けど、このエピソードだけは触れておかないとね
なんてったって、二人の出会いですもの
では、どうぞ〜
森のおじいちゃん?マオとスイレンと森の出会い
アローラ地方の空は青く、日差しが差し込むポケモンスクールの校舎は、今日も生徒とポケモンで賑わっている。
ネッコアラの鳴らす鐘の音が響き渡り、時間を知らせる。ぜったいねむりという特性を活かして、あのプリンにまで打ち勝ってみせるという何気なくすごい光景も、既に良き思い出……何があったのか気になる人は、アニメ版56話をチェケラ!
『今何か妙な気配が……気のせいか?』
さらりと鋭いルカリオはスルーして、今日も今日とて、サトシたちは元気に日常を謳歌している。ほしぐもとの出会いから、彼らの生活には様々な変化が訪れた。
リーリエと母親との確執がなくなり、彼女がジェイムズたちのいる屋敷に引っ越したり、ククイとバーネットが結婚してから、サトシを含めた3人での生活が始まったりと、今までと違うことも多くある。
それでもその変化を良いものとして受け入れ、彼らは今日も目一杯今を楽しんでいる。
おや、何やら話をしているようだが……
「ええっ!?迷子!?」
「ホウちゃんとスイちゃんが!?」
「怪我はしていなかったのですか?」
食事の手を止め、思わず立ち上がるサトシたち。みんなの視線を一身に受けているスイレンは、
「うん。2人ともすっごく元気。でも、」
『ポケモン?』
『うん!こーんなおっきいの!』
『たすけてくれた〜!』
『『これもらったの!』』
「ポケモンが2人を?」
「素敵です!」
「でかいポケモン……森にそんなのいるか?」
「うーん……もっと何か特徴がわかれば……」
事の顛末を聞いたサトシとリーリエは目をキラキラさせている。カキとマーマネはどんなポケモンか想像しようとしている。
「そういえば、何か貰ってたって言ってたけど」
「うん、きのみ。赤くて、小さめで、いい匂いがするやつ」
『それはきっとハバンの実ロト』
『そのきのみなら私も知っている。苦味の中に感じるわずかな甘味が特徴的だな』
ロトムが図鑑の画面にきのみを写す。最初に見たルカリオから順に、図鑑が回されていく。最後のマオがそのきのみを見ると、
「あぁぁぁぁっ!?」
と、突然大声を上げて立ち上がった。
「何何?」
「どうかしたのですか、マオ?」
「スイレン、このきのみって、」
「マオちゃんも思い出した?」
「もちろんだよ!じゃあ、ホウちゃんとスイちゃんが出会ったのは、」
「きっとそう!」
「「森のおじいちゃん!」」
「「「「森のおじいちゃん?」」」」
「ずっと前の話なんだけどね、あたしとスイレンも森で迷子になったことがあって、」
「その時助けて貰った、大きなポケモンに」
当時のことを思い出したのか、少し懐かしそうな顔で語る2人。
「あたしたちにとっては、とても大切な思い出でもあるんだ」
「大切な思い出、ですか?」
「うん。2人が初めて会った日」
「それ本当に結構前だろ?スイレンが今のホウちゃんたちくらいの歳くらいだったんじゃないのか?」
「だったかも」
「その話、俺も聞きたい!」
「わたくしも」
転校してきたサトシとリーリエ以外のみんなは、スクールに長い間通い、幼い頃からの付き合いがある。特にマオとスイレンの仲の良さは、時折リーリエも羨ましいと思うほどである。
そんな2人がどうやって出会ったのか。
気にならないはずもなかった。
「あれはね、スイレンの家族が今の家に来たばかりの頃だったんだけど……」
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親の挨拶回りほど退屈なものはそうない。せめて近くに川や池があれば話は別なのだが、あいにくこの食堂のそばにはそれらしきものは見当たらない。
