EXTELLAのプレイ動画見たのでちょろちょろっと書きたくなりました。
多少のネタバレも含むので見たくない方は飛ばしてくださいね。
視点はザビ男こと、岸波白野です
セイバーとキャスターの陣営が争っていると、うちのセイバーとよく似た青いセイバーが現れ、戦闘を中止させてきた。
うちのセイバーは直ぐに思い直してその場を引いたがキャスターは襲いかかり、返り討ちにあっていた。
どうやらとても強力な英霊らしい。
「私は月の戦火を消すために戦う者です。
もう1人、同じように過剰に増えた
と言っていたが、姿の見えないもう1人とはいったいどんな英霊なんだろうか・・・?
ところ変わって、現在はアルテラの陣営へ攻める前にタマモ陣営のサーヴァントたちも交えて会議を行っている・・・のだが、
((ソワソワ・・・ソワソワ・・・)
「先程からどうしたのだ、キャス狐にライダーよ?不自然なくらいソワソワしているようだが・・・武者震いか?」
「それが、私にもわからないのです・・・何か恐ろしいモノの気配を感じる気がして・・・」
「恐ろしいモノとな?もしや、遊星が既に迫っていると・・・?」
「いえ、いえ、そうではないと思いますセイバーさん。この霊基がゾクッとするような感じ・・・
しかしそれだとあの方がこちらに来ているということに・・・え?え?なんでですか?」
他のサーヴァント達は何ともないようだし・・・いや、カルナも何か感じているようだ。
決戦前に余り不安要素は残したく無いのだけど・・・
「お気になさらないでくださいご主人様。もし仮にあの方がいたとしても恐らく私たちの味方となってくれると思うので。」
敵でないようならいいけど・・・。
まぁ分からないものを気にしても仕方ない!切り替えて行こう!
「奴め・・・侵入口を触腕で塞いだな・・・急げ!直ぐに破壊し、中へ侵入しろ!」
「その役目、俺に任せていただこうか」
「!?、貴様は・・・!」
?、誰だろうかあの英霊は。
顔も含め全身を覆い、鋭い棘のある赤い鎧に白い刺繍の入った黒いマント・・・。セイバーのような華やかな赤とは違う、無骨ながら力を感じる、まるで竜のような姿だ。
「その姿、長く維持するのも大変だろう。であれば外にいる雑魚敵の掃討は任せよ。お前は中の核を叩け・・・デヤァッ!」
「間違いない・・・貴様、ハンターだな!
うむ!これ以上無いほど心強い援軍である!行くぞ奏者よ、もはや余たちの背中に敵の攻撃が届くことはあるまい!」
その言い方だと、セイバーは彼を知っているのだろうか?
まぁ今は関係ない。確かにこの姿を保ち続けるのは自分もキツイ。早くこの遊星の欠片を止めないと・・・!
「完全防御用のシールドを多次元展開!奥の手であろうと、最適防御で防ぎきる!!
放ってみるがいい!セイバー・ヴィナスなどと言う貴様の驕りごと、貴様の希望を粉砕してやろう!!」
「粉砕されるのは貴様だ学士!
変わらぬものがありながら、変わり続けるものを愛と言うのだ!
解析出来ると信じるならば、してみるがいい!
しかして目に焼き付けよ、宇宙深淵に朽ち果てようと忘れるな!
・・・華尽きぬ舞台より、ステラの宙にかけよう!ゆくぞ対星宝具、"招き蕩う黄金劇場"改め・・・
『
魔法陣を通して放たれた強大なエネルギーが、核へ向けて突き進む。張り巡らされた障壁とぶつかり合い、眩いほどの極光が舞い散る。
あと少しという感覚はあるのだが、これは・・・セイバーが制限、いや、何か制御していて全開を出し切れていない?
「ぬぅ!このままでは・・・!」
「ハハハハハハッ!どうだ!愛だなんだとのたまっていたがムーンセルと同等の演算能力を付与された核による固き守りは砕けまい!」
「そうか。なら如何なる固き防御をも無視する攻撃を喰らわせてやろう。
見るがいい・・・地球、そしてこの月を含める全ての希望を背負う、その名は・・・
大 タ ル 爆 弾 G !!」
「な、何ィィィィィィ!!!?
