比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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とりあえず連続投稿..。暇人とかいわないの


彼は彼女達を初めて見る

目覚めるとそこは..

 

八幡「海だ..ん?紙?なんか書いてあるぞ?」

 

なになに?

比企谷八幡へ

無事転生出来て何よりじゃ。とりあえずすぐ近くにある赤っぽい建物が鎮守府じゃ。前任の提督が死んで新任の提督がお主ということになっとる。ちなみにその前任の提督は艦娘達をかなり酷い扱いをしてたみたいじゃ。ワンチャン殺されるかもじゃが、体を丈夫にしてあるからちょっとやそっとじゃ死なんから安心せい。

以上、神様より

 

八幡「おいおい..いきなりお先真っ暗じゃねーか。ワンチャンとか軽すぎじゃね?そんで何回ブラック味わえばいいんだよ。俺甘い方が好きなのに..」

 

そう言って結局鎮守府に向かう八幡

 

八幡「ここか?門でかいな。どっかの豪邸かと思ったわ。あ、でもここもう俺の所有地か」

 

てことは俺って結構金持ち?マッ缶どんくらい買えるんだろ。試して見る価値は..大いにある!!

 

??「あ、あの..新しい提督..でしょうか」

 

八幡「あ、ひゃい!そ、そうでしゅ!!」

 

もういきなり威厳も何も無い返事..笑うなら笑ってくれ。てかもういっそ爆笑まで行ってくれて構わない

 

大淀「..そうですか。お待ちしておりました。提督の補佐をさせていただく大淀と申します」

 

八幡「あ、あぁ。よろしく..お願いします」

 

この子..俺のあの返事を聞いて顔色一つ変えないだと!?間違いない..この子いい子や。まあ顔色は最初から最悪何ですけどね?

 

大淀「司令室にご案内します。こちらへ」

 

スタスタと歩く大淀に付いて行く俺。司令室に行く途中何人か艦娘らしき奴にあったが目を合わせたらどっかいってしまった。ま、嫌われようがなんだろうが俺には関係ないな。神様にだって好かれろだなんて言われてないし、自分のやりたいようにやらせてもらう

 

大淀「こちらです」

 

八幡「ん、ありがとさん。」

 

大淀「ヒトマルマルマルにあちらのグラウンドで挨拶をしてもらいますので、時間になったら来てください」

 

八幡「..分かった」

 

大淀「失礼します」

 

一礼して部屋を後にする大淀

 

八幡「これが、この鎮守府の資料か?」

 

見て驚愕する

 

八幡「ブラックってのはホントらしいな。ほとんど稼いだ金は自分用に使ってやがる。もしかしたら俺以上に腐ってんじゃね?それはないか..」

 

色々あさってみるか..引き出しの中に変なファイルあるんだが?怪し過ぎるだろ

 

八幡「..これは」

 

そのファイルの中身は、写真だった。前任の提督が艦娘を犯してるもので、酷いものは四肢の一部が無いものまである。

 

八幡「ブラック通り越してんじゃね?..俺も恨まれてて命まで狙われてるとかないよな?あ、神様そんなこと言ってたわ。死んでまた死ぬとかシャレにならん」

 

ふと時計を見ると挨拶の時間が迫っていた

 

八幡「やべ..行かなきゃ。てか大人数の前でなんか言うの嫌なんだけど。出来るだけ速攻で終わらそう。うんそれ以外有り得ない」

 

場所は変わってグラウンド

 

??「長門さん..新しい提督ってどんな人なんでしょう」

 

長門「さぁな。まあどんな奴でもクズには変わらんだろうな。安心しろ吹雪..私がついてる」

 

吹雪「はい..」

 

ザワザワ...

 

大淀「総員!提督に敬礼!!」

 

八幡「ぬわっ!?」

 

ビックリしたぁ!!お前らなんなの!?俺の心臓潰しに来てるだろ..大人数の前で挨拶からの敬礼とか、俺をなんだと..なんかどいつもこいつも、目が死んでる。はいそこ!お前が言うなとか言わない。俺とは違くて、なんて言うか..諦めてる?

