ダンジョンに天パ侍がいるのは間違っているのだろうか   作:TouA(とーあ)

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テニプリっていいな♪

銀魂終わらなかったよぉぉぉぉぉ!よかったよぉぉぉぉ!!

というテンションで書き上げた一話です。どうぞ




ホップ・ステップ・ジャンプ

 

 歓楽街────遊郭。

 それは男の願望を叶えんとする桃源郷なるものだ。

 異文化の街路はとにかく明るかった。魔石灯以外にも提灯(ちょうちん)と呼ばれる蝋燭の証明が道の至るところに吊るされており、その光の下を若い男女が行き交じっている。

 

 

「ほへ〜〜〜」

 

 

 そんな間抜けな言葉が思わず漏れてしまう僕は、一人ポツンと歓楽街の街中で空を仰いでいた。

 なんせ、目線を前に向けても後ろに向けても乳房がこぼれそうな女性ばかり。心に決めた女性がいるのに、思わず目移りしてしまうほど艶やかな女性ばかりで大変目に毒だ。

 師匠は僕に瓶を渡してどこかへ行ってしまうし…『精力剤』って書いてあるし。本当に卒業するの?大人の階段登っちゃうの?僕は男だからシンデレラじゃないんだけど。

 

 はぁ、取り敢えず僕にはそんな勇気は無い。師匠には悪いけど帰らせて貰う。

 そう決意して、道ゆく男性二人組に帰路を尋ねようと試みる。

 

 

「あの…すみません」

「んぁ?何だ客引きか?もう無理無理。ムスコも限界です」

「いやそうではな────」

(あん)ちゃん、若いのに客引きたぁ結構な心掛けじゃねぇの。雇った楼主も相当なタマだろうよ。そんな肝っタマ据わった主人の店なら女もレベル高いだろ?お金もタマもスッカラカンな俺達よりも他を当たってくれや」

 

 

 そう言って僕の肩をポンポンと叩いた男性達は千鳥足でどこかへ消えてった。

 しかし何で僕が客引きだと……あ、なるほど。この街にいる女性…いや娼婦の方が着ている服は『着物』と呼ばれる極東の民族衣装だ。

 僕もヴェルフに貰った『着物』を着ている為、この街の関係者、つまり供給側だと判断された訳か。ある意味、女性達に誘われない事からして不幸中の幸いってところだ。

 

 納得がいって、改めて少しだけ慣れた歓楽街に視線を戻す。

 広い路上の真ん中や脇に植えられているのは、迷宮のとある階層で発見されている蒼桜(アジューラ)だった。ダンジョンから持ち帰られた迷宮産の樹は、季節に関係無く美しい花を咲かせ、蒼い花びらを石畳の上に散らかしていた。

 師匠が前に言っていた“桜”は恐らくこういうものではなくて、元来の桃色のものだろう。実物を見たことが無いから断言出来ないけど。

 それでも幻想的な蒼い桜に驚嘆していると、背後から肩を叩かれた。

 

 

「ねェアンタ…」

「はひっ!?」

 

 

 跳ね上がる様に振り向いた僕の背後に居たのは、漆黒の長髪が臀部まで伸びている、踊り子の衣装を身に纏ったアマゾネスの娼婦だった。

 男性の視線を釘付けにする褐色の肌からは色香が漂い、艷やかで潤った唇や捜し物を見つけた様な、それでいて捕食者の様な目は僕を惹き付けて離さない。

 いや待って、拙いぞこれは……!悪寒が走り、この場を離れようとする。

 

 

「アンタ、【白小鬼(オルガ)】だろ?アタシはアイシャって言うんだが……」

 

 

 バレてるよフゥー!!

 なんて現実逃避しないといけないくらい体の中は熱い。悪寒走る手足は凍りついたように動かないけどね!

 言葉を発せず、首をブンブン振る僕に対して、目の前の女性…アイシャさんは優し気に目を細め、唇を少し釣り上げる。呆れ笑いというか苦笑…?を浮かべて口を開く。

 

 

「あのさ────」

「アイシャ誰それー!」

「何だか青い男の匂いがするー!」

「今日は不作だー!」

 

 

 彼女が何かを言い掛けたとき、畳み掛けるように周囲からわらわらと、方々の街路や路地裏から沢山の人影が、ていうかアマゾネスが姿を現した。

 ぎょっとする僕を他所に、見目麗しく溌剌とした彼女達はこちらへやって来た。

 

 

「あらあら、歓楽街に来るのは初めて?」

「久し振りだな、こういう男を見掛けるのは」

 

 

