ラブ魂   作:美雪

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穂乃果「銀ちゃん!やっと第一訓投稿するんだって!」
銀時「ああ。今回はオリジナル話らしいな?」
穂乃果「うん。美雪ちゃん、オリジナルの話書くと短くなっちゃうけど、今回のは結構長めにかけたって嬉しそうだったよ」
銀時「だろーな。ものっそいニヤニヤしてたから」

・・・え!?うそっ!?そんなにニヤニヤしてた!?

銀時・穂乃果「してた」

うわー・・・はずっ!?

穂乃果「まぁ、今回は等々あの子が登場だねー?」
銀時「子って歳じゃねーだろ。ラブライブキャラは全員成人してるんだから」
穂乃果「そりゃあそうか」

これ、予約投稿になるから投稿する前の話になるんだけどね?やっと第二訓書き上がったの。それもさっき。

銀時「おーマジでか」
穂乃果「因みに、今は23日になります」
銀時「で?出来の程は?」

・・・ものっそい長くなっちゃった。
多分、私が今まで書いた中で一番長く、尚且つ他の小説でもあんなに長いのはないよ。

銀時「マジでかー」
穂乃果「あまりにも長すぎて、読者さん達が読むの飽きちゃったらどーするの?」

んー?・・・それは、私からは何とも・・・
兎に角、読者様達の事を信じるしかないかなー?
・・・なんてー・・・ごめんなさい、かなり偉そうでしたね、私。

銀時「ま、まぁ・・・気落ちすんなってーの。元気出せよ、美雪」

・・・突然だけど、銀魂キャラでは銀ちゃんが一番好きだよ。

銀時「お、おー?ありがと?てか、ホントに突然だな?」

因みに、女子キャラだと神楽が一番好きなんだ。

銀時「マジでか。ゲロインだぞ?」
穂乃果「でも、可愛いよね。神楽ちゃんって。まだ、会ったことないけど」

話的にも、登場はまだだからねー
てか、毒舌だけどそれがまた良いって言うか・・・神楽は可愛い所もあるし、優しいところもあるし、それがいいのー♪

銀時「ふーん?」

て、ゆーか私的にはまだ先の話だけどランキングの話まだ迷ってる。

穂乃果「ああ・・・あの、下位の人が上位の人を妬んで色々騒ぎを起こすアレ?確か漫画だと、二百六十五訓から二百六十八訓までの?」

そうそう。
アレ、銀魂キャラの順位はそのままでラブライブキャラの順位は貴重な読者様に決めてもらおうかなって。

銀時「へぇー意外と先の話まで決めてるのな」

この小説は絶対に最後まで書くって決めてるから。

穂乃果「おー・・・美雪ちゃん、心なしか燃えてる?」

まぁ、ラブライブキャラの順位はラブライブキャラが皆出てからだけどね。
私的には、原作主人公で尚且つ銀魂的でヒロインな穂乃果が一位になって欲しいけど、でも一位だけ自分で決めて他だけ読者様任せってのは虫が良すぎるし。

穂乃果「そうだね。じゃあ、ラブライブキャラが皆一通り出たら、その瞬間からラブライブキャラに投票していいって事にしよう」
銀時「そーだな。投票場所は感想を書くところで。感想と共に順位も書いてもらえれば尚良しだな」

まだ、お気に入りとかは一桁台だけどね。

穂乃果「まぁ、それはともかく早く本文に入ろっ!」
銀時「そうだな。んじゃあ、いくか」
銀時・穂乃果「ラブ魂!始まります!」

最早(もはや)、始まる前の掛け声だね。コレ。もういっか。次回からもずっとコレで。


第一訓 インターホンってタイミングが悪い時になっちゃう事ってあるよね

穂乃果が作ったご飯を、2人で早速食べようとした時、タイミングが悪い事にインターホンが鳴った。

因みに、作ったのはオムライスである。

 