そんなわけで、幼いスイレンは小石を手に、近くの土に落書きをして暇を潰そうとしていた。ホウやスイと違い、元気いっぱいとは言えない、どこか落ち着いている雰囲気。
「なにしてるの?」
ぼんやり気味に絵を描いていたスイレンを現実に引き戻したのは、突然かけられた声だった。見上げると、少し高くなっている段の上から、自分を見下ろしている女の子。
快活な笑顔に、健康的な肌色、長く伸ばした髪。幼い頃のマオである。マオがスイレンの前まで降りてくる。
「あたしマオ!アイナしょくどうのかんばんむすめ!あなたは?」
「……スイレン」
驚きからか、その時差し出された手を、スイレンは握ることができずに、ポツリと名乗っただけだった。
『へ〜。スイレンって子供の時、人見知りだったの?』
『うん……緊張してた、かも』
『今じゃ想像もつかないな、それ』
『お二人は幼い頃に出会っていたのですね』
『幼馴染ってやつか?俺とシゲルみたいなのかな?』
『で?その後どうしたの?』
「スイレンね、よろしく!」
「へ?」
言うが早いか、マオはさっとスイレンの腕を取り立ち上がる。
「おとうさーん!スイレンと、あそんでくる!」
「おー、気をつけてな」
「はーい」
「……ほぇ?」
何が何やら分からぬまま、気がつけばマオに連れられ森の中。木々を抜け、穴をくぐる。突然すぎてマオに引っ張られるがままのスイレンは、なんだか目が回りそうだった。
『昔はあたしの方が運動する感じだったのにね』
『運動苦手なスイレンって、全然イメージできないですね』
『というかマオのやってるのって、無理矢理連れ出したようなものなんじゃ?』
『まぁまぁマーマネ。結果的に2人が仲良くなれたんならいいんじゃないか』
『そうそう。で、森の中で何してたの?』
「ついた!」
「……ここは?」
「えへへ。あたしのおきにいりのばしょなんだ!」
マオがスイレンを連れて行ったのは、森の中の開けた空間。色とりどりの花が咲き、甘い香りが辺りに漂う。思わずスイレンも見とれるほど、その光景は綺麗だった。
「こっちこっち」
マオがスイレンの手を引き、花園へと入って行く。お気に入りの花を見つけたのか、その場に座り込むマオ。当然手を繋がれているスイレンも座ることになるわけで、
「ふわっ……あおいはな……」
その目の前に咲いていたのは、まるで海の色のような、深い青色の花。思わずぼーっとその花を見つめていると、手に何か巻かれる感触がした。
「できた!」
「……これ」
笑顔のマオがスイレンの手に巻いたのは、先ほど見ていた青い花を使って作った花飾りの腕輪。幼いながらもなかなか器用に花を結んで見せたマオ。さながらキュワワーの作る花の輪にも見える。その作品をスイレンは驚きの表情で見つめる。
「なかよしのしるし、ね?」
「……ありがとう、アイナしょくどうさん」
「ちがうよ」
「えっ?」
「ともだちでしょ?だったら、マオちゃんって呼んで」
「……マオちゃん?」
「うん!」
『じゃあ、スイレンがマオだけちゃんづけなのって、』
『うん。この時からずっと、マオちゃんはマオちゃんだったから』
『いやぁ、なんか嬉しくなること行ってくれるね、スイレンも』
『素敵なお友達のなり方ですね』
『で、で?森のおじいちゃんとはどう出会ったの?』
花飾りを通じ仲良くなった2人。花園の外へと出て、あたりを探検し始める。ツツケラやアブリボンと触れ合っていると、ふと茂みの中に見慣れない影が。
緑と白の体に、どこか老人を連想させる顔。しかしそんなポケモン、今まで見たことがなかった。
「マオちゃん……」
「おとうさんいってた。しらないポケモンをみたら、そ〜っとにげなさいって。すぐにはしらないで、ゆっくり、ゆっくり……」
