人理修復に芸術家を入れてみた   作:小野芋子

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タイトル通りです。
地の文は殆どありませんのでご注意ください

そして短い


番外編 劇場予告風だよ芸術家さん

2人の英雄の手によって人理が修復されてから幾ばくかの月日が経過した。

 

世界はあるべき姿へと戻り、人々は変わらぬ日常を過ごし、件の2人の英雄も各々が好きなように日々を送り、その日々は何時迄も続くものだと信じていた。

 

だからこそ気付かない。新たなる敵はすぐそこまで迫ってきていることに

 

 

 

 

 

「所長!!これは………!!」

 

「……!!緊急事態ね……。ダヴィンチ!!2人は?」

 

「来週に迫ったマシュちゃんの誕生日パーティの準備さ。まあ今となっちゃあその来週があるかも怪しいけどね」

 

「急いで召集をかけて!!また彼らの力が必要なの!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさいね、またあなた達に頼ってしまって」

 

「問題ない。寧ろどこの誰とも知らぬやつに託す方が問題だ」

 

「そうですよ所長。俺らを信じて任せてください」

 

「…ありがとう。じゃあ所長命令よ!!マシュの誕生日パーティまでに無事に帰ってきなさい!!」

 

「了解です!!」「当然だ」

 

 

 

 

 

 

 

しかし、迫る脅威を前に人間はあまりにも無力であった

 

「なんだよこいつら!!チートじゃねえか!!」

 

「口より先に手を動かせ!!どのみちてめえの空っぽの頭で考えられた言葉なんざ大したことねえんだからな」

 

「相変わらずの罵倒で冷静になる自分が憎いぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、この俺が魔力切れとはな、いったい何時ぶりだ?おい」

 

「取り敢えず逃げるぞ!!作戦は『命大事に』だ!!」

 

「当たり前だ。マシュの泣き顔なんざ見たくねえからな」

 

「兄貴!!撤退だ。俺を担いでくれ!!」

 

「セイバーオルタ、撤退しつつトラップを仕掛けるぞ、手伝え!!」

 

「おう!!」「了解しました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カルデアとの通信が切れた。現在動けるのは俺とお前、そして残ったサーヴァントだけだ。さてどうする?諦めるか?」

 

「芸術バカらしくねえな。諦めるなんて選択肢はハナから無いと思ってたんだが?」

 

「てめえのために用意してやったんだよ」

 

「なら余計にありえないな」

 

「いいのか?最悪死ぬぞ?」

 

「俺は死なねえよ。なんせマシュが帰りを待ってるんだからな」

 

「はっ、そりゃ何よりだ。なら作戦がある、成功すれば生き失敗すれば死ぬが…どうする?」

 

「生きるために成功させる。それだけだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カウントをとる。遅れるなよ?」

 

「誰にもの言ってんだよ?」

 

「………3」

 

「2」

 

「1!!」

 

「「令呪を以て命ずる(セット)!! ギルガメッシュ!!/アルトリア!! 宝具を以て対象を破壊しろ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ちくしょー!!何でだよ!!何でこうなったんだよ!!」

 

「………うるせえな、さっさと……しろ。」

 

「……ッ!!…………令呪を以て命ずる(セット)!!!!………敵を………芸術バカ(俺の友達)を!!!…………殺せ!!!!」

 

「……ああ、それでいい。……それでこそ、俺の友を名乗るに………相応しい」

 

「ああ……あああ………ぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 





何だか書きたかったものと全然違うものになってしまいましたがしょうがないよね?劇場予告風って地の文が書けないからものすごく難しんですよ。
分かりづらければよくある戦場を思い浮かべてください。多分いけるはず
ただマシュの誕生日パーティがしたかっただけなのにな……

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