ディルメア・ストルファイス
マシュとほぼ同時期に造られたデミサーヴァント。・・・の試作品であり失敗作。
ただし、試作品としてマシュや他の素体より早く融合術式を受けており、その時の出来事が原因で培養器漬けで調整を施される日々を強いられていた。
成長も著しくなく、マシュと同い年にも関わらずFGO開始時は小学生くらいの体躯しかない。
文字や知識は主にアンデルセンとレオナルド・ダ・ヴィンチから教えてもらっていたため一般的なことは(おそらく偏っているが)わかる。
リッカと出会ったのはアンデルセンと知り合った間もなくのため割と付き合いは長く、仲も良好だった模様。
身長:140cm
体重:28kg
趣味:読書、観察。
好物:童話、ココア(というより甘いもの全般)
苦手なもの:過度な運動、夢。
イメージカラー:群青。
視力がかなり低下しており、培養器から出た後はダ・ヴィンチちゃんお手製の眼鏡を着用している。人は基本声で記憶している。もちろん自分の姿も見たことがない。
マシュのような英霊化の兆候はない。
そのため、サーヴァントというより身体能力の高い人間と言った方が近い。
序章で現出させた刀のような形状の武器はそのまま残ってしまったためメインウェポンとして使用することが決定した。宿った英霊の真名もわからず、宝具も使えない。
時折妙な魔力の変調があるが・・・?
カルデア内では二重人格疑惑も浮上している。
会いたい人物がいるらしいが自分でもわからない。
所長がマスターを務めている。
・・・のだが、正式な英霊どころか英霊化のできないデミサーヴァントなためかステータスを見ることすら現在は不可能である。
彼のことはマシュら他の素体に輪をかけて秘匿されていたため、ロマニやダ・ヴィンチが知ったのは既に彼が手遅れになった後であり、マシュの一件に追い打ちをかける遠因にもなった。彼を造るにあたり携わった人物は二人であり、一人は前所長、マリスビリー・アニムスフィアであるがもう一方の方は既にどの記録からも名前が抹消されている。
彼の中にいる誰かの霊基パターンも、彼の身体を構成する遺伝情報もこの失踪した元カルデア職員からの提供だったため実質迷宮入りとなってしまった。
毎度のように夢を見ては忘れる。ただし、だいたい悪夢の様で苛まれているため、覚えていないほうがいいのかもしれない。基本的にこの噺の冒頭部分は彼の夢から始まる。
刀のような武器の銘にはユキムラと彫られている。