艦これ海上護衛戦   作:INtention

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早いもので2018年も終わりですね。
冬イベが始まり、コミケも目前。忙しい時期かと思います。
私はプライベートな時間があまり取れず、帰ってもソシャゲしか出来ていません。
来年こそは趣味の時間を増やしたいものです。(まだ若手と言える年齢なんですが…)


第二十話 初出撃

朝目覚めると、時計は5時50分を示していた。

起床時間まで10分あるが、目覚し時計を止め、ベッドから降りた。

以前なら一般の隊員と同じく6時に叩き起こされていた事が嘘のように、最近は6時前に目覚めてしまう。

カーテンを開け、室内を見渡す。シンプルな間取りで、飾り付けは少ない。

一人暮らしには広く感じる室内は6畳間である。一般の人から見れば狭いワンルームでも、他の隊員と相部屋が基本な軍隊からすれば高待遇と言える。

部屋の静けさと広さに慣れないせいで早く起きてしまうのかも知れない。

そんな事を考えていると、起床時間はもうすぐだ。

顔を洗って制服に着換える。姿見の前に立って、着崩れが無いか確かめた。癖毛なので髪があちこち跳ねている。

直そうとしたが、元には戻らなかった。そうして諦める所までがいつもの流れだ。

部屋を出ると、ちょうど起床時刻となった。館内に起床ラッパの放送が鳴り響く。

途端に辺りが騒がしくなるが、自分はすでに用意が出来ているし、もう整列するために走る必要は無い。

宿舎から出ると、広場とは反対側へ向かった。

朝の点呼は6時10分から始まる。なので点呼に出くわさないように道を選んで歩く。

点呼で整列している横を歩くのは躊躇われるからだ。

 

司令部施設に入り、IDカードを照会した。チェックは問題なく終わり、館内に足を踏み入れる。

人気の少ない廊下を歩きながら、窓の外を見上げた。

秋晴れの空が明るいが、今日はくすんで見える気がした。

長官室の前に辿り着き、ドアノブを握る。扉は開かない。まだ誰も来ていないという事。それは予想済だ。

だからドアにもたれかかって時間が来るのを待った。

 

十分後、廊下に足音が響く事に気がついた。規則的な革靴の音だ。顔を上げると、見慣れた男性が立っている。

 

「おはようございます」

「おはよう。今日も早いね」

「そんな事は…」

「一緒に朝食はどうだい?」

「はい!」

 

いつものやりとり。普段と変わらない日常は大切なものだ。

 

横須賀に来てからは二人で食べる事が多い。呉でも同僚とよく食べていたが、環境がまるで違う。

横須賀では役職の関係で士官食堂を利用しているのだが、周りは男性隊員ばかり。もちろん女性士官もいるが、あまり関わりたくなさそうである。たまに居合わせる他の艦隊の司令部の方々も、普通なら上司になるべき相手であり、気軽に話せない。

そもそも今の地位に就いていることが異常なのだが、それを差し向けた人はさも当然のように自分の前で食事をしている。

 

「どうした、食欲ないのか?」

 

何気なく相手の顔を見ていると、怪訝に思ったのか話し掛けて来た。

 

「大丈夫です…」

 

慌てて自分のプレートを見ると、朝食は全然減っていない。

 

「無理も無いさ。同僚との久々の再会に加えて出撃だもんな。でも食べておかないと持たないぞ。ほら、ヨーグルトあげるから」

 

そう言って、カップのヨーグルトを渡して来た。

 

「あ、ありがとうございます」

「内地での食事も当分お預けだろうからね」

 

そう。今日は出撃の当日なのだ。横須賀に転属してからは事務仕事ばかりでほとんど出撃していない。その前も瀬戸内海ばかりで出撃と言える物ではなかった。

でも司令官の言う通り、食べないと今日は乗り越えられない。もらったヨーグルトも頂くことにした。

 

 

 

食事が終わった後、執務室へ戻ると7時20分。士官や隊外泊者が出勤する時間だ。

 

「国旗掲揚!全員起立!」

 

館内に日本国国歌が流れ、全員が起立し敬礼する。

 

「本日は9時(マルキュウマルマル)第ニニ駆逐隊(22dg)を迎え、11時(ヒトヒトマルマル)に出撃する。第七艦隊の全艦が出撃するから、全員準備に抜かりが無いように!以上!」

 

朝礼が終わり、仕事が始まる。

自分を含めた司令部要員は壁に掛けられたスクリーンの前に集合する。

 

「現在、各船団に異常はありません。本日12時(ヒトフタマルマル)より、東京とトラックを結ぶト39船団が出立します。護衛対象は23隻。行先は小笠原諸島が3隻、サイパンが8隻。トラックへは12隻です。サイパンまでは駆逐艦4隻の第七艦隊全艦が護衛します」

