい。まぁそう都合よくはーー

 

「知りたいですかぁ? 青葉にお任せ下さい!」

 

 んあ!?

 

「青葉!? い、いつからそこに……?」

 

 いつの間にか俺の左斜め後ろすぐ側に立っていたのは重巡洋艦、青葉。多くの艦娘と同じくセーラー服ベースの服装だが下は艦娘的に珍しいキュロットである。

 

「ども! 司令官! いつからと言われますとついさっきですが、そんなことよりも! Bチームの動向が分からなくて困っていたでしょう。『何があったんだー』って顔してましたよぉ? いやー、凄く読みやすい表情ですね! 目は口ほどに物を言うとは言いますけど、司令官の場合、顔がもう口ですね!」

 

 顔が口!? 何そのサトラレ宣告!?

 

「初めて言われたわそんなこと! 俺ってポーカーフェイスじゃなかったのか……?」

 

 かなりショックなんですけど……。

 

「青葉からしたら司令官がポーカーフェイスとかちゃんちゃらおかしいですが、一般的に見たらそうなんじゃないですかね(適当)。まぁこの鎮守府で司令官の顔を一番見ていたと言っても過言ではない青葉だからこそわかるのかもしれません!」

 

 凄くひどいことを言われている気がする。

 

「ちゃんちゃらおかしいとか言うなよ……。てかお前とはまぁまぁ顔合わせるけど、一番って程じゃないだろ。現に久しぶりに会う感じするし」

 

 こうして普通に会話するのは一月ぶりくらいな気がする。

 

「あっ、あーそうでしたっけ!? そうでしたね! 青葉うっかりです! っととそんなことより!(2回目) BチームですよBチーム!」

 

 え、『あっ』って何? 超怖いんだけど実はストーカーでもしてたの? な、無いか。ーー気付かなかった事にしよう。

 

「お、おう? そうだな。……で、なんでBチームの様子を青葉が知ってるんだ?」

 

「あぁ、暇だったので観測機を使って観戦してたんですよ!」

 

 また暇人が1人…………ごめんね! 娯楽品もう少し待ってね!

 

「勿論加賀さん達空母には、万が一とばっちりで落とされても文句を言わないと伝えてあります!」

 

 あー、味方のじゃない艦載機が飛んでたら攻撃されてもおかしくはないしな。正直あんな速さで飛び交う艦載機達の敵味方を見分けるとか正気の沙汰じゃない。

 

「なるほどな。んじゃ是非戦況を教えてくれると助かる」

 

「えぇー、タダでですかー? どうしよっかなー♪」

 

 うわーイラっとしたわ。なのに結局何だかんだ可愛いんだから艦娘ってのはズルい。

 

「う、うぜぇ……。まぁとはいえ早くしないとまた戦局が進んじまうな……。しょうがねえ、間宮券一枚でどうだ」

 

 伝家の宝刀間宮券。

 画面の中ではすでにドンパチやっているし、いつ戦況がひっくり返ってもおかしくはない。ここはさっさと買収するに限る。

 

「うーんそれも魅力的ですがぁ……あそうだ! 後で写真撮らせて下さいよ写真! ありとあらゆる角度から! 沢山!」

 

 いつもカメラを携える青葉らしい提案ではある。あるが……、

 

「は? 写真? 誰の……。俺の?」

 

「はい!」

 

 いやいいお返事だけども。

 

「えぇ……、そんな需要無いもん撮ってどうすんだよ……?」

 

「そりゃ勿論売、……じゃなかった、写真を綺麗に撮る練習ですよ、練習!」

 

 なんか不穏な単語が聞こえかけた気がしたが、俺の写真が売れる訳ないし流石に気のせいだろう。

 

「ほーん、別に俺である必要性を全く感じないが、まぁそんなんでいいなら手伝うわ」

 

 立ってりゃいいんだろ。

 

