ご注文は青春ですか!   作:YAW

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チノってピカソレベルなのかそうなのか


始まってしまった日常

「「「「いらっしゃいませー!」」」」

 

 

 

「あら、新人さんが2人かな?」

 

「はい!今日からここで働かせてもらう、翔って言います。それと、「ココアって言います!」」

 

 

「「どうぞ宜しくお願いします!!」」

 

 

「よろしくね。じゃあ、エスプレッソを2つお願い。」

 

「「かしこまりました!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このお店の名前ってラビットハウスでしょ?うさ耳とかつけないの?」

 

「うさ耳なんてつけたら、違うジャンルのお店になってしまいます。」

 

「あと、僕の立場が危うくなるからやめてくれ・・・」

 

「翔君はともかく、2人とも似合いそうなのに・・」

 

「やっやめてください!私は絶対つけませんよ!」

 

「だ、誰がそんなもの付ける!ろっ露出は控えなきゃだめだ!「うさ耳の話なんだけど・・・・」・・・///」

 

「じゃあ、なんでラビットハウスなの?」

 

「うさぎのティッピーがマスコットだからじゃないのか?」

 

「ティッピーって兎っぽくない・・」

 

たしかに・・・ってか地味にティッピーいらっとしてたなぁおいwww

 

「じゃあ、店名はどんなのがいいんだ?」

 

「モフモフ喫茶とかどうかな!?」

 

「スゲエまんまだな・・・」

 

 

「モフモフ喫茶・・・・・いいかもです」

 

「「チノ!?」」

 

 

 

まさか気に入るとはwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい新入り二人!ラテアートやってみるか?」

 

「ラテアート!?楽しそうだね!やるやるー!私絵は得意なんだー!金賞とったもん!」

 

「町内会の小学校低学年の部とかはだめだぞ」

 

「」

 

「ふうん・・・やってみるか。」

 

でもどんなものだろう・・・見本がほしいな。

 

「一応私のだ。参考にしてくれて構わない。」

 

「え!?これリゼちゃんが描いたの!?」

 

「すっげ、普通にうまいじゃん!」

 

「ねえねえ、もう一個作ってよ!」

 

「し、しょうがないなぁーー♬」

 

 

 

 

 

 

キュバババババ・・・

 

そういって、リゼはものの数分で・・・戦車を描き上げた。

 

ってかキュバババって、絵を描くときふつうはそんな音出ないぞ・・・

 

 

 

 

 

 

「「え・・・」」

 

ココアと僕、2人揃って絶句。

 

「なにこれ・・・人間業じゃないよ・・・」

 

「・・・リゼ・・・おまえ、ほめられると本気出すタイプだろ・・・」

 

リゼの顔がピンク色に染まった。図星じゃんかよwww

 

「よぉし、私も書いてみるよ!」

 

「じゃ、いっちょやりますか。」

 

「じ、じゃあ私も描きます・・・」

 

チノも加えて3人、描きだす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「でき(まし)た!」」」

 

 

ココアのは、うさぎかな?ちょっとへにゃってなってて、ほほえましい。

僕のは、一応タンポポを・・・でもむずいな、練習するか・・・

 

「どれ、ココアのは・・・!!!」

 

リゼがココアのをみて、顔を赤くした。

かわいい・・って思ってるのかな?

 

「つ、次だ!翔のは・・・・・・え、お前これ初めてやったのか!?」

 

「え?うん、たぶん初めてだと思うけど・・」

 

「え!?翔君うまーい!!」

 

「・・・翔さんって、何でもうまくこなしますね・・」

 

「そ、そうか?まあ、ありがとな。・・・まだまだ上達できると思うんだけど・・」

 

 

「次はチノか。・・・まあ想像はついてるんだけどな・・」

 

「へ?どういうこ・・・と・・・」

 

 

そこにあったのは、いわゆる・・・至極前衛的なのだった。

 

「すごく・・・こ、個性的だね!チノちゃん才能あるよ!」

 

「・・無理しないでくださいココアさん。私こんなのしか書けないんですから・・」

 

「そうか?僕はこれ気に入ったけど。」

 

素でな。

 

「!!・・・・あ、ありがとうございます・・・///」

 

 

 

 

 

 

チノ・・・すげえな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、リゼとチノ、軽くフラグ建ちましたーーー!!

やったね(白目

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