なるべく視線を外さないようにしながら、後ずさりする2人。と、そのポケモンが顔を隠したかと思うと……
「バァァー!」
突然、目を見開き、耳を立て、大声をあげた。
「「いやぁぁぁ〜っ!」」
あまりにも突然のことに、2人は一目散に逃げ出した。行先もまったく考えずにただひたすら走り続けた2人が止まったのは、疲れてもう走れなくなってから。辺りを見渡しても、自分たちがどこにいるのかなんて、わからなかった。
「ここ、どこ?」
「わかんないよ……ぅっ」
辺りを見渡していたスイレンの耳に入ったのは、ずっと明るかったマオの沈んだ声。目に涙を浮かべ、しゃくりをあげるマオ。
「もどれなかったら、どうしよう……あたしがスイレンをさそっちゃったから……」
「マオちゃん……あっ」
何かないか、何かできないかと、辺りを見るスイレン。と、目に入ったのは赤く、小さなきのみ。ハバンのみだ。
そっと拾い上げて見るスイレン。食べられるのだろうか?好奇心と子供故の怖いもの知らずさから、初めて見るそのきのみを口に含むスイレン。
……言わなくてもわかると思うが、見ず知らずのものを口に含むのはやめましょう。毒があると大変なので。
まぁ、スイレンの場合、一応そのきのみは食べられないことはない。毒もないし、特に人体に悪影響があるわけでもない。ただ敢えていうなら、
「〜〜〜〜っ!?」
とても苦いのだ、子供には。と、同じきのみが落ちているのを見つけたスイレン。何か思いついたのか、そのきのみを拾い上げる。
「マオちゃん、このきのみ、おいしいよ」
「……ほんと?」
「うん」
穢れのない天使の如き笑顔に促され、マオはきのみを口に入れる。ただ、先ほども言った通り、
「はわぁぁっ!?にがい〜!」
そう、苦いのである、とても。
「スイレンのうそつき!」
「ごめんなさい。でも、よかった」
「なにが?」
「マオちゃん、なきやんだ」
そう言って、てへっ、と舌を出すスイレン。自分のことを気遣ってくれたのだと、マオが気づくと、
「ぷっ」
思わず笑顔が溢れる。
「ありがと、スイレン」
「どういたしまして……あれ?」
「あれ?……なんかさっきほど」
「にがくない……あまい」
「にがいけどあまい……にがあまだね」
ふふっ、と顔を見合わせて笑う2人。既に不安などなく、なんだか楽しい気持ちになっている。
『思えばあの頃からスイレンはちょこちょこ嘘つくんだもん』
『えへへ』
『けどまぁ、それで2人がさらに仲良くなったんだな』
『ハバンのみは、2人の思い出の味ってことだな』
『思い出の味……いいですね』
よく見ると赤いきのみがまるで道を作るように連なりながら地面に落ちており、好奇心の方が優った2人は、その後をたどって見ることに。
「あっ、このへんしってる!かえれるよ!」
「にがあまのおかげ」
道を辿りながら拾ってきたきのみを一粒ポケットから取り出す。と、
「あっ」
ポロリときのみを落としてしまうスイレン。少し坂道になっているからか、きのみはどんどん転がっていってしまう。
「まって、にがあま!」
「あ、スイレン!きゅうにはしりだしたら、あぶないよ!」
そんな言葉が投げかけられても、スイレンはついついきのみを深追いしてしまった。そしてその先には、
———道がなかった。
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「崖から落ちた!?」
「うん。すっごくびっくりした」
「あたしなんて心臓止まるかと思っちゃったよ。助けようとしたら、あたしまで落ちちゃって」
「どうやって助かったのですか?」
「助けてくれた、森のおじいちゃんが」
「うん。空飛んできて、背中に乗せてくれたの」
