戦艦レ級 カ・ッ・コ・カ・リ(仮タイトル) 作:ジャック・オー・ランタン
こうやって執筆時間が取れるんですから。
何分小説においては素人です。
なので文法とかめちゃくちゃかもしれません。
広い心で見てくれるとうれしいです。
海の上を滑走する者がいる
見るとそれは女の子だ
着ているのはオレンジと白を基本にしたフリフリの改造セーラー服、といったところか。
傍目に見てアイドルかなんかにしか見えない。
そんな彼女が海の上を滑るように走るのは、何の知識もなく見るととてもシュールである。
しかし、この世界においてこのような光景はむしろ当然のことなのだ。
彼女の後方を確認すると、それに追随するように一回り小さな女の子たちが5人ほど並んで追走している。
彼女達は皆、揃いの黒いセーラー服にスカート、白いネクタイに月の飾りを身に付けている。
服装はだいたい同じだが、髪色はバラバラでそれぞれ印象は違う。
そもそもなぜ集団で海上を横断しているのか。
それは彼女達が海軍の任務でそうしているからだ。
彼女たちは軍役に服している。
しかし、それにしてはおかしい。
皆、女性なだけでなく、若すぎるからだ。
先頭を走る彼女が最も年上のようだがそれでもせいぜい高校生くらいにしか見えない。
後方の5人に至ってはどう見たって小学生程度だ。
だがそれには理由がある。
今この世界では彼女たちのような存在が最重要戦力として扱われているためである。
「よ~し!みんな、もう後は帰還するだけだよッ♪周囲の警戒は怠らず、那珂ちゃんの後についてきてッ!」
先頭を往く彼女がそう呼びかけ、後方の子たちがそれに応える。
「は~い・・・・っぁあ~メンドー」
「こら、たるんでるよもっちー」
「だってさぁ~こんな南のほうまで遠征なんて、かったるいんだもん。日差しも強くってやる気でないったら」
黒髪の子が茶髪で眼鏡の子に叱責するが、気に留めず愚痴を言う。
「たしかにあついよねぇ~、はやくかえっておふろはいりたいー」
「警戒しろお前たち、ここは決して安全じゃない」
もう一人の茶髪の子が同調するが、銀髪の子が皆をたしなめた。
「もう半分は切ったんだ、最後まで無事帰還できるよう、油断禁物だぞ」
そう緑髪の子は銀髪の子の後に続く。
そんな5人の子たちの話を聞きながら、先頭の彼女は何か気分でも紛らわそうかと呼びかけようとするものの、今は任務中なのを思い出して自重する。
実際自分も同じ気持ちなのだ。
南の太陽の日差しはともかく強い。暑さで集中力が切れそうになり、髪が痛むのを気にしてしまう。
余計な口をだしそうになったのを誤魔化すように胸に手を当てる。
するとそこから光が
光がだんだん形を持ち始め宙にそれが形成されてゆく。
それは航空機の形をしていた。
ただ、手に持てる程度の大きさだ。
彼女はそれを手に取り、腕に付いた小型のカタパルトに装着する。
腕を宙に伸ばし、装着したそれを飛ばした。
パシュゥンッ!と勢いよく飛び上がり彼女から一定の距離をとるとそれに変化が起きた。
それに光が溢れ、包まれ霧散すると、それの大きさが先ほどの何倍にも巨大化したのだ。
大型のラジコン飛行機くらいの大きさになったそれはグングン上昇した。
それは”艦載機”である。
よく見るとその艦載機に乗っているのは相応に小さなヒトである。
非常に摩訶不思議な光景だが、彼女たちに全く動揺はない。これもこの世界では当たり前のような出来事だからだ。
発射した彼女は艦載機に意識を向け、それを操る。
そして中にいる小さなヒトとの感覚を同期し、視界を共有する。
すると海の上を往く視界から上空から
このような異能を持つ彼女、いや彼女たちは人間ではない。
見た目は人間と区別がつかないが、人間よりも遥かに力が強く、頑丈である。
加えて先ほどのような異能もいくつか所有しているのだ。
そんな彼女たちは軍に所属し、現在任務を遂行中である。
”艦載機”を飛ばし、周囲の警戒を取っていると艦載機から思考を受け取り、どうしたのかと視界を切り替える。
見えたのは近くにある島の海岸線。
そこにいるナニカ。
ヒトの形をしているが、特徴的な異形をもつソレ。
ソレの姿かたちを自分の記憶にあるものと結びつき、認識した瞬間。
ゾクッッ!!!!
