さて、あれから時は過ぎ俺も今は新入生となっていた。
え?どこの新入生かって?
もちろん希望通りの高校さ・・・、なんて言おうと思っていた時期も俺にはありました。
ああ、そうだよ!俺はあの適性検査でISを動かして強制的にIS学園に放り込まれたよ!ドチクショウ!
そんでもって今俺は教室にいる訳だが・・・
どこを見ても女、女、女、男、女、女、女。
てか織斑一夏とやらは同じクラスのようだ。
とりあえず一発ぶん殴ってこようかな?えっ?理由?そんなもん言われのない理不尽に決まってんじゃん。確かに奴もここに来たくて来たわけではなさそうだからね。同情する余地はある。でもね俺が進路を強制変更させられた原因なのもまた事実。
よってギルティ!有罪!
はっ!自己中?なんとでもいえ。
と、まあ、そんなどうでもいい事を考えていると、
「・・・君、お・・む・・君、織斑君!」
「はっ、はい!」
織斑一夏の自己紹介の順番が回ってきたらしい。
「大きな声出しちゃってごめんね?でも、「あ」から始まって今「お」の織斑君の順番なんだよね」
涙目で謝ってる山田摩耶先生マジ癒しですわー。
そんな関係ないことを考えていると、話が進み織斑一夏が自己紹介するらしい。興味無いけど。
「織斑一夏です。」
知ってる。
他にはないの?的な期待の眼差しが織斑一夏に降り掛かった。
数秒の沈黙。
その沈黙を破ったのは織斑一夏だった。
「以上です!」
ガタタッ
ものっそい勢いで周りの女子がコケましたよ。びっくりした。
てかなんか織斑一夏がキレーなおねーさまにぶっ叩かれてるし。
はっ!ざまぁ!
おっと今発覚したのはあのお方は表舞台では世界最強と言われている織斑千冬さんらしい。
一気に教室がうるさくなったな。
耳栓持ってくりゃよかった。なんて耳を抑えていると。
なんと自己紹介の白羽の矢がこちらに立った。
「そうだな、時間も押しているしとりあえず風切、お前だけでも自己紹介をしろ」
「マジすか?」
「マジだ」
うわーマジか。めんどくせー。
やっぱり家に引きこもれば良かったー。
「めんどくせえ」
つい口がこうツルッと、まるで心太のように滑ってしまった。
「何か言ったか?」
「な、何のことっすか?」
「まあいい、とっとと自己紹介しろ。」
「はい」
大人しく従うか。
「風切 峰斗です。嫌いなものはISと女尊男卑間に受けてる馬鹿な女性と日本政府とまあ後はこの世に溢れる理不尽かな?以上」
と言い座ろうとした瞬間、
ヒュッ
攻撃がきた。
そして俺はつい条件反射でその攻撃を止め投げ飛ばしてしまった。
やべ(・ω<) テヘペロ
スタッ
「私の攻撃を止めさらになげとばすとはな」
「ナ、ナンノコトデスカ?」
俺は目を全力で逸らしています。
何故かって。
完全に目を付けられたからだよ。
「ふん、まあいい。」
よかった、見逃して貰えた。
ほっと一安心。
なんか織斑先生が言っていたけどまあ気にせずガンバロー、オー
そしてホームルームは終わり現在休み時間。
さてここで俺の選択肢はいくつかある。
一つ目、惰眠を貪る
二つ目、お昼寝をする
三つ目、仮眠を取る
四つ目、目を閉じ脳を休める
五つ目、もうストレートに寝る
どれにするか考えていると・・・てっ、おいそこ全部同じとか言うな。本当の事でも。
「よう」
急に織斑一夏に話しかけられた。
てか”よう”ってなんだよ。
ラブでライブなサンシャインの渡辺さんか?
それとも、動物とおしゃべりが出来るフレンズの春日部ちゃんか?しかもお友達になった動物の能力が使用可能になる特典付きの。
ちなみにこの二人に共通することはズバリかわいいところだ!ここ、テストにでるよ!
「なんだよ」
ちょっと無愛想にそう返した。
「いや、ほら男は俺たちだけだからさ、俺は織斑一夏改めてよろしく」
手を差し出してきた。
「これはこれはご丁寧にどうも。でもでも俺は君とよろしくする気はいっさいがっさいないからもう話しかけんな」
満面の笑顔を顔に貼り付け盛大に毒を吐き出した。
なんか若干織斑一夏がたじろいだ。
でも毒も吐きたくなるよ。
だってわざとじゃないにしろ俺が志望校に行けなくなった原因の1人だよ?そんなのよろしく出来るわけがない。
キーンコーンカーンコーン
おっと授業開始の合図だZE!
えっと?話が進んで授業中?
なんかこの時間でクラス代表なるものが決めれるらしい。
まっ、俺にゃ関係ないがな!
織斑先生が自推他推は問わないとか言ったら周りの女子が織斑一夏を推薦した。
悪目立ちしといて正解だったな。うん
「なっ、お、俺!?」
織斑一夏は驚いていたが俺には関係ない。
その後セシリアお嬢さま(笑)が原作通り異論反論などしていたが・・・
っておい作者!めんどくさいからって内容省くなよ!あと原作ってなんぞや!てか作者って誰だ!?
「決闘ですわ!」
「おう!四の五の言うよりわかりやすい!」
というように売り言葉に買い言葉。決闘の約束をしていた。
しかしそれだけではなく
「それでは1週間後第三アリーナにて模擬戦を行う。せっかくだもう1人の男の実力も見せてもらおう。風切お前も参加だ」
「はあ!?何故俺まで!今回の決闘はそこの一人目と女尊男卑を間に受けたバカなお嬢さま(笑)が勝手にいいだしたことでしょう!?」
「なに、お前の実力が見たいだけさ、勝っても負けても何も言わない」
「だとしてもですよ」
諦めがちにため息を盛大に吐いてしまった。
はあ、何故俺まで・・・
次回、主人公の専用機登場!オリジナルの機体です!基本チートかも知れません。