うしろのしょうめんだぁれ   作:砂岩改(やや復活)

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ピアノソナタ「月光」殺人事件 (後編)

 

 

 

 ダイイングメッセージと思われる楽譜を守るため一晩明かした百々月たちは夕暮れに目を覚ましたが眠気が取れない。固い床の上で寝たのだ、ゆっくり眠れるわけがない。

 

 取り調べが行われている町役場に移動した一同が欠伸をしていると小五郎が取り調べ室から顔を出す。

 

「どうお父さん、犯人分かった?」

 

「馬鹿言うな、参考人は法事に来ていた37人だぞ、そんな簡単に終わらんよ」

 

「あの、私の順番は?」

 

「お疲れのようですが一番最後になっております」

 

 先程まで眠っていた成実の順番を最後にするのは当然の判断だろう。

 

「じゃあ、その前に顔を洗ってきます」

 

 そう言って成実はトイレに足を運ぶ。

 

 取り調べとしてはそのほとんどが終わり、現在は川島さん死亡の際に大声を出して逃げ出した西本という人物が取り調べを受けている。

 

「なにを聞いても黙ったまんまで、俺のカンじゃ犯人はアイツだな」

 

「馬鹿もん!なにが呪いのピアノだ、あんな物があるからいつまでもこんな事件が続くんだ。すぐに処分しろ、いいな平田」

 

「は、はい!」

 

 黒岩は怒号を響かせながら秘書である平田を叱ると大股で奥に消えていく。恐らく帰ったのだろう。

 

「もぉ、いい加減にしてよ。私に川島さんを殺せるわけないでしょ!」

 

「凄いわ、令子さん。もう10分も怒鳴りっぱなし」

 

 ドア越しから彼女の声が丸聞こえである。あれだけ叫んでよく咽がやられないものだ。

 

「あ、僕ちょっとトイレ」

 

 事情聴取が終わった筈の西本さんを怪しんでかコナンはその場を去ろうとした西本を追い掛ける。そんな彼の行動に対し百々月は全く動こうとしなかった。

 

(最後まで起きてたし眠いのかな)

 

 いつもなら付いてきそうな感じだったが彼女は目を閉じたまま動かない。そんな彼女を横目にコナンは西本を追い掛けるのだった。

 

ーー

 

(彼は違う…)

 

 眠っていたふりをしていた百々月はその場を去ったコナンの背中を見届ける。すると町役場中に月光の第2楽章が鳴り響いた。

 

「これは月光の第2楽章…」

 

「まさか、既に誰かが…」

 

「どこだ、どこが音源だ!」

 

 この音が流れたということはそれは殺人が起こったという犯人からの通告。その場にいた者は急いで二階へと駆け上がり放送室に辿り着くと、そこには椅子に座らされ背中から心臓を一突きされた黒岩の姿があった。

 

「パパ!」

 

「こら、入っちゃいかん。すぐに鑑識と検死官を呼べ!」

 

 父親の無残な死に様を見せられ動揺し大声で叫ぶ令子。父の許へ駆け寄ろうとした彼女を目暮は止める。

 

「それが警部、検死官は川島氏の解剖のため東京に」

 

「なに!?」

 

 解剖をするためには適切な設備がある東京に行くしかない。こんな田舎の島にそのような設備があるはずもなく検死官はこの島を去っていたのだ。

 

「あの、私で良ければ」

 

 そこで名乗り上げたのはこの島の唯一の医師、浅井成実だった。

 

「しかし、これで容疑者は数名に絞り込めたな」

 

 目暮の言うとおり。この場にいる者、数名が容疑者として絞り込める。この役場の出入口には警官を配置してある、急いで逃げようものならすぐに捕まってしまう。

 

(面白くなってきた…)

 

 コナンが壁を殴り悔しそうにしている時、百々月は手で口元を隠しながらほんの少しだけ笑っていたのだった。

 

ーー

 

「検死の結果。被害者は死後、数分しか経っていないと思われます」

 

「確かにテープの頭には5分30秒ほどの空白がある」

 

 成実の検死の結果、死亡したのは数分前。それはテープの空白とも一致している。

 

「目暮警部、被害者の椅子の下に妙なものが」

 

「なに?」

 

 鑑識が見つけたものに駆け寄るのは目暮と小五郎、百々月。百々月は既に小五郎と同じ扱いになっており現場内を自由に出来ていたのだ。

 

「これは譜面か」

 

 恐らく、被害者の血で書かれた譜面。あの楽譜のように何かしらの意味があることは間違いないだろう。

 

「これも被害者が残したダイイングメッセージか」

 

「違うよ、これだけのものを書く時間と体力が残ってるなら助けを呼んでるよ。これは犯人が意図的に残した」

 

