この人ならざる『ヒト』に祝福を!   作:ヴァニフィア

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発見されることのなかったとある科学者の日記

「俺と同じく転生者の同僚が低予算で何にも負けない兵器を作れとか言われてた。プギャーm9(^Д^) …とか言ってやりたかった気分だが目をつけられると自分まで巻き込まれそうなので必死に笑いそうになるのをこらえた。」

「畜生!あいつ昨日俺が笑おうとしたのに気づいてやがった!兵器に積む護衛用の兵器を作れとか言ってきやがって!しかもこんな予算できるわけないしぃ⁉︎腹立ったからエネルギーの減衰がまったくない金属とかコードを作ってこなきゃ無理だって言ってやった!さぁどうだ!んなもん作れるわけねぇよなぁ⁉︎」

「あいつの部下が技術提供だとか言って要求してたパーツをほんとに持ってきやがった…どうしよう………おい、これ、作れなかったらあいつ俺に作ってる兵器をけしかけるんじゃねぇだろうな…やべぇ、死ぬ!死んじまう!俺にそんなスペックはねぇし部下を徹夜させてでもちゃんと動くもん作らねえと!デザインだぁ?んなもんゲームのやつでいいだろ!てきとーに書いたからこれ見てとっとと作れ!」

「とりあえず外面はなんとかしてくれた。自分でやっといてなんだがよくあんなてきとーな図面で作れたな…あいつの作った兵器はデストロイヤーっていうらしいんだが、とりあえずあいつの周りのやつを攻撃するようにプログラムしといた。エネルギーの問題だが、切れたらデストロイヤーを停止させて爆発する前に余剰エネルギーを受け取れるように設定するように頼んどいた。まあ、汎用性がないとか突っ込まれないように一定時間デストロイヤーの下とかで生き残ってるやつとか二機作ったガルセイドのうちの一機を壊されたりされるぐらい危険そうなやつ…まあ、魔力測定とかも入れといていいか。そういうのを見つけるとデストロイヤーへついてくのをやめてそういうやつに全力で攻撃するようにもしといてもらったが汎用性って通常モードとそれ一つでいけるんかね?…まあ、そういう類のプログラムがあるってだけ資料に書いてりゃいいや。一つでもプログラムを見せれば他のもあるって言って納得するだろ。」

「オワタ\(^。^)/転生者のよしみってことでデストロイヤーにあいつと一緒に乗り込んで酒盛りしてたらあいつ、動力のコロナタイトに根性焼きしてそれが原因で暴走し始めたらしいぜ。…まあ、俺もその辺に転がってるレンチとかを的当てだとか言って投げこんでた覚えあるけど。ガルセイドの資料に書いてたデストロイヤー対策プログラムもちゃんと登録しとけばよかったかもなぁ…つーかなんだよ!あいつも手抜きしてたんじゃねぇか!なんか変な連帯感出て酒盛りがすげー盛り上がったわ!」

「やべーやべー。国滅んじまったよ。やべーなーこれ。まあ、この国で働くのももう嫌だったしー、なんやかんやでガルセイドもうまく動いてるみたいだしー。あいつもなんか満足してここで余生を暮らすっていってるしー、俺もそれでいいやー。もうどうにでもなーれ。」

最後の文の後には、謎のキャラクターが描かれていた。


え、3日もたってたの?

「……ぅ…にゅ…?」

 

ルミは目を覚ました。まだ痛みが残っているが、首を少し動かして周りを見ると、どうやら自分は屋敷のベッドに寝かされていたようだ。無意識に左手で目をこすろうとしたが、動かせているような感覚がしない。気になってルミはそちらを見ると、そこには何もなかった。

 

「ん……左腕は……いや、あれの反動だよね…左腕は特に酷使しちゃったし…」

 

仮面をつけた時、頭の中に入ってきた情報でこうなるかもしれないことを知ったが、その時にはすでに覚悟はできていたので、今この左腕がなくなった状態でもそこまで驚きはない。

 

