賢者な英霊(仮)はとにかくヤりたい(真顔) 作:おき太さんかわゆい
(※読み飛ばしていただいて結構です)
(※内容は沖田さんについて作者が熱く語ってるだけ)
沖田さん大勝利!
沖田さんかわいいやったー!
魔神セイバーもとい沖田オルタさんが予想通り(クラスは予想外)で実装されてテンションが爆上がりの作者です!
ただ少し一部の方々にもの申したいことがあります
沖タさんとかオル太さんとかの呼び名は置いといて、オルタになったら巨乳化とか無いわー! とか言ってる人達!
通常の沖田さんの時点でわりと巨乳ですからね? 斬り合いの邪魔だから普段はサラシ巻いてるだけだからね?(コハエース公式設定)
てか、ボディラインのわかりづらい和装な上、サラシで抑えてるにもかかわらず、見た目で胸部のラインがわかるって時点で、貧乳な訳がないじゃないですかーやだー! ただし爆乳ではない(ここ重要)
サラシで潰せる範囲の着やせするタイプの巨乳だから! 巨乳の中では下のサイズではあると思うよ。『隠れ巨乳』って属性が良いんじゃないか! ロマンがあって!
まあ、ぶっちゃけ私が沖田さんが好きなのって、胸による判断じゃないから、本当はサイズどうでも良いんだけどね☆(前提を覆す発言)
あれだ! 好きな子の部位ならなんでも好き理論ってやつだ! 個人的には美乳が好き
というより作者は脇とか太もも、お尻の方が(ry
ただ自分、設定凝り性なタイプなので、元々の設定をよく知らずに突っ込むのはどうなの? と思った次第です(面倒臭い設定厨)
賢者「……悪いな、作者が普段より数倍キモいテンションで。作者名で察してくれ。あと俺から改めてみんなに謝罪しよう」
賢者にまともなことを言われている!?
賢者「すまんこ。とはいえこんな奴の為に、この俺がみんなに
あ、いつも通りだったわ(安堵)(落胆)
あと、最初からやらなくて良いです(真顔)
賢者「そんなことより、今こそ再び『イケば出る教』の力を示す時じゃないか?」
(……その方法で召喚できちゃった場合、絶対罪悪感パナイんだよなぁ)
そんな訳(?)で本編をどうぞ!
俺は複数の宝具を駆使して、
実際に身をもって戦いわかったことだが、ロンドンで遭遇した
十中八九ハイパーケルトビッチが召喚したことによる戦闘力増大────即ち、元を正せば原因は全部俺だ。
だからこの戦果は当たり前でしかない。
本来なら全部俺一人で屠らなきゃいけない罪。
けれど、同じ轍を踏む訳にはいかない。
だから俺は『誰かに頼る』という、孤独に生きてきた時代からは考えられない選択肢を増やした。
結果。
こうして仲間達と協力して撃破数を稼ぎ、最後の1本まで追い込むことができた。
「フハハハハハハ! ラスト1本だ! 思ったより他愛もなかったな!」
「油断は禁物だぞテスラ。確実に倒すのだ!」
「……待って二人とも。嫌な予感がするわ」
マハトマからの囁きを、常時受信しているであろう彼女が『悪い予感』と口にした。
ここで気付くべきだったのだろう。
だが俺は、これで終止符を打てると、万感の思いを胸に最後の1本を仕留めようとした。
その時だ、不思議なことが起こったのは。
倒し切ったはずの27本の
「そんな、嘘でしょ……? 嫌な予感がするとは言ったってこんなのあんまりだわ」
「……っはっはっはっは! ブラヴァツキー女史よ、これは笑うしかあるまい! 正直、冗談は貴様の顔だけにしてもらいたかったものだがな凡骨!」
「このパツパツスーツが! 下らん冗談を口にしとる場合か!」
復活阻止の為、
……………………………………。
……ハァッ!? なんだそりゃ!? またもやムクムクにフル勃起だと!? まるで一発抜いてクールタイムを挟んだ後、もう一度オカズを使ってスタンドアップしたみたいな……。
マジかよ魔神柱……! こんなのまるでチンコみたいじゃねーか!?(今までそう呼んでたのどこのどいつよ)
つまり俺は今の今までチンコの只中に飛び込み、抜きまくってたってことに…………。
完全に『大乱交
まさか……!