銀時「あ?誰だよ。こんな時に」

穂乃果「さぁ?お登勢さん・・・は、違うよねぇ。私、出てくるから先食べといてよ」

銀時「おー」

 

そう言い、玄関に向かって扉を開けた。

扉の前にいた人は、丁度穂乃果と同い年くらいだ。

長くて青みがかった?黒い髪のいかにも大和撫子と言った感じの見た目である。

 

「あ、あの・・・万事屋さん・・・ですよね?」

穂乃果「そうですけど・・・はっ!ま、まさか・・・!?」

「依頼を・・・しに」

 

この言葉に穂乃果は物凄く驚いた。昨日、依頼来たばっかりなので今日は来ないと思っていたからだ。ミラクル〜。

驚きの余り固まり、気が付いたら次の瞬間には銀時に向かって叫んでいた。

 

穂乃果「ぎ、銀ちゃーん!!銀ちゃん!!大変だよー!!依頼!!依頼人さん来たよー!!」

銀時「何だってぇ!?」

 

この言葉には銀時も驚きらしい。

 

穂乃果「えっと、朝ごはん・・・じゃなかった、お昼ご飯食べてる途中何だけど、それでもいい?」

「え?ああ、はい。わたしは構いませんけど・・・あの、出直しましょうか?」

穂乃果「いいえ!とんでもない!入ってください!」

 

そう言われた女性は、穂乃果の威勢に戸惑ったものの中に入っていった。

居間に行ったら、既に銀時の皿がカラだった。どうやら、急いで食べた様で。

それを見た穂乃果は、ちょっと怒ったふうに頬を膨らますもお客様がいるため抑えた。

 

穂乃果「このソファに座ってね」

「は、はい」

銀時「それで、どう言った依頼で?あ、穂乃果お茶」

穂乃果「えぇー・・・もう、しょうがないなぁ・・・」

 

文句を言いつつ、お茶を用意する為に台所へ消えた。

 

「それは・・・えっと、あの・・・」

穂乃果「その前に自己紹介が必要じゃない?」

銀時「おわっ!?」

 

突然、背後からの声に驚いた銀時。

背後から声を掛けたのは穂乃果の様で、驚いた銀時に見向きもせずお茶を依頼人の前と銀時の前、そして自分が座る銀時の横の前に置いた。

 

銀時「お前・・・ビックリすんだろが。いきなり背後から声かけるのやめてもらえません?つか、昔っから言ってるよね?これ」

穂乃果「あはは・・・ごめんね、銀ちゃん。それで、名前は?」

 

銀時に謝るのも程々に名前を聞いた穂乃果。そんな穂乃果に銀時は不満そうだ。

そんな穂乃果と銀時の様子に対して、良いのでしょうか、と言う疑問を抱きつつ名乗った。

どうやら、名前は園田海未らしい。

 

穂乃果「海未ちゃんだね。よろしく!私は高坂穂乃果!で、私の隣にいる銀髪天然パーマは銀ちゃん・・・じゃなかった、坂田銀時!」

銀時「あー・・・呼ぶんなら、銀さんとかでよろしくな。堅苦しいの慣れてないからさ」

穂乃果「じゃあ、私の事も呼び捨てでいいよ!」

海未「はい。では、穂乃果と銀さんですね」

 

そう応えた海未に満足そうに頷く穂乃果。

自己紹介を終え、本題に入ろうとする。

 

銀時「それで、依頼は?」

海未「・・・あの、ある物を、取り返して欲しいんです」

銀時・穂乃果「物?」

海未「ええ・・・大切な本、何です」

 

穂乃果の、本?と言う不思議そうな声に、ええ、本です、と答える海未。

 

銀時「本・・・て、どーいった?」

海未「天人(あまんと)の事を書いた、本なんですけど」

穂乃果「天人の?」

海未「ええ、それも・・・傭兵部族(ようへいぶぞく)について書かれているものでして、その中でも貴重な物が盗まれたんです」

穂乃果「傭兵部族って、どー言う天人の事?」

 

