CrackleCradle 4人目の冒険家   作:光陽@海神

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前回のあらすじ
それぞれの相手に全力で挑む奈々達と荒士。しかし、想像をはるかに上回るほど強くその結果奈々達はブレインに、荒士は竜也に追い詰められてしまう。
だが、その時だった。突如奈々の鼓動が高まり、体温が上昇する。それに伴い荒士の声が聞こえた。その時の荒士は力を解放しても竜也に敵わずにいた。荒士は力を振り絞り、奈々の名を叫ぶ。するとそうした瞬間だった。荒士の体にさらなる鼓動が聞こえた。
そう、その音は奈々が発症した時の鼓動と同じものだった。そう、2人は1つになったのだ。
1つになった結果2人の力をリンクし、それぞれ2人分の力を解放することができる。そして、それぞれ立ちはだかる壁へと立ち向かうのだった…


最終話 最終決戦 後編

 奈々はブレインの攻撃を回避し、ハンドガンを打ち続ける。しかしブレインはご自慢の触手で全てを打ち払った。

(どうにか隙が出来ないのかな…)

 奈々はそんなことを思い、即座に離れてリロードする。するとブレインは奈々のすぐ後ろへとテレポートした。

「⁉︎」

 触手を伸ばそうとするが奈々は即座に離れながらハンドガンを撃つ。するとブレインも即座に防御に徹した。

「これじゃあキリが…」

「奈々!」

 奈々はそう言われて振り向く、すると涼子が側に来ていた。

「お姉ちゃん!怪我はしてないの?」

「怪我なんて…そんなもの、奈々の命に代えられないわよ!」

 そういいナイフを再び構えた。

 すると反対側の隣には幽紀が歩み寄る。

「幽紀さん?」

「私はあくまで利害の一致で行動してるだけよ?でも、仲間として共に行動してるのなら、一緒に協力するべきだと思うの。」

「幽紀さん…」

 そういい3人で前を向く、ブレインはこちらを見ているかのようだった。

 でも、怖くなんてない。何故ならこの3人だからだ。

「行くわよ!ついてらっしゃい!」

「命令しないでよ!」

 そういい幽紀と涼子が共に走り出した。それの後に続き奈々も走りだす。

 ブレインは触手をこちらへと伸ばして襲いかかる。

「させないわよ!」

 涼子がナイフを取り出し、全ての触手を刻む。そしてそのまま幽紀と奈々の2人で飛び上がる。

「はあっ!」

 幽紀はそのまま急降下し、ショットガンを突き刺す。そのままコアめがけて弾丸を放った。すると奇妙な声をあげて、動きが止まった。その間に奈々がハンドガンとサブマシンガンを乱射し、ブレインの体全体に風穴を開けた。そのまま降下し、脳を蹴って後ろへ退がる。

「てやぁぁぁっ!」

 涼子がナイフを勢い良く振る。その刃がコアと脳を離した。

 そして、奈々の元へコアが転がった。

「終わりです」

 そういいハンドガンの引き金を引いた。

「ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」

 おぞましい断末魔と共にコアは破裂し、砕けた。そう、ブレインを倒したのだった。

 その瞬間、全員その場でヘタリ込む。

「はあ…はあ…」

 特に奈々の息切れは激しい。既に人間離れした2人とは違い、身体能力は人ほどであれほどの負担をかけたからだ。

「はあ、はあ、奈々?大丈夫?」

「はあ、はあ、終わったのね…?」

 涼子は奈々の元へ駆け寄り、幽紀は倒したブレインの元へと寄った。

「うん…大丈夫…」

 そういい奈々は涼子に支えられ、立ち上がる。

「それよりも…早くここを出よう?」

 奈々はそういい歩き始める。そこにはひっくり返ったボートがあった。

「お姉ちゃん、幽紀さん、手伝ってください。」

「おっけー!」

「わかったわ」

 