だとすればほぼ同時にまとめて搾り取らなきゃ、倒せないってことに……。
じゃあ今までの全部無駄やんけ! ふざけんなよお前……! ふざけんなよ……!
もう大乱交は懲り懲りなんだが!
ナニが悲しくて
チンコは俺自身の
なんで俺が他人のナニまで握って処理せにゃならんのだ、馬鹿なの死ぬの!?(自分から握りに行ってたくせに)
あんな穢らわしい幾つもの汚物に触れちまったし、早く手を消毒しようそうしよう(アンタそのものが汚いのに消毒とはこれ如何に)
「そんな……振り出しに戻ってしまうなんて」
「何でよー!? あんなに苦労して最後の一本まで追い詰めたのに!」
「もしや! 余の美声に反応して元気になってしまったのか? くっ……! まさか至高にして至上の名器であることが裏目に出るとは……」
あ、たぶんそれは無いです皇帝陛下(断言)
あなたの歌声は逆に萎えるよ間違いなく。
まあ、ネロちゃまが名器(意味深)であることは否定しないけども……はっ!? やっぱりモロチンの野郎! 女の子の穴を性懲りもなく狙ってるんじゃねーか!(それはない)
恐らく奴ら
だから最後の1本になっても諦めずに復活するんだ! それだけレイプ願望があるってことだろ? なぁ! 変態王モロチンさんよぉ!?
ああ、わかったよ(何が?)
だったら提供してやるよ(何を?)
俺は一度足りとも『本物』の経験はない。
今から使おうとしてる術は、だからこそ可能な訳だが、その恐怖と向き合わなきゃならなかったから、今の今まで敬遠してきた。
けれど、二人の少女の期待に答える為に、やらかした責任を取る為に、そして何より己自身の為に、その恐怖へと立ち向かう覚悟を今決めたんだ。
であれば後は、発動準備を整えるべくスキル・秘蔵の封印をいつも以上に発揮させて影を薄くし、行動に移すのみ。
片手に持った性剣ブースターを最大出力で解放し、超高速移動を実現した。
「えっ? 何する気なのアンタ!?」
筋肉が悲鳴を上げている。
俺は厳密には英霊じゃねぇから、限界以上の動きをすりゃそうなるのも仕方ない。
証拠にミチミチブチブチ、と内側から音がする。
神経が断裂してるのかもな。
当然痛みはある。
とてつもない激痛だ。
ぶっちゃけのたうち回りたいレベルの。
だが、俺が目覚めてから300年くらいの時期に、マンネリ化を感じて新たな刺激を求めてオナニーの新規開拓に挑戦しまくっていた時の、とある大失敗に比べればまだましなレベルの激痛だから何とか耐えられた。
というのも、扇風機の軸部分に冷却ジェルシート……まあわかりやすく言うなら『冷えヒ○タ』的なので作ったお手製オナホを接着し、そこに直接息子を突っ込んで電源を入れた時程の激痛ではなかったからだ(馬鹿に付ける薬はない)
己の失態は体の酷使と成果で返す。
……行動で返すのは俺には無理だ。
今更他のやり方なんざ俺にはわからんからな。
俺は恐怖に震える体を叱咤し抑え込んだ。
体の構造を無視したような無茶な動きを神速で行い、迅速に下準備に取りかかった。
恐怖によって垂れ落ちかけた冷や汗を片手で拭う動作で確保し、的確にその水滴を女の子達ひとりひとりの
準備は整った。
後は覚悟を決めるだけ。
スキル・忘却補整(曲解)全力発揮。
高速視姦記録『
冷や汗もとい
そして。
「トレース、オまンこ!」
基本媒体、参照完了。
具現生命、脳内補完。
「それはエミヤさんと同じ投影魔術……!?」
違うんだよなぁ(違わなきゃ失礼)
今のはオマン……オマージュだから。
厳密には本命の術を行使するための工程の1つに過ぎないから。
……正直発音が大変だったぜ。音の大小を交互に切り替えながら、違和感なくさらっと口にするのってむずいわー(無駄に高度な技術)
リリィちゃんが騙されてくれて良かったよ。
「空に巨大な魔法陣が4つ……!」
「アヴェンジャー! いったい何をする気なのだ? 余にもわかるように説明せよ!」
「……まあ、見ていろ。我が奥の手の1つを」
俺から迸る魔力の昂りと共に、
さぁ、イクぜ変態王モロチン!