「…あれ?そういえば仮面…アクルカ、どこいったんだろ。…まあ、ないならないでもう使わないつもりだからいいんだけど…」

『あ…ルミ、目が覚めたのね…』

「え?あ、アンナ!よかった、無事で。」

『よくないわよ!あなた、どうしてそんなになるまで無茶したの⁉︎ダクネスがルミを運んできた時は、もう止まってるはずの心臓がまた止まったような錯覚したわよ!』

「あ、あの人影ってダクネスか…その、アンナと、ギギリがいなくなるかもって思って…」

『…ルミ、あなたは生きてるの。ギギリっていうのはともかく、もう死んでる私をそんなになってまで気にすることじゃないわよ。…まあ、嬉しいんだけどね。そう言ってくれるのは…』

「でも、友達だしさ…知らんぷりなんてできないし…」

『そう…ルミらしいわね…わかったわ。そんな風に言われたら怒る気も失せるし、過ぎたことだしこのぐらいにするわ。あ、でもちゃんとカズマたちには謝っときなさいよ?すごく心配してたんだから。』

 

アンナはそういいながらドアをコンコンとノックしてからすり抜けて出て行った。すると、その音を聞いたのか、ドタドタと音がしてドアが勢いよく開いた。

 

「ルミ!目が覚めたのか⁉︎」

「あ、カズマ。」

「よかった…デストロイヤーを止めたあとダクネスに迎えに行ってもらったんだが意識がなくて…もう3日も目を覚ましてなかったんだぞ。」

「え、3日もたってたの?」

「ああ。アクアの回復魔法も何故か効きが悪くて…それに、その…腕も、な…」

「多分、この左腕はスキルの影響なんだ…ごめんね、心配かけちゃって…」

「いや、ルミはいいんだ。一応はアクアが治せると思うとは言ってたけど…その…一人で任せた俺が悪かったんだ。」

「ううん、カズマたちはデストロイヤーを止めてくれたから。私にもう少し力があればここまでになることもなかったと思うしね。」

「俺たちがもっとしっかりしてればそんなこともなかったって…」

「いやいや…あー、このままだと話が進まないからとりあえず置いとこう?…デストロイヤーが悪いってことで…えっと、そのデストロイヤーは倒せたんだよね?」

「ああ。まあ脚を壊した後も色々あったけどな…とりあえずはデストロイヤーは討伐ってことになると思う。ちょうど今日ギルドで報酬を受け取れるみたいなんだ。ウィズとかも来ると思うしルミも行くか?」

「あ、行く行く!よいしょ…ってうわへぶっ⁉︎」

 

ルミがベッドから降りて立とうとすると力が入らずに顔から床に倒れてしまった。

 

「うぅ…痛い…」

「ああ、3日も寝てたらそりゃ立てないか…回復魔法の効きも悪かったから痛みとかも残ってるかもしれないし。また前みたいに背負って行くよ。」

「うん、ありがとカズマ…前もこんなことがあった気がするね。」

 

 

「あーらカズマとルミじゃない!遅かったわね!ルミもとりあえず大丈夫そうね。」

「前にもこんなことあった気がするよ…」

「お前また酒飲んでるのか…」

 

ギルドに着くといつしかと同じようにアクアはシュワシュワを飲んでいた。酔ってはいるものの、くしゃくしゃとルミの頭を撫でながら気にしているあたりがアクアがカズマに愛想をつかされない所以だろうか。

 

「ルミ!目が覚めたのか!」

「あ、ダクネス!ありがとね、運んでくれて。」

「いや…こちらこそ街を守ってくれてありがとう。」

「ううん、私は…デストロイヤーを倒したのはカズマたちでしょ?」

「ルミがあいつらを倒してなかったら遠距離攻撃でそもそも街が無事ではすまなかった。あれはおそらく危険だと判断した者を攻撃するのだろうから、めぐみんとウィズが狙われてしまってデストロイヤーはアクセルを蹂躙していただろう。」

