地雷と言うフラグを自らで作成し、処理するんだオリ主くん!   作:なめたけ上の上
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第二の地雷 はじめての共同作業(料理編)

アーラシュとかスカサハとか色々と強いサーヴァントが召喚できた。
いざ邪竜百年戦争へ!とはいかない、この藤丸立香。
フレンドガチャ的なのは存在する癖にフレンドと言う概念が無く、レベルカンストしておかないと面倒なので鍛えることに。
2年ぐらいは世界は滅びないから安心でサーヴァント達を霊基弄くってお着替えさせたり脱がすのに、忙しい。
黄金の果実をジュースにし、マラソンを送っている。
聖杯は現状的に一個だけなので誰にも使わないのである。

「…」

「ふふ、可愛い寝顔。」

黄金の果実をジュースにして色々と頑張ってみたものの、限界が来たので一休み。
サーヴァント達も疲れているので別の部屋で寝ているのだが、マタハリはコッソリと部屋に忍び込んだ。
戦闘において全く役に立たないマタハリ。添い寝をしようとコッソリと部屋に忍び込んでいた。

「…」

完全に意識を落としていないので、起きている藤丸。
スッと布団を開け、マタハリがベットに入れるスペースを作り一緒に寝る。
マタハリのおっぱいとか揉みたいが、揉まない。彼はエロゲの主人公の様に貞操概念は薄くないのである。て言うか、こんな時に恋愛とかしているとスゴい罪悪感が生まれる。
未来を失い滅びそうだったら、イチャイチャするんじゃなくて真面目に世界の未来を取り戻そうと努力する。本人の人生が危ういがな!

「主殿!!」

「…なんですか?」

「心臓を取ってきました!」

「…ッチ」

完全に意識を落とし、眠っていると血塗れの牛若丸がやって来た。
手には7個の蛮神の心臓を持っており褒めて欲しい顔をするが、ぶっちゃけた話渡す相手は間違っている。ダ・ヴィンチちゃんに渡して保管して貰わないとダメである。

「主殿?」

「牛若丸さん、ありがたいのですが私に渡しても意味がないのです。
知っての通り私は魔術師とは程遠く、魔術師になるつもりも全くと言って無いのです。
これの使い道はスキルレベルあげるぐらいで、全くと言って使わないのでダ・ヴィンチちゃんに渡してください。」

「あの、主殿…頭が痛いのですが」

「心臓を取ってきた事は嬉しいですが、それだけです。
勝手に戦った…もう此処までの道が血塗れじゃないか。やめてくれよ」

ドボドボっと此処までの道が血まみれ。
牛若丸の足跡も血で出来ており、血には牛若丸の血は一滴も含まれていない。
スプラッタ映画よりはましだが、掃除が大変だ。
軽く牛若丸の頭を拳でグリグリしたあと、アルコールスプレーをティッシュにかけて顔を雑に拭く。

「令呪をもって命ずる。
さっさとシャワーを浴びてから、床掃除してこい。此処にある道具を使ってちゃんとだ。刀で削り取るな。」

一日ひとつ回復するとはいえ、回復したばかりの令呪を使う藤丸。
牛若丸は藤丸が怒っているのが分かるので、逆らうことなく命令に従った。

「…これ、処理しないと。」

シャワーを浴びに行った牛若丸。持ってきた心臓を置いていった。
どうしようと悩む藤丸。心臓を手に取るとバクンバクン動いていて、かなりキモかった。
生肉とか触るのに抵抗は無いが、コレは無理だと適当な袋に詰めて放置し、もう一度眠った。

「勝手にレイシフトしないでほしい…怪我したら困る。
迷子になったら困る。聖杯の欠片見つけて馬鹿なことをしたら困る…何事もなくてよかった。」



「…」

時は過ぎて、お昼過ぎ。
種火と素材集めのマラソンも良いが、カルデアの事も考えないといけない。
機械の整備はロマン達裏方が分からないなりに色々と頑張っているので手伝わないが、他の事は藤丸は手伝う。食べ物の事とか。
米や魚、野菜、肉の食料は俵藤太のお陰で底をつく事は無いがバターとかは一から作らないといけない。英雄王が来てくれれば一瞬で終わるだろうが、地味にケチな所もあるのでグルメテーブルを貸してくれないだろう。

「マスター、うどんを作ってるの?
私、東西、どっちのうどんも食べれるから、どっちも作ってくれない?」

「あ、沖田さんは関西でお願いします。」

「いや、大元となるパン生地を作っています。」

小麦粉と水のみで生地を作っていると、うどんを作っていると勘違いしてきた武蔵と沖田。
うどんを作っているのではなく、パン生地を作っている。米と違って、パンは保存が出来ないので一から作らないといけない。時代的にパンが馴染みない、二人。
戦う以外に脳がない二人はどうせ暇だろうと、藤丸は手伝わせる。

