私は誰でしょう?   作:岩心

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1話

 1964年1月26日、非魔法使いのマグルの父と魔女の母との間に生まれた半純血。

 上に姉が二人いたものの、彼女たちには資質はなく、おかげで幼少期は母にちやほやとされていた。

 

 ――しかし、十歳の時、妖精に攫われた。

 

 生まれたときから十一歳に入学が決まっていた魔法学校からもうすぐ手紙が届けられるであろう時期での出来事だ。

 森で遊んでいたら、神隠しに遭ったように消息が不明になり、捜索隊が派遣されたものの見つからない。魔法資質のある子どもは時に魔法力を暴走させて、どこかへと転移してしまう話があるが、それにしても影も形も掴ませない。十七歳未満の魔法行為を検知する“臭い”の呪文で探っているのに、まったく引っかからないのだ。

 家族はその報に嘆き悲しんだ。魔法も満足に使えない十歳の子供が、こんな森の中でひとりで生きていけるわけはない。

 

 かと思いきや、子供はなんと自分の足で、消息を絶ってから一週間後に帰って来る。ただし、それまでの記憶がなくなっていた。すぐに聖マンゴ疾患傷害病院へ連れて行き、癒者へ診せたが、この記憶喪失は治しようがないものだという。

 彼を診断した癒者には、無言者の知人がおり、これと似たような症状があると語る。

 魔法省の神秘部には、“向こう側”と繋がったアーチがある。それを潜って無事に戻って来れた者はほとんどおらず、生還したものが極稀にいたそうだが、彼らは全てこの子のように記憶を無くしているのだと。

 だから、きっとこの子供も“向こう側”へ飛んでしまっていたのだ。

 

 その証拠に、自力で生還したこの『取り換え児(チェンジリング)』の頬には、妖精から贈られた、女性を虜にしてしまう魔法の黒子があった。

 

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 それから、生還した男の子は、家族の下で癒者の治療を受けながら生活し、この無闇矢鱈と異性を魅了してしまう黒子に悩まされる(姉に襲われかけたこともしばしば)日々を送り、魔法学校へと通う。

 失った記憶を、そして、“向こう側”で一体何があったのかを知りたいと欲していた彼に、組み分け帽子は、レイブンクローへ組み分けする。

 魔法族として過ごしていた十年の記憶を失った彼は、帰ってからそれまでの分を取り戻さんとするように魔女の母を家庭教師に事前学習に励んでおり、成績は優秀。

 うっかりと普段はきっちりと隠している(効果を弱める軟膏を塗って隠している)黒子を見せてしまい、ある女生徒を魅了してしまったことがあって、当時六年生のグリフィンドールとスリザリンの先輩たちと修羅場になってしまったことがあったが、その女生徒に謝罪し許しを得て、大人げない先輩方は杖を収めてくれた。

 またそれがきっかけでこちらの事情を知ることとなった、どうしようもない体質のせいで苦労することにいたく同情してくれた先輩のひとりに何かと面倒を見てもらえるようになり、二年生……彼らが卒業する際に、『モテるだけの黒子に悩まされずに前向きに生きろ』と励ましを貰い、先輩方『悪戯仕掛け人』の最も画期的な発明品である『忍びの地図』を渡された。

 それから、『悪戯仕掛け人』を引き継いだ彼は、クィディッチ・ピッチに長さ六メートルの文字で自分のサインを刻んだり、自分の顔の形をした巨大な光る映像を『闇の印』のように打ち上げたり、また魔法の黒子のせいもあってか八百通のバレンタインカードを送られて、バレンタインデーにふくろうの羽や糞などで朝食が中止になる伝説を作るなど、鬱屈とした闇の時代を盛り上げんと派手に学校生活を送り、最後は首席でホグワーツを卒業した。

 

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 1981年に『生き残った男の子』が『闇の帝王』を下し、第一次魔法戦争が終結してからその一年後……何もかもが終わってから魔法学校を卒業した青年は、世話になった、けれど力になれなかった先輩方の弔いにと、その忘れ形見である子供を見に行き、その後はその土地その土地で日雇いの仕事で旅行費用を稼ぎながら、自分のルーツである“向こう側”への探索にと世界を巡り、その行く先々で様々な闇の生物に出会う。

 

