転生したからと言って最強じゃないし原作通りとも限らない   作:大日本帝国陸軍兵士

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第6話です。どうぞ。

余談ですがお気に入りが30件を超えました。
これからも『転生したからと言って最強じゃないし原作通りとも限らない』をよろしくお願いいたします。

下にお気に入りをしてしていただいた方々を貼らせて頂きます。
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上記の31名の方々、お気に入り登録ありがとうございます。 


第6話 転生したからと言って人間にモテる訳じゃない。

前回までの"ていさげ!"

どう見ても兎も暇潰しで作りました感がハンパない装甲がない本当に枠組みだけのISを触った。

それだけ!。

 

ってなことでどうも、都狩 鷹幸です。

 

只今の状況を説明すると、あの枠組みだけISを触った瞬間に眩い光に包まれ

今回はゆっくりと(第1話参照)光が消えたと思ったら真っ黒な空間に居ます。

これどういうこt((

 

キュイーン

 

『最適化完了です!こんにちわ!ご主人様!』

 

と可愛らしいアニメで出て来そうな声が挨拶してくる。

 

わぁこんにちわぁ。

可愛い声だ事…

 

ってそういう事じゃねぇ。

は?

ご主人様タァどういうことだ?

 

『大変困惑している様ですね!良いでしょう!説明しますよ!』

 

あ、ハイ。

お願いしまーす。

 

『私は貴方の今乗っているISです!。まぁ、人口知能のようなやつですね!。』

 

ほう、人工知能とな?

 

『はい!しかも篠ノ之博士特製なので色々な受け答えができるんです!しかもしかも!このISに受けたダメージは私に痛覚として伝わります!それにそれに!誰かが触れたらそれも感じ取る事も出来ますし搭乗員が居なくても普通に動けるんですよ!まるで本物の人間みたいでしょう!』

 

なるほど。んで、なんでその人工知能が俺のISに?

 

『それは今までのISでは警告音と共に目の前の画面に出されるだけの無機物な、もう兵器としか呼びようのないものでした。それを変える為!この様に人間の様なプログラムを付けたら兵器としては見れなくなるんじゃないかと!そういう事です!』

 

なるほどね。

なるほどなるほど。

 

それだったら君以外の子は何人か居るの?

 

『居ることは居るんですが…。』

 

ほえ、何処にいらっしゃるのかね?

 

『…この研究所内で無人IS、何機か居ましたよね?』

 

居たね。

掃除とか色々してた働き者のIS達。

 

『それです。』

 

え?あれみんなそうなの?

 

『そうなんです。元々はこのプログラムを世界各国のISに出すつもりでしたが…。』

 

でしたが?

 

『小規模な範囲で出して見たらしいのですが、そのIS達の"性格"に問題がありまして…"IS自身"が搭乗員を拒否してしまいまして…』

 

なるほど。

それでそのIS達を回収して来たからこんな事になってるのか。

 

『そうなんです。』

 

ん?じゃあなんで掃除とか洗濯とかしてるんだ?

性格に問題があるなら反抗する事もあるだろう。

 

『それが"親"である篠ノ之博士には反抗せずきちんと応じる様になってしまったんです。』

 

あーそういう事…。

…じゃあなんで君は俺を乗せてくれて居るの?

 

『貴方がご主人様だからですよ!』

 

なんでご主人なの…?

 

『正直に言いましょう!"貴方が好きなんです"!!』

 

な、なんだってー!!!

 

『正直触れられた瞬間ビビッと来たんですよ!貴方人に見せて居ないだけで可愛いところあるんですね!』

 

どういう事だよォ!?

 

『貴方の記憶触った瞬間情報として流れて来たので全部見ました☆』

 

ほわあああああああああい!?

 

「ちょ、ちょっと!?大丈夫!」

『チッ、要らぬ邪魔が入りましたね。それではご主人様!』

 

と彼女が言った瞬間目の前の暗い画面がいきなり明るくなり篠ノ之束の顔がドアップで映し出される。

 

「ウワォ!?」

「あー良かった…大丈夫かな?」

「だ、大丈夫だ。問題ない。」

「触ったと思ったら光が出てしかも男性初のIS乗りになっちゃって、しかもいきなり一次移行(ファーストシフト)して全面装甲(フルスキン)になっちゃうなんて前代未聞すぎるよ…。」

 

ハハハ…ついさっき俺にされた事も前代未聞だよ…。

 

おーい、俺のIS。

 

『はいはい!なんでしょう!ご主人様!』

 

今の俺の姿ってどうなってるん?

 

『えっとですね!こうなってます!』

 

と目の前のモニターに映されたのは…

 

 

俺が子供の頃に見た初代ガンダムの雑魚モビルスーツ"MS-06F(ザク‖)の姿だった。

 

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第6話 転生したからと言って人間にモテる訳じゃない【完】

 




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