穂乃果の問に律義に答える銀時と海未。

 

銀時「あー?・・・それは、あれだろ。夜兎族(やとぞく)とか荼枳尼族(だきにぞく)、それから辰羅族(しんらぞく)だろ」

海未「主な傭兵部族はそれですが、他にも蓮舫族(れんほうぞく)、巨人族、エクスカリバー星人も傭兵部族です」

穂乃果「へぇー、海未ちゃんって物知りー!」

銀時「おい、俺も答えたろーが」

穂乃果「だって、銀ちゃんはそれしか知らないって事じゃない?私よりは知ってるんだろーけど」

 

穂乃果の言い分に図星だったのか、言葉を詰まらせた。

 

穂乃果「何で、傭兵部族のことに関係する本が盗まれたの?」

海未「あ、あの・・・あくまでも憶測の領域を出ないんですが・・・」

穂乃果「うん?」

銀時「?」

 

あくまでも憶測だからか、悩む素振りを見せるが、意を決して言葉を放った。

 

海未「利用、する為だと思うんです」

銀時・穂乃果「利用ぅ?」

 

その言葉に思わず眉を顰める二人。

 

海未「ええ・・・本当に傭兵部族についてよく書かれてる本ですから、何らかの方法を見つければ不可能ではないと思うんです。時には夜兎の力を利用する者もいると聞きます」

穂乃果「へぇー・・・」

銀時「ふーん・・・じゃあ、何処の誰が盗んだとかわかんの?」

海未「ええ、一応」

 

その言葉に穂乃果は感心した。

そして思った。今回はスムーズに依頼が終わりそうだ、と。

 

穂乃果「誰なの?」

海未「この方です」

 

そう言い、写真を銀時と穂乃果に見せた。

その写真に写ってるのは、まさにモブの中のモブという感じの人だ。

 

穂乃果「うわ・・・」

銀時「海未、お前こんなモブ顔の奴に盗まれたのか?」

海未「は、はい。正確には、わたしの妹がやらかしまして。あの子、おっちょこちょいなもので」

穂乃果「・・・い、妹がいるの?海未ちゃん」

海未「?え、ええ。一人」

 

海未の言葉に穂乃果は、そっか、と言った。

急に大人しくなった穂乃果に事情を知ってる銀時がため息を一人、ひっそりと吐き、話を続けようと口を開いた。

 

銀時「で、何処の誰だ。これは」

 

最早(もはや)人扱いではない。

 

海未「この方は・・・」

穂乃果「・・・海未ちゃん?」

銀時「どうしたんだ?」

海未「・・・すみません。名前、忘れてしまいまして」

穂乃果「そうなの?まぁ、しょうがないね。こんな、モブ顔じゃーさ。もういいよ。名前は喪腐(モブ)でいいんじゃない?」

 

穂乃果が投げやりで言った瞬間、思っいっきり銀時が吹き出した。

これには流石の海未もおかしい様で震えている。どうやら、笑いを耐えているようだ。

それにしても、ラブ(たま)の穂乃果はなかなかの毒舌らしい。

・・・と、思ったら本人は疑問符を浮かべてることから、どうやら天然物の毒舌らしい。尚更、やっかいである。

 

穂乃果「?私、変な事言った?」

銀時「いや・・・ブッ!全然、変じゃねーよ!ブフォ!」

海未「そうですね・・・ふふっ、変じゃありませんよ。どっちかって言うと・・・ブッ!言い得て妙です!」

 

穂乃果には疑問符しか浮かばないが、なかなか二人の笑いが止まらないのでじっと待ってた。

どっちにしろ、二人が笑い止まないと何も出来ないのだ。

 

 

 

 

三人が行動を起こしたのは、二人が笑い止み、落ち着いた数十分後だった。

 

