比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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おいおい..また辞めたと思った人手を挙げろ。
残念だったなぁ( ´∀`)ハハハ
色々書いて、考えてたら時間経ってただけでしたァ( ´∀`)ハハハ

......はい、すいません。お待たせしてしまって。


彼には唐突すぎた

 

??「動かないで。」

 

八幡「..ん、もう起きる時間か..。」

 

また今日も俺の社畜ライフが始まる。え?そんなに仕事してないって?馬鹿言え!めちゃくちゃしてんだろーが!そこら辺の高校生よりしてるぞ!?絶対に!!

 

寝ぼけ眼で声の主の方を見る。

 

八幡「..え」

 

そこには見知らぬ艦娘が砲塔をこちらに向けていた。

 

??「動かないでと、言ったはずよ?」

 

八幡「..は、はい。」

 

え、なになに!?この展開!?..あーまた夢なのか。そうだよな。夢に決まってる。うんうん。そーと決まればもう一度寝て現実に戻ろう。

 

???「この鎮守府の艦娘を全員集めました!」

 

??「分かったわ。」

 

現実に戻されたわ。これあれだ。あの鎮守府潰しまくってるっていう艦娘達だ。

 

??「さて..着いてきてもらおうかしら。」

 

 

 

 

 

時雨「し、司令官!」

 

八幡「お前ら..」

 

長門「すまない..。寝てる間に侵入されていたようだ。」

 

まあ確かに向こう側に行きたいやつは行けって言っちまったからな。それに関しては仕方ない..っていうか俺のせいだな。

 

八幡「昨日の夜、巡回してたのって..。」

 

睦月「睦月です..」

 

八幡「そうか..。」

 

期待はしてなかった。俺の中では全員向こう側につくと思ってたくらいだからな。ただ割と話してたやつに裏切られるのはいい感じはしないな。まあ俺のせいなんだけど..。

 

??「ふふふ、睦月ちゃんは偉いわね。みんなを助けるために如月達をとおしてくれたんだから。」

 

雷「え!如月って..」

 

暁「う、嘘..」

 

如月「ピンポーン♪みんなの知ってる如月よ。」

 

大淀「そんな..確か、任務中に行方不明になったはずじゃ..。」

 

如月「確かにそうなんだけどね。たまたまこの反乱の意思をもってる艦娘達に拾われたのよ。」

 

長門「..雰囲気がだいぶ変わったな。」

 

如月「そうかな?ちょっと髪が白くなっちゃっただけよ?」

 

ちょっとっていうかもうほとんど白じゃん..。

 

八幡「それで..お前らは..」

 

如月「あなたに喋る権利はないのよ?」

 

八幡「..っ」

 

し、死ぬ。俺もよく腐った目してるって言われるが、こいつのは腐った通りこして死んだ目をしてる..。

 

如月「物分りが良くて助かるわ。さて..皆私達のところに来てくれないかしら。」

 

天龍「つまりお前らと一緒に鎮守府を潰すってことか?」

 

如月「ええ、そういう事よ。」

 

電「ひ、人を殺すのですか?」

 

如月「うーん..人間を殺すって言っても憲兵とかはいつも逃げちゃってるし、そこの司令官は私が始末してるから多分それはないと思うわ。」

 

八幡「艦娘は?」

 

如月「はぁ..貴方に話してるわけじゃ..」

 

八幡「反抗してきた艦娘はどうするのかって聞いてんだ。」

 

如月「....別にどうもこうもないわよ。」

 

八幡「沈ませるんだろ。」

 

如月「仕方のない事よ。私達の目的を邪魔する奴は容赦しない。」

 

八幡「そうか。じゃあ睦月の事も沈ませるのか?」

 

如月「それはないわ。睦月ちゃんは私の邪魔をしないもの。」

 

睦月「..如月ちゃん。」

 

八幡「そうだな。最初は邪魔しないだろうな。」

 

如月「..最初は?」

 

八幡「ああ。睦月は良いやつだ。短い付き合いだがそれは良く分かる。なんたってお前を助けるためにここを抜けてお前を買った鎮守府を潰しに行くって言うくらいだからな。」

 

如月「お前みたいなクズが..睦月ちゃんを語らないで。」

 

八幡「だけどな..。そんな良いやつが、自分と同じ艦娘を攻撃して、沈ませて、なんとも思わないわけないだろ。」

 

如月「..何が言いたいの。」

 

八幡「必ず..必ずだ。近い将来睦月から必ずこう言われるはずだ。もう止めないか、ってな。」

 

如月「ぐっ..そんなわけない!!!」

 

砲塔を構える

 

如月「私の、私の睦月ちゃんがそんな事言うはずがない!!ねぇ..そうでしょ?睦月ちゃん?」

 

