エルキドゥの人としての姿のモデルとなった聖娼婦シャムハトさん。
fateの世界のエルキドゥを見ても美人だし。そうでなくとも叙事詩の説明の中で野人だったエルキドゥを魅了してみせるというとんでもない方だ。こっちもきっとすごい美人だったんだろう。けれど大体の資料には彼女は比較的下位の聖娼婦だったと書かれている。
彼女を下位だとしたら上位の方々はいったいどんな人達だったのだろう。
それとも神代のメソポタミアには美人はありふれた存在としてそこら辺歩いているようなものだったのだろうか。
すごく、気になります。
こんにちは皆さん。お久しぶり、ウルレシュテムです。
ウルクを離れた
そう、叙事詩に出てきたあの杉の森ね。
あの、フンババっていう番人のいる森。
そこに、住んでる。
たぶん
君も大変だねと同じ森にいるのに一回もあったことのない番人を憐れむ。
「さて、仕事の続きをしましょうか。」
言って、思い切りたたきつける。
何を?
粘土を。
何故
神様が仕事しないからさ。あはは。
・・・夢の中に久々に
なんでも最近ギルガメッシュの様子がおかしいのだとか。
短くまとめると弟がグレそうだからお姉ちゃん何とかして。といった要件だった。
できる訳ねーだろ。何言ってんだ。と、弟の平行世界(原作)の姿を知っている
しかし母は食い下がる。アルルの粘土あげるから、と。
言いながら
押し付けられたあああ。
参加不可避じゃねえかっ。
つか、仕事しろや
ゴシャアッ
「あ」
粘土・・・三分の一紛失した。
やばい。
どうしよう。
あたりを見回すと丁度自身の影になっているあたりにぬかるみができており、いい感じの泥が溜まっていた。これなら・・・いけるっ。
どうせ作るなら自分の好きなものがいいよねっ。
結果。物の見事に怒られました。
曰く誰がこんな怪物造れって言ったよっ。もっとまともなもん造れ(意訳)だとよ。
ちぇっエルキドゥはもともと野人で人からはかけ離れた毛むくじゃらの生物だったって言うからせっかくならとエトさん(赫者)もどきを作ったのに・・・。けーちけーち。
「かあ・・・・さん。」
男か女かもわからないくぐもった声で
ちなみにこの子知能がとんでもなく高い。教えたことはすべて吸収する。
・・・何故
いや、間違ってはないんだけどね?
「どうしたんです。エルキドゥ。」
「おな・・か・・・・すい・・・た。」
まだまだ発音は稚拙だがもう普通に単語ではなく文章を使える。
我が子ながらすげえ。と同時に思う。
もったいないのではないか、と。
「・・・エルキドゥ。」
「?」
「人みたいに・・・なりたい?」
「?」
言われていることの意味がいまいちわからないらしく首を傾げている。
なんだかかわいい。
「
しばらくぎょろぎょろと隻眼を巡らせた後ガパリと口が開いた。
「かあ・・・さん・・と・・なじに・・・なり・・・たい・・な。」
目を細めて、その巨体をできうる限りの高さで撫でる。
さて、そうと決まればやはりモデルはシャムハトさんだろうか。
なんにしろこれからさらに忙しくなりそうだ。
「・・・わかりました。まずご飯にしましょう。」
今日は肉じゃが(もどき)ですよ。というと嬉しそうに巨体が揺れた。
かわいい。やっぱり、このままではだめだろうか。
はい、この話の中にあるようにこの作品のエルキドゥは主人公作です。
ギルガメッシュに対しても
ちなみに何故フンババと主人公が出会わないのかに関しては向こうが本能的な所で会ってはいけない相手として認識しているからです。強い強くないとは別のところで。