「子供は引っ込んでろ!」

 

 いつの間にか譜面のそばに駆け寄っていたコナンを殴りつける小五郎、すると勢い余ってコナンが血の譜面に体をダイブしてしまう。

 

「わぁ!大事な証拠を!」

 

 まさかの事態に全員が慌てるがよく見ると譜面は無事、奇跡的に乾いていたようだ。

 

「とにかくお前は邪魔だ、外へ出てろ」

 

「ちぇ、おかしいと思わねぇか。もも」

 

「自分の立場を考えろよ…」

 

 追い出されたコナンは不満を百々月に訴えるが流石の彼女もコナンの味方にはなりきれなかった。

 

ーー

 

 鑑識の詳しい報告が終わるのを待たずにその場にいたもの全員が役場1階のロビーに集められた。

 容疑者として挙げられたのは黒岩令子、浅井成実、村沢周一、西本健、平田和明、清水正人の6名に絞られた。しかし10分ほど前から取り調べを受けていた令子と、30分前から蘭たちと共にいた成実は、犯行時間が数分前という制約下では犯行は不可能だとして容疑者から外れる。

 

「ところで西本さん、貴方が黒岩さんの死体の第一発見者ですが。あんなところで何をやっていたんですか?」

 

「黒岩に呼び出されたんだ」

 

「は、お前が呼び出して殺したんじゃないのか?」

 

「ち、違う」

 

 今のところ、西本が一番怪しいが。態々、5分の空きをテープに用意しておいて第一発見者になるなど間抜けすぎる。これまで考え抜かれた作戦を実行している犯人の行動だとは思えない。

 

「清水よ、村長選に立候補したパパと川島が居なくなれば村長の椅子はこの清水に転がり込むって寸法よ!」

 

「ふざけるな!たかが村長の椅子ぐらいで」

 

 清水と令子の滑稽な喜劇が始まったのを背景にコナンは暗号の意味を考えていた。

 

「あれは犯人が残した犯行メッセージだと思うんだ」

 

「ピアノで言うと黒い鍵盤だよね」

 

「よく分かるな」

 

「まぁ、やってたからね」

 

 譜面など見ても意味はさっぱり分からない。やはり多数の知識を持たねば事件に臨めないということを改めて実感させられる。

 

「分かってるな、次はお前の番だ」

 

「コナン君…」

 

「タネが分かれば簡単だよこの暗号。ピアノの鍵盤の左端からアルファベットを当てはめてメッセージに相当する音を譜面に書き記しただけだよ」

 

 簡単だとスラスラと言っているコナンだが普通なら鍵盤の数も譜面の読み方も分からない。どっからそういう知識を身につけてくるのか。

 

「それを踏まえて川島さんの所にあった譜面を読んでみると《分かってるな、次はお前の番だ》ね」

 

「すごい!」

 

「感服だな」

 

「じゃあ、さっきの血で書かれた譜面は?」

 

「えっと《業火の怨念ここに果たせり》」

 

 コナンが口にした解読文を聞いて全員が怯える。

 

「ご、業火の怨念って」

 

「12年前に焼死自殺したあのピアニストの」

 

「あはは、奴だ。麻生圭二は生きてたんだ!」

 

 その暗号を聞いた瞬間、西本は叫び不気味に笑う。やはり麻生圭二の事について怯えているようだ。

 

「生きとりゃせんよ。焼け跡から発見された歯型も一致したし間違いないですわ。耐火金庫に残っていた楽譜だけじゃったかのぉ」

 

 なにかサラッと重要なことを口にした警官の言葉を小五郎たちは聞き逃さなかった。

 

「どこだ、どこだその楽譜は!」

 

「確か公民館の倉庫じゃよ。でも倉庫の鍵は派出所に」

 

「ならさっさと取ってこんか!」

 

 どこまでいっても呑気な警官に目暮は怒号を響かせる。怒鳴られた警官は急いで町役場から出ると鍵のあるはずの派出所に向かう。

 

「はいぃ!」

 

「待っておまわりさん。僕も行くよ!」

 

「ちょっとコナン君!」

 

 その楽譜を見るためには警官に付いていった方が最速だと判断したコナンは警官に付いていく。

 

「警官と一緒なんだ。大丈夫だよ」

 

「それもそうね」

 

 コナンを追い掛けようとする蘭を止める百々月。

 

「しかし、《業火の怨念ここに果たせり》か。これは復讐が完了したという事を意味しているのか?」

 

「そうですな、前村長の亀山さんに現村長の黒岩さん、候補者だった川島さんの3人が復讐の対象だと考えても良いでしょうな」

 

 目暮と小五郎の見解にほとんどの人が納得し頷く。これは確信から来る肯定ではない、もう終わって欲しいという願望からくる肯定ではあったが…。

 

