総領娘様には姉がいたようです   作:アリス姫

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今日は戦闘はほとんど無しです
パチュリー戦は、主に魔法使いみたいな対決です
それではゆっくりしていってね


・魔法使いの遊び

 

霊夢(あいつ)と一緒にいるといつも私は私でいられる

霊夢(あいつ)はいつも私のあこがれで

霊夢(あいつ)が任せろっと言ったら私は安心して前に進むことができる

安心してわたしが私でいられる

だから、今の私は

 

「負ける気がしないぜ、まったくよ!」

 

さて派手に行こうか

 

「マスター……スパーークっっ!!!」

 

箒に立った魔法使いはいちいちドアを開けるのがめんどいと感じていたがためか、マスパをぶっぱした

何個もある廊下のドアをぶっ飛ばしていく

壁ごと打ち抜くかと思うが

とある大きな扉に差し掛かりマスパを受け止めた

 

「なんだこのドア、まっここに誰かいるんだろう、普通にドアを開けて入ろうか」

 

そういい魔理沙はドアをあけた

ドアを開けると膨大な空間があった

まさに世界観が変わる大図書館が広がっていた

 

「わおぉ……こりゃ退屈しなさず済みそうなとこだぜ」

 

「退屈しのぎで私の本を見られてもね……」

 

歩きながら、本を抱えている

紫髪の女性、そうパチュリー・ノーレッジが

魔理沙の元へ歩み寄る

 

「あんた誰だ?」

 

「寺子屋の先生に教わらなかったかしら?

名を名乗るときは自分からと…」

 

「わりぃな、わたしが小さい時はまだ寺子屋なんてなかったんだぜ、まぁいいや、よく覚えてくれな、今から倒される相手の名を、私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ」

 

「私はパチュリー・ノーレッジ、あなたの先輩ってところかしらね、けど私は戦うつもりなんてないわよ……それよりもあなた、さっきの魔法は何?」

 

なんだこいつ…

最初、私の思ったことはこうだった

 

「戦うきないのに異変なんて起こすかよ、まったく、いい迷惑だぜ…えっとパチュリー・ノーレディさんだったか?」

 

「ノーレディって失礼ね、私女よ

パチュリーでいいわ……じゃなくてさっきの魔法は何?って聞いてるのだけれど」

 

さっきからコイツはなぜそんなにわたしの魔法に興味津々なんだ?

と思った

 

「さっきのって、マスパのことか?」

 

「マスパ?魔法の名前?センスなさすぎね、あなた」

 

「ちげぇよ、マスタースパークって名前だよ」

 

「マスタースパーク……ねぇ魔理沙もう一度打ってみなさい」

 

コイツは何を言ってるんだ

 

「早く…」

 

「あーあー、わかったわかった、打つけど本は大丈夫なのか?」

 

「大丈夫よ、気にすることないわ」

 

「了解だよ」

 

そういい、魔理沙は八卦炉を向け魔力を込める…

 

「マスタースパークっ!」

 

七色の太いレーザが真っ直ぐに勢いよく飛ぶ

 

「近くで見ると凄まじいわね」

 

そういいパチュリーはマスパに手を近づけ、ブツブツと呟く

 

「パチュリー、なにしたいんだ?」

 

「魔法使いというものは知識欲が大事よ?」

 

「なんだそれ。」

 

 

~saidパチュリー~

 

 

「マスタースパークっ!」

 

七色の閃光が放たれた

ふ~ん、人間がこれほどの威力の魔法を興味深いわ

 

「近くで見ると凄まじいわね」

 

さて、解析しようか

 

魔力はそんなに使ってないわね

でも今ので二発目、四発が限度かしら

このマスタースパークという魔法は何属性かしら?

 

「パチュリー、なにしたいんだ?」

 

何をしたいか…ふふっ

魔理沙は趣味か何かで魔法を独学……いや感覚で覚えたのだろう、ちょっと嫉妬だわ

 

「魔法使いというものは知識欲が大事よ?」

 

嫉妬の代わりに先輩っぽいアドバイスを言ってみた

でも不思議

なぜか私は魔理沙を好印象に捉えてた

なんていうのかしら……原石を磨きたいみたいそういう感情なのよね

 

「あなた、魔法独学でしょう?」

 

「なんでわかったんだ?」

 

「まず魔法使いは魔力が命ってのはわかるわよね?」

 

「あぁ、確かに」

 

「あなたこのマスパ?だったかしら?打てて四発が限度でしょう…私なら、そうね、二十発は打てるわよ?」

 

「なっ!」

 

「まぁ、魔力を上げる方法は今度教えてあげるわ、それより、あなたにお願いがあるわ…」

 

~♪~

 

「お願いってなんだよ?」

 

「この館、紅魔館の当主レミリア・スカーレット、彼女には妹が居るわ。魔理沙、あなたには妹様と遊んであげて欲しいのよ

あの子は狂気という感情を持ち合わせているの、だから495年間幽閉されていたの、その狂気が原因でね。お願いできないかしら」

 

「いやぁ、そんなこと言われても…異変中出しな…まっいっか、任せな」

 

 

 

 

 

「その依頼(遊び)私も参加させてもらってもよろしいかな」

 

 

~said魔理沙~

 

「「その依頼(遊び)私も参加させてもらってもよろしいかな」

 

誰だ?初めて見る奴だね

 

「誰かしら?」

 

「申し送れてすまない、私は比那名居天姫、天人です」

 

「天人…?聞いたことあるような…?」

 

「それはともかく、その妹さん狂気が問題なんですよね?なら私が適任です、私が死ぬまで、その狂気、ずーっとどうにかできます」

 

「そんなこと、信用できる証拠が…」

 

もしかしてこいつ、刀も下げている

こいつしかいないだろうな

 

「なぁ、あんた、門の前の赤毛の女、お前がやったのか?」

 

「えぇ、よくわかりましたね、ときに証拠と言いましたね、なら魔法を使ってみてください、私は断言しよう、魔法は使えない」

 

そう言った直後、私たちは魔力が上がらないことに気づく

 

「…お願いするわ」

 

パチュリーは深く頭を下げていた

 

「わかりました♪魔理沙さんよろしくお願いします」

 

なんか釈然としないがいくか

 

「あぁ、足引っ張んなよ?えーと…」

 

「天姫です」

 

~♪~

 

さて、魔理沙とコンビを組んでフランちゃんに会いにいくぞぉぉ

と浮かれていた私

だが、私は天子が心配だった

元はといえば私が「ここの当主をお願いします、巫女さんが来るはずだからついて行きなさい」といい無理やりいかせた

でも、天子なら大丈夫と信じてる

さあ、フランちゃんに妹代表ってのを見せつけなさい

 

そう思い地下室の階段を降りる

 

 

 

~end~




いや~疲れました
頑張って書きました
フランちゃんまってろよ~!

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