転生したからと言って最強じゃないし原作通りとも限らない   作:大日本帝国陸軍兵士

13 / 13
第12話です。どうぞ。


第12話 転生したからと言ってブチギレ無いわけじゃない。

前回の"ていさげ"は!

所属クラスがまさかの原作にはほとんど出なかった三組になってしまい

原作キャラが居ない状態でのスタートとなった!

それじゃあ本編だ!

 

はいさい!

どうも都狩 鷹幸です!

今自分は周りが女子だらけの教室の椅子に座って居ます。

とっても視線が怖いです。

 

…いやいや…最低でも隣の奴には自己紹介しないと…

 

「あー…新田さん?」

「呼び捨てでいいでやんすよ。新田、新田 佐名(ニッタ サナ)でやんす!よろしくでやんす〜」

「…あ、あぁ…よろしく!新田!…さん」

「呼び捨てでいいでやんす…」

 

しょうがないだろォォォォォォ???

俺はこう言う人間なんだよ!

察してくれ!ていうか初めてあった女の子に呼び捨ては織斑しか出来ないだろ。

 

てかおまえ語尾が"でやんす"なんだな。

それ某野球をしない野球ゲームで聞いたことのあるやつやん。

容姿もすげー似てるし。

リアルで居てもこれはこれでありだな。

 

そして連絡事項だのなんだの色々終わり休憩時間となった。

…この全方位から降り注がれる痛い視線を振り切るには外に行くしか…ササッ

 

…出入り口をあからさまに通せんぼされた…

悲しい…

 

嫌がらせ?嫌がらせなのかな?

嫌がらせならせんせーに言っちゃうゾ☆

 

うんキモい。

 

もうやだ、席に座って机に突っ伏して寝よう。

最低でも寝たフリでもいいや。

おやすみ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ウィーン

「失礼しまーす!」

「失礼するぞ。」

「失礼しますわ!」

 

するとドアを開け一人の男性と二人の美少女が入ってくる。

二人は正反対のような顔つきで一人は金髪で白人のいかにもお姫様チックな人だが、

もう片方は黒髮の大和撫子を彷彿とさせる顔つきだ。

最後の一人の男性はイケメンだった。

てかもうこれしか言う事がなi((((((

 

「あれれ?織斑くんだ。どうしたの?」

「ここに入った男子生徒居るだろ?ちょっと仲良くなりたいし呼んでくれないか?」

「あ、うん!わかったよ!都狩く…ん?」

 

と織斑と呼ばれた男性が都狩を呼べと言い、

一人の生徒が彼の机の下に行く。

 

「…Zzz」

 

「ありゃりゃ…?」

「…?」

「…まぁまぁ!」

 

そこには最先端の機器なんかどうでもいいというような形で眠る彼がいた。

 

「…ちょっと!一夏さんが呼んでるのにこの態度ですか!」

「…セ、セシリア…まぁまぁ…」

「おい!貴様!名前は知らんが人が呼んで居るんだぞ!顔ぐらい起こせ!」

「箒も落ち着けよ…」

 

周囲がざわつき野次馬も集まってくる。

どんどんと見る人は増えていって居た。

どうやら二人は箒とセシリアと言うらしい。

 

「…チッ」

 

そんな中乾いた舌打ちの音が教室中に響いた。

これには二人も驚き激怒した。

 

「…」

「あ、貴方!今私に対して舌打ちをしましたわね!あぁ!はしたない!」

「元はと言えば貴様が人が読んで居たのに顔も上げず無視をしたからだろう!」

 

…彼の頭の中の"何か"が切れた。

それと同時に一気に立ち上がり強烈な右ストレートがセシリアの頰に向かって一直線に進んで行く。

 

当然突然の事なのでかわす事も出来ずそのままセシリアは右ストレートをもろに食らった。

 

「…」

 

現場が一瞬で氷付く。

その時最初に口を開いたのは箒だった。

 

「きっ…貴様!やったなァ!」

 

その大声と共に箒の"IS"が起動する。

 

「んだとテメェ!生身ごときににIS使わねぇと勝てない負け犬かァ!」

 

と生身のまま大声で箒に怒鳴る。

 

と、そこで通告を受けた先生方が野次馬を掻き分け辞めにくる。

 

「おい!貴様ら!辞めんか!」

「げっ千冬ねぇ!」

「織斑"先生"と呼べと言って居るだろう!そして篠ノ之!ISをしまえ。」

 

と此処で千冬ねぇ…

織斑 千冬(ブリュンヒルデ)が大声と冷たい声を使い分けて言う。

 

箒はすぐに千冬の姿に気付きISをしまう。

 

だが"彼"は違った。

 

「っチィ!離せ!彼奴は1発ぶん殴らねェと気が済まない!」

 

先生方に雁字搦めにされても止まる気はさらさら無くまるで怒った犬の様に抵抗しながら大声で怒鳴り散らす。

と、此処で千冬が彼の前に出る。

彼はたとえ相手が世界最強であっても睨んでいた。

 

すると、

 

バキィッ!

 

 

千冬の平手打ちが彼の頰に炸裂し彼は死んでしまったかの様に動かなくなり膝をついてしまう。

そして一言言った。

 

「これは見世物じゃないぞ!すぐに帰れ貴様ら!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

はっはっは…やっちまったよクソッタレ。

久々にブチギレたなぁ。

 

ちなみに目覚めたらもうすぐで学校が終わりになる時刻だった。

どんだけつえぇんだよ織斑 千冬(ブリュンヒルデ)のマジの平手打ち。

今でもビリビリ痛いし腫れちまってるし。

 

んで、起きた後は事情聴取受けて今ちょっと待ってろと織斑先生に言われたので待ってます。

 

「…」

「待たせたな。これがお前の部屋の鍵だ。色々の荷物はお前の荷物はほとんど全部梱包してあったので運んである。」

「ありがとうございます。」

 

とか言いながら番号の付いた鍵を渡される。

番号は言うの面倒臭いので言わないでおく。

 

…多分一人部屋なんだろうな。

んでタイトルが転生したからと言って相部屋じゃないとかなんかになるんだろう。

 

そこまで気が進まないが行こうか。

 

移動までカットしとこうかな…。

カット!

 

「あ、そう言えばお前とあの二人組(箒とセシリア)が決闘を申し込んで来たぞ。今日から一週間後だ。」

「は?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ドアの前に来ております。

それでは!突撃開始!

 

ガチャッ

 

「失礼します。」

「…」

 

あれぇ!?誰か居るよォォォォォォ???

だーれだ!

 

「…すみません。此処の相部屋の都狩 鷹幸と申す者ですが…えっと、あなたは?」

ビクゥッ!

 

うわ、すっごい跳ねた。

 

「…更識…更識 簪(サラシキ カンザシ)…」

 

すっごい声が震えてやがる。

大丈夫か?

 

「…大丈夫でしょうか…?凄い震えてますが…」

「……関わらないで…」

 

うわお、やっぱぶん殴った事が影響してるのかな…

ちょっと俺の心がぶっ壊れそう。

 

…近日中に何か心の支えになるものを見つけよう。

うん。

 

…とりあえず今日はおしまいだ。

また次回よろしく。

 

それではさようなら、さようなら、さようなら。




誤字脱字ありましたらご報告お願いします。
評価もしてくれたら嬉しいです。
また次回お会いしましょう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。