「あーりがとうございますぅ! じゃ交渉成立ということで、戦況をお話します!」

 

「手短かにな」

 

「はい! では曙さんと夕立さんがBチームに近付いた所から! 島風さんの魚雷をギリギリ無傷で回避した2人はそのままBチームへと侵攻しました」

 

 へぇ、あの魚雷結構危ない距離だと思ってたが無傷だったのか。すげぇな。

 

「距離が近付きお互いが有効射程範囲に入ったので砲撃戦に。しかしここで曙さんに魚雷が命中しました」

 

「有効射程範囲に入った瞬間に魚雷? 魚雷の速度的にまだ届かないだろ、……ってまさか」

 

「はい! 大井さんの魚雷です! 対空射撃をする前に放っていたアレです!」

 

 マジかよ、あの魚雷伏線だったの?

 た、たしかに魚雷は遅いからタイミング的にはおかしくないが……。

 

「いやいやいや幾ら何でもただ直進してくる魚雷にはお前らは当たらないだろ」

 

 砲弾避けちゃうんだから。

 

「そこは足柄さんとRomaさんが砲撃で進路を塞いだり気を逸らしたりりしつつ動きを誘導していました。その時波が高くて雷跡が見えにくかったのもあるでしょうね。戦艦級の砲撃は駆逐艦には弾きにくいので回避に専念した方が楽ですから、そこを突かれたというのもあるでしょう」

 

 動きを誘導って簡単に言うけどとんでもない技術だからね?

 

 それと弾きにくい……弾けないとは言ってないのが末恐ろしい。

 

「魚雷により中破した曙さんでしたが、そうなっても曙さんは止まりませんでした。むしろ夕立さんと一緒に戦意が倍増したようで、2人の砲撃は激しさを増していましたねぇ」

 

 あー、確かに曙は中破程度で戦意喪失するタマじゃないしなぁ。むしろよくもやったわね! となるタイプだ。夕立は夕立で味方がやられてスイッチが入ったか。

 

「その後の2人の働きはまさに快進撃と言って良いでしょう。動きの機敏さは更に加速し、曙さんがItaliaさんを中破に、夕立さんがRomaさんを中破、足柄さんを小破にしました」

 

「おぉ、調子いいな」

 

 駆逐艦が重巡や戦艦を容易く破損させることに今更疑問は湧かない。あいつら機関部の壊れやすい所狙う術を知ってるし、魚雷投げるし。

 というかさっきから望月の反応が無いんだが……。そう思って望月をチラッと見れば、

 

 あ、寝てやがる。

 

 そこには機関部を背凭れにしながらスヤスヤと寝息を立てる少女が居た。流れ弾は!? さては青葉が来たから大丈夫とか判断しやがったな!

 ……まぁいい、話終わって青葉がどっか行ったら叩き起こそう。

 あ、これは借りておこう。俺は望月の手から無線機本体を引っこ抜いた。

 

「ところで空母達はどうしたんだ?」

 

 避けに徹しているし、艦載機を操作している風でもないし……。そういえば空に艦載機が見当たらないな。少し前まではブンブン飛んでたのに。

 

「おや、いいところに気付きましたね! 今回の瑞鶴さんと龍驤さんは青葉的にMVPをあげたいですよ! なんせほぼ相打ちとはいえ加賀さんの艦載機をついに落としきったのですから!」

 

「マジか!? やるなぁ!」

 

 思わず声を上げてしまったが、実際これはかなりの快挙である。加賀の艦載機の熟練度を考えれば、瑞鶴と龍驤だけでは正直劣勢と言わざるをえない。というか加賀が強すぎるのだが……。それを覆し、相打ちとはいえ落としきったのだから、青葉の評価も納得というものだ。

 しかしなるほど、2人の艦載機はもう残っていないから今は回避に専念してる訳か。

 

「話を戻しますね? 夕立さんがRomaさんを中破にした辺りから戦いは接近戦になります。……この頃からBチームに不可解なことが起こり始めました」

 

 青葉は急に声のトーンを落とした。

 え、何、ホラーなの?