『空を飛ぶおじいさん……ビビッ!わかったロト!』
ロトムがわざわざアローラ探偵ラキのカツラを取り出して、ドヤ顔を決める。
『2人を助けた森のおじいちゃん……その正体……この名探偵ロトムには、マルっとお見通しロト!』
「おっ、さすがロトム!」
「で、で?なんてポケモンなの?」
『ズバリ、ジジーロンロト!ドラゴン・ノーマルタイプのジジーロンは人間の子供と遊ぶのが大好きロト!』
「あっ、そうそうこれだ!」
「うん!あの後、いっぱい遊んだ!」
「俺も会いたいな〜……なぁ、今日探しに行ってみようぜ!」
「いいね!あたしもまた会いたいし」
「私も」
「ごめん、僕今日パパと用事が……」
「すみませんが、わたくしも。今日は珍しくお母様とご飯が食べられるので」
「俺も牧場の手伝いがあるしなぁ」
と、そんなこんなで放課後。結局ジジーロン探しにきたのは、マオ、スイレン、サトシの3人だけだった。
「この辺り……にがあまの木が一杯」
「ジジーロンが好きだったよね。近くにいるかも」
「ルカリオ、探れるか?」
『わかった』
地面に手を置き、周囲の様子を探るルカリオ。少し離れた茂みに、何やら大きな体を持つ気配が……
『あそこだ』
「えっ、ほんとに!?」
慌てて茂みに駆け寄るマオとスイレン。茂みの枝を軽く押しのけ、奥をのぞいて見ると、なんだか懐かしい目がこちらを見つめ返している。
白と緑の体に、おじいさんのような顔。そして長い首。間違いなく、あの時出会ったのと同じ、ジジーロンだった。
「森のおじいちゃん!」
「ほんとにいた!」
ジッとこちらを見つめるジジーロンに駆け寄ろうとするマオとスイレン。と、
「わっ、何!?」
「網?」
突然落ちてきた網に、ジジーロンとともに捕まってしまう。
「ジジーロン、マオ、スイレン!」
「『わっ、何!?網?』と聞かれたら、」
「聞かせてあげよう、我らの名を!」
「花顔柳腰羞月閉花。儚きこの世に咲く一輪の悪の花!ムサシ」
「飛竜乗雲英姿颯爽。切なきこの世に一矢報いる悪の使徒!コジロウ」
「一蓮托生連帯責任。親しき仲にも小判輝く悪の星!ニャースで、ニャース」
「「ロケット団、参上!」」
「なのニャ!」
「ソーナンス!」
「ロケット団!」
「そうよ。なんだかとっても久しぶりな気がするけど」
「まぁ、実際には裏で色々やってたんだけどなぁ」
「そんニャ話は置いておくのニャ」
本当にいつ以来だったかが思い出せないが、それくらい久しぶりの登場ゆえか、いつもより張り切りながら口上を述べるロケット団。どうやらジジーロンを狙ってきたらしい。
「ジジーロンたちを離せ!」
「ん?たち?」
「あ、ほんとだ。よく見たら緑と青のジャリガールが混じってるわ」
「ニャーたちの目的はジジーロンだけニャ!おミャーらはお呼びじゃないのニャ!」
「捕まえたのそっちでしょ!」
「森のおじいちゃん、守る!」
「へん!あんたたちならどうとでもなるのよ!ミミッキュ!ソーナンス!ジャリボーイを抑えるわよ!」
「ケケッ!」
「ソーナンス!」
「行くぜ、ピカチュウ、ルカリオ!」
「ピッカァ!」
『ああ』
ウッドハンマーとアイアンテールが宙で激突する。因縁の戦いを始めるピカチュウとミミッキュ。一方ソーナンスと、ポケベースの特訓の時使ったのと似たギプスらしきものを着けたニャースがルカリオの前に立つ。
『二体がかりか』
「ふふふ。この戦闘用パワーアップギプスで、今のニャーはいつもよりずっと強いのニャ!おミャーも倒してやるのニャ!」
『借り物の力か……来い』
「さてと、俺たちはジャリガールたちをどうにかしますか」
他の2人にサトシの足止めを任せ、コジロウはジジーロンたちを捉えた網に近づく。ジジーロンを守るように、マオとスイレンが前に出る。