 多分、客寄せに出ていただろう娼婦達は何も言い返せていない僕を口々にからかう。気が付けば周囲を囲まれていた。

 アイシャさんを含めて全員が全員アマゾネスだ。当然、アイシャさんかそれ以上の露出。

 目のやり場に困り、抜け出そうと足に力を込めた瞬間、とあるアマゾネスの人が声を上げた。

 

 

「あー!!【白小鬼(オルガ)】じゃん!戦争遊戯(ウォーゲーム)でヒュアキントスを倒した!」

「バッ…!」

 

 

 世界最速鬼(レコードホルダー)やら白い髪やら赤い目やら着物やら何やら言われて揃って僕の顔を凝視し特定されるという…。

 アイシャさんがまるで僕を庇うように避難の声を少し上げてくれたが、徐々に盛り上がるアマゾネスの方々の声に掻き消された。どうやらアイシャさんだけがアマゾネスの方々とは違う目的の様だ。

 

────豹変する空気。

 

 からかい半分の雰囲気が吹き飛び、女戦士(アマゾネス)達の双眼がギラギラし出す。

 話し声が消え、全員の視線が輪の中にいる僕の事を串刺しにした。

 逃げなきゃ────と思った次の瞬間。わっっ!!と彼女達は僕に飛び掛かった。

 

 

「強い男は大歓迎!」

「ねぇ!私を指名しない!?」

「そんなちんちくりんより私の方が!」

「男の子はおっぱい大きい方がいいよね!ね!」

「何言ってんのよ形よ形!大きいだけって脂肪の塊ぶら下げてるだけじゃない!」

 

 

 やめて!僕の為に争わないで!

 アマゾネスの荒波に一瞬で呑み込まれた僕は、アマゾネスの肢体の中で撹拌(かくはん)され、幸せのひとときを過ごし……じゃないよ!視界が肌と衣服の色以外何も見えなくなり、意識も飛びかけて────ぐいっと。

 僕の伸ばした腕を掴み、強引に引きずり出す存在があった。

 

 

「コイツはアタシが最初に目を付けたのさ」

 

 

 アイシャさんんんんん!

 もみくちゃにされる僕をその大きな胸で抱き寄せたアイシャさんは、アマゾネスの一団に毅然とした態度で言い放った。

 アイシャさんは他のアマゾネスの方とは違って、()()()()()()()があって僕に接触したようだから安心して身を預けられる…ほふぅ。

 胸の谷間に顔を埋めた僕が真っ赤になる中『ブーブー!!』と大顰蹙の声が上がった。上目でアイシャさんを見ると、非難の嵐はどこ吹く風だった。超クール……!

 

 

「アイシャずーるーいー!!」

「後で貸してくれるんなら許さないこともない!」

「そうだそうだ!皆に回せ!」

 

 

 とんでもない事ばかり口にしているけれど、アイシャさんは僕を抱き締めて離さない。守ってくれる事は有り難いけどそろそろ色々ヤバイので脱出を試みる。

 

 

「だっ、駄目に決まってるだろ!アタシがコイツの初物を貰うのさ!それは決定事項だ!」

 

 

 ………。

 アイシャさんも目的変わらんんんん!

 危機が再燃したのを感じ、両腕と背筋に力を籠めて脱出。慌てて距離を取る。

 四面楚歌な現状には変わりないけど、窮地に脱するしか僕の貞操を護る方法は無いと知る。そして女性が怖いものだということも初めて知った。

 味方なし。前後左右に敵あり。逃げるなら────。

 

 

「【ファイアボルト】ッ!!」

 

「「「「うわっ!」」」」

 

 

 上空(うえ)だ。

 魔法を地に向かって撃ち、体を宙に浮かせる。速攻魔法だから詠唱も要らないし、威力も弱めだから石畳が壊れる事はまず無い。

 目くらましにもならないけれど虚をつくことが出来た僕は、その勢いで傍にあった娼館の屋根に登る。そして行き先も判らないまま、ここに留まってはならないその想いのみに従って、屋根から屋根へと駆ける。

 

 

「逃すなァァ!!追えぇぇぇ!!」

 

 

 狂乱の声から遠ざかるために。

 僕は足がもげるんじゃないかと思うくらい酷使して、この場からの逃走を図った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーあ、困ってるようだったら連れて来いって銀時に言われただけなんだがねェ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひ、ひひ久しいな春姫(はるひめ)

「お久し振りで御座います銀時様!」

 

 

 冷や汗をダラダラ流しながら挨拶をする銀時。

 対して、春姫は久方振りに再会する、というより逢いに来てくれた銀時に燦然と目を輝かして嬉面一色で喜びを表した。

 銀時は春姫とアイシャを含めて、遠征が終われば会いに来ると約束していた。紆余曲折あって、というより半分忘れかけていてバレンタインによるアイシャの言葉でここに来る決心をしたのだ。ベル(弟子)の卒業などオマケである。