召喚術がテメェだけの十八番だと思うなよ!
「我が身に眠る恐怖よ!
チンコの天敵『
――――――――――――――――――――
「む……。何故だろう。
「……頭大丈夫エミヤ?」
「今すぐ治療が必要なようですね」
『神造兵器の投影は流石に無理じゃないかなー? できたとしてもそれは見せかけだけだと思うよ。エミヤくんの筋肉みたいに』
「──おっと……心はガラスだぞ」
「投影魔術の使い過ぎで記憶が磨耗してる? ごめん、私の指示が拙いばっかりに無理させちゃった、かな?」
「本気で心配しているだとォ!? ……すまない、マスター。何故かわからないが何処かの誰かに酷く侮辱された気がしてね。柄にもなく取り乱してしまったようだ。もう問題ない」
「本当? なら良かった」
「……お主ら…………。意外と余裕だな」
苦笑気味な師匠の呟きは、空気に溶けて消えた。
マシュを除く特殊部隊『カルデア』の面々は、聖杯を所持するケルトの狂王が帰還したと思われるワシントンへと、道中のケルト兵とモンスターを蹴散らしながら向かっていた。
カルナと決着を果たせず、既に戦意を喪失気味だったからこそ、些か容易にアルジュナを退けることができたのだ。
件のインドの弓兵は、何か思うところがあったのか、その場を後にしたが、あの様子なら再び敵対することは無いように思えた。
「急ごう! 早く聖杯を回収しなくちゃ。犠牲者をこれ以上出さないためにも!」
決意の秘められたマスターの発言に呼応するように、サーヴァント達はさらに加速するのだった。
(お願い! 持ちこたえてマシュ……! それと賢者さんも。必ず私達がこの特異点を修正してみせるから! それまでどうか耐えて……)
婦長に抱えられている今の藤丸立香には、ただそう祈ることしかできなかった。
――――――――――――――――――――
天に出現した4つの魔法陣より降臨したのは、一見するとドラゴンのような魔獣が4体。
『苣膮諣膡鏣膡鏣膯ꋣ芿럣膮苣膮裯벁胥법ꏨ뺼鏣膧ꫣ膕蓣芈ꋣ莐뫣莬』
『闣芒臯벟胣膂賣膯駣膮ꫣ莁돣莝ꃣ膞臣肀ꫩ肚꿥법ꏨ뺼鏣膧諣芌』
魔獣達は誰もが理解不能な咆哮をあげながら、我先にと地上へと急降下する。
『苣膮黣莏裣莞⣦蒏돦랱⧣芒迣芤ꋣ莩괨迥醳넩韣膦곣莠ꫣ芢⣦蒏돦랱⧣膙诣膮꿧ꞁꫣ芓ꃣ膋觯벁』
『鷣芓ꫣ膫ꗣ膌ꫣ膏ꛣ节臣膾ꃦ꺿맣膮ꛢ肦ꋣ莋莢诣莧꿣膟迣膕鏣膂諣膾駣芈』
召喚された4体の魔獣は、真下で蠢く
「ま、魔神柱へ一斉に噛み付いた……!?」
「あの魔獣、あなたが召喚を?」
「ああ、そうだ」
「よもや召喚術まで行使できるとは、賢者の名は伊達ではないな!」
これこそは長年恐怖を蓄え続けた超越童貞だからこそ召喚を可能とする、女性の股間への本能的恐怖心──去勢不安を具現化した『牙の生えた女性の下のお口』。
通称『去勢獣チツー』(オイ名前)
無論、トレースしたのはこの場の女性陣4人。
アルトリア・リリィ。
ネロ・クラウディウス。
エリザベート・バートリー。
エレナ・ブラヴァツキー。
────の『下のお口』を記録し、それを具現化して召喚したのが『
当然ながら4体の去勢獣チツーの口は、それぞれ彼女達の『下のお口』が元となっている(最低)
つまり俺がこの場の4人の女性陣の股ぐらに飛ばした冷や汗の水滴に反射した下着越しのおまんこを、正確に視認して把握し具現化した生命体。
それこそが去勢獣チツー。膣の魔獣だ。
……………………あれ?