思考が真っ白になった。
航行するのも忘れ、足が止まる。
胸の中が重くなり、胃がひっくりかえりそうになる。
思わず手を口に付いた。
呼吸が浅くなり、意識がもうろうとし始める。
後方にいた5人がどうしたのかと隊列を乱し、彼女に呼びかける。
「――――――ッ――――――ッ!」
周りの子たちが呼びかけるが言葉として認識できない。耳が滑ってしまう。
先ほどまでのんきしてた気分が一気に崩れ、ここが凄惨な危険地帯の領域かなにかに見えてしまう。
なぜ
なんで
なぜ
「ふッ・・・・ふ・・・ぅッ!・・・・」
呼吸が乱れ、立ってられなくなる。
周りの子が思わず支え、倒れるのを防いだ。
見ると彼女の眼の焦点があわず、カチカチと歯が震えている。
ほかの5人はこれはただ事ではないと認識し、一気に気を引き締め、警戒する。
しばらくして立ち直ったのか、支えられた手を放し立ち上がる。
しかし顔はまだ青いままだ。
「みんな・・・・心配してくれてありがとう、もう大丈夫・・・・」
「ほ、ほんとに大丈夫なの?」
「おかおまだまっさおだよ~?」
周りは心配したままだがもうそんなことを気にしている場合ではない。
「みんな・・・・よく聞いて・・・・第一級緊急情報報告を発令するよ」
「「「「「!!!!!」」」」」
それは集団で情報を持ち帰り、必ず情報が届くようたとえ仲間が危機的状況にあっても無視し、最後の一人が報告できるよう他を捨て駒にしてでも任務を遂行するという極めて重大なものなのだ。
緩かった雰囲気からの急な状況の変化に一同は動揺する。
「いい?『ソロモン諸島南部の島の海岸線にて
「あ・・・悪魔って・・・・」
「駆逐されたはずじゃ・・・・」
皆一同、顔が青くなる。
「そう・・・・そのはずなの・・・・」
そう言って彼女はこめかみに片手の指を当てる。
視界を艦載機のものに切り替え、ソレを再確認する。
いる。
やはり見間違いではない。
できるなら間違いであってほしかった。
暑さで錯覚を起こしてるだけならどれほどよかったか。
気付かれてはいないのか、こちらを迎撃するそぶりは見受けられない。
島の中の森に向かって移動しているようだ。
気付かれていないなら好都合だ。
このまますぐに帰還して本部に通達しなければ。
これが遠征任務でなく、出撃任務中であればすぐその場で連絡が取れたのに。
連絡手段に制限があることにもどかしさを感じずにはいられない。
「でも確かにいる。幻なんかじゃないよ」
「そんな・・・・」
「こ、こっちにきづいてない~?」
認めたくない事実を突き付けられ、全体の士気が下がっていく。
「そこは大丈夫みたい、気付いていたら今頃接敵してるはずだし・・・・」
「
「最強クラスの”深海棲艦”と戦うなど・・・・考えたくもないな・・・・」
「逸脱した”艦娘”じゃない私たちじゃ、あっという間に殺される」
「ぅあ・・・・ぁ・・・・そんなの、いや・・・・」
このままもめている場合ではないと気付いたリーダーの彼女は皆に発破をかける。
「とにかく!気付かれていない今のうちに全速で帰還!みんな那珂ちゃんについてきてッ!」
意見などあるはずもなく、隊列を直し再び彼女たちは海上を走り、帰るべき場所へと地平線に消えていった。
”深海棲艦”
それは今この世界に害をなしている人類の敵である。
世界にはかつて大きな戦争があった。
だがそれももう過去のこと。
いまだに人類同士での争いは一部で起きているものの、概ね平和だといえた。
かつての大きな戦争が終わり70年の時が過ぎようとした頃。
2013年の4月
そいつらはやってきた
客船が何者かに襲われたのが異変の始まりだった。
被害から明らかに軍用の兵器が使用された形跡。
国際的問題に発展するのは当然だった。
