ご注文は“さそり”ですか?   作:鯛焼きマン

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これが鯛焼きマンの超新星だ!(ただの寝不足)

今までにないくらい筆が乗って速攻で最新話出来上がりました!
これも楽しみにしてくれている読者のみなさんのお陰です!

さて、鯛焼きマン・ノヴァ()になったところで最新話投稿します。


初二段変身×2 4

 エリアX:X-20:南西地点。

 舗装された地面の影響か単純な植生や地質の関係か、木々に囲まれた中そこだけ開けた広場になっている場所。サソードとワームの両者は睨み合う。

 それを見守るのは常駐隊員の男と一般人の少女。

 本来なら一般人の少女にワームやライダーに関する現場を見られるのは避けるべきだが、男は場の剣呑な雰囲気に飲まれ忘れていた。

 サソードは言わずもがな。敵を前にして、そんなことに気を向けている余裕はない。

 

 ジリ、と地面を踏む音が聞こえるほどの静寂。

 木々の葉を擦らせるそよ風が、騒がしく感じる沈黙。

 

 フィクションにおいて、このような一騎打ちの状況でよく言われるジンクスがある。

 先に動いた方が負ける、というものだ。

 まさしくそれが当てはまる状況。

 

 人の生死に関わるという現実やワーム関連の事情という前提を抜きにして、ラビットハウスのメンバーがこの状況を見ればどういう反応をするだろうか?

 

 ココアなら興奮しそうだ。

 千夜なら燃えそうだ。

 チノなら緊張するだろうし、リゼなら武者震いをするだろう。

 

 ジンにしてみれば「それが何?」だが。

 

 先手必勝。見敵必殺。正面突破。

 彼の戦いはそれが総てだ。

 

 猪武者も良いところだが「猪なんて豚の親戚みたいなものでしょ?」と甘く見ていると怪我ではすまない。

 突進力は成人男性を跳ね飛ばし、訓練された猟犬に縫合が要る傷を負わせる。

 牙は作業服程度の布切れは容易に切り裂き、人間の大腿動脈を切って失血死させる。

 

 故に先に踏み込んだのはサソードだった。

 成人男性を吹き飛ばし、それだけで殺傷しかねない突進力で踏み込む。

 鉄を容易に断ち、人間を文字通り二つに裂ける()の切っ先は敵の喉を狙っていた。

 

 しかしてサソードの足は止まる。 

 

 ワームが見るからに接近戦仕様のサソードを見て、露骨に距離をとったからだ。

 

 今まで戦ってきた感情的で凶暴なだけのワームや強者に対して逃げの一手のワームとは違う。

 生き残ってきたタイプのワームではない。

 ()()()()()()()タイプのワームだ。

 

(蟲毒の壺・・・・・・)

 

 ジンは無意識にその言葉が頭に浮かんだ。

 理由はエリアXの事件、その真実にあった。

 

 

 

 あの事件の真実。

 

 突発的に起きた地震による衝撃で隕石から目覚めた大量のワームが自然公園にいた人々を襲った。

 ワームは隕石に乗って星を渡る地球外生命体。

 ()()()()()()()に東京・渋谷に落ちて地球に訪れたワームは秘密結社『ZECT』によって、それから十数年で全滅したものと思われていた。

 だが、その生き残りがいたのだ。

 大勢の人がいるど真ん中で孵化したワームは、その場にいた老若男女問わずたくさんの人間を殺害した。

 

 しかし突如、正体不明の時空の裂け目が生まれ、それに飲み込まれて総てのワームは時空の彼方へ追放された。

 

 ・・・・・・荒唐無稽な話だが、それが事実だから仕方がない。

 何より、ジン自身が()()()()()()そこにいた。

 

 

 

(だから僕は笑えない・・・・・・違うな。()()()()()()()()()()()()が正しい)

 

 だがその事件自体は過去のもの。今は戦闘中だ。深く考えないようにした。

 ただし過去の事件であったとしても、それでめでたしめでたし・・・・・・となってないから現状だ。

 

 あろうことか奴らは時空の彼方で成長し、時空の壁を喰い破ってきた。

 

 時空の彼方に奴らが餌とする人間はいないはずだ・・・・・・なのに何故?