 その頃屋上では、2人の男の拳での激しい攻防が繰り広げられていた。お互いに一歩も譲らなかった。

「何故だ…何故そんなにパワーが出る⁉︎こんなこと…私の計算上ではありえない!」

 すると荒士が腹部に拳をめり込ませた。

「がはっ!」

 そのまま顔面を殴り、後方へと飛ばした。

「うがぁっ!」

「何故かって…?そんなの決まってるよ…。」

 そういい荒士は竜也の元へと近寄り、胸ぐらを掴む。

「何故なら、これが兄さんが信じなかった人間の力だ!」

 そういい頭突きを一撃決める。

「ぐっ!」

 だが竜也も負けじと足で荒士の腹を蹴る。

「ぐふっ!」

 すると荒士が手を放す。拘束から解かれた竜也はそのまま荒士を後方へ蹴り飛ばした。

「ええい…そんなこと、私は認めん!」

 そういいフラフラと近寄る。が

「ぐっ…ガハァッ!」

 歩く途中に血を吐く。さらによろめくが、竜也はまた歩き出す。

 荒士も立ち上がり、竜也の元へと歩き出した。

「勝つんだ…何としても…俺は生きる…大切な人が、いるから…」

「ふふふ…。いまはそうかもしれんが、やがてその女もお前のことを捨てるかもしれんのだぞ…?」

 すると荒士はその場で立ち止まった。

「考え直せ…ハァ…私は家族にも捨てられ、友にも裏切られた。何を信じるべきか、それは自分だけだ!ガハァッ!」

 再び口から赤い滝が流れる。

「…」

「さあ荒士…お前も、こっちへ来い…。今なら…今ならまだ…」

「断る。」

「何⁉︎」

「奈々は、奈々は俺を裏切らない!」

「何故だ……?何を根拠でそれを言ってる⁉︎」

「根拠もない、確証もない。でも、きっと続く、この思いは。兄さん。兄さんは囚われ過ぎたんだ、過去の悲劇に。」

 荒士はゆっくりと歩きながら竜也の元へ行く。竜也は何故かわからないが、荒士が近づくにつれて自分が徐々に後ろにさがっていることに気がついた。

(何故だ…?何故体が…?)

「兄さん、また信じるのが怖いの?」

「違う…」

「違わない…。俺のことを…信じれないの?兄さんはまだ全て失ったわけじゃない。」

(なんだ…?この感覚は…)

 その時竜也は何かを感じた。心から触れてくるような何かを。

「やめろ…」

 竜也はその意思を拒もうとする。しかし、荒士はまだ口を動かす。

「俺がいる。幽紀がいる。俺たち兄弟は両親が亡くなったけど、叔父さんや叔母さんだっているし、爺やだっている。」

「やめろ!」

「兄さん、もうやめよう。今ならまだ戻れる。また誰かを信じることが出来る。それに、決着はもうついてる。」

「やめろ!やめろやめろやめろやめろ!私の中に入ってくるな!愚弟がァァァァァァ!」

 そういい竜也が走りだす。だが、荒士は何も動じずその場に立ち尽くす。

 そして竜也が今、拳を構え、振り下ろそうとした。

「っ!」

 だが、その瞬間、竜也が後ろへ飛ばされた。竜也の拳が入る前に荒士の拳が竜也の飛ばしたのだ。

「あぐっ…」

「もうやめよう。兄さんに勝ち目はない。」

 竜也はまた立ち上がる。が、口からまた赤い滝が流れた。それでも立ち上がり、荒士に拳をあびせようとするも、寸前で止められた。

「っ⁉︎」

 荒士は静かに拳を握りしめ、一言を告げた。

「終わりだ、兄さん。」

 そういい荒士はその鉄槌を竜也へと振り下ろす。

「はあァァァァァァァァァ!」

 その拳は竜也の腹部に重たい一撃を浴びせ、後方へと吹き飛ばした。

「ガハァッ!」

 そのまま竜也は後ろの壁に叩きつけられた。

「気がついたんだ、兄さんの体は改造した分かなりの負担がかかっていることを。」

 そういい荒士は竜也の元へと歩み寄る。

 竜也はただ力なく下を向いていた。近寄って来た荒士に対して問う。

「荒士………私は……間違っていたのか…?」

 上目遣いで荒士を見る。

「多分。でも、1つ言えるのは。

 信じるのも、悪くないだろ?」

 そういい荒士は竜也へ手を差し出した。

「私の負けだ……成長したな、荒士….」

 そういい手を取り立ち上がろうとしたその時だった。

 ドォォォォォォォン!!

 爆音と共に施設が揺れる。

「なんだ⁉︎」

「私にもわからない…もしかしたら、ブレインが何かしたかもしれん…。」

 

 それは少し時を遡った事だった。ブレインを倒した奈々達はボートの修復を試みていた。

「うーん…」

 奈々はエンジン部分を見ていた。少ししてから奈々が告げる。

「ダメみたい…」

「なんだって⁉︎これじゃあ帰れないじゃん⁉︎」

 涼子は驚いた様子で言う。それに相反して幽紀は冷静な態度でボートを見る。

「どれどれ、ちょっと見せて…」

 そういいエンジンを眺めた。

(どーしよ…)

「何かわかりましたか?」

 奈々が訪ねて来る。

「え、ええと…もう少し見て見るわね…。」

(全然わかんない!)