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 旅行一年目で、泣き妖怪バンシーと出会う。

 長い黒髪で緑色の服に灰色のマントを着る女の姿をした妖精。大きな嘆きの声を出して騒がしい妖精バンシー。

 死神犬グリムのように、その泣き声は死の前兆などと気味悪がられているが、バンシーは死を告げるだけで、積極的に生命を奪う生物ではなく、死者を弄ぶものでもない。

 彼女たちは、ただ鳴いて、泣く。

 これから死ぬ者のために、目を燃えるように赤くして泣き叫び、その人物が偉大であるほどに多くのバンシーが鳴く。

 “向こう側”へ旅立つ死期を自然に悟る泣き妖怪とナウな休日を過ごした青年は、黒子の魅了効果もあってかそのバンシーに気に入られて、乳房を吸わせてもらった。

 妖精と交わることで霊感や才能を授けられる話は魔法界に多々あるが、青年はその時、泣き妖怪の第六感、死に近いモノを見ると涙を流す感性を得る。

 

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 旅行二年目で、グールと出会う。

 魔法省の魔法生物規制管理部動物課にグール機動隊が設置されているこの闇の生物は、マグルの住居に棲みつくことがある。

 

 その姿は醜いものの特に危険な生き物というわけではなく、亡者のようなゾンビではなく精霊や悪魔の類である。

 屋根裏部屋や納屋などに隠れ潜んで蜘蛛や蛾を主食とする。見つかれば相手に呻き声を上げたり、物を投げつけるもそれは威嚇程度であまり脅威はない。魔法族の中にはペットにする者もいる。

 そんな欧州では人語を話せぬ種族として獣扱いされるグールであるも、中には知恵に長けたものもいる。

 中東で出会ったその女のグール(グーラ)は、体色と姿を変えることができ、人間に混じって生活をしており、会話ができるだけの知能と社会性があった。それだけでなく、道義的な教えを説くクールな性格であった。そんな彼女と散策をしているうちにまたも黒子の効果もあってか気に入られた青年は、義兄弟の杯を交わす酒のように精霊の乳を吸わせてもらい、契りを交わした。

 その加護により青年は、杖や魔法薬なしで体色を自在に変え、姿形を自在に変える術、後天的には得られるはずのない『七変化』の特殊能力を得る。

 

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 旅行三年目で、鬼婆と出会う。

 子供を食す闇の生物。怪しい、意地の悪い、醜い老婆の姿をしている妖精で、眠っている者に悪夢を見せる。

 しかし、旅行した極東の国には、人間に恩寵をもたらす鬼婆がいるという。そんな人食いの鬼婆とゴールデンボーイな物語よろしくクマと相撲を取ったりするオツな休暇を過ごす。

 

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 旅行四年目で、トロールと出会う。

 正確にはトロールというより、修行をしていた魔法使いと親交を深めた。ホグワーツで、同じレイブンクローの卒業生である彼は、トロールを相手にしたときは凄かった。川トロール、森トロール、最もデカい山トロールと、意思疎通の難しいトロールを彼は意のままに操り、簡単に撃退してみせる。

 彼自身もトロールに関して特別な才能があると自負しているようで、自慢げな彼とグダグダ話でとろい旅をしながらトロールのことを教授してもらい、トロール検定一級を認定される。

 それで、そのトロールマスターの彼は、今度ホグワーツで『マグル学』の講師をするという。

 

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 旅行五年目で、バンパイアと出会う。

 流れる水を渡れないとされる吸血鬼と、大海原を行く船旅。日光に弱い彼を介護しながら、闇の生物に対する偏見とやらを改めて実感する。

 

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 旅行六年目で、狼男と出会う。

 狼男……低学年で大変お世話になった学校の先輩は、狼人間、魔法省が定めた危険な亜人であるがゆえに定職につけず、人里離れた山奥に生活することを強いられていた。

 第一次魔法戦争にて、親友を失い、親友だと信じていた者が親友を『闇の帝王』に売った裏切り者で、また親友のひとりを失った先輩は、老いたように見えた。世俗を離れているのは心理的な要因もあるのだろう。青年は先輩と共に山歩きをしながら、これまでの冒険や親友の忘れ形見『生き残った男の子』のことなど様々な話をし、次第に調子を取り戻してきた先輩から、その冒険についての自伝を出版したらどうかと提案される。

 

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 旅行七年目で、雪男と出会う。

 世界最高峰の山脈の登頂途中、五メートルものトロール並みに大きな魔法生物と遭遇。イエティ、雪男である。頭から足まで純白の毛で覆われたその生物は、縄張りに迷い込んだモノを何でも貪り食う。

 けれど、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー著『幻の動物とその生息地』より、火が弱点であることが知られており、また青年はトロール並みに低知能な相手を扱う心得と、クマと相撲を取れるだけの勇気と力があった。

 それから、一年。山篭りし、大自然の中、己を見つめ直す。

 

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 魔法学校で七年魔法を学び、卒業してからまた七年世界を巡ってから、数年後……

 

 

 〇 〇 〇

 

 