「そうですよ。」

「あ、めぐみん!」

「とりあえず元気そうで…良かったです。さっきの話なんですけど、ルミが倒した機械があるじゃないですか?中身も機械だったんですけど、設計図が挟まってたらしくて、それに危険性が高いという判断があればそれを対象に行動する…とか書いてたんですよ。もしルミが止めてくれてなかったら爆裂魔法の準備段階で私とウィズに攻撃が来てました。私からもお礼を言わせてください。」

「えっと…あ、あんまり言われても困るっていうか、私は私でやりたいことをやったっていうか…みんな置いて先に行っちゃったのもあるし…ん?」

 

その時、ワイワイと騒がしかったギルドの中が静まり返った。入り口の方を見ると、そこには一人の鋭い目付きの女性と四人の騎士がいる。デストロイヤーが来た時のダクネスの装備より重装備かもしれない。

 

「サトウカズマ、貴様に国家転覆罪の容疑がかかっている。そっちの子供もだ。」

「ちょ、ちょっとカズマ!一体何やらかしたの⁉︎」

「カズマならまだしもどうしてルミまで!」

「おいめぐみん、俺ならまだしもってどういうことだ。…じゃない!なんで俺とルミにそんな容疑がかかってるんだ⁉︎」

「貴様が指示を出したというコロナタイトのテレポートだが、領主のアルダープ殿の屋敷を吹き飛ばしたのだ。幸いけが人はおらず物損だけにとどまっているが、それだけですまなかった可能性があるのはわかるな?」

「じゃあルミはどうしてです!」

「魔王軍の幹部ではないかという報告がある。」

「なっ…」

「どうして私がそんな…?」

「異形に変身するのを千里眼で見た…というアーチャーがいたと報告にある。ついて来てもらう。聞き取りをすればどうなのかはわかる。」

「でも、それは…」

「…いいよ、めぐみん。話せばわかってくれるなら全部話す。私は間違ったことしたつもりはないから、きっと大丈夫だよ。」

「では、一緒に来てもらおう。」

 

そう言われ、ルミはとりあえずカズマから降りた。

 

「ふぎゅっ!」

 

…が、体がほとんど動かないのを忘れていたために、また顔から崩れ落ちてしまった。周りの張りつめられていたような雰囲気は若干弛緩した。

 

「うぅ…痛いよ……えっと…も、持ち方はなんでもいいから運んでほしいな…です…お願い…します…」

 

騎士たちは顔を見合わせて、そのうち二人がルミと肩を組むようにして運んで行った。

 

 

そうしてルミは牢屋に放り込まれ…いや、牢屋の藁の上に寝かされた。

 

「…あれ?これしばらく暇?」

 

そんなことを呟きながらそのまま天井を眺めているとすすり泣くような声とともに誰か運ばれて来た。声的に、カズマが泣きながら運ばれて来て違う牢屋に放り込まれたようだ。

 

「うぅ…俺の異世界ライフ…どうしてこんなハードモードなんだ…俺は悪いことしてないのに…」

「…カズマー、暇だから何か話さない?」

「ん?ルミか?ここの隣か?」

「うん。そうだよ。動けたら適当に逆立ちしてみたりして暇つぶしできるんだけど今はできないからさ。」

「なんで逆立ち…そんなこと言われても話すことなんてそんなにないだろ?だいたい一緒にいるんだし。」

「うーん…あ、デストロイヤーって結局どうやって倒したの?」

「そういえばあの時は別行動だったな。まあ、簡単にいうと爆裂魔法で倒したんだ。アクアに結界を解いてもらってめぐみんとウィズの二人でな。その後エネルギーの行き場がなくなったとか言って爆発しそうになって…………」

 

カズマは3日前のことを思い出しながらルミにあったことを話していく。

 

「………その後外に出たら今度は余ってたエネルギーのせいか、まだ爆発しそうになってたからめぐみんに爆裂魔法で壊してもらったんだ。…まあ、だいたいこんな感じだな。」

「…なんだか濃い時間だったんだね…」

「正直デストロイヤーの開発者の日記とか見つかった時にはふざけんなって思ったけどな…」

「…うん、それは…まあ…お疲れ様?」

 