 

「不可解なこと?」

 

「はい。曙さんも夕立さんも狙っていないのに負傷する艦が出始めたのです!」

 

 お、おぉ、割とガチでホラーっぽいな。

 

「不可解な現象は龍驤さんを小破、瑞鶴さんを中破に、そしてRomaさんに至っては大破に追いやり、まるでAチームの援護をしているかの様でした……!」

 

 んんん? あ、なんか読めたぞこれ。

 

「流石にもうお気づきかと思いますが、そう! 木曾さんが超長距離砲撃で援護していたのでっす!」

 

 な、なんだってー!?(予定調和)

 しかも島風の相手をしながらである。化け物め(褒め言葉)。

 木曾の奴なんか変な方向に砲撃をしてんなと思ったらそういうことだったのか。いやそれで納得出来ねぇよ!? 命中精度おかしいよ!

 

「ど、どんな腕してんだよ。あいつ確か中距離兵装しか積んでなかったはずだぞ……。ちなみに聞くけど、青葉。お前同じこと出来る?」

 

 俺がそう聞くと、青葉は両腕でバッテンを作り、

 

「無理です!」

 

 と叫んだ。もしアニメなら目もバッテンだろう。ニャッキかな?

 そんな青葉をじっくり観察していると、彼女はハッと顔を赤くし、誤魔化す様に咳払い。

 

「こほん! とにかく、木曾さんの援護によりAチーム有利に戦局が進むと思われました!」

 

「思われました」

 

 つまり状況は変わったわけだな?

「今の戦場を見てください。ここでクイズです。木曾さんの援護砲撃が止んでます、さて何故でしょうか?」

 

 唐突だな。でもまぁ真面目に考えてやるとするか。

 映像では夕立が攻めきれないからかイライラしながらも突破口を探しており、曙は冷静に足柄や空母達をチクチク砲撃している。

 足柄はその曙からRomaを庇うように移動しつつ夕立に射撃を行い、大井は大量の魚雷を水中空中両方にばら撒き煙幕、牽制、攻撃を同時にこなしている様だ。

 Romaは大破故に撤退し始めているが無事な砲塔で砲撃はしっかりと(おこな)っていた。これを見る限り夕立はかなり警戒と対策がされていると気付く。まぁ暴走するとおっかないしな、マジで。

 龍驤と瑞鶴はもう艦載機がない為攻撃は行えないが、敢えて狙いやすい位置に陣取ることで曙と夕立の砲撃を誘っている。龍驤なんか砲撃を回避しながら公開無線で『あれー? 無防備な空母も落とせへんの? んー?』とか煽ってるし。集中の阻害が目的だろう。曙を見ろ、なんてぐぬぬ顔が似合うんだ。

 

 ……ん?

 

「あれ、Italiaどこ行った? ……いや、そうか」

 

 そう、どこに行ったかなんて一つしかない。

 最初Bチームは何と言っていた?

 "何がなんでも木曾を落とす"と、そう言っていなかったか。

 

「司令官、ご明察です。Italiaさんは単騎で島風さんの応援に向かいました!」

 

「よく曙達に気づかれなかったな」

 

「気付いていたと思いますよ? ただ追えなかったのでしょう。Italiaさんに意識を向けられないように足柄さん、大井さん、Romaさんが頑張っていましたから!」

 

 Romaもか。大破ながら働くなぁ。

 

「なるほどな。んじゃちょっと木曾方面にカメラ移動させるか」

 

 言いつつドローンを操作する。とはいえ移動しながら戦うのが船である。もうそこまで距離は開いていない。数分で追いつく距離だ。

 

「Bチームは青葉が見てるのでご心配なくー」

 

「おぉ、オフなのに悪いな」

 

 こんなん俺の仕事の手伝いみたいなもんじゃん。

 