「えっと、こうですか?」

「ああ、違います。
こう言う風に生地を捏ねるんです。」

仲良くパンを作る藤丸。
沖田達がちょっと下手なので、手を取って生地をこねるコツを教える。
こうやってノビノビと平凡にパン作りなんてのがはじめてで、手を取られた二人は頬を赤らめるが、直ぐに冷静になる。

「マ、マスターは料理上手なんですね!
沖田さん達、余りこう言うのしませんし時代的に男が料理もイメージがないので新鮮です。」

「…うん、料理するのは好きですよ…」

スッと藤丸の方の地雷を踏み抜いた沖田。
コレがFGOじゃなければエルメロイⅡ世の事件簿とかアポだったら今頃は料理学校に通っていたんだなと落ち込む。
世界が滅ぶから真面目にやろうとしていても、色々と現実から逃げている部分もあったので現実を見せられて落ち込む。
俺、なにやってるんだろう。

「なんか、言っちゃいけない事を言ってしまったかな?」

「気にしないでください。」

とは言うものの、気にしてしまう沖田と武蔵。
諸説ありと言うか色々と違うところはあるが、自分達の事は色々と調べようと思えば調べれるが、マスターである藤丸については全くと言って知らない。
よくよく考えれば、魔術師とは程遠い一般人。
なんでこんなところに一般人が居るのだろうか。レイシフト出来るからと言って、来るのはおかしくないか?と考える二人。
きっと、マスターは此処に来ないといけない重大な事情があるんだ。
それが原因で命を賭けないといけなくなったんだと考え、守らないといけないと強く決心をする。

「マスター、なにか摘まめる物はないか?」

「馬から降りて。」

まぁ、それはそれとしてパンを焼いているとやって来たアルトリア・オルタ。
確実にタイミングを見て来たなと全員が察するが、言わない。
藤丸はそんな事よりもラムレイから降りろと強く言う。調理場に馬が入ってきたら大問題だ。
馬から降りると、チラッとオーブンをみるアルトリア。
多目に作ってあるので、他のサーヴァントが食べる分は余裕にある。

「ハンバーグは何処だ?」

「いきなり強欲すぎませんか!?」

「私は今、ハンバーガーの口だ。それ以外は受け付けん。」

摘まめる物を探しに来た人が言う事じゃない。
沖田と武蔵は追い返そうかなと考えるも、藤丸が肉を用意していたのでやめた。

「オルタさん、ハンバーグを作りましょう。」

「…私は料理は出来ない。」

「いや、作って貰わないと困りますよ。
マシュと私は常に特異点に行くメンバーで藤太さんみたいに料理出来る人が居ないとき…特異点に居るサーヴァントはともかく、待機しているサーヴァントは飯抜きですよ。」

「え?」

裏方は特異点に居る藤丸達を観測したりするのにスゴい忙しくて、飯を作っている暇はない。
幸い、軍人が食べるカロリーメイト的なのやお菓子があるので問題ないが特異点に居る間は料理している暇なんてものは無い。

「ちょっと待って。
ご飯抜きなの?ないのご飯?」

「正確には作る暇なしですね。」

「ま、まぁ、2、3日ぐらいならどうにでもなります。簡単な物ならば沖田さんでも作れますし」

「特異点に居る期間、長いときだと一ヶ月以上を見込まれますよ。」

「こふぁあ!?」

安定のお家芸を見せる沖田。
武蔵は顔を少しだけ青くし、オルタは固まったままだった。
ここ数日、全サーヴァントがマスターである藤丸の好意に甘えて食事を頂いていた。
アレが暫く無いと思うと飼い殺しに近いも同然。料理で英霊にまで昇格したサーヴァントはいないのかと一瞬だけ考えるオルタ。

「とりあえず、ハンバーガー作りましょう。
このご時世、料理はするしないとかじゃなくて出来て当然なので…レシピもありますので、ちゃんと作りましょう。レシピ通りに。」

割と大事な事なので二回レシピ通りにと注意する。
第2第3のエリザベート…は、既に居る。考えようによっては第4のエリザベートまでいる。とにかく第5第6のエリザベートが出来ては困る。
藤丸は注意をして、出来る限り分かりやすく説明をして3人と一緒にハンバーガーを作るのであった。

「…悪くはないな…」

戦いとか全くと言って関係ないほのぼのとした感じ。
世界が何時滅ぶかどうかわからない状況だが、この時間は3人のサーヴァントにとっては心地よかった。
後日、万能ハイスペックオカマ(ダ・ヴィンチちゃん)は料理も天才的なのを3人は知るが、藤丸と一緒に料理を作っていたいと極力頼らないようにする。