「でも月光は第三楽章まであるのよ」

 

「犠牲者は3人、これで全楽章を終えてるじゃねぇか」

 

「でも今まで流れてたのは第一と第二よ」

 

 蘭は納得していないのか小五郎に食い下がるが彼はそんなことを気にせずに自分の推理を述べる。

 

「今回の殺人で第一と第二を使ったのはこれが月光だと分かりやすくするためだよ。第二からだと分かり辛いだろう」

 

「まぁ、そうだけど…ねぇ、羽部さん」

 

「……」

 

 蘭は百々月に助けを求めるが彼女は黙ったまま何も言わない。

 

「まぁ、とにかくここで長居していても仕方がない。皆さんは護衛の警官の下。各自、自宅に帰宅して下さい。念のために絶対に家から出ないように」

 

 目暮の言葉で全員はひとまず家に帰宅することとなった。

 

「ねぇ、羽部さん。私、何か違和感があるの…このままじゃ駄目なような」

 

「分かってる、私はここから別行動に出る。今から1時間以内に私が宿に帰らなかったら。コナン君と一緒に探しに来てくれ」

 

「わ、分かったわ。いったい何処に?」

 

「お前たちなら見つけられる」

 

「羽部さん!」

 

 そう言って役場から姿を消した百々月の後ろ姿を蘭は黙って見届けるのだった。

 

ーー

 

 各員が警察に送り届けられた後、人気のない公民館に足音を忍ばせながら進入する西本の姿があった。彼は静かに入ると倉庫の鍵を取り出して開ける。

 前村長の亀山と現村長の黒岩とは親密な関係だ、取引に使っていた公民館の鍵ぐらい持っている。

 

「楽譜を見つけなきゃ」

 

「その必要はない…」

 

 慌てる西本の肩を掴んだのは百々月。彼は突然、背後から姿を現した百々月に驚き、悲鳴を上げる前に気絶させる。

 

「お前は邪魔だ…」

 

 西本を気絶させた彼女の表情は逆光に遮られよく見えなかった。

 

ーー

 

 それからしばらくして公民館に訪れる影が現れる。その影は周囲をよく見ながら先程訪れていた西本以上の注意深さを見せている。

 

ゴトッ…

 

 公民館の倉庫から小さな物音がする。その影は足音を忍ばせながら倉庫の扉を勢いよく開ける。そこに居たのは西本ではなく、椅子に座っていた百々月の姿だった。

 

「浅井成実(なるみ)さん…いや、麻生成実(せいじ)さんとお呼びした方が良いでしょうか?」

 

「なっ…」

 

 その影の正体は浅井成実、そんな彼女?彼?の反応は尋常なものではなかった。

 

「その様子では当たっていたようですね」

 

「カマをかけたのか」

 

 正体がバレたのを察した成実の声は今まで聞いていたのとは違い、低いものになっていた。

 

「医師免許は偽名を使えないなら成実という文字はそのままで読み方を変えれば良い。単純にせいじと読むのではないかと名字は《業火の怨念ここに果たせり》の文言を見れば麻生圭二の関係者だと考えていましたが…」

 

 暗闇に座る彼女の姿は成実にとってとても不気味に見えた。

 

「名字も同じということは息子ということですか」

 

「どうして僕が男だと思ったか聞いても良いかな?」

 

「違和感を感じていたのは最初からです。足の運び方は男と女で違いますから。確信したのはこの公民館で貴方と夜を共にしたときですが」

 

 足の運び方を細かに感じることが要求される武道を修めていた百々月にしか分からない違和感。それが始まりと言えるが言ってみればそんな事、気にも止めていなかった。

 

「もしかしてぶつかった時かい?」

 

「えぇ…」

 

 百々月がトイレに行くといって部屋から出ようとした瞬間。成実とぶつかった瞬間、2人は倒れ込み一瞬だったがもみくちゃになっていた。

 

「起き上がる際に手を握らせて頂いたのもありましたが、あの際に体を確認させて頂きましたからね」

 

「いつの間に…」

 

 女性の体は、ホルモンの関係で筋肉がつきにくく、皮下脂肪がつきやすい。特に上半身は筋肉がつくのはかなり鍛えない限り不可能に近い。

 百々月と蘭は日々、厳しいトレーニングを積み重ねているからこそ筋肉質だが普通は有り得ないことだ。

 

「正直、かなり分の悪い賭けでした。だからこそ、こういう行動に出た訳です。その様子だと首でも絞めて自殺に見せかけようとしたようですが」

 

「なるほど。まさか、男であることがバレるとは思わなかったよ」

 

 観念したかのように両手を挙げて手を振る彼に百々月は歩み寄りその横をゆっくりと歩く。

 