「いえいえ、皆のことを見るのは趣味みたいなものですから!」

 

 こいつは仲間が大好きなんだな……(ピュアっピュアな感想)。

 

 さてItaliaと木曾、島風はどうなったかね……。

 

 ーーふむ。

 

 Italiaは変わらず中破、島風も中破、木曾も中破……いやギリギリ小破か? それから木曾の後方、かなり距離はあるが加賀の存在も確認できた。ぶっちゃけると被害状況とか見ただけじゃ大体しか分からないんだよなぁ。あんまりジロジロ見るのも悪いし。色々はだけてるからね!

 島風とか、なんだアレ。全裸とは言わんがもう七分の五裸くらいじゃん。

 

「しかし思った以上に島風粘ったなこれ」

 

 島風がやったのか、はたまた応援に入ったItaliaがやったのかは分からないが木曾をほぼ中破に出来たのはBチームにとってかなりのプラスだろう。

 

「そうですね! 木曾さん相手にここまで粘るとは、青葉も予想外です! いやー今日の演習は見どころが多いですねぇ」

 

 本当にな。いつもはもう少しこざっぱりした演習になるんだがな。お互いが閾値を超えた強さがあるから、戦局が傾くと一気に勝負が付くんだよ。あ、演習の勝利条件は過半数を大破させることな。って誰に言ってんだろうか。

 

「あっ、夕立さんの砲撃で大井さんが中破、返しの魚雷で曙さんが大破しました!」

 

 お、ここまで無傷だった大井が中破か。だが曙を大破させたことで夕立が孤立したことになるな。音声では『あーもう! 曙、離脱します!』と悔しがっている様子が聞こえてくる。ちなみに公開音声である。

 

 っとこっちでも動きが。島風の投げた魚雷をItaliaが撃ち抜いたのだ。木曾と島風の中間地点で大爆発が起こる。

 更にそれを目くらましに島風が最高速で離脱した。はっや。木曾は島風を追おうとするが、煙幕が濃くて断念。Italiaに目を向けた。

 

 そこからはもう凄まじいの一言だった。

 木曾とItaliaの一騎打ち。

 一対一の場合先に集中力を切らした方の負けである。

 木曾が撃つ。

 Italiaが弾く。

 Italiaが撃つ。

 木曾が避ける。

 撃つ。避ける。撃つ。弾く。

 撃つ。撃つ。撃つ!

 

 嘘みたいだろ? これ曲芸じゃなくて戦闘なんだぜ。

 撃つって単語一つに砲弾何発も飛んでるからね?

 

 しかし、木曾は見た目通りの戦闘好きだな。めっちゃ楽しそうじゃねぇか。超好戦的な笑顔だよ。

 

 Italiaは逆に極めて冷静で、基本に忠実(※艦娘鎮守府の基本です)を体現している感じだ。

 ……多分。

 いやこの辺になってくると高速戦闘すぎて俺の目が追いつかないんだよ!

 

「お、夕立さんが今、1人になりながらも大井さんを大破させました! 足柄さんからも狙われているのに凄いですねぇ!」

 

 流石夕立、逆境にやたら強いな。まぁ木曾が"戦闘好き"なら夕立はまさしく"戦闘狂"だからなぁ。ぽいぽい言ってる普段からは想像もつかんが……。

 ええっと、大破はこれでAチームが曙、Bチームが大井とRomaか。どっちも勝利まで後2隻だが、そろそろ勝負がつきそうだな。

 因みに大破した艦娘は慎重に後退しつつ戦線を離脱する。離脱中の砲撃は可能ならば(おこな)って良い。また、無事な他の味方艦は離脱の援護を極力行うのがうちの演習のルールだ。実際の戦闘で負傷艦を守る癖をつけるためだな。まぁ曙の撤退時とかは近くに夕立しか居なかったから援護出来なかったっぽいが、夕立自身も狙われていたし、今回はAチーム4人しか居ないから仕方ないわな。逆にRomaの撤退時は足柄がカバーしていたはずだ。

