失敗作だけど白い特等みたいになれたらいいなー   作:九十九夜

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お待たせしました。


今回は少しばかり長いです。


・・・最近携帯が壊れました。暇を見つけてショップに行こうと思います。
いつになるかわからないけど。通話すらできないけどっ。

あははははは(泣)


間桐桜は淘汰する/間桐家の食卓+α

ギチギチガサガサと蟲の蠢く音が絶え間なく聞こえる蟲蔵の入口に一人の少女、間桐桜が腰かけていた。

足をブラブラと揺らしながら無表情で底を、正確にはそこにある蟲の塊を見ている。

よく見ればそれは蟲の塊では無く、人に蟲が群がっているのだということがわかる。が、肌や髪が時折ほんの少し見えるだけでやはりただの蟲の塊にしか見えない。

 

まだもがくぐらいの気力は辛うじて残っているらしいそれは先程蟲の合間から入口に人がいることを知ったらしく、その片手を必死に桜の方へと伸ばしている。

ほんの少しだが桜のいる方へと動くこともできるのだからやはり名家の名は伊達ではないのだろう。

 

 

ーーーなんでこの人なんだろう。

 

 

そんな最近までの自分の追体験をして無様を晒す元の父を恨むことも怒ることも哀れむこともなく、疑問のみが桜の胸中に渦巻く。

 

 

ーーーどうして私のお母様はママじゃなくて、お父様はパパでもおじさん(おとうさん)でもなくこの人なんだろう。

 

 

現在桜が母親として慕っている女性は蟲など気にせず桜を救い出してくれた。その上で桜の母親になってくれた人。

 

本名はわからないが母の伴侶だと豪語している金髪の青年(パパ)も一切の蟲を寄せ付けなかったし、桜がママの子だと説明されたときには「なに、今更四人も五人も六人も変わるまい。」と快活に言い切ってくれた(おそらく)優しい人だ。

 

おじさん改めお父さんは・・・あまりこれといって何かをしたということはなかったが、少なくとも一緒に蟲蔵に入れられたときは桜を真っ先に気遣ってくれたし、あんな風に必死に助けを乞おうとなんてしなかった。

 

ーーーなんで私はこんな人の所に産まれてきたんだろう。

 

ママの所に産まれたかったなといまだ拙い抵抗紛いを続ける男を見下ろす。

 

ザザァっと桜の記憶がノイズ交じりに再生される。

 

「桜、魔ーー多少の苦ーー付き物だ。大丈ーーとは思うが・・・ーーなさい。」

 

はっきりしない画面の中で赤い誰かがなにか言っていた気がする。

が、まあどうでもいいかと思い直した桜はそのまま底の様子を見続けることにした。

見れば見るほどかつての記憶の中の父とはかけ離れてゆく。

威厳があって優しい父親/蟲に集られ体中を貪られる何か(誰か)

かつて、間接的とはいえそこに投じた娘に助命を乞い、必死に手を伸ばしている。

 

「おかしいなあ・・・。」

 

記憶の中の自分のお父様とやらならこれくらい簡単にこなして見せるだろう。

そう思って観察していたのだが結果は御覧の通りだ。

第三者か、はたまたはもっと成長した価値観の定まった年齢ならばてめーもできねーんじゃねーかっと思うくらいで済むのだろうが、いかんせん桜はまだ小学生である。

 

幼い子供にとって親は絶対の指針。それこそ神様だと言って差支えがないほどには。

そんな彼女の目の前で繰り広げられている惨状は彼女にとってのある種の理想の否定と言っても過言ではない行為だ。

だからこそ、桜は己の中の矛盾を処理することができず、思い悩む。

 

悩んで、悩んで・・・---

 

ーーーこれ、誰なんだろう。

 

結果、桜は本来の父親を、その存在(事実)を否定した。

 

 

そんな知らない人を観察する桜の許に一人の男が近づいてくる。

 

「桜ちゃん。バーサ・・・お母さんがご飯できたって、一緒に行こう。」

 

男・・・間桐雁夜は極力蟲蔵を見ないように気をつけながら桜に笑顔を向ける。

その顔にはケロイドじみた跡はなく、ただ穏やかに笑っている。

そんな雁夜に無表情ではあれどどことなく嬉しそうに桜は顔を上げた。

 

「あ」

 

「っさくらちゃっ」

 

しかし、それもつかの間。雁夜が差し伸べた手を取って立ち上がろうとした桜の足を何かが引っ張った。

 

がくりと桜が体勢を崩し、慌てて雁夜が引っ張ることで何とか廊下に出る。

その引っ張られる瞬間。桜が見たものはおそらく這い上がってきたのだろう時臣の落下していく姿だった。

 

「・・・。」

 