 『泣き妖怪バンシーとのナウな休日』、

 『グールお化けとのクールな散策』、

 『鬼婆とのオツな休暇』、

 『トロールとのとろい旅』、

 『バンパイアとバッチリ船旅』、

 『狼男との大いなる山歩き』、

 『雪男とゆっくり一年』。

 ムーニー先輩に勧められて始めてみた執筆稼業であったが、意外なことに文才があったのか好評だ。全作ベストセラーを記録し、去年、魔法界の知識や娯楽に貢献した人物に贈られるマーリン勲章勲三等を頂いた。闇の力に対する防衛術連盟の名誉会員にまで推挙される始末である。それからついでのように週刊魔女ではチャーミングスマイル賞の五回連続受賞を達成。

 ただ発明したオカミー・エッグ・シャンプーは、あまりに危険かつ高級すぎるため、一般市場に売り出すことは叶わなかった。残念だ。

 

 この魔法のある世界に()()してからもう十数年。

 元の世界に帰ろうと努力はしてきたものの、その目処はとんと立たない。魔法の腕や腕っぷし(物理)、それから、闇の生物に女性(種族を問わず)のあしらい方はメキメキと上達した。

 でも、“向こう側”は見つけられない。

 仕方がない。切り替えよう、この世界で生きていこうと最後の冒険を終えて、作家となった。そして、もう印税で一生遊んで暮らせる生活を手に入れたのだ。勝ち組になったのである。……相手はまだいないけど。経験だけは人間族に限らず豊富であるも。

 

 そんな時間とお金に余裕がある私は、現在、自伝『私はマジックだ』を執筆しながらひとりの少年を気にすることができた。

 校長先生に魔法族と匂わせるような接触は厳禁だと言いつけられている。

 『魔法界の英雄だと知ればどんな少年でも舞い上がる。歩いたり喋ったりする前に偉大なことをしたなんて教えない方がいい。受け入れる準備が出来るまでは魔法から一切離れて育つ方がずっといい』、とそれは急にこの世界に来て、()()の魔力で女性に好かれてしまったことのある私にはとても効果のある文句であった。

 連絡係を務めている近所のフィッグさん……ニーズルと猫を交配させて繁盛している名ブリーダーと一緒に、マグルの親戚に預けられているリリー先輩とプロングズ先輩の忘れ形見にして、『生き残った男の子』ハリー・ポッターを見守っている。

 学生時代にお世話になった先輩方の義理として、彼がひとり立ちできるようになるまで出来る限り支えよう。

 狼人間であるムーニー先輩は、このようなマグルの住宅街では暮らせないだろうし、間違ってもハリーを狼人間としてしまうわけにはいかないとむしろ監視役など敬遠して、校長先生から乞われても辞退するだろう。

 そこで、私である。

 真っ当な人間(マグル)であった前世を持ち、マグル学のクィレル教授(今年からは闇の魔術に対する防衛術)と文通で交流を続け、魔法界と非魔法界のハーモニーを求める(自称)常識人な文豪兼冒険家の魔法使いであるこの――

 

 

「ギルデロイさん! ギルデロイ・ロックハートさん、いらっしゃいますかー!」

 

 

 その普通の人よりも二倍の長さのある鶴のような首をさらに伸ばしてこちらを窺いながら、普段よりも甲高い声でこちらを呼ぶのは、ペチュニア・ダーズリー。

 

「ハハ! 聞こえてますよ、ペチュニアさん」

 

「良かった、いらっしゃったのですね!」

 

 変わり者のフィッグさんの遠い親戚で、このふた筋むこうにあるこのフィッグ家に住まわせてもらっている作家の見習い卵……という設定でご近所付き合いをしている。副業(バイト)としてお宅の家庭教師を任され、低迷していたダドリー坊ちゃんの成績を上げたことから奥さんとは中々良好な関係を築いている。旦那さんのバーノン・ダーズリーからは間男のように警戒されているけれど。

 

「実は今日、ウチのダドリーちゃんの誕生日なのだけど」

 

「もちろん存じ上げています。私もダドリー君へのプレゼントを用意していますよ」

 

「まあ、ありがとうございますギルデロイさん! ダッドちゃんも喜びますわ!」

 

 軽く微笑みながら大きな包みを渡すと、夫人から好感触を得る。

 もううっとりとこちらを見つめている。黒子は軟膏を塗って隠しているが、艶やかな黒髪、茶の混じった黒い瞳、色白の肌の、甘いマスクをしたギルデロイ・ロックハート。『七変化』でアラベラ・フィッグの容姿に似せようと、本来ブロンドの髪と青い瞳の色を変えているものの、プリベット通りで奥様方に人気のイケメンである。

 

「それで、今日は……この甥を預かってほしいんです」

 

「………」

 

