総領娘様には姉がいたようです   作:アリス姫

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異変があると
今まではとはタイトル表記が変わります
異変は大抵、一日で解決するので
異変解決後はいつもどおり一日目など付けます
わからない人もいると思うので
異変解決後のタイトル表記を見ることをおすすめします
それではゆっくりしていってね!


紅魔異変~rednight~
・始まりのレクイエム


 

「明日が楽しみね、咲夜」

 

満月の夜、湖に照らされた月がより一層、夜の雰囲気を醸し出す

湖をの正面に建っている紅い大きな屋敷が禍々しいオーラを放つ

その屋敷のテラス、白いテーブルと椅子

そこにはふたりの人物がいた

一人はメイド服を着ており、従者だとすぐにわかる

もうひとりはピンクがかった白のレースにその色と同じナイトキャップをかぶっており、特徴的な羽は夜の雰囲気とマッチしている

 

「はいお嬢様、わたくしめも楽しみにしております」

 

「ふふっ、今日のワインは美味しいわ~」

 

そういい、ワイングラスを片手に満月を見つめ、不敵に笑みをこぼす

 

「今日のワインには私の血を少し多めに入れております」

 

「……はぁ、いつも入れなくていいって言ってるじゃない……今日は良しとするわ、ありがたく、このワインで今日を楽しむ事にするわ」

 

 

 

 

 

これが紅魔異変の始まりだった

 

 

~♪~

 

 

「総領娘様、朝食でございます」

 

今日もいつもと変わらぬ、桃である

さすがに飽きるだろうと思うものだが、この桃は日に日に味や食感が変わるのだ

 

「いつもありがとね?衣玖」

 

「私もいつも感謝されて嬉しいですよ?」

 

「ふふっ、それじゃ、天子を起こしてきてくれるかしら?」

 

「かしこまりまし…」

 

「おはよ~」

 

天子が自ら起きてくるとは……

普通なら、感心して褒める私なのだが

なにかのまいぶれだと悟った

そのなにかもわかっていた

 

「さて、朝食を済ませましょうか、天子、今日はおねえちゃんに付いてきてください?いいですか?」

 

「え?うん、わかったよ~」

 

「それでは、頂きましょうか」

 

そういい団欒で朝食を済ませた

 

私は部屋に戻ると真っ先にベットのしたから

刀を取り、磨きいた

この刀は、大業物『神巫』

私がこの幻想郷に転生した時から身にまとってた刀だ

切れ味は岩をなでるように下ろすだけで一刀両断にできるほどだ

 

そしてもうひとつの刀も腰にかける

先ほどとは違い、手入れは一切しない

その刀は、最上大業物『道化』

この刀は抜くことができない

 

この刀は妖刀だ

だから、無理やる抜こうとすると、刀に殺される

 

これもまた、転生時から持っていた

 

準備を済ませ、天子の部屋へ向かう

 

「天子~、入るよ?」

 

「うん、いいよ~」

 

ドアを開けると天子がベットに横たわっていた

 

「お姉ちゃん、刀なんてもってどうしたの?」

 

「これから、イベントに行きますよ?そろそろ余興も始まるかもです、緋想の剣をもって、そとにきなさい?」

 

「はぁーい」

 

はぁーいだって!!

可愛すぎかよ!妹よ

天子じゃなくて天使でいいと思う

 

そんなことを考えながら外に出ると既に異変は起きていた

天子もちょうど来て、唖然としている

 

「さて降りましょうか、楽しみますよ!」

 

「え!ちょ、ちょっと待ってよぉー!」

 

天姫に手を引かれ舞い落ちる

天子と天姫だった

 

 

 

end




さて始まりました!紅魔異変
どういう感じにしましょうかね!
次回も頑張りますよ!
次回もゆっくりしていってね!

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