穂乃果「で、何処にいるの?」

海未「倉庫に。そもそも、相手自体一人ですし。さして、手強い相手でもありません。はっきりと言って、わたし一人でも充分なくらいです」

銀時「じゃあ、何でウチに依頼を?」

海未「わたしが一人で行くと言うと、妹も行くと聞かないんです。ウチの妹は剣術についてはからっきしで。道場の娘が聞いて呆れます。まぁ、未来に期待ですかね」

 

その言葉に興味を持ったのは穂乃果だった。

 

穂乃果「へぇー・・・海未ちゃん家って道場なんだ」

海未「ええ、正確には幼馴染みの道場何ですがね。ですが、色々と理由がありまして」

穂乃果「そっか」

銀時「ふーん」

 

相槌を打ちつつ、銀時は《洞爺湖》と彫られた字がある木刀を、穂乃果は《太陽》と彫られた字がある木刀をそれぞれ腰に下げた。

 

海未「お二人は木刀で戦うのですか」

穂乃果「うん。いつも持ち歩いてるよ。木刀は。私も銀ちゃんも」

海未「いつも?この廃刀令のご時世にですか?」

穂乃果「うん」

 

海未は聞きたい事があったが、歩きながらでも聞けると思い、何も言わなかった。

何よりも、このままここで話していては物語が進まない。それだけは、ゴメンなのだ。

 

銀時「さーてと、行くか。海未、道案内よろしくな」

海未「はい」

 

 

 

 

楽しそうに喋る二十歳前半の二人の女、その後ろを気だるそうに歩く二十歳後半の男。言わずもがな、楽しそうに喋る女は穂乃果と海未で、気だるそうに歩く男は銀時だ。

 

海未「でも、珍しいものですね。女侍とは。わたしは初めて見ましたよ 」

穂乃果「そうなの?海未ちゃんは違うの?」

海未「ええ、剣術はそこいらの侍に劣るとは思いませんが、違います。どっちかって言うとわたしは、未来の侍を育てる、でしょうか。まぁ、侍魂ならば持っていますが」

 

その言葉に穂乃果は、すごーい!っと歓声をあげた。

その言葉と穂乃果の真っ直ぐな目に照れる海未。

 

海未「そんな事ないと思いますが。まだ、将来の夢という段階なので。でも、ありがとうございます。穂乃果」

穂乃果「ううん。本当に思った事だから。でも、女の侍って少ないよねー。穂乃果もあんまり会ったこと無いんだよね」

海未「そうですか。まぁ、昔は女性が剣を振るうことを良く思わない人達が居ましたからね。おもに、その方々の親族が」

穂乃果「昔よりは、まぁマシだとは思うけどさ。今もちょっとはあるけどねー。そーゆう人達。私は好きじゃないよー。だって、女でも凄腕の侍になれるのに、そんな身勝手な親族の意見で侍になれない女の人達は、結構いるんだから」

 

そう言い、ため息をつく穂乃果。

それを見て、話題転換した方がいいと思い、話を変える海未。

 

海未「穂乃果はいつから銀さんと一緒に?」

穂乃果「銀ちゃんと?んー、正確な年齢なんてもう覚えてないけど、小さい頃からずっと銀ちゃんと一緒」

海未「では、幼馴染みなんですね」

 

海未のその言葉に穂乃果は嬉しいけどちょっとだけ残念な、何とも言えない複雑な表情を浮かべたが、ちょっとだけ微笑んで頷いた。

海未はその表情に疑問が湧いたが今はまだ聞かない方が良い気がして、気付かないふりをした。

 

 

 

 

数十分経った頃か。人気のない所に出た。

キョロキョロと辺りを見回して穂乃果は海未に聞いた。

 

穂乃果「ねぇ、海未ちゃん、まだなの?」

海未「いえ、そろそろ・・・ああ、見えてきましたよ」

 