「エアカバーは?」

「空自からは百里のF-15、グアムのF-35が上がるそうです」

「そうか。第ニニ駆逐隊(22dg)はどこにいる?」

「間もなく新横浜に到着するかと」

「艤装は?」

「今朝、横浜羽沢貨物ターミナルから届きました」

「よし。大丈夫そうだな。他に報告は?」

「今日に限った話ではありませんが、中部太平洋では敵潜水艦による活動が盛んです。十分注意して下さい」

「うん、以上だ。解散!」

 

解散の号令と共に隊員が自席へ戻って行く。

 

「三日月、後は保科と松長は残ってくれ」

「了解」

「は!」

「三日月は艦隊旗艦としては初出撃だ。作戦の目的、注意点を説明してやってくれ」

 

保科参謀長は司令官の命令に頷くと、パソコンを操作してプロジェクターに船団の情報を映し出す。

 

「基本的には朝礼と先日お渡しした作戦司令書の通りです。第ニニ駆逐隊は横須賀から出港後、館山沖に集結したト39船団と合流し、トラック泊地へ向かいます。基本的には強速にて航行して下さい。重油を積んだタンカーの巡航速度は15ノット程ですので」

「了解です」

「明日の昼に父島へ到着。そこから2日後にテニアンに到着する予定です。現地ではグアム基地の陸自通信局経由で指示をするので無線を切り替えて下さい。テニアンにて船団は12隻になりますが、レイテからパラオを経由してレト11船団が合流します」

「レト11船団…」

「貨客船が4隻と小規模ですが、トラックへと向かう第十八駆逐隊(18dg)が一緒です」

「十八駆…」

「朝潮型、陽炎型がそれぞれ2隻。華のニ水戦筆頭の駆逐隊だ」

 

それは日本最強という事と同じではないか。本来なら最前線にて戦っているはずの駆逐隊である。後方で訓練ばかりしている自分とは対照的だが、艦隊旗艦として前へ出る際に勉強になる点は多いに違いない。ポジティブに考えることにした。

保科参謀長に続いて、松長航空参謀が装備に関する説明を始める。

 

「今回は艦隊旗艦としての任務があるため、駆逐艦としては大型の通信機を搭載してもらいます。高出力ですから、巡洋艦レベルの通信能力が期待出来ます。電力の消費が激しいですが、補給の際にバッテリーを交換すればもつでしょう。また、本作戦では空軍部隊との連携が必要になるので、空軍用の通信ネットワークにも接続出来るよう、チューニングを行いました。適宜コンタクトを取って下さい」

「分かりました」

 

その後も出撃する航空部隊について航空参謀の松長が説明する。第三航空戦隊の航空隊を管理する知識があったため、専門用語も何となくは理解できた。航空自衛軍は英語のサインを使用するため、違いを意識する必要がありそうだ。

 

「さて、そろそろ9時≪マルキュウマルマル≫になる。同僚…いや、お姉さん達を迎えに行こう」

 

ミーティングが終わり、長官に連れられて場所を長官室に移す。

自分の机に座って待つように言われたが、自然と緊張して来る。

まもなく姉妹艦が到着するのだ。

呉の店で顔を合わせる事はあったが、一緒になるのはいつ振りだろうか。懐かしむと同時に不安も湧き上がる。

しかし彼女らと同じ位置、そればかりか指揮する立場になって良いものか。戦線の後方で砲門を敵に向ける事なく、航空機に信号を送る日々を過ごす日々。

その間にも姉妹は各地で激しい戦いをくぐり抜けている。今倉庫にある自分の61cm魚雷の製造日は1年以上前のものだ。

どうしても姉妹より負い目を感じてしまう。

 

「そんなに緊張しなくても。初めて会う訳でもなしに」

 

長官は私の様子を見かねて紅茶を持って来てくれた。

 

「すみません。私が入れないと…」

「いいよ。給仕さんとして君を雇った訳じゃないからね」

 

わたわたしていると、扉がノックされた。集中力が切れたためか、私は思わず飛び上がってしまった。

 

「どうぞ」

「失礼します!」

 

司令官の応答に、懐かしい声が開いた扉の向こうから聞こえてきた。

黒いセーラー服に黒い靴下。白いリボンにお揃いの三日月バッチ。

同じ睦月型の3人が立っていた。

 

「三日月ちゃん!久しぶり~!」

 

茶髪の子が私に飛び込んで来た。

 

「文月ちゃん!?」

「元気にしてた?」

 

文月の後ろからは皐月が笑顔で尋ねて来る。

 

「うん。皐月も元気そうだね」

「ボクはいつでも元気だよ」

「三日月、これからよろしく頼む」

「長月もよろしくね」

 