ルミはカズマの話を聞いてなんともいえない気分になったが、まあ暇つぶしにはなっている。

 

「そういえば、いつ私たちの話聞きに来るんだろうね?」

「セナさんって言ってたか、あの人。きつそうな人だったけど…下手すりゃ人に逃げられるような…うわぁっ⁉︎」

「あれ?カズマ?どうしたの?セナさんって人が来たの?」

「すいません…謝ります…なのでその絶対零度の視線は…その、見た目だけで判断してすいません…」

「サトウカズマ、取り調べを行う。ついて来い。」

「あれ?カズマ、カズマー?…おっかしーな?」

 

なんとなく音が聞こえて来た気がするが、小声で話していたのか状況がよくわからない。

 

「隣の牢屋にいた男なら連れてかれたっすよ?」

 

そんなことを、ルミの真正面の牢屋の中で壁にもたれかかって座っていた冒険者風のカッコをした、背が低くて人の良さそうな人が言ってきた。

 

「あ、そうなの?…これ、また暇になっちゃうかな…あれ?そういえば誰?」

「僕はしがない旅人っす。アッシュとでも呼んでくれればいいっすよ。なんやかんやあってここに入れられてますけど。」

「なんやかんやって…もしかして説明しにくいこと?」

「…無銭飲食っすけど。」

「えー…確かに言いにくいけど…」

「いやいや、呆れてますけど宿に泊まれないような僕みたいな弱い冒険者じゃ冬越しができないっすから、こうしてここにいるんすよ!小犯罪でしょっぴかれるなら後々あんまり尾を引かないっすし、最低限の食料は出ますから、これでも呆れるほど有効な戦術っすよ!」

「戦術って…お金なかったの?」

「まあそういうことっすね。いやー、道具屋で物を買ったら桁一つ間違えてて…五千エリスだと思ったら五万エリスで。いや、必要だったし一度言ったことを取り消すのもあれっすからそのまま買いましたけど。」

「えー…」

「桁一つ間違ってたらそりゃ生活費足りなくななるっすよね。」

「え?………あ、それもそっか。借金のせいで感覚が狂ってたかも。うん、一桁増えると大変だよね。」

「借金っすか?」

「うん、少し前にパーティーの人が街の壁を壊しちゃって。四千万エリス?」

「よ、四千万っすか…えっと、名前なんでしたっけ?」

「あ、私はルミだよ。」

「…ルミさん、何歳っすか?」

「んー、多分十歳。」

「………強く…生きてくださいっす………!同い年として応援するっす……!」

「い、いや、そんな心配しなくってもいいからね⁉︎っていうか同い年なの⁉︎」

「ああ、まあそうっすよ。僕も十歳っす。 」

「お母さんとかお父さんはいないの?」

「一応いるっすけど、なんていうか少し厳しいんすよねー。魔法を使えるようになれとかうるさいっすし。まあ、黙って出て来ちゃったのは悪いと思ってるんで仕送りと手紙を毎月送ってますけど。」

「そうなんだ…あれ?でもお金あんまりないって言ってたのに仕送りとかできるの?」

「それは…いっつもこれぐらいなら自分も大丈夫だなって思って送るんすけど、だいたい何かしらが原因でお金が無くなるんすよね………いやー、なんでかなぁ?」

「…うっかりのせいじゃないかなぁ…」

 

……………

 

「…まあ僕はそうして、やっとここに辿り着いたってことっすね。」

「馬車で来たんだね。私乗ったことないから一回乗ってみたいなぁ。」

「乗るのはいいっすけど、荷台はやめたほうがいいっすよ。基本、中に乗れなくなって荷台に移されるんすけど、お尻が痛いのなんのって。」

 

しばらくアッシュと話をしているうちに、隣の牢屋から音が聞こえて来た。

 

「あれ?カズマ帰って来た?」

「…なんか目が死んでるっすけど大丈夫なんすかね?」

「カ、カズマー?大丈夫ー?」

「…ルミ…俺はもうダメだ…」

「カ、カズマー⁉︎」

「ルミと言ったな。これから聞き取りを行う。」

「あっはい。…でも、私、動けない。…です。私、運んでほしい。」

「…慣れていないのなら敬語はいい。騎士を呼んでくるから少し待っていろ。」

「はーい。」

 