 とりあえず幽紀はどうしようもなくその場に立ち尽くす。

「もしかしてわかんないんじゃないのー?」

 後ろから涼子がクスクスと笑いながら言う。

「そ、そんなことないわよ!あーもう!こう言う時は!」

 そういい幽紀は思いっきりエンジンを蹴った。するとエンジンが再びブルルルと音を鳴らし、動き出した。

「「「え?」」」

 全員はあまりの出来事にその場で立ち尽くした。

「ま、まあ、これもあれよね!運も実力のうちよね!」

 幽紀は慌てて言った。

((この人絶対さっきまでわからなかったでしょ…))

 そう思ったが、結果的には良い方向へ向いたので口には出さないことにした。

 気を取り直して、天崎姉妹はボートに乗り、東雲幽紀はロープを持ち板の上に乗り、3人は動き出した。

 が、しかし…

 後方から何か音がした。その瞬間後方から激しい爆発音が聞こえた。3人が振り向くと黒い爆風のようなものが迫って来ていた。

「なにあれ…?」

「涼子!もっとスピードあげなさいよ!」

「わかってるわよ!」

 そういい涼子はボートのスピードを上げた。

 

 そして今に戻る。この揺れの原因はやはりブレインの仕業だったのだ。

「兄さん!何か脱出方法は⁉︎」

「すまない…私がヘリコプターを壊した所為で…」

 そういい兄は「がはぁっ!」と更に吐血した。

「兄さん!」

「心配するな…むしろ、弟にこれほど酷い目に遭わせたんだ…。むしろ裁きなのかもしれんな…。」

 そういいその場にへたり込む。

「ぜぇ…ぜぇ…」

「兄さん…まさか…?」

 竜也はその場を動こうとはしなかった。

「ああ…もう私も寿命は短い…。」

「…なら俺も、ここで死ぬよ…。」

 そういい荒士はその場に座り込んだ。

「何?」

「どのみち助かる方法はないんだろ?ならさ、最後ぐらいは兄弟で同じ場所で死のう?俺さ、兄さんとあまり一緒にいれなかったからさ…。」

 だが、荒士の声は震えており、口調からすると死を恐れていた。

「荒士…。」

 そういい竜也は最後の力を振り絞り、立ち上がる。

「兄さん?」

 そういい竜也は荒士を担ぐ。

「なっ!ちょっと!兄さん⁉︎」

 そしてそのまま竜也はヘリポートの1番端へ向かう。

「荒士…お前だけでも…生きろ…。

 お前の信じた道を歩み、俺の分まで生きていけ…。」

 そういい竜也は全力を振り絞り、荒士を遠くへ投げ飛ばした。

「兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん‼︎」

 

 その頃奈々達は、黒い爆風のようなものから逃げている真っ最中だった。

「お姉ちゃん!前!」

 そこには障害物が行く手を阻んでいた。

「任せて!」

 そういい梶を切り右に回避をする。

「次は左!また次は右!」

「奈々、いつもの勘?」

「うん!」

「おっけー!信じるよ!」

 そういい涼子はスピードを上げてスラスラとスラロームをするかのように障害物をかわしていく。

「お姉ちゃん!次はジャンプ台に乗って!猛スピードで!」

「ジャンプ台?」

 前の方には複数のドラム缶が置かれており、その先にはジャンプ台があった。

「あれね、よーし!」

 そういい最大速度でジャンプ台へ突入し、高く飛び上がった。幽紀もジャンプ台で高く飛び上がり、片手でボードを持ち、相変わらずエキサイティングな動きを見せた。そしてそのまま着水した。

 すると先の方から光が見えて来た。

「出口だ!」

「やった!」

 そしてそのまま出口へと飛び出して行った。

 出口から勢いよく飛び出した瞬間、施設全体が黒い爆風に飲み込まれ、跡形もなく、消え去った。

 それから少し速度を落とした。

「全く…振り落とされるかと思ったわ…」

 後ろでため息を吐く幽紀。

「幽紀さん、大丈夫でしたか?」

 奈々が幽紀のことを気遣った。

「ええ、問題ないわ。ただ…」

 幽紀はどうしても1つ気になることがあった。

「荒士…」

 あれから1人だけ別の脱出を試みた荒士。彼の安否だった。

「あ…」

 奈々はそれを聞いて気がついた。荒士は無事なのだろうか?それが心配でたまらなかった。

「大丈夫よ、きっと荒士君は生きてる。私はそう信じるよ。」

 涼子は奈々に対してそういった。

「そう…だよね、きっと…。」

 今回のミッションは成功、天崎姉妹及び東雲幽紀は目的のものを入手することに成功。しかし、幽紀が帰還しても荒士はおらず、あの件以降荒士の消息は分かっておらず、誰1人として彼の姿を見たものはいなかったのだった…。