言語化すると頭おかしいことしてない俺?(自覚が遅過ぎる件)
「次」
だから俺は天空に先程と全く同じ魔法陣を展開し、同じ4体の去勢獣チツーをさらに召喚した。
内心めっちゃガクブルだけどな!!
だってアイツら
元々俺の恐怖心から成り立ってる魔獣なんだから、これ以上見たり聴いたりしたらSAN値直葬しちゃうって!(((元から正気じゃねえだろ)))
…………ツッコミが辛辣ゥ!
「また増えたんだけど!」
ちぇっ、まあ良いさ。
あとはさらに5回召喚を繰り返すだけ。
「次」
そうすれば
「また増えたぞ! 私の大量生産に劣らない速さだ!」
いつもの
「次」
体が軋む。だが、無視する。
イメージしろ。今一度記憶を呼び起こせ。イメージするのはいつも最高のマンコだ(えぇ……)
視界が歪み、音が聞こえなくなった。
「次」
魔術回路が弾ける。だが、無視する。
未知なるヴァギナに愚息を装填するのをイメージしろ。その時に浮かび上がる潜在的な恐怖心を具現化しろ。息子がキュッとなる。
この術は性欲とは真逆。ただし憂鬱の力である
絶妙な精神調整が必要なんだ。
常にヴァギナをイメージしながら、性欲を昂らせずに恐怖心だけを抽出せねばならない。
その点、俺には高難易度な術なのだ。
謎の性欲の侵食具合から見ても、いつ調整ミスで股間が暴発してもおかしくはない。
テクノブレイクだけは勘弁願いたいものだ。
時間感覚が無くなる。……何分経った?
「次」
霊基が破損する。だが、無視する。
常に
去勢獣チツーを召喚するには、どうしたって正確なイメージが重要になってくるのだから(改めてひでぇ術だ)
体内の『性杯』に亀裂が走った気がした。
「つ、ギッ……!!!!!!」
スキル・秘蔵の封印でも誤魔化し切れないレベルの激痛に、思わず顔をしかめ膝を着く。
「──nja──!?」
あっ、やべっ。
一瞬意識飛んでたか?
けど、わかる。
ぼやけた視界とノイズ混じりの聴覚でもわかる。
心配したリリィちゃんが接近してきてる。
ま ず い。
触れられたらテクノブレイクしちゃう。
それは非常にまずい。
立たねば! もちろん股間のことではないぞ? 足のことだからな?(こんな状況でも茶化すんかい)
ッ! 心に余裕を持たせないと、やってらんねぇんだよ! そんだけ痛いんだよ全身!
例えるなら、いくらでも再生する睾丸を何度も何度も潰されてるような激痛だぞ!?(何故その例えをチョイスした)
普通に死ぬっつーの!
でも立つさ。無理にでも。
股間が勃たずとも、足は立ってみせる。
ここで終わる訳にはいかないからな!
「……問題ない。少しふらついただけだ」
「でも!」
「それより、魔神柱を頼む。流石にこれ以上の召喚は我にも厳しいようだ」
「っ! わ、わかりました。もう無理はしないで下さいね賢者さん!」
「ああ…………善処する」
心配顔で振り向きながら、可憐な姫騎士が駆けていく姿が目に浮かぶようだ。
相変わらず目も耳も上手く機能してないが、そこはスキル・二次元シミュレーションで補った。
たぶん会話は成り立っていたはずだ。
あとは、念のためにスキル・性神の矜持を全力発揮して、女性陣との接触を避ける他ないなこりゃ。
にしても、くっそ! 流石に魔力切れか……!