睦月「む、睦月は....同じ仲間を攻撃するのは..良くないと..思う。」

 

如月「....何をした。私の睦月ちゃんに何をした!!!」

 

八幡「おいおい..こんなところで撃ったらお前の大事な睦月にも怪我させんぞ?」

 

如月「....お前らさえいなければ..私達は平和に暮らせてたのに..」

 

八幡「いや違うだろ。深海棲艦が全ての元凶だろ?」

 

如月「は?何を言ってるの?お前達のせいで私達は酷い思いをしてきたんじゃない!!」

 

八幡「いや、俺何もしてないし。それに深海棲艦がいなきゃ、お前ら艦娘は生まれてこなかったわけだろ?」

 

如月「黙れ!屁理屈ばっかり言って!」

 

八幡「たとえ屁理屈でも事実だろーが。現実見ろよ。」

 

あ、やべぇ。これ特大ブーメランじゃね?いや気のせいだな。気にしたら負けだ。さっきまで現実みないで二度寝しようとしてたなんて気のせいだ。

 

八幡「確かにお前ら艦娘をゴミのように扱う提督もいる。それも事実だ。そんな提督が艦娘に殺されるのは確かに仕方ない事だと俺は思う。だけどな、艦娘を沈ませるのは違うだろ。」

 

如月「どこが違うのよ!!私達に反抗してくる艦娘はお前達クズの味方をしているどうしようもない子達なのよ!?それか洗脳されているかどっちかよ!」

 

八幡「はぁ..都合がいいんだよお前らは」

 

如月「どこが..」

 

八幡「そういう自分たちのやってる事をそうやって正当化させてる所がだよ。その潰し回ってる鎮守府の艦娘は皆提督から酷い扱いを受けてるんだろ?洗脳?味方?..そんなわけないだろ..そうやって戦わないと戻った時に酷い目にあうからだろ?」

 

如月「なら私達の味方になればいいじゃない!!」

 

八幡「そんな事も分からないのかよ..。ここの前任だってやってたろ。人質だよ。それがいる限り艦娘達は提督を裏切れない。」

 

如月「そ、それは..」

 

八幡「別に俺はお前らがブラック鎮守府を潰そうがなんだろうがそれは構わない。ただそれで非のない艦娘を巻き込むなって言ってんだ。」

 

睦月「如月ちゃん..もうやめようよ。こんな事。悲しいだけだよ..」

 

如月「今更..止められないのよ。大本営からも私達は反乱組織として狙われているし、今更止めたとしても私達に待ってるのはよくて一生独房生活。」

 

八幡「まあだろーな。だけどな..俺はやめなくていいと思ってる。」

 

艦娘「「は?」」

 

八幡「え、いや、まずやめろなんて一言も言ってないぞ?」

 

如月「だ、だってさっきあんなに..」

 

八幡「俺が言いたいのは、悪いのはそういう提督だけで、艦娘は何も悪くないってことだ。」

 

如月「でも..クズだけを始末するのは無理よ。今回は睦月ちゃんがいたから上手くいっただけで..」

 

八幡「もし..もしもの話だ。お前らが艦娘に邪魔をされずにそのブラック鎮守府の提督を捕まえられるとしたら..どうする?」

 

如月「..嫌よ。私達は殺さなきゃ気が済まないの。」

 

八幡「安心しろ。大抵そういう事をやらかした奴は一生独房か死罪になるらしいから。」

 

多分だけど..

 

如月「それはそうだけど..」

 

八幡「だから選べ。このままか、変わるか。」

 

如月「変わるって..どうやって。」

 

八幡「簡単だ。本営に頼んで監査役の艦娘になればいい。」

 

如月「はぁ..何言ってるんだか。私達は人殺しよ?そんなやつの言葉誰が聞くって言うの。」

 

八幡「それはお前らが頼んだ場合だろ?なら..俺が頼んだらどうだ?」

 

如月「..は?」

 

天龍「ちょ、ちょっと待て!そんな事したら共犯と思われるかもじゃねーか!!」

 

八幡「バカは黙ってろ。」

 

天龍「ば、バカぁ!?」

 

八幡「100%出来るって保証は出来ないが..どうだ?やってみる価値はあるだろ?」

 

如月「私は貴方達を信用出来ないわ」

八幡「安心しろ。今ここで話をつけてやる。」

 

如月「余計な事言ったら..その頭無くなるわよ?」

 

八幡「..お、おう。」

 




最近授業中に絵を書く練習してたんですけど、なかなか上手くいかないもんですね。
いつか上達したら八幡の軍服姿描いてみたい(`・ω・´)キリッ

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