そう言った、海未の指差す場所は一つだけそこにポツン、と建てられてる倉庫だ。

 

穂乃果「あー、あれが。銀ちゃーん!あれだって!てか、早く来てよー!」

 

と、穂乃果は割と後ろの方にいる銀時に声をかけ急かした。

そんな、穂乃果に急かされてるにも関わらず急ごうとしないで変わらず気だるげに歩くだけの銀時。

それを見て、些か不安になる海未。

 

海未「・・・本当に大丈夫ですか、あの人は」

 

海未の言いように、穂乃果は苦笑いしつつも銀時のフォローをする。

 

穂乃果「ごめんね、銀ちゃんいっつもあんなんなの。でも、侍としては強いし、剣だって私よりも出来るから!期待しててもいいからね!」

海未「は、はぁ・・・」

穂乃果「ホントだよ?いっつもぐーたらしてるし、私の目を盗んではパチンコにお金を費やしては家賃も払えない、オマケに普段の家計もままならなくなっちゃうのも、大概が銀ちゃんのせいという、ダメダメな大人だけど!あいたっ!?」

 

フォローがタダの銀時の愚痴になってきた頃に穂乃果達の元へとついた銀時は躊躇(ためら)いなく手を穂乃果の頭へと振り下ろした。

思わず叩かれた頭を押さえて、上目遣い気味に銀時を睨み文句を言う。

上目遣い気味の穂乃果に睨まれても、全然怖くないです。むしろ、可愛いです。ちくせう、羨ましいぜ。坂田銀時よ。え?そう言うのは本当に良い?

・・・何か、ごめんなさい。でも、私は信じてます!私と同意見の方を!もしくは、ほのキチな方を!因みに、作者もほのキチです。何となく分かってたと思いますけど。

 

穂乃果「何するの、銀ちゃん!痛いじゃん!!」

銀時「うるせー。ったく、お前は俺のフォローをしたいのか愚痴を言いたいのかどっちなんだよコノヤロー」

 

銀時に言われた穂乃果は思わずむくれる。

これを見た海未は苦笑い。

 

穂乃果「むー・・・ま、いいや。海未ちゃんは此処で待っててよ」

海未「え?い、いいんですか?」

銀時「あー、どうせ一人だろ?オマケにモブ顔の雑魚キャラだ。俺らだけで充分だろ」

 

 

 

 

と、言う訳で相手が雑魚キャラのモブだと言うことで正面から入った銀時と穂乃果。

ものの数分で当然決着がつきましたよ。

因みに、一撃穂乃果が木刀で横っ腹を殴って力の限り飛ばして終了。

盗人(ぬすっと)は縄で縛り付けて放置。勿論、警察には海未が連絡済み。

え?早いし、簡単じゃないかって?

いや、話の最初にぶっとばす相手は大体弱いもんでしょう。

ま、それは兎も角

 

銀時「よし、こいつはこのまま放置でいいな。あ、穂乃果、本はちゃんと回収したか?」

穂乃果「勿論だよ!この通りね!」

銀時「よし。じゃあ、海未の所に行くか」

穂乃果「うん!」

 

そう話してる二人の側で喪腐が一言。

 

喪腐「え・・・オレの出番これだけ・・・?てか、まともにセリフも無いんだけど・・・てか、オレの名前は喪腐じゃ・・・」

銀時・穂乃果「うるさい、喪腐が。黙れよ」

喪腐「ひ、ひどっ・・・!!」

 

穂乃果のキャラが軽く崩壊した瞬間だった。

 

 

 

 

穂乃果「はい、海未ちゃん!」

海未「ありがとうございます、穂乃果。銀さんも」

銀時「何だ、このついで感は。俺は穂乃果のオマケか何かかな・・・?」

海未「いえ、決してそういう訳では・・・ 」

 

兎にも角にも、依頼は達成した訳である。

なので、海未は割と分厚目の封筒を渡した。

それを穂乃果が受け取り中を見る。

それを尻目に海未と銀時は話してる。

え?依頼料?ご想像にお任せしますよ。

 

