教師、それは学生に知識を教える職。しかし、たまにあまり役に立たない知識を教える職でもある。
八幡「多分俺の場合後者なんだよな」
どうして俺がこいつらに道徳とやらを教えなきゃいけないんだ?しかもよく分からないことに質問に答える授業になっちゃったし..。いや、俺もそれでいいって言ったよ?でもさ、他にもっと教えることあったんじゃないかな〜って今後悔する八幡です。はいキモイですね
時雨「提督、もうそろそろいいんじゃないかな?」
八幡「ん?ああ。そうだな。じゃあ俺から見て左の席から順番にいこう」
島風「ちょ!いきなり私ですか?」
八幡「一番俺と交流のない奴らからの方が質問しやすいだろうが」
天津風「確かに一理あるわね」
時津風「しれぇは気が利きますね!」
八幡「はいはい。じゃあ島風から」
島風「うーん..そうですねぇ。好きな人は」
八幡「いない。はい次」
島風「あ、嘘です!!ごめんなさい!!」
八幡「なんだよ..。もう質問に答えちゃったぞ?」
時雨「まあまあ..1人1回しか質問できないなんて言ってないじゃないからいいじゃないか」
八幡「..確かに。まあそんな沢山は無しな」
島風「ラ、ラジャー」
何故にラジャー?
島風「じゃあ..この鎮守府に配属され来た感想は、何かありますか?」
八幡「そうだな..。一言で言えば最悪だな。理由とかは言わなくても分かるだろ?」
島風「包み隠さず直球で言ってきた!?」
八幡「いや、逆に嘘ついてどーすんだよ。質問する授業なんだからちゃんと正直に答えるさ。じゃあ次、時津風」
時津風「うーん..あ、ここに配属されて一番大変だった事ってなんですか?」
八幡「そうだな..。自己紹介だな。めちゃくちゃ緊張したし、噛まないか心配だった」
時津風「うわぁ..意外と普通」
八幡「俺に面白さを求めてもいい事ないぞ。次は天津風だな」
天津風「そうね。ここで一番嫌いな艦娘は誰かしら」
八幡「陰口みたいでなんかあれだが、強いていえば天龍だな。アイツはめんどくさい」
天津風「ちなみに..他の艦娘はどうなの?」
八幡「ん?普通だな」
天津風「そ、そう」
八幡「何も関わりのないやつを嫌いとか言うほど腐ってない」
時雨「腐ってるでしょ」
睦月「腐ってますね」
吹雪「腐ってますよ」
響「腐ってるね」
電「腐ってるのです」
雷「腐ってるわ」
暁「さすが提督ね!ってあれ?」
ちょっと..なんか酷くない?あと暁はありがとう。後で凍らせたシャーベットマッ缶をプレゼントしてやるよ
八幡「お前らなぁ..。まあいい。次、睦月」
睦月「はいはーい♪じゃあ..睦月ちゃんの事どう思ってるか聞きたいなぁ?」
八幡「ウザイ、めんどくさい、そしてあざとい」
睦月「えぇ..なんかしょんぼり」
八幡「お前が質問したんだろうが。次は吹雪だな」
吹雪「提督はこの鎮守府をどうしたいですか?」
八幡「俺が楽して仕事できる鎮守府にしたい」
吹雪「..なんか違うような..。」
八幡「そんなことはない。じゃあ次は暁か」
暁「ふふん!私からの質問は、私はレディよね?っていう質問よ!」
響「そ、それは..」
電「どうなのかなぁ、なのです」
雷「貴方はそんなに悩んでいたのね..」
暁「ちょっとそれはどういう事よー!」
暁..お前はいいやつだからな。花を持たせてやるよ
八幡「そうだな。暁..お前は立派なレディだよ。この俺が認めてやる」
艦娘達(暁以外)「「え?」」
暁「..流石提督ね!!見る目があるわ!!」
響「おかしい..私が知ってる司令官じゃない」
時雨「うん。同感だ。あれは誰だい?」
八幡「おい、俺は俺だぞ?というか俺だって人の事を褒めたりするぞ?」
睦月「じゃあ何で睦月の時は褒めてくれなかったんですかー!?」
八幡「睦月、よく考えてみろ..。俺にウザイって言わせるほど関わりを持つ事は意外と凄いことなんだぞ?つまりそこまで言わせる睦月は凄いってことだ」
睦月「な、なるほど!!流石提督です!!」
こいつは..馬鹿でよかった、ほんとに。
八幡「おう。サンキュー。じゃあ次は電か」
電「じ、じゃあ..なんで暁ちゃんはレディなのですか?」
八幡「そんなの決まってんだろ?暁は偉いからだ」
暁「当然ね!」
電「な、なるほどなのです」
天津風「つまりさっき腐ってるって言わなかったかしら」
時津風「しれぇらしいというかなんというか..」
島風「アホですね」
あの、そこの御三方?聞こえてますからね?あと島風、そのアホは俺か?それとも暁か?暁がアホって言うならそりゃ俺も同感だ。
八幡「んじゃ、次は雷だ」
雷「そうね!もっと私に頼ってもいいのよ!」
八幡「おうそうか。ならもっと頼るわ」
雷「そ、そう?なんか照れるわね」
質問なのか?それって..
八幡「んじゃあ次は..響か」
響「そうだね..じゃあ司令官の好きな女の人のタイプは?」
八幡「そんなん聞いてどうすんだよ..」
響「いいから..答えてくれないか?」
俺の好きなタイプか..。楽させてくれる人がいいからな
八幡「そうだな..。とりあえず働いてて、養ってくれる人がいいな」
響「なんというか..全くもって腐ってるね..。」
八幡「うるせー。んじゃ最後、時雨」
こいつは要注意人物だ。どんな爆弾質問してくるか分からんからな
時雨「そうだね。じゃあここの艦娘と結婚するなら誰とがいいかな?」
ほらきたー。そういうのくると思ったよ。予想通りすぎて逆になんか気持ちいよ。気持ち悪いからやめよう。
八幡「そんなんいねーよ」
時雨「そうじゃなくて、結婚しろって上から命令が出た時に誰とするかみたいな感じだよ」
八幡「うーん..誰だろうな。多分そんな命令が出たら一番最初に俺に話しかけに来たやつにいうかな」
時雨「なんか求めてた答えと違うけど..まあいいとするよ」
八幡「とりあえず、今日はここまでだな。以上解散!!」
電「起立、礼なのです」
艦娘「「ありがとうございました」」
とりあえず、これでいいのか?いやよくないと思うけど..まあいいっか。....マッ缶飲むか。あ、凍らせてシャーベットマッ缶を暁に届けなければ!!
ゴーストリーコンが楽しすぎて更新遅れました笑