阿良々木月火は完璧な妹を目指したい   作:月日火

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月火視点最終回
後二話ほどでこよみヴァンプは終わりの予定です、ごゆるりとお付き合いを


こよみヴァンプその6

後日談、というか今回のオチ

気絶したのち私は家の私の私室で寝ていた・・・なんでさ?

いやいやいや!あれ・・・?私は今までギロチンカッターと戦っていた筈ではなかったっけ?羽川さんは!?っていないか・・・嫌居たらいたでそれは更に意味が不明である

さて・・少しとはいえ気持ちは落ち着いた・・今は何日の何時なのだろうか?

あの後何があったのか?お兄ちゃんや羽川さんはどうなったのか?

今私が考える事はこの2つ・・だけど私が幾ら天才といっても意識が無いことを知るのは、それでこそあの平行世界を見れる黄金王何某ぐらいでは無いのだろうか?といっても未来を知っている私にとってはあまり変わらない気もするけど・・・ってそんなことを考えている場合じゃない!時間は!?

外は暗い・・時間は・・6時半、日にちは4月6日ということが携帯が示している、長かった春休みはもう残り2日となっている・・・へ?

うわあ・・・どどどうしよう!朝食の準備は!?剣道の稽古は!?あ~駄目だこれ

そんなこんな丸1日ほど寝ていた私は当然というかなんというか火憐ちゃんに死ぬほど心配され私は再び意識を暗転させてしまうのだった

 

 

日にちは変わり4月7日朝日は差し今日も緩やかな日が始まる、そんな矢先に私の兄は久しぶりに我が家へ帰ってきたのである

私とあった途端に何か私を変な物を見るように見てきたので取りあえず〆た

その途中何か変な事を聞かれた気がするがあまり覚えていない・・がお兄ちゃんが羽川さんのぱ・・・嫌下着を持っていたことについてはやはり・・ていうか信じたくは無かったけど・・・あー!ほっんとうに!!このお兄ちゃんは!!まったくもう!まったくもうだよ!まったくもう!!

しかし、私はこれからどうしたら良いのかな?

これからも私やお兄ちゃんには色々な困難があるのだが・・・大抵は私が原因な気もするけどきっと気のせいだよね!だって私だもん!

ともかく、今の私ではお兄ちゃんの足手まといになること確かなので・・・

其の日から私は特訓に特訓を重ねた、どれぐらいだというと界王拳3倍ぐらいには

その努力が実ったのかどうなのかは解らないけれど、私はようやく師範を倒せる域・・つまりは剣道で今の限界7段まで上り詰めたのである、しかし・・問題はその道場を卒業という名なの破門にされたんだけども・・え?何それ御都合主義乙?し・・・し~らない!

私悪くないもん!ま、まあこれで私の自由が少し増えた訳なのだがいかんせんずっと自由な環境を自分から封じていたので、なんだか何とも言えない気持ちになる

そんなこんなで私はこの20日をまるでR‐1のように過ぎ去っていったけれど・・寧ろ

これからがレースの始まり、予定と違う、お兄ちゃん一人のレースではなく、二人で・・

この地獄を乗り越えていこう、ね?お兄ちゃん・・だからお願い

 

 

 

 

そんな目で私を見ないで

 

 

 

 

 

 




「月火だよ~」
「勘違いって誰にでもあるでしょ?でもね・・・」
「それが、誰の迷惑にならないって事はないんだよ?」
「誰かが間違えることによって誰か破滅する・・極端論だけど・・そんな事もあるかもしれないと思ってみよう!」
「そうすれば・・今とは違った世界が見れるかもよ?」
「次回、こよみヴァンプその7」
「私の出番はここでおしまい・・ふふ♪」
「では皆様、また会う日まで私の冒険譚にお付き合いくださいね!」


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