海未「依頼料、あまり多いとは言えませんが、我が家が出せる分だけ出しました。何分、余裕の生活を出来てるとは言い難いので」

銀時「いや、平気だ。俺達はちょっとでも依頼料は貰えたら嬉しいし。まぁ、多い方が嬉しいけどな」

海未「そちらも生活に余裕が無いんですか?」

銀時「ああ。そもそも、飯食えない時もあるしな」

 

その言葉に海未は目を丸くした。

そりゃあ、そうだ。いくら生活に余裕が無い海未でもご飯を食べれない日など無いのだから。

 

海未「そ、そう言う時はどうするんですか?」

銀時「取り敢えず、3日は我慢だな。4日目ぐらいに下にいる穂乃果にだけは甘いうちの大家が恵んでくれる。5日目ぐらいからは流石にやばい、と感じ、行動を起こす訳だ。穂乃果が

海未「あなたがじゃないんですね!!?

銀時「やばいな、とは思うけど流石に面倒いから行動には起こさないな。まぁ、もう大体分かるとは思うが、穂乃果がバイトや特技をいかして稼ぐわけだ」

 

そこで、海未は疑問に思った。穂乃果の特技とは一体・・・?、と。

それに気づいた銀時はただ単に面倒いだけか、話す必要は無いなと思ったのか(恐らく前者であろう。)今度教えてやるよ。穂乃果の特技をな、と言った。

 

穂乃果「それよりも、海未ちゃん」

海未「はい。何ですか?」

穂乃果「これだけあれば今月は多分、余裕が何時もよりも出ると思うよ。昨日の依頼金と合わせればね。元々、昨日の依頼金も多い方だったし。これなら、パフェ食べても思ったよりも余裕だよ」

海未「そうですか。それは、よかったです」

穂乃果「うん!どっかの誰かさんがパチンコとかですっちゃわなければね」

 

そう言い、穂乃果は銀時をジト目で見る。

その目に心当たりがあり過ぎる銀時が、うっ・・・!と言葉を詰まらせ、冷や汗を流す。

それを見た海未は普段から察しが良く、尚且つ勘も良いので察しがついた。と言うよりも、元々察しがついていたので、それを見て確信したのだ。ああ、このダメ人間が穂乃果の生活に余裕を持たせないのだな・・・と。

 




穂乃果「今回、登場したのは海未ちゃんだったね」
銀時「だな」

海未のキャラってこんな感じでいいのかな?

穂乃果「いいんじゃない?」
銀時「まぁ、例えラブライブ原作と違う所があってもそれはラブ魂の個性って事でいいんじゃね?」

・・・うん!そうだよね!
と、言うわけで穂乃果!お願い!

穂乃果「はーい!えー・・・今回から、ラブ魂の主人公&ヒロイン以外の人物が出たという事で、それぞれ一人から三人ゲストとして人を呼びたいと思います!」

次は銀ちゃん!

銀時「はいはい。えー、皆さんも今回は俺達以外では一人しかメインが出なかった為分かってると思いますが、今日のゲストはラブライブ原作では穂乃果の幼馴染みを務めている、園田海未さんです」
海未「どうも、園田海未です。よろしくお願いします。」

と、言うわけで海未の設定です!







