大轟竜転生奇譚〜これが私の大轟竜としての、生き様だ〜(友人の金の月もいるよ!) 作:熨斗付けた紅白蛇
描写するところがないといえばそこまでだが……
悩みどころです。
頭の上に落ちて来やがったアホのおかげで完全に思考が乱れた。つまり混乱した。私にしてはみっともない醜態を晒した。
許すまじ。
そんなわけで、私は未だに目の前で
『イヤァァぁぁぁぁア!!!!! なんで私無傷なの?!』
とか
『Whyっ?! キチィちゃん?!?! ここ遺跡平原だよ?! なんで希少種?!!!!』
とか
『うわーーーん!!! ごめんお母様! あとついでで親父! ぼくここで死ぬかも〜!!!! まだ生きたかった!!!!』
とか喚いているアホをいい加減止めようか。てか、こいつ確定であのアホだ。間違いないぐらいには言動がそのまま。
『おいこらアホ』
『アホじゃないよ!バカな行動したけど!
……って、
シャベッタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!』
『喧しいうるさいアホいい加減黙って人の話聞けこのリオストーカー』
『リオストーカーは褒め言葉っ!あと人じゃないよね竜だよね?』
『揚げ足を取るな、もう一度言う。
黙って人の話聞けこのアホ』
『普通に考えて聞けないよね。
あと絶対ありえないのは明らか様鳴き声唸り声のはずが聞きなれた声に聞こえることだね。うんありえない。
あのキティちゃんのストーカーがいるはずない。てか剰えキティちゃんになってるはずがない。』
『おいこら待てこら』
『いるはずないったらいるはずない! 私はここで目の前のキチィちゃんに食われちゃうんだ! うわぁぁぁぁぁぁんんん!!!!』
キレた。ピキッときた。このアホにわからせるにはこれしかない。
それは……
『貴様は馬鹿か? 本当の意味での脳無しか? 思考する頭はあるのか? 貴様の頭はあれか? 狩猟を嗜んでいた向こうの世界に全部置いて来たのか? なら遠慮はいらんな。こんな前世の友人のことも思い当たっているくせに居るとかありえないと否定しまくって悲鳴しかあげてないやつなんか喰っても全然構わんな。』
怒涛の罵倒に決まっている。前世からのお約束。これが私たちのやりとりだったから。
『その私に対する物言いの酷さは間違い無しだから喰わないでよ!』
お、やっとまともな反応を返してきやがった。
だがしかし、気づかなかった腹いせだ。涙目だろうが容赦はしない。
『だったらとっとと認めときゃよかったんだボケ、アホ、脳みそ火炎袋』
『ひどっ?! 気づこうとしなかっただけで喰われかけて罵倒された?!』
『当然だバカ。このリオストーカー。脳みそ獄炎袋』
『グレードアップした?!
リオストーカーは褒め言葉だけど、他が酷い! 何がとは言わないけど酷い! 私そこまで頭の中暑くないよ!』
『じゃあ炭化脳』
『また酷くなった?!』
…………まあ、からかうのはこのくらいにしておこう。
『からかってたの?! 心の中で言ったつもりだろうけど思っ切り口に出てたよ?!』
おっとしまったしまった気をつけねば。
まあ、そんなこんなな会話がしばらく続いてしまった訳だ。
描写しないぞ?長ったるいから。
なんか最近ティガ小説増えてきたな(かき氷バリバリ食いながら。)
今回の話、いつも以上にクオリティが低い気がする。
主に会話文が多くなりすぎて。