ドシャっと落ちたそれを終始無言で見た後、桜はパンパンっと自身のスカートと靴下の汚れを払う。

そのまま、時臣(誰か)の事など気にも留めず、雁夜の方を向いた。

 

「行こう。お父さん。」

 

「・・・。」

 

「お父さん?」

 

無言で固まっている雁夜を心配した桜が再度問いかける。

雁夜は視線だけ蟲蔵に向けたまま、口を開いた。

 

「ごめん、桜ちゃん。お父さんちょっと用事ができちゃったから先に行っててもらっていい?」

 

お父さんのデザートあげるからというと暫し思案した後、こくりと頷いて桜が歩き出した。

桜が完全に遠ざかったのを見計らって、雁夜が先程まで桜のいた出入り口付近に腰を下ろす。

 

「よう、時臣。」

 

言いながら、雁夜は時臣の様子を改めて見返す。

手ーーー爪はぼろぼろになっている。よく見ればそのうち何枚かは爪がはがれているらしく、出血していた。その血を求める蟲が集って輪をかけて傷が増えていく。

 

顔ーーー口にも蟲が収まっているのか呼吸もままならずに苦し気に呼吸を繰り返すだけの口。そして、まるで死体の様に虚ろな見開かれた目。

 

聞こえているのかいないのか、雁夜の投げかけに答える声も、動作も無い。

それでも雁夜は言葉を続けた。

 

「・・・皮肉なもんだな。お前を殺したいと思って魔術(ソレ)を受け入れた俺が今はこんな隠居じみた幸せの中にいて、あれだけ俺が欲しかった生活(幸福)の中にいたお前は敬意を払っていたであろう魔術(ソレ)の中で延々苦痛に苛まれている。・・・いったい」

 

何がしたかったんだろうな、俺たち。と言って雁夜は一旦口を噤んだ。

沈黙が続く。響くのは蟲の蠢きのみ。

しばらくしてから「・・・もう聞こえてないか。」と言って雁夜は扉を施錠してその場を後にした。

 

ーーーあの男。桜ちゃんに縋りたかったんだろうか。・・・もしかすると、謝りたかった・・・のか。

 

確認のためにさっきの様子観察までやったが、表情は既に削ぎ落とされた後だったため結局分からず仕舞いだったが・・・。遠坂時臣は、あの時本当は何がしたかったのだろう。

わざわざあのタイミングで這ってまでしようとしたこと・・・ただの足掻きにしては・・・。

思考して、雁夜はふうっと息を吐いた。

 

なんにせよ、報われなかったのには変わらない。

 

既に雁夜の中には時臣への憤怒も増悪もなく代わりに同情が顔を覗かせているのに気付いた彼は、目を細めるとちらりと後ろを振り返り、三人の待つ食堂へと向かって歩き出した。

 

 

  

 

 ◇ ◆ ◇

 

 

 

四人の人影・・・もとい元バーサーカー陣営の面子が食卓を囲んでいる。

 

「ママ。このお料理おいしいね。」

 

「よしよし。まだあるのでもっと食べてくださいね。桜。」

 

花を飛ばしながらそんなありふれた食卓のやり取りをする親子。

その一方で残る二人。雁夜とギルガメッシュはというと・・・。

 

迫りくる箸から今日のメインである肉じゃがを守るべく手に持った雁夜。

次の瞬間。ドゴオッという音と共にさっきまで肉じゃががあった処には穴が開いていた。

 

「ちっ感づかれたか。」

 

「いや、これ俺のおおおっなんでさも当たり前の様に取っていこうとしてんの!?てか力強いなっ」

 

雁夜は基本流動食である。が、少しでもみんなと同じものが食べたいという本人たっての希望で辛うじて原型がわかるくらいの固形のメインが一品だけ付け加えられている。それが今回は肉じゃがだったのだが・・・。

現在進行形でギルガメッシュから狙われている。

 

「ふん、この世のすべては己のモノ。即ちこの肉じゃがも己のモノだ。よって直ちに献上せよ。」

 

「とんだジャイアンだな!?やらねーよっ自分のはどうした自分のはっ」

 

言いながらギルガメッシュの皿を見る。と、綺麗に完食されていた。

はっと鼻で笑ってギルガメッシュは唖然とする雁夜の方を見る。

 

「たわけ、そんなものもう完食したわ。」

 

「って、てめえ・・・そもそもなんで肉じゃがなんだよっどうせ狙うなら他のにしろ他のにっ」

 

俺だってたまには固形が食べたいんだよっという雁夜の抗議を前にギルガメッシュは真剣な面持ちで口を開いた。

 

「そう、あれは忘れもしない。姉上がウルクに戻られて目を覚まされたときのこと・・・」

 

「え?何?語り始まった感じ?それ長いの?ねえ。」

 

いきなり始まった語りを前にじりじりと後退していく雁夜。

顔は至極めんどくさそうで迷惑ですとわかりやすく描かれている。

 