 餌が無ければワームはサナギ体から成虫体になれないはずだ・・・・・・なのに何故?

 

 ・・・・・・ところでこんな話を知っているだろうか。

 

 

 

 外界と区切られた環境において蟷螂(カマキリ)は他に獲物のいない時、自分より小さい(弱い)同胞を喰うらしい。

 

 

 

「くっ・・・・・・!」

 

 ジンらしくなく、相手の出方を待っていたところにワームの攻撃が迫る。

 

 それは二対の槍だった。

 二本の蜘蛛の足だった。

 

 タランチュラの遺伝子情報を模写(コピー)したワームの、肩から生える足を異常な速度で伸ばすことによる攻撃。

 

 矢の速度で突き出される槍。

 機関銃の連射性能を持つ腕。

 

 その表現が過言ではない脅威がサソードを襲う。

 

 だが、サソードも負けてはいない。

 連続で突き出される蜘蛛の足を剣で捌く。

 全てではなく、あくまで致命打になるものだけを選んで斬り払う。

 装甲の表面を掠るだけもの、ミスを誘うフェイントを見抜いて無視する。

 捌きながらも観察し、パターンを見つけていく。

 

 そして実力と執念で距離を詰めていく。

 

 機関銃を乱射している相手に、刀剣で銃弾を弾きながら近づくような出鱈目な所業。

 並の人間なら背筋が凍る。

 実際、観戦していた常駐隊員の男は「敵でなくて味方で良かった」と生唾を飲み、畏ろしさと頼もしさを感じた。

 

 お互いに攻めきれない状況が続く、実質的な膠着状態。

 その流れを変えたのは、またしてもワーム側だった。

 

 ワームの口吻が蠢いたかと思うと、そこからロープのように編み込まれた蜘蛛の糸が放出されたのだ。

 吐いた糸がサソードの刀身に絡みつく。

 

「・・・・・・!」

 

 サソードが引き千切ろうと力を籠めるがびくともしない。

 実在する蜘蛛の糸でさえ同じ太さの鋼鉄の4~5倍の強靭さと、ナイロンを超える伸縮性を併せ持つ。

 なれば蜘蛛の性質をコピーしたワーム、その体内で生成された糸の強度は計り知れない。

 

 ワームはサソードが蜘蛛の糸を切れない事を察すると、右へ左へ揺さぶりながら糸を振り回す。

 その動きに引っ張られ、サソードが地面を転がる。

 

 サソードがその名の通り剣を主体に戦う戦士と理解したうえで、ワームはその剣を奪おうと全力で糸を引く。

 

「――――――――!!」

 

 とうとう剣がサソードの手を離れてしまう。

 ワームは嘲笑に似た鳴き声を上げ、自身の優勢を確信する。

 

 剣は放物線を描き、空高く飛んでいく。

 サソードの手が届かない速さで、ワームの頭の上を跨いで後方に落ちていく。

 口吻から糸を伸ばし、そのまま引っ張っていたワームは自然とその軌道を目で追う。

 

 綱引きで勝った直後の気の緩みがあった。

 早く動くものに一瞬気を取られてしまう動物の本能もあった。

 

 慢心があった。

 必然があった。

 ()()()()()()

 

 

 

【Clock up】

 

 

 

 だから、剣から手を離したサソードが流れるような動作でクロックアップを発動したのを見逃した。

 クロックアップは高速移動。()()でも対応が遅れれば十分。

 

 さらに言うなら相手は一本釣りを成功させた漁師気分。腹が良い感じにガラ空きだった。

 

「てィ!」

 