馬鹿な、馬鹿な・・・っ!ヴェルバーの演算がっ!多次元展開した障壁がっ!ただの、火薬ごときにぃぃぃ!!」
「ふむ、まさにスタイリッシュボマー。だな」
爆発のダメージにより、演算が乱れたらしい遊星の核はそのままセイバーの宝具による光に呑まれていった・・・。
遊星の欠片との戦いも終わり、早数日・・・
「それで、なぜハンターさんがここに居るのでしょうか?私もビックリなんですけど・・・」
「なに、世界滅亡の危機とアラヤとガイアが判断してな、それでも自分からは全く動かないムーンセルの代わりに召喚された。
1度人理を救ったからといっても適役ではなかっただろうに・・・流石に星は手に余るぞ。
当面は遊星自体も居なかったのでとりあえずは未明領域の奥にまでいたエネミーの排除、そしてどこかのキャスターが過剰に増やしたエネミーの排除に、な・・・?おかげで時間がかかってしまったよ」
「あ、あらあらーいったい何処の良妻キャスターなんでしょうかねー?」
「自分が戦闘型じゃない故に兵を増やすのは分かるが、限度というものをだな・・・」
どうやら青いセイバーが言っていた召喚されたもう1人らしい。それにセイバーだけでなく、他のサーヴァントたちも彼を知っているようだが・・・?
「うむ、彼はな奏者!昔人理を救う戦いにてなんと!最強の幻想種である竜を堕としたのだ!それも余の知る限り、2度もな!」
「私が倫敦にてご一緒した時も竜・・・竜?のようなものを堕としておりましたね・・・
あ、あとグランドクラスの魔術王にそこら辺の石ころ投げてダメージを与えてましたね」
「俺もアメリカ大陸にて会ったな。敵の首魁が召喚したケルト神話の化け物たちや竜をなんでもないように吹き飛ばしていた。
そういえばあの時クーフーリンは敵にいたが・・・」
「あー、あの時か。あれはメイヴのやつに無理やりクラスを変えて召喚されたから正確には俺じゃねぇんだが・・・まぁ記録としては俺も覚えてる。
「あっ私も2回くらい一緒になったわね。相変わらず同じように竜殺してたけど。
あの時は私も正義ごっこしちゃってたなー、まぁファン獲得の為には必要な活動だったわよね!」
「私もとある理由から彼と敵対していたのですが・・・モードレッド卿は何やらギフトを消され、妖弦と同じく音を奏でる武器と高周波を生み出す玉にトリスタン卿は敗北、私は夜そのものが内包されたらしき武器にて聖者の数字を相殺され、ランスロット卿は・・・うっ、頭が・・・!」
「ガウェイン卿!?無理に思い出さなくても良いのです!」
幻想種のバーゲンセールだろうか?
というか竜ってそんなホイホイ出てくるものなのか、そしてそれを掴み取りのように倒していく彼はきっと名の知れた英雄なのだろう。
無銘は彼のこと知らないの?ってあれ、無銘は?
「あぁ、奴ならハンターと共に何処かへ行ったぞ。なんでも決着を着けるなどと言っていたが」
「そ・れ・よ・り、ご主人様?私とセイバーさんの料理を頂いて貰わないと♪」
「そうだな。今は余たちの料理を食べよ!そしてはっきりさせるのだ、どちらが上なのかをな!」
くっ、誤魔化せなかったか!
あれ?無銘とハンターが戻って来て・・・バーベキュー?
「さて、仕込みも終わった。竜種の肉など久しぶりだったので時間がかかったが・・・」
「やはり食事は皆で集まり、楽しく行わねばな。バーベキューはまさにそれに最適なものだ。
最も、女に囲まれて尽くされている幸せ者を引っ張って来るような無粋な真似はしないが?」
嘘をつけ・・・!絶対厄介事に巻き込まれたくないだけだろう!
あっ、今少し笑った!やっぱりそうなんだな!竜をも屠る英雄なら自分も助けてくれ!
「ご主人様?あちらばかり見ないで下さい!」
「そうだぞ奏者よ!今は余たちの料理に刮目せよ!」
「フハハハハハ!やはり貴様かハンターよ!久しいな、貴様が設計したティアマトめをも仰け反らせた巨砲は今も我の蔵にあるぞ?宝具となった事で更に威力が上がった物がな!」
あっ、あの黄金の英雄が来たってことはもうダメだ。あっちもめんどうな事になりそう・・・と思ったら何か出し合ってる。
アイテムの凄さを比べてるのか?
英雄王の物は良く見えないがハンターが出したのは・・・なんだろうかあれは?まるで迸るマグマが結晶となったような輝きを放っている。
というかアレが出た瞬間周囲がとても熱くなって来たのだが、ヤバくないだろうか?
負けたら何かあげる約束らしく、英雄王が悔しそうに蔵から酒を出して振舞っている。あちらはどうやら宴会になったようだ。
平和になったのはいいが、なんともカオスになってしまったな・・・
「む?李書文がどうやら新たな領域に強力なエネミーを確認したらしい。映像を出そう、これは・・・・・もしや竜種か!?」
「ほう、早速俺の出番のようだな」
訂正、まだまだ月の平和は遠いらしい・・・
ハンターさんバリバリ喋ってるけどそこはほら、月で新しく召喚され直したから"俺"と"私"がいい塩梅に混ざった霊基になったってことで・・・口調は"私"寄りですが中身は変わってません。
アルテラは、喋る暇が無かったよ・・・