しかし、それから間もなく世界各所で起こる沈没事件。
被害にあったものはほとんどが生還できず。
情報が遅れた。
世界は混乱した。
かろうじて救出、生還できた僅かな生存者から聞き出しても要領を得ないものばかり。
やれ化け物に襲われた。UFOの群れに攻撃された。人が海の上にいた。
そんな馬鹿なと否定しつつ、各国は艦隊や攻撃機を出し、未知の敵に備えた。
そして人間達は邂逅する。
人類の外敵に。
敵について知らなかったのが原因だろう。
初手は人類側の大敗北であった。
だが少しずつ拮抗していく。
敵は人間大から小型のクジラ程度の大きさで、攻撃手段が砲撃、雷撃、ドローンのようなものからの機銃や爆撃、雷撃であった。
人類が取れる手段と大きく変わらず、攻撃の多様さでいえばこちらのほうが優位だと当初は考えた。
だがそれは間違いであった。
こちらが使う手段は基本的に大きなものに対して使用する物。
だが先ほど言ったように相手は人間大から小型のクジラ程度の大きさ。
人類の兵器は時代と共に改良を成され、その時代に合った最適化をする。
敵に使用するにはおよそ不適合といえた。
人間大に使用するよう想定しておらず、砲撃は当たらない。当たっても一撃では倒しきれない。
機銃を使おうにも、当たっても敵の手前でバリアのようなもので阻まれる。
ガスや広範囲の焼却による酸欠など趣向を変えても効果がない。
だがまったく対抗できなかったわけではない。
敵ドローンの届かない超高度から爆撃機による爆撃や核という最終手段があった。
だがそれは費用対効果があまりにも悪過ぎる。
敵は数えきれないほどいるのだ。倒すのにかかる資源や費用があまりにも釣り合わないのだ。
それに対して敵は人間大の大きさで海の上を高速で自由に移動する機動力、人間大の大きさで放つ砲撃はこちらを轟沈させるに足る威力、戦闘機と比べてもドローンも小型で空中で静止できたりと脅威は尽きない。
人類は敗北に敗北を重ね、シーレーンも抑えられてしまう。
制海権を奪われ、資源が制限された人類は急速に衰退していった。
やがて敵の領海ではジャミングが張られ、より攻略を困難にさせた。
力のないいくつかの国は滅んだ。
輸入大国である日本は特に衰退が激しかった。
特に食糧問題は熾烈を極めた。
戦後と比べて人口は格段に増え、豊かになった。
そこからの急激な貧困である。
あちこちで暴動が起き、日本は敵との戦いどころではなくなった。
見る見るうちに衰退していき、日本の滅亡がはっきりと見え始めるほどであった。
日本はなりふり構わなくなり、なんにでもすがった。
そして見つけた。
寄りによって希望を見出したのはオカルトの存在だった。
余裕があるうちなら頭ごなしに否定し、却下されただろう。
海上自衛隊から海軍へとシフトしたことを見ればどれほど危機的状況かわかるだろうか。
日本はそれほど追いつめられていたのだ。
妖精
それが日本がすがった存在である。
生態や文明など全くの未知で、認識できるものもごくわずか、とある一族が代々交流していたという。
妖精たちは人類の懸命な努力によって手を貸してくれた。
そして奴らに対抗する手段を手に入れた。
僅かに回収できた敵の死骸を調べ、それがかつて第二次世界大戦中に沈没した軍艦達の怨念が形になったものと推測した。
そこから敵の名称は”
それらを調べ、こちらも似たものを開発し対抗する。
それが妖精たちの答えだった。
そうして創造されたのが敵の死骸から回収し、洗浄した魂やまだ汚染されていない艦隊の魂に器を作り、妖精の力を宿すことによって敵に対抗できる存在が生み出された。
それがかつての艦隊の記憶を持ち、戦うために生まれた女の子たち。
”