 そこに迷いなく、真っ直ぐに、一息で距離を詰めたサソードの中段蹴りが突き刺さる。

 

「――――――ッ!?」

 

 ワームは不意打ちを受けて大きく仰け反る。

 無様に倒れなかったのはワームながら天晴だが、逆に倒れなかったことでさらなる追撃を食らう。

 

 顔面パンチだった。

 

 それも一発二発に留まらない『お前のターンねぇから』と言わんばかりの左右の連撃。

 さらに反射的に顔を守ればボディブロー、拳を警戒すれば足を蹴って体制を崩す隙の無さ。

 

 ワームがたまらず反撃の爪を振るう。

 

 だがそんな破れかぶれのテレフォンパンチは、頭の側面で構えた腕に防がれる。

 そこからサソードは防御から一転攻勢。振るってきた腕を上半身ごと絡め捕り、ワームが前のめりになったところで顔面に膝蹴りを食らわす容赦のないカウンターを叩き込む。

 

 それはCQCだった。

 

 天々座家は秘密裏にワームを倒している傍ら、と言うより本業で民間警備会社を営んでいる。

 そんな家に生まれた天々座家の長女であるリゼは父への憧れもあってCQCを使える。

 だとすればジンが使えてもおかしくはないだろう。

 むしろジンは()()()()()()()()ワームと戦うために本格的な戦闘訓練を受けてきた。

 体格差による戦闘力を引いた、純粋な技の熟練度も天才肌のリゼより高い。

 

 兎も角、劣勢と思わせた逆転の連打は見事に決まった。

 しかしそれも長くは続かない。

 予想外の反撃を食らった混乱から覚めたワームは素早く距離をとる。 

 またしても槍の掃射が開始される。

 

 ・・・・・・ただし、これはワームにとって致命的な判断ミスだった。

 

 ワームには幾つかの見落としがあった。

 

 一つ、クロックアップはまだ終わってはいない。前述のCQCによる連打は、剣が飛ばされ地面に落ちていくまでの数秒間の出来事である。

 二つ、クロックアップは高速移動であり時間停止ではない。クロックアップ中も時間はゆっくりとだが進む。

 三つ、一連の攻防でサソードとワームの立ち位置は逆になっている。さて、剣はどっちへ飛んでいったでしょう?

 

 風に舞う木の葉が宙に浮き、掻き分けられた雑草が掻き分けられたまま静止する世界。

 ()()は逆に木の葉のように空から舞い落ちてきた。

 浮いた木の葉を押しのけ、掻き分けられた雑草の道を作ってサソードは()()を掴む。

 

 勝機、という名の(それ)を。

 

「ライダースラッシュ」

【Rider Slash】

 

 振り向き様にライダースラッシュを発動。

 猛毒の光子の奔流が、絡みつく蜘蛛の糸を溶かし弾き飛ばす。

 

 サソードが得物の取り戻したことに気付いたワームが再度、蜘蛛の足を伸ばす攻撃を始めるが()()

 

 

 

 ワームが見落としていたこと四つ目、サソードは最初の攻撃を捌いていた時点で動きを観察していた。そして()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 パターンが読める攻撃は、攻撃する前に対処ができる。

 どこにくるかわかる攻撃ほど、対処しやすいものはない。

 プロ野球レベルの時速140㎞の剛速球も、投げる場所がわかるピッチングマシーンが投手では素人でもホームランが打てるように。

 

 だから()()()()

 ワームは最初の掃射の時点で勝負を決めておかねばならなかった。

 逆に蜘蛛の糸を先に使えば勝機はあった。

 何にしても後の祭り。過去は過去。過去は変えられない。

 

 ワームは最早勝負が決していることにも気付かず、蜘蛛の足を射ち放った。

 

 矢の速さを持つ槍が風を切り、サソードの右肩を穿たんと伸びる。

 サソードの必殺剣が煌いた。

 一本目の蜘蛛の足が節目で切られ、宙を飛ぶ。

 