騙し騙しやってはいたけど、やっぱ俺には
あと僅か、あと一歩が届かない。
何とか無理矢理召喚に成功(性交に非ず)した『
くっ! マンコだけじゃなくアナルも具現化できれば14体召喚するだけで済んだってのに! 俺の無能!(そういう問題か)
もっと精進せねば……!(精進する方向音痴)
でも残り4本だ。
後はみんなに任せても大丈夫だろ。
「ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!! 見よ! 我が大雷電の輝きを!」
「喧しいぞテスラ! 雷撃の手は緩めるなよ? さぁ! 諸君! 我らが魔神柱の動きを封じてる間に、残り4本に宝具を叩きつけてくれ!」
ありゃ……電気檻か。
やるじゃん直流交流コンビ。
いやちゃうやん。電マ使うならアワビだろ! もっと言うならクリちゃんやろ!
棒に使って何になるんだよ!? これだから電流しか頭にない天才どもは……馬鹿と天才はなんとやらとは言うがやっぱ馬鹿じゃねーの!?(おまいう)
「はい! 選定の剣よ、収束し邪悪を必滅せよ!
『
「うむ! 余に任せよ!
春の陽射し。花の乱舞。皐月の風は頬を撫で、祝福は
開け! ヌプティアエ・ドムス・アウレアよ!
謳え! 『
「いいわ! サーヴァント界最大のヒットナンバーを、聞かせてあげる! フィナーレよ!
『
「────我が手にドジアンの書。
光よ、此処に。天にハイアラキ、海にレムリア。そして、地にはこのあたし!
古きこと新しきこと、すべてをつまびらかに!
『
Oh……リリィちゃん。
俺が今まで
けど、漸くこれで
やっと
──そ ん な こ と は な か っ た。
魔獣が食い散らかした
……プラナリアかナニかなんです?
てか、生命力強すぎない?
ロンドンで戦った
なんなの? そんなに女の子に飢えてるの? やらねーぞ?
この場の女の子は……否──全世界の女の子のマンコは──俺が守護らねばならぬ!(頼んでないんだよなぁ)
「嘘……でしょ」
「これでもダメなのか……?」
「………………」
そんな状況にこの場の誰もが呆然としていた。
いや、そりゃそうなるよね。
だってまた振り出しよ? 無限残機なの?
乱交パーティーに参加して精も根も尽き果てたところで、おかわりに同数のチンポが追加されるとかいう鬼畜展開だぜ? 酷すぎでしょ(例えがな)
どうやら断片一つどころか、一切合切を確実に一粒残さず全部まとめて消滅させなきゃならないようだった。
なんて面倒臭いチンポなの……こういうのも絶倫と呼ぶんだろうか?
つーか生命力マジでしぶと過ぎんだろ!? まるで俺の精子並み……あっ(察し)
……俺の精子でパワーアップしたメイヴによって召喚されたのが、この
あー、どう考えても自業自得でしかないねこれ!
俺の精子の生命力も引き継いでるって訳かよっ!
なんつー厄介なことに!(擁護不能)
クソッタレ! こちとらもう魔力切れで後がないってのに! 性剣『
だが、着実に弱ってる! それだけはわかる。何せサイズが一回り小さくなってるからな! 流石に奴らもあれだけ搾ってやったんだ。勃起も限界が近付いてる証拠だぜ!
つーかあれだな。やっとこさ俺のせいで強化されてた分を削り切れたってとこか。恐らく一回り小さいこのサイズが通常サイズの
つまりあと一手! あと一手、強力な一撃をぶちかませれば倒せるはずなんだ! だから動けよ俺の体! ここで攻め勝てなきゃ回復し切って……いや。
こういう時は仲間に頼るべきだよなやっぱ。
「《まだ諦めるには早い。奴らは着実に弱ってる。ここで畳み掛ければ倒せるはずだ》」
叫技・『
その技能を応用し、微弱な音波でみんなの性感帯を微妙に刺激することで、放心状態から立ち直らせる手段として行使した(そんな技もあるんかい)
ちなみに普通に使用した場合、敵味方問わず女性なら無差別に嬌声をあげさせてしまうため、ソロ以外だと極めて使い勝手が難しい
閑話休題。
さて、叫技・『
そうさ。
ここで仕留めなきゃきっと打つ手無しだ。
だったらやることは一つ!
「……魔獣よ、再生を食い止めろ」
まだ何とか現界を保ってる去勢獣チツー達に、完全な復活を妨害してもらって時間を稼ぐ他ない。
その間に仲間のみんなが、
「ふはははは! そうだな、諦めるにはまだ早い。弱っている絶好の機会だ。今こそ見せてくれよう真・発明王の勇姿!