 

 画面を見ていると、木曾とItaliaが戦っているより後方で爆発が発生したのが見てとれた。

 

「島風は加賀の所に行っていたのか……!」

 

 そう、爆発の正体は島風の魚雷。

 彼女はItaliaとの連携で離脱した後、加賀を倒しに向かっていたのだ。

 

 ドローンを島風対加賀と、Italia対木曾の中間辺りに移動させ、どちらも見られる様にする。両方気になるじゃん?

 

 島風は中破にも関わらず機動力に衰えは見えない。ただ砲撃よりも魚雷メインで戦っているあたり砲塔の多くが木曾に壊されてしまっているのだろう。

 対する加賀は投げつけられた魚雷を空中で掴んで投げ返したり、海中から迫る魚雷に当てて直撃を避けたりと、なかなか危険な対処をしている。ただ無傷とはいかないらしく、加賀は小破となっていた。

 

「これはさすがに加賀が不利か……?」

 

 艦載機も無いのもあるが、島風が魚雷を主とした攻撃方法なのが大きい。砲撃メインなら避けちゃうだろうし。

 

「いやーどうでしょうか。加賀さんの目はまだ諦めてはいないようですよ?」

 

 青葉の視線の先、俺の持つモニタに映る加賀の目を見る。確かにまだ何かありそうな目をしているが、実際問題何も出来ることが無いしなぁ……。

 

「ーーあっ、夕立さんが足柄さんに大破させられました!」

 

 青葉の報告と同時に『うぅー悔しいっぽいぃぃ!!』との音声が聞こえてきた。いや充分頑張りすぎだからね? Bチームの半分くらい夕立の攻撃による被害だから。マジソロモン。

 

「お、Bチームリーチだな。どうなることやら」

 

 Italia対木曾の方にカメラを向ける。

 その瞬間、木曾の"斬撃"が袈裟斬りに命中し、Italiaは大破となった。集中力が切れたように『はふぅー、やられてしまいました。離脱します』と言ってからItaliaは撤退を開始した。それを見てから木曾はすぐさま加賀の加勢に向かう。

 が、俺はそれどころじゃなかった。

 

「……今、俺の目がおかしくなければ木曾の奴軍刀でトドメ刺さなかった?」

 

「そのようですねぇ」

 

 青葉はのんびりと返答する。

 

 あの砲撃の嵐の中あそこまで接近したのも凄いが……。

 

「あの軍刀ってちゃんと武器として使えたんだ……」

 

 そこが気になって仕方がない俺だった。いつも下げてるけど飾りだと思ってたわ。

 

「あ、そこですか」

 

 

 その後の勝負は流石にすぐ決まった。

 加賀を狙う島風だったが、横合いから至近に砲撃を受け、木曾に意識が向いた瞬間加賀に蹴り飛ばされ、『おうっ!?』とバランスを崩した所を木曾に再び撃ち抜かれ大破となった。

 いや加賀さん、いくら武器が無いからとはいえ蹴りって……。

 最後の最後で最強の二人に挟撃された島風が不憫でならない。俺はお前が頑張ったの(今日は)見てたからな!

 

Aチーム

 加賀、小破。

 木曾、中破。

 曙、大破。

 夕立、大破。

 

Bチーム

 足柄、中破。

 大井、大破。

 Roma、大破。

 Italia、大破。

 瑞鶴、中破。

 龍驤、小破。

 島風、大破。

 

 Bチームの過半数が大破したので、Aチームの勝利である。

 




これ戦術もクソもねーじゃんと思ったあなた、それは艦娘のせいでは有りません。
作者の頭がたりていないのです。

しかし苦手な戦闘もこれで終わり!
次はもう少し早く上げられることでしょう(フラグ)

次回、反省しない反省回と1日の終わり。

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