 ワームはすかさず二本目を放つ。

 サソードが手首を回して剣を返す。

 飛ぶ斬撃が二本目の蜘蛛の足を根元から断ち切る。

 

 焦ったワームが蜘蛛の糸で剣を封じようとする。

 顔面パンチ。

 糸はあらぬ方へ飛び、ワームの体も吹き飛ぶ。

 

 ワームのクロックアップは吹き飛ばされた衝撃で解けた。

 必然的にサソードの時間流から置き去りにされ、その動きは緩慢になる。

   

【Rider Slash】 

 

 サソードはもう一度、猛毒の光子を生成する。

 連続で行われた必殺技発動の影響か、光子に成り切れなかった猛毒がドロリと刃先から流れ落ちる。

 彼は剣の露を払う所作で余分な猛毒を落とし、腰を落とした中段、居合に似た構えをとった。

 

「ライダースラッシュ」

 

 放つはワームへ手向ける、神速の居合斬り。

 

【Clock over】

 

 両者のクロックアップが解除されたことで、戦いを見ていた男と少女の目にようやく両者の姿が映る。

 

 ワームの体は十字に斬られ、爆散した。

 サソードの剣には、まるで血糊のように猛毒が滴っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 晴天の真昼でありながら森によって光が閉ざされた獣道。

 舗装されておらず、道とも言えない道。

 しかもただでさえ暗い中、成人男性の腰の高さまで生えわたる雑草や古い蜘蛛の巣の所為で視界は遮られている。

 

 だがそんな足元すら碌に見えない暗がりを、息を切らしてなお走り続ける小柄な少女がいた。

 口元に光る八重歯がチャームポイントのハツラツな性格の少女だった。

 しかし今、その面影はない。

 歯は恐怖でガチガチと音を鳴らし、瞳孔が開いた眼は辺りを見渡してギョロギョロと動いている。

 その姿は天敵から逃げ惑う小動物の生々しい姿を思わせた。  

 

「ひゃっ!?」

 

 だが足元をまともに見ていなかったため、地面に浮き出た木の根に足をとられて転倒する。

 ぬかるんだ地面で濃紺の洋服は泥に濡れ、固い根で膝を擦り剥いてしまう。

 泥は顔にまで飛び跳ねているらしく、口の中でジャリジャリとした嫌な音が鳴る。

 

 小柄な少女は倒れたまま立ち上がれない。

 体力はまだ少しあった。

 しかし心が立ち上がらなかった。

 

(私が冒険に行こうって、誘ったせいで・・・・・・)

 

 小柄な少女は同い年の友人を誘ってこの立ち入り禁止の森に来ていた。

 友人は小柄な少女の親友だった。

 キッカケはこの森近くを通った際、森を囲うフェンスに少女たちならギリギリ通れそうな小さな穴を発見したことだった。

 

 ほんの少し、冒険心と好奇心が掻き立てられた。

 

 通称・立ち入り禁止区域(エリア)Ⅹ。大層な名前で呼ばれている場所には様々な噂があった。

 

 曰く、今は閉鎖された自然公園にはかつて秘密の研究所があった。

 曰く、森の中に謎の生物の影が目撃されることがある。

 曰く、この街には半世紀前に東京で有名だった都市伝説『仮面ライダー』がいてその秘密基地がある。

 

 など如何にも子どもが好きそうな眉唾物の噂ばかりだが、学校ではちょっとしたブームになっていた。

 小柄な少女は口より手が出る、口であれこれ言うより行動に起こすタイプだったので噂の真贋は実際にその目で確かめたかった。

 

 

 

 ・・・・・・まさか噂の一つが最悪の意味で事実だったとは思いもしなかった。

 

 

 

 親友とは怪物から逃げている途中ではぐれてしまった。

 

