転生したからと言って最強じゃないし原作通りとも限らない   作:大日本帝国陸軍兵士

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第9話です。どうぞ。


第2章 IS学園の前
第9話 転生したからと言って助けが来る訳じゃない。


前回の"ていさげ"ー

国際女性権利団体に捕まった。

以上!本編へ続く。

 

ヤァ諸君…俺だよぉ〜

大統領のジョンヘン…フッハッハ!

驚いたかい?都狩 鷹幸だよぉ!

元気かぁい?

 

さってっと…此処でみんなに質問だ…俺は今、何処に居ると思う?

 

『元居た、ホテルよりもIS学園よりも遥かに遠い何処かですね。』

 

うん大正解。

 

まぁ正確には走行中の車の中だから常時移動中なんだけどさ。

 

口も何も開かないのに包帯の上からご丁寧にガムテープまで貼られてるんだよね。

…まぁ彼女らは口にガムテープ貼って喋れないようにさせてるつもりになって居るんだからそれに乗って居てあげよう。

 

しかもこんなに銃を向けられてたら動く気にもなれないんだけど手足にはしっかり手錠とガムテープがあるんだよ。

銃を向けるんだったら手足縛る必要なくね?

 

…え?そう言う事は言わないお約束?

お口にチャック?

 

…ハァい。

 

目はきちんと見えるから良いんだけどなぁ。

…うーむ、どうしたものかね。

 

「オイ。」

「?」

「何をぼけっとして居るんだ?着いたぞ付いてこい」

 

は?どうやって?

手足縛ってるから動けねぇんだよ!

付いて来いって言うんだったら外せよゴルァ!

 

…仕方ねぇ!芋虫みたいに付いて行くしかねぇよ

 

「…ッ…ッ」

「キャヒャヒャヒャ!見っとも無ぇなぁ!第1号さんよ!」

 

女の子なんだからそう言う声出しちゃ行けないでしょー?

キミ黙ってたらモテそうな顔して居るんだからさぁ…ね?

 

「笑える〜!やっぱりIS使えてもこんなんなのね〜」

「そうやって芋虫みたいに這いずり回ってろよ!男子(ゴミ)!」

「愉快愉快!惨めだなぁ!」

 

はいはいそうですね〜

ワロスワロス。

 

これがブスに言われてたり男子だったら別に気にしないんだけど…

やけに美人さんだらけだから意外と辛いんだよ。

 

『大丈夫ですか?ご主人様?』

 

ありがとう。

俺は大丈夫よ。

 

『クソ…ISであの雌豚共を潰してやりたい…ご主人様の事好き勝手言いやがって…』

 

ハイハイ!

ちょっと落ち着こうか〜

落ち着いてた方が可愛いんだからさ。

 

ってこんなの言うのこれで2回目だな。

 

それじゃ、頑張って彼女達に付いて行くんでちょいカット!

 

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ハイハイ、ただいま!

頑張って這ってたら変な施設みたいな所に連れてかれて、

今は変な椅子が一つだけある部屋に居ます。

 

そして現在はその椅子に縛り付けられて居る状況です。

意外とね、縛りが強いんだよ。

腕痛い。

 

「…さてと…そろそろ対価を払ってもらおうかな〜」

 

は?対価とな?

 

いやいや金を払えと言われましても前世は貧乏な普通の会社員でしたし

今も金は持ってないですよ?

なのでごめんなさい無理でs「ラァ!」

 

ボコッ

 

「ぐえぇ!」

「おー!すげぇ!」

 

なにがすごいんだ馬鹿たれ!

いきなり殴るなよ!これは列記とした犯罪であって…

 

…あ、アレだ。

この世界、やけに女の権利がすごいんだ。

ISがあるから。

 

あ!終わった☆

 

ボコッ

「オウっ!?」

 

バキッ

「ゲフっ!」

 

ドスッ

「ッ!!」

 

ドカッ

「!」

 

スパーン!

「うゲッ!?」

 

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『…ご、ご主人様が気絶してしまったので代わりに説明させてもらいます…ご主人様はあの後ざっと2時間42分42秒ほどゴミでブサイクでデブなカス共が心行くまで殴る蹴るなどの暴行を加えました。

実際はその時点でご主人様の意識は無かったのですがゲロ以下の匂いがプンプンするゴミ共は電流でご主人様を無理やり起こさせナイフの試し切りでもするかのようにご主人様の体を切り刻みました。

臓器などは私が極力守りましたがボロクソに斬られてました。

幸い傷は浅く私自身に備わって居る治癒能力の様なもので極力塞いでおきましたが…私は束博士の暇潰しとして開発されたため今のISとは性能が違うので…完全には治せて無いです。

ちなみにご主人様を起こそうと思えば出来るのですが…生憎起こそうと思えないんです…ごめんなさい…

起きるまで待ってて下さい…』

 

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はいはい…どうも…ボクデス。

 

そういえばありがとうね、説明

 

『いえいえ、これぐらいどうって事ないです。』

 

…んで、今の俺の状況は完全に四肢を椅子にガッチガチに縛られてとっても痛いんですが…

てかこの状況でISって起動出来るの?

 

『出来ません。縄が邪魔なんです。それと椅子も』

 

なるほどオッケー、ありがと。

 

ISも起動出来ないか…

じゃあさ、助けは呼べるの?

 

『もう束博士に連絡というかメールを送っておきました。』

 

うい、ありがとう。

…それじゃあ発見されるまで待つしか無いのかな?

 

『そうですね。寂しくても私が話し相手になりますよ!』

 

ありがとう。でもとりあえず寝ときまし。

おやすみなせー

 

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やっほい!

現状報告!

 

とりあえず8日間は待ってみた。

待ってみたけど誰も来ない。

 

原作ではオルコット戦終わったぐらいかな?

多分そうだろうね。

 

ちなみに食べ物は無いとして飲み物は何故か彼女が持ってました。

なので飢えてるだけです。

 

…ひゃー腹減ったなぁー。

小腹が空いたら焼きおにぎり〜とか行ってるけど実際小腹どころじゃ無いな。

 

ガラッ

おん?

 

「いやぁーやっと見つけた!探したよ〜?」

 

あざとく可愛こぶるように言いながらドアを開けたのは生徒会長(更識楯無)だった。

 

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第9話 転生したからと行って助けが来る訳じゃない。【完】

 

 

 




タイトル回収できず終わってしまった…
しかも投稿が遅れた上色々あって疲れてるから文章がズタボロです…
申し訳ありません…。

誤字脱字ありましたらご報告お願いします。
評価してくれると嬉しいです。

それではまた。

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