「森のおじいちゃんは、絶対渡さないから!」
「守る、絶対!」
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「ロローン!」
突然聞こえた大きな咆哮に、ピカチュウたちのバトルが止まる。声の主、ジジーロンが、首をもたげ、網を力任せに引きちぎった。
「うっそん!?」
「こ、これは、」
「なんだかヤな予感……」
ジジーロンが、力を込めて風を巻き起こす。渦を巻き、徐々に大きくなっていく風。遂にはその風がロケット団全員を巻き込む。
「えっ、まさか」
「とんでもなく久しぶりに……」
「あれ言う時ニャ?」
「ソーナンス」
「「「ヤなかん……」」」ガシッ
バラバラに飛ばされていたはずのロケット団が、渦巻きの中で纏まる。いや、正確には纏められる。二本のがっしりとした腕によって。
頭上を見上げると、もう見慣れたピンク色。
やはり来ました、キテルグマ。
「あ、やっぱり?」
「ほんとどこにでも来るなぁ」
「じゃあやっぱりあっちニャ」
「ソーナンス」
「「「何この感じ〜」」」
そのまま風に連れ去られるように、ロケット団は、退場した……
「なぁ、ピカチュウ」
「ピィカ?」
「なんか俺も、すごく久しぶりにあいつら見た気がする」
「ピーカ」
「……うん。なんか安心した……ってのも変かな?」
「ピーカチュウ」
「だよな」
「また助けられちゃったね、おじいちゃんに」
「うん……ねぇ、覚えてる?私たち?」
マオとスイレンがゆっくりジジーロンに歩み寄る。ジジーロンの顔が2人に向く。
ぶぉぉぉ、と激しく息が吹きかけられる。それはかつて幼い日に、ジジーロンが自分たちにしてくれたのと同じ。
「覚えててくれてるの?」
ゆっくりと、けれども確実に、ジジーロンが頷く。その瞳はロケット団に向けていたような強いものではなく、孫を見守る祖父母のような、優しさのこもったものだった。
「ジジーロン、あのね……ありがとう」
「さっき助けてくれたこと。ホウとスイを助けてくれたこと……それに、ずっと昔に助けてくれたことも」
「ローン」
ジジーロンの大きな体に抱きつく二人。そんな二人の様子を、サトシは少し離れて見守っている。
「森の中でみんなを見守る存在、か……」
何故だろう。ふと思い出したのは、ある森で眠りについた青の伝説。森やポケモンたち、そして人々を救い、長い長い眠りについたあのポケモンは、今尚眠っているのだろうか。
「また、訪ねに行かないとな」
「ピカ?」
「お前も助けてもらったもんな、ゼルネアスに」
「ピカピーカ!」
「だな。よーし、俺も乗せてもらおっと!ジジーロン!」
立ち上がりジジーロンへと駆け寄るサトシ。そんな彼も、ジジーロンは羽を広げ、迎え入れる。
その日の森は、笑い声が溢れ、いつもよりずっと賑やかだったとか……
流星の中にいるかのような空間を、小さい紫の影が飛ぶ。好奇心に突き動かされるように、彼はあちこちの世界に飛び込む。探しているのはただ一つ。どこからともなく届いて来た、眩く暖かい光。
「べべ?」
しかしその空間をさまよっているのは彼だけではなく……
赤い体躯のもの、美しい女性らしいもの……
様々な生き物が、その空間を通る……
そして彼らは着実に近づいていた……
サトシたちの住む、あの世界へ……
………… To Be continued
ポケモンスクールで授業を受けていた俺たち。
と、突然の訪問者……って、ルザミーネさん!?
俺たちをウルトラガーディアンズに?
ウルトラホールを抜けて現れた赤色のウルトラビースト。
そいつを元の世界に返すために、いざ出動だ!
次回、XYサトシinアローラ物語
出動!ウルトラガーディアンズ!
みんなもポケモン、ゲットだぜ!