(ごめんね・・・・・・ごめんね・・・・・・)

 

 小柄な少女は心の中でずっと親友に謝っていた。

 

 自分が誘わなければこんなことにはならなかった、と。

 親友は最後まで小柄な少女を止めようと、すぐ引き返そうと言っていた。

 

 自分だけが逃げ切れて代わりに彼女の方が捕まってしまったのではないのか、と。

 親友は少しどんくさいところがあるが大人しく穏やかな子だった。こんなことなら一緒に逃げていれば良かった。

 

 後悔と罪悪感が胸中に渦巻き、小柄な少女の気力を奪う。

 それでもまだ親友は無事だと自身に言い聞かせ、何とか振り絞った力でゆっくりと立ち上がる。

 

 親友のために助けを呼んでくること。

 

 それだけが小柄な少女の希望だった。

 

「ぃっ・・・・・・!?」

 

 草木を分ける物音が聞こえ、肌が恐怖で粟立つ。

 咄嗟に木の陰に身を潜める。

 息を殺す。

 

 やたら心臓の音が煩く聞こえる。

 この心音が聞かれていたらどうしようかという突拍子のない考えで泣きそうになるが、しゃくりあげそうになった声を口を塞いで無理矢理抑え込む。 

 耳を澄まして、音の主がどこにいるか探る。

 目で見る勇気はなかった。目が合う瞬間を想像してしまったら下手に顔を出すこともできない。 

 

「マヤぁ~! どこにいるの~! 助けが来てくれたからもう大丈夫だよ~!」

 

 聞こえたのは親友の声だった。

 最初はパニックによる幻聴かと思ったが、頬をつねって違うらしいと確認する。

 もう一度聴き耳を立てるが、間違いないと判断できた。

 伊達に付き合いは長くない。

 独特の緩い話口調は間違いなく親友だと確信できた。

 何だかわからないが、もしかしたら噂の『仮面ライダー』が助けに来てくれたのか? という期待が胸に浮かぶ。

 だとしたら不幸中の幸い。いや、親友も無事ならお釣りがくる。

 

 そう思って木の陰から出た。

 

 

 

 そうして木の陰から出た直後、小柄な少女の頭に一つの疑問が浮かんだ。

 

 

 

 

 

 

 そういえば今まで()()()()()()()()()()()()()()()()()()な? と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え? 嬢ちゃん以外にももう一人?」

 

 男は ()()(めぐみ)と自己紹介をした少女に聞き返した。

 

「は、はい。たぶんまだ森の中に・・・・・・」

 

 奈津恵・・・・・・メグと友人から呼ばれる少女は人見知りを発症させ、時折詰まりながらも言葉を紡ぐ。

 

「そりゃ大変だ。ワーぁぁあの怪物がいなくても、遭難したり怪我したりしてたらヤバイな・・・・・・ん? どうしたぼっちゃぁぁサソードぉ?」

 

 男は機密保持や何やら色々もうダメダメになりながらも、ゼクトロンの無線で実働部隊と会話するサソードに声をかけた。

 

 しかしサソードは男の言葉に応えず、無線が切れるのも待たずにバイクに跨る。

 

「とりあえずここに実働部隊は呼んだ。あとよろしく」

 

 言うが早いかそのまま森の奥へ向かって走り去ってしまう。

 

 遅れて男の持つ無線機にも連絡が入る。

 

 

 

 ワームは二体だった模様。

 一体はサソードの戦闘中、隣接しているX-15に移動した。

 

 

 

「え?」

 

 男は呆けて声が漏れた。

 横で聞いていたメグは声も出ず、顔から血の気が消え失せた。

 




ワーム撃破の余韻も束の間。なんとワームは二体いた。サソードは小柄な少女に伸びる魔の手を断ち切れるか、そしてジンとココアのパン作り対決の行方は・・・・・・次回『初二段変身×2 5』

読んでくださりありがとうございました。
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