セナに言われて、少しの間待っていると、その間にアッシュが話しかけてきた。

 

「聞き取りって何やったんすか?僕からすればルミは全然悪いことしなさそうに思うんすけど。」

「いやー、なんかわかんないけど、魔王軍の幹部じゃないかって思われちゃって…」

「何があったんすか…」

「スキルで変身したらそう思われたみたい…」

「変身するスキル…確かに聞かないっすね。魔物だと思われちゃったってことっすかね。」

「多分ね…」

 

 

少しして取調室に連れてこられて椅子に座らさせたルミは、少しキョロキョロしてからセナの方を見た。

 

「では、これより取り調べを行うが…この魔道具を知っているか?」

「ん?……んーん、知らないや。」

「この魔道具は嘘を感知すると音を鳴らす。質問には正直に答えるように。」

「うん、わかった。」

「では、まずは出身地とそこで何していたのかを答えてもらおう。」

「わからないよ。」

「………音が鳴らない?」

「私三年前ぐらいからの記憶しかないんだ。」

「では、その三年間では?」

「えっと、方向どっちだっけ?多分あっちかな?森で友達と過ごしてたんだ。まあ、友達って言っても人間じゃなくて蟲なんだけど。」

「その蟲というのは魔物か?」

「どうなんだろ?見た目はそう思われても仕方ないけど、イタズラぐらいはしても人を襲うことはないよ。」

「…ふむ、では次だ。何故冒険者になった?」

「カズマに誘われてかな?森で三年くらい過ごしてても記憶が戻ることもなかったし、始めてきてくれた人間のカズマと過ごしたりして何かヒントとかあるかもって思ってついてきたんだ。」

「……嘘は無しか…では、次だが魔王軍幹部の知り合いはいるか?」

「いな…あれ?前アクセルの街に来たデュラハンの人とか含むの?」

「デュラハン?………ふむ、確かに少し前討伐されているな。とはいえ、知り合いという範囲には含まれないだろう。」

「じゃあ、魔王城の結界の維持だけ任されてる、本人曰くお飾り幹部は?」

「…知っているのか?」

「友達だけど…でも、私は魔王軍とは無関係だよ?」

「………音は鳴らない…嘘ではないということはわかった。だが、正直私個人で判断することはできない。もうしばらく勾留させてもらうことになると思うが…」

「まあ、冒険者としては魔王軍の人と友達だっていうのも問題だし仕方ないね。」

「では、最後だがデストロイヤー討伐の際、変身したのはどういうことだ?魔物ではないのか?」

「あれは一応スキルかな?新しい職業だから、見たことも聞いたこともないようなのばっかりだから。」

「………わかりました。おそらく、あなたはすぐに解放されると思います。魔王軍の幹部と友達というのは、少し問題なのでたまに近況調査ぐらいはあるかもしれませんが裁判になることもないと思います。」

「あれ?なんか口調変わった?」

「その…こういう仕事をしているせいであの口調じゃないと仕事できないといいますか…」

「そうなんだ…色々大変なんだね…」

 




うたわれるもの用語(?)
ルミの左腕…仮面の力の代償で消滅した。仮面は使えば使うほど魂が削られて全て削れると全身が塩になって消滅する。的な話だったはず。ただし、このすば世界においては回復魔法に蘇生魔法まである始末なので、そのままの代償だと即座に回復します。腕とか再生できます。たぶん。なのでこの2次創作中では代償に少しの期間回復魔法があまり効かないことを追加してます。正常に回復魔法が効くようになれば左腕も復活させるつもりなので、両手使う技とか武器、もう使えなくね?と思ってもとりあえず安心してください。

あと、オリキャラが出てましたが、なんとなくそんな奴もいたなーとかそういう認識でいいと思います。そこまで頻繁に出番作るつもりのキャラではないので。

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