「貴方の手口は実に巧妙でしたよ。特に黒岩村長を殺した際の手際はすばらしい」

 

 まるで大好きな推理小説を友達に勧めるような様子で彼女は話を続ける。

 

「テープの頭に数分の間を開けていたのはブラフ。二度目の殺人はテープを曲の入っていた裏から回し始めてリバースで犯行時刻を狂わせた」

 

 事件の推理を耳にしていた成実は黙って話を聞いている。

 

「川島さんを派手に殺したのも検死官を帰らせて自分が検死して死亡時刻をずらすためだった。六時前にトイレに行ったときに貴方は黒岩さんを殺していたんですね」

 

「凄いね、よく分かっている」

 

 コナンは黒岩殺害時にリバースの存在に気づいていなかった。理由は簡単、単純な身長の差だ。コナンからの位置ではリバースのスイッチが点灯しているのが見えなかったというだけだったのだ。

 

「しかし、納得がいかない。なぜ貴方が私達を呼んだのか…。私達が居なければこの完全犯罪は成立していたというのに」

 

「え?」

 

「この犯行は衝動的なものではない。綿密な計算と執念の殺意が創り出した完璧な計画だ」

 

 山荘の時は良い計画だったが自身を殺すのに執着して完全に狂いお粗末なものとなってしまった。カラオケの際も良い考えだが最後がお粗末だった。

 だがこれは違う、自分というイレギュラーさえ居なければ誰も気づくことなく収束していた事件だった筈。

 

「私のせいで西本さんは殺せなかった。もったいない!」

 

「君は…何を言ってるんだ?」

 

 真横にいた少女が本当に同じ人物なのかが分からなくなる。恐怖を覚えた成実は彼女から離れようと壁まで移動する。

 

「止めて欲しかったのでしょう…殺したいのに?こんな綿密な計画を立てて、最後に障害を置くなんて…。貴方は犯罪を楽しむ人じゃないでしょう?」

 

「君は…」

 

 

「分からないなぁ…。殺したいのに止めて欲しくて、でも殺したいから綿密な計画を実行して…。結局、中途半端だ。なにがしたかったんですか?」

 

 分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からないなぁ…。

 

「だから…知りたいんですよ。だから彼を連れずに私だけ来たんですよ。だから、こんな所で待っていたんですよ!」

 

「はぁ…はぁ…はぁ…うわぁぁぁぁ!!」

 

「が、がぁ……」

 

 成実はとっさに持っていたロープで百々月の首を絞め上げる。犯行の真実を揉み消そうとしたわけではない。尋常ならざる彼女に恐怖を覚えた故の行動。

 理性より根本的なもの、生存本能が彼女の危険性を察知し行動に移させたのだ。

 

「がぁ…あぁ……あ」

 

 首を絞め上げられているというのに彼女は笑っている。口から泡を出しながら笑う彼女の姿は本当に不気味だった。

 

「……」

 

「はっ!」

 

 百々月が意識を失った瞬間、成実は我に返り手を離す。気を失い、全く動かないが息は僅かに残っている。どうやら一歩手前で止められたらしい。

 

 しばらくして息を整えた成実は隣の部屋に隠されていた西本を予定通り首を絞めて吊すと足下に暗号化した遺書を置く、そしてそばに倒れている百々月にはシートを被せて分かりにくくしてその場を後にするのだった。

 

 本来なら彼女を別の場所に移すのが最善であったが混乱の収まらない成実はとにかく、いち早くその場から去りたかったのだ。

 

ーー

 

 百々月が姿を消してから1時間後、蘭はコナンの居る筈の交番を訪れ事情を話していた。

 

「羽部さんがやることがあるっていって」

 

「ももが!?」

 

「2人で探せば場所が分かるって…」

 

 みるみる顔が青ざめるコナン、心当たりはある。全ての始まりとなった公民館、彼女はあそこに居るはずだ。

 

「もも姉ちゃんは公民館だ!」

 

「ちょっとコナン君」

 

「2人とも、待ってくれぇ」

 

 必死に公民館に向かい、たどり着くコナンは警官に倉庫の鍵を開けさせ中に入るとそこには首を吊っていた西本と首にくっきりと縄の跡がある百々月を発見。

 

 百々月は重症ですぐに東京の病院に運ばれて行ったのだった。

 

ーー

 

 その後はコナンが小五郎に成り済まし事件を解決、犯人であった麻生成実は公民館に火をつけて自殺。彼の心に大きく残る事件となった。

 

 

 

 





 ホラーのつもりで書いてないのにホラーになってしまった件について。
 次回は後日談を書きます。
 後半はかなり省きました。一応、これは百々月の物語なので彼女の居ないシーンは容赦なくカットします。出てないシーンは基本的に原作通りですので。


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