 

八幡「コホン..えぇ初めまして。比企谷八幡です。よろしく。」

 

そう言ってその場を去ろうとする俺。うん、クール。

 

大淀「あ、あの!他に何かないのですか?」

 

八幡「はぁ..大淀。自己紹介と挨拶を俺はしに来たんだぞ?」

 

大淀「はい。存じております。」

 

八幡「自己紹介ってのは己を紹介すればいいんだろ?俺にとって名前くらいしか紹介出来るもんがないからこれ以上何も言えんだけだ」

 

大人数を前にすぐさま立ち去りたいとか..言えない。てか俺今女の人と普通に話してる!?マイエンジェルな妹の小町が聞いたら、「やった!!今日はお赤飯だね!小町お兄ちゃんのこと信じてたよー!あ、今の小町的にポイント高い☆」とか言いそう。

 

長門「つまり、提督は私達ごときに紹介することは無いと..そう言うのか?」

 

八幡「えっと..」

 

長門「長門型 1番艦 戦艦の長門だ」

 

八幡「悪いな。新米なもんでまだ全員把握出来てないんだ。ちなみにさっきの質問だが逆だ逆」

 

長門「逆?」

 

八幡「あぁ、俺みたいな何の取得もない人間がお前ら艦娘に語れるようなことは何一つもねーよってことだ。OK?」

 

あれ..やっぱり自虐過ぎた?なんか..えっ..って顔されてるし、なんか言ってくれよ。お願いします

 

長門「..そうか。だが流石に今後の予定などを話してもらわないと私達も困る」

 

八幡「今後の予定って言ってもな..」

 

提督がどう仕事をすればいいのか分からんから、その質問は俺も困るんですよ長門さんや。てか所々痣ある..ってことは、こいつも

 

八幡「はぁ..そうだな。まず今日から1週間..お前ら全員休みな?」

 

大淀「えっ..ちょっ、」

 

八幡「大淀..この資材とかって今は充分貯蓄はあるんだろ?」

 

大淀「あ、はい」

 

八幡「てことは..遠征とかいうのは今は必要ないな。次に出撃と演習だが..お前らの体の傷を見て万全な状態ではないと判断したからそれも無しだ」

 

??「その傷はテメーら提督が付けたもんだろーが!!!今更何言ってやがる!!」

 

ま、予想通り前任のせいですか。

 

八幡「いやいや..少なくとも俺じゃないだろ。前任の提督だろ?一緒にすんじゃねーよ。」

 

確か..天龍だっけか?さっきの前任が残してったファイルの写真に写ってたからな。その裏に名前も書いてあったし

 

天龍「んなの関係ねーだろうが!!テメーだってそれをしないなんて保障もない以上信じられるよ!!」

 

ここで俺、提督じゃないよなんて言ったらキレられるの間違いない無し。悪かったなんて無責任な事も言えない。頭を下げることなんて容易いが、それで相手を納得させるのは難しいものだ

 

八幡「別に信じろなんて一言も言ってねーだろ。実際前任がそういう不正をしていた事も知ってるが、俺には関係ない話だからな。お前らの中の問題だ。それで俺を信じられんって言うなら俺は別にそれで構わない」

 

天龍「関係ないだと!?ふざけんじゃねーよ!!」

 

八幡「どこがどう関係しているか言ってみろ」

 

天龍「まずテメーが提督ってところがだよ!!」

 

八幡「はぁ..じゃあ俺が提督だから、なんなんだ?別に俺はお前らから信頼や信用を勝ち取ろうなんざ微塵も思ってない。そりゃ俺には無理だ。不可能だ。むしろやる気すら起きん」

 

長門「ほう..私達のことはどうでもいいと?」

 

八幡「どうでもいいなんて思ってはないぞ。思ってたら休めなんざ言わん。はい今後の予定行ったから解散ね」

 

そう言って壇上を去る

 

大淀「どういうつもりですか..1週間も出撃をさせないなんて前代未聞ですよ?」

 

八幡「お前もどういうつもりだ?前任の提督が消えた後でもあのスケジュールっていうのは納得がいかないぞ?」

 

大淀「それは..次来た提督がどんな命令を下しても対応できるようにと、皆で話し合った結果です」

 

なるほど..こいつらは理解してるんだな。期待しても無駄、世界とはその程度。その考えは大いに結構..むしろその通りだ、なんて賞賛してあげたい。けどそれで自分の意思を曲げて自分に嘘をつくのはちがうだろ。ならどうする?自分が変わる?バカ言え、そんなの本末転倒だ。ならどうするって?新世界の神になるんだよ

 

 




次回、こっからは俺のターン

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