 

 

「取り敢えず……呑むわ」

「はい!お席へどうぞ!」

 

 

 銀時にとって昔懐かしい料理がずらっと並んでいた。

 並べられた料理は、およそ遊郭には似合わない、揚げ物や味噌汁、煮物と庶民的なものだった。これは銀時が初めてここに訪れた時に注文したものだった。

 

 

「ん、やっぱ美味い」

「それは良かったです!」

 

 

 パンッと手を合わせて花のような笑顔を浮かべる春姫。

 春姫にとっては、銀時と話せることが嬉しくも楽しいことであるから、()()()()()()()()()()が大きく心を占めている。つまり感謝だ。

 銀時はそれを知って尚、会いに来なかったことに自戒を込めて心の中で何度も何度も謝罪していた。()()()()()()()を理解していながらもこうまでして回りくどいことをしているのはこの所為である。

 

 

「銀時様!59階層のお話を!今回の冒険譚をお聞かせ下さいませっ!」

「そうだな…」

 

 

 春姫は外界と遮断された世界で過ごしている。

 故に、殆どの情報が耳に入って来ない。だからこそ、銀時の訪問が酷く嬉しいのだ。

 

 春姫は極東の島国に生まれだ。家系は代々続く高貴なものである。母はおらず、父は国の役人だった。

 蝶よ花よと育てられる生活は寂しくはあったけれど、少ないが友人もおり、不自由ない生活だった。

 

 然し五年前、春姫が齢十一となったときのことである。

 父親の客人が持ってきた神饌(しんせん)、極東に君臨する大神(アマテラス)に捧げるお供え物を寝惚けて食べてしまったことにより、家から勘当を受けた。

 無論、春姫に身に覚えはない。

 それに、起床した際に食べ滓が口の周りについていたことと、客人がえらく春姫を気に入っていたこと、激昂した父親が春姫を義断し、客人に引き取られたことを鑑みれば、自ずと答えが見えてくるような気がするが……それはさておき。

 

 父親の客人が春姫を引き取った帰路。

 モンスターに襲われるという泣きっ面に蜂という怒涛の展開になり。

 足手纏いである春姫を置いて、客人は一人で逃げ出したのである。

 そのモンスターに殺されかけたところを盗賊に助けられた春姫は、生娘であることを確認されたあとに、このオラリオの歓楽街に売り払われたのである。

 

 勿論、それだけならば春姫が外界と遮断されている理由には成り得ない。問題の根幹はもっと他にあるのである。それは銀時も知らない。

 

 銀時は春姫がここまで連れて来られた背景しか知り得ていない。

 それに、春姫は今の生活に不満があるわけでもない。

 幼少期から大陸に憧れを持っていたし、アイシャを含めた遊女(おねえさん)達も春姫に優しく接している。願望こそあれ、切望するほどでもないのだ。

 それを知っているからこそ、銀時はオラリオ(外 界)の話を春姫に聞かせるのだ。春姫が寂しくないように、()()()()としても。

 

 それが、触れてはならない禁断の果実を目の前に垂らす行為だと知りながら。

 

 それでも銀時は動けない。

 それは、春姫が【イシュタル・ファミリア】で、銀時が【ロキ・ファミリア】であるからだ。

 当の春姫(本人)が望まないことを、銀時がする義理などどこにも無い。

 

 なぜなら、春姫は“娼婦”で、銀時が“客”であるからだ。

 

 

 夜は更けてく。

 注がれる安酒(エール)に舌鼓を打ちながら、銀時は面白可笑しく、今回の遠征の話を聞かせるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」

 

 

 

 

 

 訪れたシリアス(空 気)に耐えられなくなったTouA(作 者)を慮ってか、襖を蹴破って雰囲気をぶち壊した鬼が一匹────。

 

 

「きゃあッ!!」

「危ねッ!」

「あッ、ししょーッ!」

 

 

 急転直下の出来事に悲鳴を上げる春姫。

 飛んできた襖をスレスレで躱す銀時。

 そして、肩で息をして、目が血走っている────ベル・クラネル。

 

 

「おいこらベル、部屋に入るときゃあノックってもんをだなぁ…」

「お叱りは後で受けますから助け“ろ”ください!」

「こ、こちらに!」

 

 

 ただならぬ事情が見て取れた春姫は、敷かれてあった布団にベルを誘った。

 ベルは、娼婦が殿方を布団に誘う意味を何となくではあるが判ってた。それが自身を救う善意だということは重々承知していたが、それでも矢張り、頬を紅潮させてしまうほど恥ずかしさが勝ってしまう。

 だが背に腹は替えられない。春姫に小さく感謝を告げ、布団へと潜り込む。

 

 

「念の為で御座います…着替えを」

 

 

 春姫は、襖の中に常備されている着替えをさっと布団の中にワンセット入れる。

 ベルは受け取ると布団の中でもぞもぞと脱ぎ始め───。

 

 

「ここかぁ!」

 

 

 春姫がベルに着替えを渡して寸刻。

 頬を上気させた娼婦達が部屋の前に姿を現した。皆が皆、血に飢えた獣のような目をしている。正確には男、なのだが。

 

 

(ヤバイヤバイヤバイ!早く着替えないと!)