 そして奈々は度々幽紀に連絡を取っていた。奈々は待ち続けた、信じ続けた。きっと荒士は帰ってくる。いつか…必ず…。

 

 エピローグ

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 あれから数ヶ月後、奈々はまた涼子の手伝いとしてトレジャーハントをしていた。しかし、その途中で涼子を見失い、逸れてしまったのだった。

「はぁ…はぁ…」

 奈々は逃げる、必死に、ただ必死に。

「いたぞ!捕らえろ!」

「その宝を寄越しな!」

「姉の方はいないぞ!チャンスだ!」

「しまった!」

 奈々は他のトレジャーハンター達に宝を狙われていた。どうやらまたまた出くわしたこいつらはかなり獰猛で凶暴な性格らしい。

「ひゃっ!」

 奈々が誤って転んでしまう。

「いたた…」

 奈々が起き上がろうとした、その時だった。

 カチャ…

 後ろから銃口が向けられたのがわかった。

「⁉︎」

「へっへっへ、もう逃がさねえぞお嬢ちゃん」

 そういい奈々は腹部を蹴られた。

「がはっ!」

 そのまま後ろへ飛び上がり、身をくの字に曲げた。そして1人の男が近寄り、奈々の頭を掴む。

「あっ!」

「へへへ…姉とはまた違っていい見た目してんじゃんか…。」

「やだ…」

(た、助けて…誰か…)

「俺がたっぷり可愛がってやんよ…」

 しかし、その時だった。後ろからその男達に何か迫る人影があった。

「ん?なんだあれ⁉︎」

「は、速い!」

 その人影、いや、その人はとても人間とは思えない速さで集団に接近する。そして次々に持っているトンファーで男達を無力化していく。

「ぐふっ!」

「がはぁっ!」

 そのままあと1人だけに残される。その人間はあと1人残されたその男へ近寄る。近くから見るとその姿は男だということがわかった。だが顔はコートに着いているフードで見えなかった。

(助けに来たの…?)

「な、なんだお前!何者だ!」

 男は銃をその男へ構える。しかし、歩みを止めるつもりはない。

「く、くるなぁァァァ!」

 銃を連射する、が、その光景は驚愕的なものだった。コートの奥に一瞬見えた瞳が光った。その瞬間、トンファーで次々に弾丸を防ぐ。

「なっ!」

 その瞬間コート男は一気に接近し、トンファーで思いっきり相手を殴った。

「があっ!」

 そのまま後ろへ吹き飛ばされ、男は倒れた。

「…」

 男はトンファーを仕舞う。そして奈々の元へ近寄る。

「…誰…?」

 その男が手を差し伸べる。が、奈々は徐々に意識が遠のいていく。

「あなたは…一体………?」

 

「んん…?」

 意識が戻った。目の前に映ったのは先ほどのトンファーを使っていた男、かなりフードを深く被っているが、下からなのでよく顔が見え…

「?」

(あれ?この人に抱きかかえられている…?)

 どうやら奈々はその男からお姫様抱っこされていることに気がつく。そして、奈々はそのフードの隙間から見えた顔を再度確認した。

「……あ……」

「?」

 するとフード男はどうやら奈々の意識が戻ったことに気がついたらしい。

 奈々の目からはなんと涙が溢れていた。

「あ…あ…。」

「…」

 フード男はフードを外す。奈々は目の前の人間が誰か完全に理解した。一瞬そんなまさかと思った。が、しかし、そこにいる人物はまぎれもない、奈々の大切な人物だった。

「ごめんね奈々。心配かけちゃったかな?」

 奈々は涙ぐみながらもその名を呼んだ。

「あ……荒士さん……。」

「奈々。」

 奈々は大きく声を上げ、泣きながら荒士に抱きついた。

 東雲荒士、生存確認。

 mission complete!




はい、ここまで読んでいただき誠にありがとうございます!光陽です!
これを持ちましてCrackleCradle〜4人目の冒険家〜の連載を終了させていただきます。最後のブレインが少し雑になってしまった気がします。それでもこんな作品を読んで下さった方々、本当に感謝してます。元々このゲームに出会い、このゲームの小説を書きたいと思い初めてましたが、思っていたよりもこれがまた難しく、割と大変でした。
また、艦これの方も書かなければいけないのでまだまだ活動は続けて行きたいと思います!
読んでくださった皆様!今後ともこの光陽をよろしくお願いします!

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