3人は笑顔で迎えてくれた。不安が消えた訳じゃないが、思わずホッとした。

長官も4人の様子を見て微笑んでいる。

 

「あ、ニ人共司令官に挨拶しないと!」

 

文月の声に皐月と長月が並ぶ。

 

「気を付け!文月以下2隻、第ニニ駆逐隊着任致しました。本日より第七艦隊の指揮下に入ります」

「うむ。着任早々出撃となり、申し訳ないが、よろしく頼む。歓迎会は帰還次第取り計ろう。また、本日より駆逐艦三日月が第ニニ駆逐隊に加わる。仲良くしてやってくれ。駆逐隊旗艦は引き続き文月にお願いするが、第五水雷戦隊旗艦の到着が遅れているため、旗艦代理は、三日月に引き受けてもらう。作戦は三日月が指示、戦闘は文月を先頭に行ってくれ。以上だ」

 

司令官は答礼を行い、手元の辞令を見ながら作戦の概要を伝えた。

再開の喜びもつかの間、出撃準備を行う。私含めた4人は艦隊スタッフと共に格納庫へ向かう。

格納庫の中にはコンテナや装備が並んでいる。

着任したばかりの三人は今朝届いたばかりのコンテナへと向かうため、入り口で別れた。

私は司令官とスタッフと共に自分の装備へと向かう。

 

「今日は初めての出撃だろう?これまで第七艦隊は余った装備を集めていてね。折角だから強い装備に出来ないかと考えているんだ」

 

司令官は歩きながらそんな事を言う。

 

「装備の変更ですか?」

「そう。まあ重量の関係で四連装酸素魚雷が積める訳では無いみたいだけど、主砲とかなら変えられるかなと」

 

新しい装備。考えた事も無かった。

 

「12.7mmは数を減らしても重いけど、これなら元の大きさと同じだから載せられると思う」

 

そう言って見せて来たのは、いつも見ている三年式12cm単装砲だ。

私が訝しんでいると、司令官は説明を始めた。

 

「これは十年式12cm高角砲で、三年式を高角砲にしたものだよ。少し重くなるけど、空へ撃つ事が出来る」

 

確かに私が使う主砲は平射砲である。使い慣れた主砲に仰角がプラスされれば、便利になるだろう。

私が検討していると、傍らに現れた妖精が耳打ちしてくる。何かを伝えたい様子だ。

相槌を打ちながら耳を傾ける私を当然のように見る司令官の様子から、この人は()()()()()のだと改めて実感する。

 

「妖精さんは何と?」

「えっと、砲がむき出しなので波に攫われるかも、と言っています」

「波…そうか、防盾が無いな」

 

睦月型の主砲には前と横にカバーがかかっている。後ろはガラ空きだが、妖精にとっては防盾の有無で大きな差が現れる。リロードや信管の調定などは妖精が行うため、防盾の有無は戦闘に大きな影響を及ぼすのだ。

それを説明すると、司令官は感心していた。

 

「分かった。覚えておこう」

 

主砲の換装を断ったため、メイン装備はいつも通りの物と決まった。

次に向かったのは、とあるコンテナの前だ。中を開けると、アンテナとモニター付きの機械が入っている。

 

「13号対空電探ですね」

「使った事は?」

「第三航空戦隊として出撃した時に教えて貰いました」

「それなら良かった。Aスコープは練度が要るからね」

 

Aスコープとは、オシロスコープのような一次元の表示器だ。一方向しか分からないし、距離を読み取るのも難しい。

 

「正直、国産レーダーなんだから、OPS-50くらいの性能があってもいいと思うんだが、艦娘用、特に駆逐艦用はこれくらいしかない」

「小型化が難しいのですかね?」

「まあそうだろうな。今、NECが新型電探を開発してると聞くから、それまでこれで我慢してくれ」

「分かりました」

「さあそろそろ時間かな。出撃用意を」

「はい」

 

装備はトラックに載せられ、ドックまで運ばれる。そこでクレーンを用いて装備を身に着けて行く。

 

今回のメイン装備は、

「12cm単装砲」

「61cm三連装魚雷」

「13号電探」

の三つ。

後は「95式爆雷」が少々と、お守り程度に「7.7mm機銃」。機銃は高射装置は無いので当たった試しが無い。爆雷も投げはするが、沈められたかどうかは分からないので威嚇する程度のもの。

いつもと代わり映えしない装備だが、今回はレーダーがあるし、航空隊と通信するための特別な無線機もある。電子機器が一杯あるだけで、心強く感じるものだ。

 