「・・・ところで雁夜。お前は餓死しかけた事はあるか?」

 

唐突な質問だったが苦笑いしつつ雁夜は答えた。

 

「餓死も何も・・・この身体じゃあろくに物も食えやしないし・・・毎日生命の危機だよ。」

 

雁夜の言った内容はどう考えても重いものなのだが、気にせずギルガメッシュが続ける。

 

「うむ。餓死はおそらく刺殺や毒殺よりもつらい。なんせすぐに死ねないからな。・・・己もうあんな思いしたくない。」

 

涙目で話すギルガメッシュに雁夜が首を傾げる。

目の前の男。英雄王ギルガメッシュ。魔術師ではない雁夜ですらも知っている人類最古とされる叙事詩、ギルガメシュ叙事詩の主人公であるこの男は毒殺やらには慣れていても餓死なんてことは万に一つでもないのではないか?・・・いや旅先で・・・?と思考を巡らせる。栄華を極めた暴君が餓死とかちょっと気になるどころではない。好奇心は猫をも殺すとはいうが抑えきれず恐る恐る本人に聞いてみることにした。

 

 

「お前が?お前王様だろ。なんで餓死なんてするんだよ。」

 

「阿呆。直前までいっただけだ。そんな死に方しとらんわ。・・・姉上の戯れでな。」

 

おとなしく答えてくれたことに驚きつつ、最後の聞き捨てならない言葉にばっとウルレシュテムの方を向く。彼女は桜の口元についたデザートのホイップクリームを拭ってやりながら雁夜に何か?と笑顔で言った。

・・・なぜかその笑顔が綺麗なのに恐ろしいと思った雁夜はぶんぶんと首を左右に振る。なんでもありません。

後桜さんその顔やめてください。私とママの至福のひと時の邪魔しやがってって言いたいんですよね。わかります。でもやめて、おじさんのヒットポイントはもうゼロです。

 

「あれはそう、ヌンガルが産まれる前。いつもの様に姉上の横で熟睡していたのだが、目が覚めた姉上に追い出されてな・・・詫びをしようと執務が終わってから姉上の屋敷に向かったのだが・・・。」

 

あ、結局語り始まるんですね。と心の中で呟いた雁夜は諦めて話を聞くことにした。

 

「歩けど歩けど一向に歩みが進まんのだ。いや、進んではいる。が、目的地に辿り着かない。・・・結局、姉上に用があって後から来たエルキドゥが一直線に壁も何もかもぶち抜いて内装に施された円環型結界を解かなければ己は確実に餓死していただろう。なんせ、かれこれ一週間飲まず食わずだったようだからな。ふははははっ。」

 

笑うギルガメッシュとは対照的に雁夜は顔を引きつらせる。

(こいつ)の扱い酷くね?というかお前もよく殺されかけておきながらそんなにシスコンでいられるな。こじらせてるの?

 

ーーー・・・なんか報われねえな・・・こいつも。

 

少し前までの一方通行だった自分を見ているようで雁夜の中で憐れみじみた感情が沸き上がる。

 

「ギルガメッシュ・・・。おまえ。」

 

しかし、言いかけた雁夜の言葉を遮るように口を出してきたウルレシュテムの言葉によってそれは霧散する。

 

「・・・まさか餓死直前まで粘るとは(ボク)も思ってませんでしたので、すみません。あの時はほんとにパニックになっていたといっても過言ではなかったので・・・なんせ、死んだと思って目が覚めたら隣にZENRAの弟がいるとは思わなくて・・・。」

 

「は?」

 

え?全裸?ZENRA?・・・いや、そう言えばこいつ寝るとき服着ないって話だし。古代だから仕方・・・。

 

「ほんと、驚きました。ギルがZENRAで寝ているのは幼いころからだったので何とも思いませんでしたが。まさか(ボク)もZENRAだとは・・・。なんだかけだるかったし。」

 

「なくなかったあああああ。つかストップウウウウ。何か恐ろしい事件の全容が見え隠れしてるんだけどおおおお。」

 

「という訳で、その日からしばらく流動食だったのだがやっと食べられた固形物が肉じゃが(モドキ)だったのだ。」

 

・・・と言いつついつの間にか雁夜から奪取した肉じゃがを食べるギルガメッシュ。

 

「お前がぜんぶわるいんじゃねえかあああ。何が戯れだよっ自業自得だろっむしろ拷問とかされなかっただけありがたいよっ心広いよお前の姉ちゃんっ。」

 

激高したせいかごふぁっと吐血した雁夜の背中を大丈夫?と言って桜がさする。

ウルレシュテムはそんな様子の雁夜から顔を逸らしつつ口を開いた。

 

「ええと・・・ですね。誰もこの一件で終わりにするとは言ってないですよ・・・?」

 