なぜ創造される存在が女性ばかりなのかははっきりしない。
妖精の趣向なのか、それとも軍艦は女性として例えられたという概念がそのような作用を起こしたのか。
ともかく。
彼女たちの活躍によって日本は持ち直すことができたのである。
深海棲艦を打ち倒し、次々と制海権を取り戻した。
彼女たちには艦種によって幅があるが、魂に物を収納する異能を持つ。
そこに燃料や弾薬などを収納し、そこから艤装と呼ばれる装備の稼働や砲弾の装填などを行える。
それを利用し、衰弱した日本に必要な物資や食料などを大量に運ぶなど、もはや今の日本に、いや今の世界においてなくてはならない存在になっている。
だがやはり艦娘の登場初期にはさまざまな問題が起きた。
まず妖精を認識できる者が極めて少ない。
妖精とのコンタクトができなければ多大な不都合が起きてしまう。
妖精は基本認識できる者にしか懐かないしいうことを聞かない。
そのせいか妖精の力を宿す艦娘たちは妖精を認識できない者、”霊力”を持たない者に歩み寄ろうとせず、警戒し命令を聞かなかった。
そう、海軍に妖精を認識できる者はほとんどなく、民間人から海軍に引き抜いて艦娘たちを運用することになる。
それまで一般人として過ごしていた者たちが仕事を解雇され、急に軍として働かなければならない。
そして今まで住んでいた所から海の見える泊地へと追われる。
そんな彼らは現状に不満を抱いても従わざるを得なかった。
中には国に貢献できるという使命感から拙いながらも艦娘との絆を深め、活躍できる者もいた。
かわいい女の子たちと交流できて役得だと考える者もいる。
だが不満を解消できず、そのストレスの行先を艦娘にぶつける者がいた。
人間ではないこともそれに拍車をかけたのだろう。
殴ったり、罵声を浴びせるだけでなく、果てには性的暴力を振るうものすら現れた。
当初無垢だった彼女たちは助けを求めるという手段を知らず、事は深刻な事態を引き起こすことになる。
ある日、とある鎮守府から連絡が途絶えた。
調査に向かうと、そこには半壊した鎮守府があった。
内部には提督らしき肉片と近くにある頭に赤い華を咲かせている少女たち。
そしてまだ生存している、幼い少女たちを必死になだめている提督以外に勤務していた大人たち。
気付いてやれなくてすまない、と涙を流しながら献身的に接していた。
残っている彼女たちは皆重度の鬱を発症していた。
状況を調べるとここの提督は艦娘たちに無茶を強いり、毎日暴力と罵声をぶつけ、艦娘たちのその肢体を
精神の限界を迎えていた彼女たちにとどめを刺したのは提督の言葉。
ある日とうとう轟沈する者が現れた。
ついに我慢の限界でみんなで提督に詰め寄った。
その提督はこともなげに轟沈した艦娘に対して、あいつは生意気だったとか、だが具合が良くそんなあいつを手籠めにするのは最高だとか、艦娘たちの不快感の手前豪語する。
しかし彼女が沈んで惜しむ様子を見せ、このクズにも欠片でも情があると彼女たちは思いとどまる。
しかし
「あ~でもまた建造すりゃいっか!記憶まっさらでまたあの生意気な態度が折れるのを見るのが楽しみだ!」
艦娘たちのたまりにたまったフラストレーションはついに爆発した。
人間をはるかに超える筋力はそいつの五体がはじけ飛ぶのに何の抵抗もいらない。
機銃で末端がはじけ、拳で内臓をグシャグシャにし、掌で腕や足を引きちぎった。
あちこちに砲撃で暴れまわりようやくほかの者たちが事を知ることになる。
僅かな希望が
残っていた艦娘は自殺したくないわけではなく、あまりの絶望の大きさに行動することすらできなかったのだ。
これがただの少女だったならここまでの事態には発展しなかった。
だが、彼女たちははじけた。
彼女達はその身に強大な力を秘めていた。