 

 

 ベルの衣服は着物だ。着替えにも相応の時間がかかる。

 慌てれば慌てるほど帯が解けない。布団という狭い空間、加えて居場所がバレてはならないという制限が慎重にならざるを得ない状況をつくり上げていた。

 

 

「春姫、ここに【白小鬼】が来なかった!?」

「き、来ておりません!」

「怪しいなぁ〜〜〜、ん?なんで【白夜叉】と春姫が一緒にいるんだ?」

「俺が春姫の客だからに決まってんだろ。これからだって時に…」

「そ、そりゃ悪かったね…」

「…邪魔したよ」

 

 

 ベルが居るかどうか、何人もの娼婦らが銀時や春姫に尋ねる。

 だが、冒険者で知らぬ者はいない【白夜叉】の機嫌を損ねるとどうなるか判らない。()()()()で十二分に味わっていた娼婦らはそれ以上詮索する事ができない。

 

 ベルが居ないこと、銀時がいること、それらを知った娼婦らはバラバラに散り始めた。

 足音が遠退くことに安堵したベルだが、危険なことには変わりない。着替えることが先決だと、着物を脱ぎ終えたとき────気付いた。

 

 

(これ女性物じゃないか!!)

 

 

 目が暗闇に慣れると気付かされた。

 春姫が寄越したのは女性物のワンセットであると。

 勿論、春姫は男性物を渡したと思っている。急だった為に確認してなかっただけなのだ。娼婦の部屋には、行為後に衣服を汚してしまった男性に渡す着替えがあるのは事実である。

 

 

(でも…仕方ないよね。短髪だけど黒髪のウィッグもある事だし…やるしか)

 

「なぁ春姫。お前の後ろにある布団…膨らんでるよな?」

「な、なななななんの事で御座いましょうか!?」

「ちょっと確認させて貰うよ」

 

(嘘が下手すぎる!)

 

 

 布団の中でベルは一人ごちった。

 何人かは、部屋から離れていったがそれでも数人は残っている。一人の娼婦が発言したことによって、疑惑が広がる。即ち、春姫が匿っているのではないか、という疑惑だ。

 代表の一人が布団に近づく。春姫が血相変えてその娼婦に言葉をぶつける。

 

 

「何もありませぬ!ありませんよ!だから他を探しに行くと宜しいかと!!」

「尚更怪しいじゃないかぁ。襖だって蹴破られてるじゃないか。コラ、布団離しな」

 

 

 春姫は布団を上から押さえつける。

 銀時は動けない。銀時が動き、その行為をやめるように言うとそれはもう答えであるからだ。

 それが判っているベルは焦燥に駆られる。早くどうにかせねば、と。

 

 

「駄目でございます!」

「往生際が悪いねェ……!よし!」

 

 

 娼婦は布団を剥がす事を諦め、布団の中に手を入れた。

 人の感触があれば終わり。違ったとしても、後で春姫に謝れば良いだけ。そう思い、布団の中に手を侵入させた。

 

 

「ん、なんだいこの温かい人肌のような、いや熱い……ボール?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「違う。それは僕のおいなりさんだ」

 

 

 

 

 突然の声に、驚いて手を引く。

 娼婦は、部屋の入り口まで後ずさった。

 布団から手を離した春姫も、他の娼婦らも、銀時までもその布団に釘付けになる。もぞもぞと動く、その布団を注視する。

 

 バッッッ!と。

 布団が舞い上がり、地へ落ちると、皆の目に()()が飛び込んできた。

 

 その男────。

 黒髪の短髪、ガーターベルト、パンツを可能な限り上げて肩にかけ、ハイレグのようにしている。

 そして、頭部顔面にパンティを装備した、どこからどう見ても変態……変態の極み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エクスタシィィィィィィィ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それ、春姫の下着………」

 

 

 春姫がこぼした呟きは、変態の奇声で掻き消えた。

 

 

 

 

 

 




深夜テンションで書き上げた一話。


反省はしてる後悔はしていない。


でも万が一、億が一、女性の読者がいらっしゃったらすみません。


多分消します(確信)

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