「あー、めんどくせえ」
やあみんなこんにちは。俺の名前は風切 峰斗(かざきり みねと)、ごく普通(剣道、空手、柔道などの武道は全国大会で圧倒的な差をつけて優勝できるレベル、剣術免許皆伝、古武術免許皆伝、その他武術達人級)の中学三年生!そして進路も決まってるんだぜ!これ勝ち組じゃね?
さてそんな俺は今俺○イルの主人公にして俺が一番尊敬している男性キャラクターの比○谷○幡のように死んだ魚のような目になっている。何それ、DHA豊富なのかよ俺の目。まあいいや
それで、何故そんな目になっているのかと言うと、今日国を上げての一斉IS適性検査(男子限定)が行われるからだ。
ちなみにISというのは、インフィニット・ストラトスというのが正式名称で俺も詳しくは分からないが何でも外宇宙での活動を目的としたパワードスーツみたいなものらしい。今ではその用途から外れてオーバーテクノロジーな最凶の兵器になっている訳だが。
とまあそのISなのだがとてつもない大きな欠陥があるのだ。
其れは女性しか操縦できないことだ。
ならば何故今日男子限定のIS適性検査があるのかと言うと、俺たちと同学年の織斑一夏という男子がISを動かしてしまったらしい。そして男性でもISに乗れる可能性がある!と政府の人間どもも狂喜乱舞。全国一斉のIS適性検査が行われたのであった。
全くもってはた迷惑な話である。9割9分9里ありえない話ではあるが、万が一いや、億が一でもあってしまった場合保護を目的として強制的にIS学園という完璧なる女子高に放り込まれることになるのだ。しかしそれだけならまだいい。今現在の俺たち、つまりこの時期の中学三年生はもうほぼ進路が決まってしまっている。中にはどうしても行きたい高校に受かるため1年間必死になって勉強した奴もいただろう。
しかしISの適性が出てしまえばその努力も水の泡である。
なのでごく一部の男子を除いてほとんどの男子は適性が出るな!と強く思っている。
ちなみにごく一部の男子とは、ISの操縦に対して興味があるのではなく、構造について興味があるやつらだ。
まあ、彼らの通称はメカヲタ軍団(メカニック系ヲタク軍団の略)と呼ばれこの学校では慣れ親しまれている。基本いい奴らだからな。たまに言ってることがわからなくなる時もあるけど。
「はーい、では次の人~」
全くもってやる気のない女性の声。
「俺の順番か」
さてとうとう俺にも順番が回ってきてしまいました。
やだなー、触りたくないなー、帰りたいなー。
「そんじゃ、これに触って」
女性が指示してきた。
「わかりました」
目の前のIS(打鉄と言うらしい)に俺は恐る恐る手を伸ばした
えっ?今の気持ちそりゃあんた・・・・
(適正よ!
出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな!)
こんな気持ちだよ( -ω- `)フッ
そして俺の手がISに触れた瞬間俺は光に包まれ次の瞬間にはISを体に纏っていた。
もうやだ・・・ミネト、おうち、かえる
設定を見直させて頂きました。
具体的には
冒頭の武道に関してです。段位について私の勉強不足によりありえない段位になっている事に対して指摘をして頂きました。
なので主人公は有段者ではなく全国大会で圧倒的な差をつけて優勝できるレベルに変更させていただきました。
行動を起こすのが遅すぎてすみませんでした。
ご注意感謝します。