故に起きた悲劇であった。
上はひそかに各鎮守府に探りを入れた。
中には大なり小なりあの鎮守府と似たような状況を作っているところが発覚した。
国はこれを非常に重く見た。
まだ国が混乱にある中、艦娘に関する法を最優先に着手した。
艦娘に対する非道は基本極刑に処すことになった。
そして彼女達に対するイメージアップを
作られし兵器ではなく、人類を救うために生まれてきた存在だと。
艦娘たちはみな若く見目麗しいのが手伝って思うより早く浸透した。
衰退した芸能界のプレゼン力を借り、本当の意味での
そして引退した彼女達には人権が与えられた。
宿した妖精を手放す”解体”と呼ばれる処置を施した彼女たちは、身体能力は人間より高いが霊力をほとんど扱えなくなり、ゆっくり歳を取っていく。
そして人の子を身籠ることができるようになり、社会に溶け込んでいったのだ。
これほど艦娘に対して優遇するのにはもちろん理由がある。
人間の都合で生まれ、人類のために武器を手に取る彼女たちに対して出せる最大の誠意、というのもあるが、何より彼女達や妖精に見限られたら今度こそ日本は、いや人類は終わる。
それほどに事を重く国は受け止めていた。
かくして歴史は流れ、深海棲艦が現れてから30年以上がたった。
第二次世界大戦は一世紀以上も前の出来事となり、いまは艦娘と深海棲艦との戦争が今も続いている。
深海棲艦も次々強力な個体が現れ、人類側も工夫を凝らし試練を乗り越えていく。
いま世界は人類の共通の敵と立ち向かうことでようやく統一したのだ。
さて話を切り替えてこのお話の主人公について語ろう。
深海棲艦には時折認識されている性能を大きく逸脱して生まれる異常な個体が発生することがある。
鬼級や姫級といった討伐レートSランクを超える特別個体とは別に、いわゆる量産型の個体から発生する亜種や覇種のようなものである。
有名なのは『空母ヲ級』と呼ばれる個体の最強化版か。
改フラグシップとも呼ばれるそれは通常の個体よりはるかに強く、討伐レートもSに届く。
そういった個体は
主人公のことを『悪魔』と勘違いしたのは主人公と同じ種にそれがいたからである。
その種は特殊で世界に一体しか存在せず、一定の領域にしか生息しない。
しかし討伐すればしばらく時間をおいて同じ個体が生まれてくる。
しかもこの個体、通常でもSレートに届きうる強さを秘めている。
そんな種の特化個体が主人公の前任であったのだ。
そいつの討伐レートは設定できる最高の
歴史上片手の指にも届かない数の最上。
彼女の前任は当時最強の深海棲艦であったのだ。
あまたの犠牲の果てに駆逐が叶ったが、そのおぞましいほどの力に畏怖し、『悪魔』という極めてシンプルな二つ名が付いた。
そんな彼女とその前任の種族の名は
”戦艦レ級”という
※逸脱した艦娘:ゲームでいう錬度99の壁を突破したもの
この作品では実力と提督との絆で限界まで極めたのを、妖精が作る特殊な指輪によって更なる力を手に入れた艦娘という設定。さらに艦娘によっては固有の能力を発現することも。
たとえば戦艦『長門』なら、甘いものを食べると急速にパワーを回復するとか、敵首領に対して特効があるとか(クロスロード神拳)、はたまた某怪獣王のような放射能ビームをだせるとか(ビキニ環礁での原爆実験から)
軍事的な要素は結構適当です。あまりそっち方面は明るくないんです。
なので違和感を感じるところもあるかもしれません。
追記
デイリーランキング5位だなんて・・・・
自分が好きで描いた作品が認められるってすごくうれしいです。モチベーションも上がって執筆速度が上がっています。
次話ですが、間に合えば1月8日の12時00分に投稿できる予定です。