 ひどく言い難そうにしながら背中を押してペチュニアが前に出したのは、小柄で痩せている、整えようとはしているのだろうけど髪もくしゃくしゃで、野暮ったいメガネをかけた少年。ハリー・ポッターである。

 

「ええ、構いませんよ。誕生日なのですから家族水入らずで過ごしたいでしょう」

 

「ありがとうございます! ……ええ、もしこの子が何かするようなら叩いても構いませんから」

 

「ハハ、ハリー君は良い子です。そんなことはしません」

 

 問題児を預けてしまう申し訳ない……という風にペコペコと頭を下げるペチュニア夫人、その横で恐る恐る『よろしくお願いします、ギルデロイさん』と掠れるような小声で事前に教えられた通りの挨拶で会釈するポッター少年。

 それに笑顔で対応し、ハリー・ポッターを今日一日引き取った。

 

 そして、ペチュニア夫人がいなくなり、ダーズリー家を乗せた新車が発進したところで、おずおずとハリーが訊ねてくる。

 

「その、フィッグばあさんは?」

 

「フィッグさんは、足を滑らせて骨折してしまってね。今頃、病院にいるはずだよ」

 

「そうなんですか」

 

 骨折したフィッグさんに同情する、けれども、猫好きの自慢話に付き合わされないで良かったと安堵しているのだろう。

 けれども、残念なことにこの家はキャベツ臭く、せっかくの客人をお出迎えするのに不向きである。

 

「じゃあ、ハリー。私達もお出かけしようか」

 

「え、ギルデロイさんにそんな……」

 

 ああ、夫人から私に迷惑をかけるような真似は絶対にするなとでも言われているのだろう。

 

「遠慮しなくていいさ。ちょうど執筆に行き詰まっていたからね。スカッと気分転換にドライブに行きたかったんだ。付き合ってくれるかい?」

 

「は、はい……!」

 

 ハリーにヘルメットを渡してから、車庫へ行く。

 そこには、憧れていた先輩と同じもの……この魔法界と非魔法界のハーモニーの代表例たる巨大なオートバイがあった。ハリーは目を見開いて、ワクワクと目を輝かせている。かつてこれを初めて見せられた私のように。

 それからヘルメットをきちんと被ったことを確認すると、脇に手を入れて持ち上げ後部座席に乗せ、発進する。

 

「しっかりと腰に掴まっていててくれよ」

 

 緩やかに加速し、ちょっとしたアトラクションのように風を切る、爽快感ある速度へとすぐに達した。

 背中からは、うわぁうわぁっ、と感嘆の声がしょっちゅう聴こえる。

 

「どうだい? 私のバイクは?」

 

「すごいです!」

 

 ふとハリーは思い出したように、

 

「そういえば、僕、オートバイの夢を見た。空を飛んでたよ」

 

 

 〇 〇 〇

 

 

「ハリー、それはとてもイイね。私もこのバイクを空に飛ばしてみたくなるよ」

 

 夢だろうが漫画だろうが、何かが()()()でない行動をする度に、伯父さん伯母さんは、強く訂正させてくる。でも、ギルデロイさんはそんなことはしないで、笑い飛ばしてくれる。思えば、ダドリーの家庭教師も『ひとりもふたりも変わりません』と言い、一緒に勉強を教えてくれる。それも学校の先生よりもわかり易くて、公平だった。勉強中にもちょっかいを出そうとするダドリーをその前にそれとなく窘め、ハリーに危害が及ぶのを防いでくれる。またギルデロイさんが家庭教師に来た日は、伯母さんも上機嫌で、普段よりはハリーに優しくなる(反面、伯父さんの機嫌は悪くなるけど)。

 また、彼が話してくれる執筆中だという物語はとても胸が躍り、ハリーの琴線に響いてくるものがあった。そして、小説家であるからか、ハリーが話す夢のような内容もからかったり否定したりせず、とても好意的に聴いてくれる。

 

 だから、ダーズリー家で我慢させられている分の鬱憤を晴らすかのように、ハリーはロックハートに思ったことをありのままに喋るのだ。

 

「実はね、僕、蛇とお話ししたことがあるんだ」

 

「…へぇ! そりゃすごいな、ハリー君。私もびっくりだよ」

 

「ウソじゃないよホントだよ! この前、学校で行った動物園で、大ニシキヘビが、ブラジルなんか一度も見たことがないって僕に話しかけてきたんだ」

 

「大ニシキヘビ君が、ハリー君にそう愚痴って来るなんてね。君には魔法使いの才能があるのかもね」

 

 ハハ! と笑い飛ばすギルデロイさん。

 それから僕は、彼が寄ったレストランで好きなものを頼んでいいと言われ、ご馳走を頂くことになった。

 

 

 その後日、僕に本当に魔法学校からの入学案内が届けられた。


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