その一言にギルガメッシュがうむっと頷く。

へ?っといまだ血を垂れ流しながら雁夜が首を傾げた。

ティッシュでは心許ないと判断した桜が空になったスープ皿を差し出すと、そこに血が滴り落ちて、真っ赤なスープが出来上がる。一部では人気がありそうだ。

 

「流石にそれじゃ(ボク)の気が済まなかったので、後日改めて報復させていただきました。」

 

にこりと笑ったウルレシュテムの言葉にギルガメッシュが続く。

 

「ああ、両の目を潰された後に手足の先から順に一つずつ骨を砕かれたな。それから回復の後に体中穴だらけにされて回復して・・・別の世界の扉開きそうになった。」

 

姉上のためならそんなこと些細なものだがっとさらっと言ってのけた。

この弟もやばいが姉はその数倍やばい。っと雁夜は確信する。

 

ーーーでも、まあいいか。

 

魔術の苦痛も無く、隣には桜ちゃんがいて、頼もしい仲間(家族)が二人。

例え誰かが偽物だと言おうと、雁夜にとってはかけがえのないものだ。

 

雁夜は皿を抱えている桜の髪をくしゃりと撫でた。

 

ーーーみんなで、幸せになりたいな(ずっと、続けていたいな)

 

彼は、ささやかな幸せの継続を願った。

 

 

 

 

  ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

ぎゃあぎゃあわあわあと騒ぐパパとお父さん。それから、私を抱きかかえて微笑んでいるママ。

 

間桐桜は、幸福の中にいた。

遠坂にいたときとは違う。けれど、確かに幸せだと感じられる空間。

 

ポロリと、何かが桜の片目から落ちる。

それは一粒、また一粒と止めどなく頬を伝い流れ落ちる。

 

ーーー温かい。

 

そんな桜の様子にぎょっとした様子で固まる周囲。

 

ーーーどこか痛いのか?何があったんだと近寄って心配してくれる優しい人たち。

 

ーーー間桐桜を拾ってくれた人たち。

 

「ううん。なんでもないよ。」

 

涙は止まらない。が、桜は笑った。

さ、桜が笑ったっと再度驚いた面々が、今度は一斉に抱き着いてくる。

 

ざざっと頭の中で何か、かつての記録(何か)が霞んでゆく。

 

「ママ、パパ、お父さん。」

 

もう、何も思い出せない(いらない)

 

ーーーそっか。

 

「大好きだよ。」

 

脳裏をかすめていた赤い何かが完全に無くなった。

 

ーーー赤い誰かはいらないものだったんだ。

 

赤い誰かも、それに寄り添う誰かも、このリボンをくれた誰かも。

 

ーーーだって、私にはママとパパとお父さんがいるもの。

 

結ばれていたリボンがポトリと床に落ちた。

 

それはどこからともなく出現した影に飲み込まれ、跡形もなく消える。

 

ーーーそういえばお父さんがデザートくれるって言ってたっけ。

 

桜は雁夜のお膳の方へと歩いて行った。

 

 

 

こうして彼女は遠坂桜を淘汰した。

彼女はーーー間桐桜になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

「桜、おじいちゃんに餌やってきてもらっていいですか?」

 

そう言って、バケツ一杯の・・・昆虫ゼリーを桜に差し出すウルレシュテム。

 

「はーい。ママ。」

 

素直にそのバケツを受け取った桜はんっしょ、んっしょ。と部屋の隅のケージの様なスペースにやってきて、上からゼリーをぶちまけた。突如降ってきたゼリーの雨に、中の蟲が身もだえしようがお構いなしである。

 

「沢山食べるんだよ。おじいちゃん。」

 

そう言い残して、桜はママーっ終わったよーっと叫んでその場を後にする。

 

蟲の入れられているケージの上の方にはプレートがあり、大きくゾウケンと書かれている。

 

これが、間桐臓硯改めゾウケン。愛称はおじいちゃんの最近の餌やり風景である




という訳で、神代編の裏話もありつつの回だったわけですが、まあその・・・今でも犯罪だが、それ以前にこの姉ちゃんに対してそんな無体働いたらまあまず無事じゃすまないよねっていう。
そして、いろいろありすぎてとうとう桜ちゃんのキャパがオーバーした。

ウルレシュテム「死んだと思ったら見知らぬ部屋でZENRAで寝てました。隣には同じ格好の弟。全部終わった後でした。もうどーにでもなーれ。あと桜可愛いです。」

ギルガメッシュ「姉上のためならSでもMでも。」

雁夜「サーヴァントたちがいろいろやばすぎてついていけません。そろそろ胃に穴が開きそうです。」

桜「みんな大好きです。赤い人はいつまでここに滞在するんだろう・・・。」
(訳:さっさと出ていってほしい)


閲覧ありがとうございました。

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