園田海未

ラブライブキャラとしては、穂乃果の幼馴染みでほのキチ。
銀魂キャラ、もしくはラブ魂キャラとしては、準ヒロイン。(新八が準主人公の為)
今は、まだそうでもないけどラブ魂でもほのキチになる予定。

歳━━━23歳(新八とは7歳差)
容姿━━青みがかった?黒い髪にハニーブラウン色の目。大和撫子みたいな?着物は青い色で袖がノースリープで下が膝下のズボンタイプのヤツ。穂乃果みたいにスカートタイプじゃないのは、スカートタイプだとパンツが見えそうだから。袖がノースリープなのは動きやすさ重視した為。
性格━━物静かな性格で恥ずかしがり屋だけど、剣術に関してはすぐに熱くなる。普段はあまり怒らない分キレると怖い。因みにシスコン。
一人称━わたし

剣術は学んでるけど、夢は将来の侍に剣を教えると言うものの為、侍ではない。
侍になっても教える事は出来るが、侍にならないのは妹に理由があるらしい。
ただし、侍魂はあるつもりらしい。







こんな感じ?

海未「いいんじゃないんでしょうか?」
穂乃果「うんうん!」
銀時「そう言えば、予約投稿っていつだ?」

今週の土曜日だよー。

穂乃果「土曜日かー」

今度から土曜日に統一する予定。
第零訓は、何も考えないで投稿しちゃったからさー。
毎週土曜日って訳にはいかないけど、でも土曜日で統一するんだー。

海未「そうなんですか」

そっ!

穂乃果「次回のゲストって誰なの?」

まだあんまり言えないよ?
まぁ、大体の人が予想ついてると思うけど?
しーって言えば、海未には次回も来てもらうよ?

海未「そうなんですか?それは嬉しい限りですね」

あ、あとね?
前の、穂乃果の設定とか書き直したりしたんだ。

穂乃果「そうなの?」

うん。スカートタイプって所と袖が手首の先までの長さって所を付け加えたり、あとはまぁ、ラブ魂の中ではキレると一番怖い、って所。

銀時「・・・あー、確かに」
穂乃果「え!?」
海未「そんなに怖いんですか?」
銀時「かなりな。俺は穂乃果以上に怒ると怖い奴は見たことがない」

マジでか。そこまで?

穂乃果「・・・そう言えば、銀ちゃん海未ちゃん」
銀時「うん?」
海未「何ですか?」
穂乃果「海未ちゃんの設定にあった、ほのキチって何?」
銀時「・・・あー・・・何なんだろうな。海未」
海未「え!?・・・あ、あー・・・何なんでしょうね?美雪」

え!?な、何かなー?
うんっと・・・じ、次回予告にいきましょー!

穂乃果「え!?」
銀時「そ、そうだな!」
海未「そ、それがいいですね!?」

じゃあ、銀ちゃん!よろしく!!

銀時「次回のラブ魂はやっと原作突入の話だ。そして、俺以外の銀魂原作キャラがやっと登場な訳だ。あー、読者の皆様に言っておきたい事があります。次回のラブ魂はかなり長いので、えー心して読むようにー。以上!」

ありがと、銀ちゃん!





穂乃果「ねぇー、海未ちゃぁーん!ほのキチって何ー?」
海未「ほ、穂乃果は知らなくてもいい事です!と言うか、知らないなら知らないままでいいんです!」

・・・銀ちゃん。

銀時「・・・何だ、美雪」

作者な私が言うとアレだけど、ラブ魂の穂乃果ってば23の癖に純粋な所があるし、なんて言うか無知だよね。 と言うか、時々小さい子供に見えてくる。

銀時「・・・あーゆう所は、昔っから変わらないからな」

ま、穂乃果の純粋さは癒しになるからいいけど。

銀時「お前もそーとーほのキチだわ」

銀ちゃんこそー

銀時「俺は違いますぅー」

いや、でも銀ちゃんの設定に穂乃果に対して過保護な所があるって・・・

穂乃果「ねぇー!銀ちゃぁーん!美雪ちゃぁーん!ほのキチって何!?そんなに教えてくれないなんて、逆に気になるじゃん!」
銀時「うわっ!?こっちにも飛び火が!?」

・・・海未、私達は帰ろっか。

海未「そうですね。では、銀さん。お邪魔しました」

お邪魔しましたー

銀時「あっ!ちょっ!?待てよ!この裏切り者ー!!」


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