転生したからと言って最強じゃないし原作通りとも限らない   作:大日本帝国陸軍兵士

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第4話です。どうぞ。


第4話 転生したからと言って原作通りに行く訳じゃない。

どうも都狩 鷹幸です。

皆さま、いかがお過ごしで紹介しょうか。

 

ただいま自分は一人の少女と一匹のうさ耳の生えたナイスバデーのお姉(うさぎ)さんに睨まれて居ます。

 

何故そうなったかと言いますと、前回を見ていただければわかるのですか、

この世界ではほとんど名前を知られてない目の前の少女、クロエ・クロクニルちゃんの名前を、

うっかり口に出してしまい、

絶賛怪しまれているのです。

 

「だんまりしないで!なんでクーちゃんの名前を知っているの!!」

ドンッ

「ほ、ほらほらあんまり強く叩いちゃうと机が泣いちゃうy(「なんで知っているの!」

 

ネタでさえも通じない…

くっ…ここは本当の事を言うべきか…?

 

「「…」」ジィ…

 

あ、ダメだ。

言おう。

 

「このことは誰にも言わないと約束するか?」

「約束するけど嘘を吐いたらどうなるかはわかってるよね?」キッ

 

ヒィっ!!

 

「わかった!わかった!話すから睨むのをやめてくれ!んで…これから話すのは全て本当の事なんだが…」

 

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「…ふーん?つまり元々此処は小説の世界で、君は此処とは"違う世界"に居たんだね?」

「…そしてその別の世界で車に轢かれ、神様に此処にお願いして来たと?」

 

「…ハイ、ソウデス」

 

「ふん、汗とか色々測ってるけど嘘は言って居ないみたいだね…」

 

皆さんはカットされて気付いてないと思いますが実は話すのは2回目で、

あの"なんだが"の後にめちゃくちゃ拘束されて嘘発見器にかけられてました。

 

ハイ。

 

「だから言ったろ?」

「じゃあ此処が小説の中の世界なら色々登場人物名を言ってみなよ!」

 

「…わかったよ。まずお前ら二人、篠ノ之 束とクロエ・クロクニル、世界最強(ブリュンヒルデ)こと織斑 千冬、その弟の織斑 一夏、最後にお前の妹の篠ノ之 箒…これでどうだ?ざっとお前に関係してそうなのは言ったが…」

「…束さんやちーちゃんならまだしもいっくんや箒ちゃんまでも知ってるとは…やっぱりこれは信じざるを得ないかなぁ…」

 

っシャァ!良い判断だよ束サン。

 

…そういえば、

俺の体がこれぐらいだって事は織斑 一夏はまだISを起動させて居ないのか?。

 

ちょっと聞いてみるか…。

 

「織斑 一夏はISを起動させたか?」

「え?何言ってるの?」

 

 

「いっくんは藍越学園に入るはずだよ?」

 

 

 

「は?」

 

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第4話 転生したからと言って原作通りに行くわけじゃない【完】

 




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