闇に閉ざされた世界に、光を与えよう!」
「もう一度電気檻だ! それも今回は宝具を使った最大出力でな! 不死の怪物であろうと尽未来際に渡って殺し続けられる程の雷をくれてやる。
雷電よ、降臨せよ!」
やるじゃないか天才ども!
なんて完璧な作戦なんだ!(そうか?)
「──『
「──『
これなら絶対勝てる!
俺達はチンポなんかに負けたりしないんだ!
「あっ」
そう思っていた矢先に『
「…………また一手足りない、のか」
チンポには勝てなかったよ(即落ち)
「──いえ、おかげで間に合いました」
この声は……!
俺が振り向いた視線の先にいたのは、白い衣装に身を包み、対照的に素肌が黒い弓兵。
この親近感……! アイツはまさか!?
「我が名はアルジュナ。私に償う機会を頂きたい」
アルジュナ、だと!?
アルジュナって『あの』授かりの英雄!?
俺の『女性と接触するとフルバーストする』体質に似ている『女性と同衾すると死ぬ』呪いをかけられ、実際に最後は二人目の嫁に欲情して抱きしめたことで死んだパーンドゥって奴を義父に持ち、己も一年間性的不能の呪いをかけられて宦官として過ごした経験を持つという『あの』!?(アルジュナの認識ェ)
俺と似た境遇を持った大英雄にして、
謂わば俺の同類にして先輩!(やめてやれよ)
アルジュナパイパン……じゃない、パイズリ……でもなかった、パイセンが来てくれたぞ!(失礼)
これで勝つる!
……いや、待てよ?
俺はまだ生前の記憶を取り戻せていない。
今となっちゃ童貞の神としての名が真名ではあるものの、俺の生前時の真名は結局不明のまま。
つまりあるんじゃないか?
賢者のアヴェンジャー=パーンドゥ説(審議中)
そうだよ! この体質もスキルが原因で呪いみたいなもんだ! つまり俺はアルジュナの義父だったんだよ!(アルジュナ授かり拒否)
アルジュナ。俺のことお義父さんって呼んでくれてもいいのよ?(同類にされた
あー! わかったよ! 謝ってやるよ!
最高位の謝罪、
まあ、今は精巣のザーメン空っぽだからどちらにしろできないけどね☆
「────神性領域拡大。空間固定。神罰執行期限…………………………────」
この時の俺は知らなかった。
特大の『自業自得』が降りかかる可能性も。
そして。
「────『私』を……見たな!」
――――――――――――――――――――
何処にも繋がらないとある異界に存在する神殿の玉座にて。
「やはり、か」
王は邪悪にほくそ笑んだ。
相変わらず『奴』を千里眼で観測はできない。
しかし、
「保険はかけておくものだな」
設置してあった『爆弾』が起爆すれば話は別だ。
聖杯経由で仕掛けた『爆弾』の起爆条件は、賢者のアヴェンジャーの視界内にて、
起爆し『
発動地点、発動時間を無視した
「さぁ、どうする賢者のアヴェンジャー。その『爆弾』、ほんの小手調べのつもりだが、止めるには少々骨が折れるぞ? マスターを守るため
下卑た笑い声が神殿内に木霊した。
敢えなく分割(い つ も の)
けど、やっと『爆弾』出せました……伏線拾うのにどんだけ時間かかってんねん! というツッコミは無しでオナシャス(白目)
分割したので、第5特異点はあと残り2話で終了予定です(たぶん)
※……ちなみに魔獣の言語をどうしても翻訳したい方は第20話『心折設計? 元々~』の後書きを参照
追伸
あと、拙作の掲載開始日と同日の6月13日からぐだぐだ帝都が始まることに、作者は運命を感じています(こんな運命は嫌だ)
けど、拙作が触媒にはならないだろうなー(遠い目)
ナニはともあれ短編から始まった拙作ですが、1年間も連載が続いているのは、皆様読者さん達のおかげです。本当にありがとうございます!
第一部完結までは止まるつもり無いんで、これからもよろしくお願いします!
(…………とはいえ、1年間下ネタを書き続けたことは誇って良いことなんだろうか(震え声))