ドックにて他の第ニニ駆逐隊のメンバーとも合流。彼女らも基本装備を揃えている。皆で訓練をしていた頃を思い出すようだ。

燃料や弾薬を積み込む間、他愛もない会話をするはとても楽しかった。自分は先程まで一体何を心配していたのだろうかと思うくらいだ。

だが遊びに来ている訳ではない。

出撃間近となると、再び緊張感が生まれる。艦娘側に変化は無いが、周りのスタッフは作業服から軍服の人へと変わり、大声も密かな話し声に変わる。

 

補給が終わり、後は司令から訓示を受けて軍艦旗を掲揚すれば準備完了。見た目が少女であっても、護衛艦と同じ作法で行われる。

 

「三日月。君は今回、第七艦隊の旗艦として出陣して貰う」

 

司令はそう言って一枚の旗を持って越させた。手袋をした隊員が持ってきたのは切れ目が入った長方形の白地の旗。中心には赤い桜星が一つ。

 

「これは甲種隊司令旗だ。通常の艦隊なら少将か中将が乗艦するが、艦娘に乗る訳にはいかない。よって、指揮官より一段階下の将棋で業務を代用するんだ。艦隊旗艦だから、今は大佐待遇となる。胸を張って行け」

 

私の司令官は少将だ。つまり一つ下は大佐。駆逐艦は少佐待遇であり、大佐は空母や戦艦クラスとなる。

 

「た、大佐待遇だなんて!」

「他の艦隊から馬鹿にされるのも面白く無い。駆逐艦を旗艦にしちゃいけない決まりも無いし、問題ない」

 

鳳翔さんが先頭に立った時でさえ、上下に赤線が入った乙種だったのに、自分は二階級も特進してしまった。

しかし司令官の眼差しを受けて、冗談では無く本当に期待されているのだと分かった。

 

「分かりました。大切に持ち帰ります」

「体に気を付けて」

「はい」

 

軍楽隊が君が代を演奏し、隊員が艦娘のマストに自衛軍旗を取り付けた。

私のマストには司令官が取り付けた隊司令旗と旭日旗の2枚がはためく。

 

「それでは作戦の成功を祈る。全員帽振れ」

 

軍艦行進曲が流され、いざ出港。

 

「三日月、出撃します!皆も行きますよ」

 

同僚三人に声を掛け、海へ足を踏み出す。

一瞬バランスを崩しそうになるも、我慢して海面に立つ。

 

「海に出るのは久し振り?」

「そんな事ない。訓練でよく出てるもの」

 

いきなり躓く訳には行かない。

しっかりしなければ。

 

「艦隊強速!館山沖の艦隊を迎えに行きます」

「了解!」

 

声を掛けると、明るい返事が返って来た。

エンジンテレグラフを原速に合わせる。スクリューが加速し、速度計が15ノットを示す。

後ろを振り向くと、三人が縦一列に並んで進んで来る。流石は現役駆逐隊だけあって列に乱れは無い。他人の心配をしている場合では無いだろう。

背景の横須賀軍港はどんどん小さくなる。今回は少し寂しく感じるが、仲間がいる。前を向き直り、館山へと急いだ。

 

二十分、ト39船団が見えて来た。海上保安庁の巡視船がたくたんの貨物船をまとめている。

船団に無線で連絡を取ってみる事にした。

 

「こちら海上自衛軍第七艦隊旗艦、三日月です。ト39船団応答して下さい」

 

数分後イヤホンに無線が入って来た。

 

「こちらト39船団代表の防空基幹船讃岐丸。艦長の北澤貞次郎大佐です」

「大佐?」

「陸上自衛軍陸上総隊船舶司令団第三船舶輸送司令部長を背任しております」

 

長くて聞き取れ無かった。周りを見るが同じ反応だ。

 

「我が隊は陸軍の輸送を円滑に進めるために設置された司令団です。特に、讃岐丸を含めた4隻は防空基幹船であり、徴用した民間船に対空装備を搭載しております。海軍の護衛は信頼しておりますが、陸軍側でも自衛する予定です」

「承知しました。よろしくお願いします」

 

本当に信頼されているのだろうか怪しく感じる。陸軍はいつの間にこんな船を用意したのだろうか。そもそも民間船に装備を載せるなど、国際法違反では?

そう思って船の後ろをよく見ると、国旗では無く八条の旭日旗、つまり陸軍の旗が掲げられている。

つまり陸軍の軍艦と言う事か。

何か面倒な事になりそうな気がした。

 

「司令官…。いや、ここは私が頑張らなきゃ!」




ど派手な海戦(大嘘)。事前準備を書いてたらこの有様である。
出撃まで来たので、次こそは…。

三日月は第二二駆逐隊じゃないという点は許してください。
シナリオ上、入って貰いました。睦月型が増えたら元に戻します。
なので艦隊旗艦は三日月ですが、駆逐隊長は文月という変則運用です。
何気に時代は文月、か…。

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