またまた期間が空いてしまいました(*- -)(*_ _)ペコリ
一週間以内に更新出来たら良いなぁ…(震え声)
では東方解放記録スタートです。
レミリアが驚愕している隙をついて、優希と魔理沙はもうスピードで接近した。
『あの小娘が私の弾幕を使うとは…これは予想外だ』
驚愕しつつもレミリアは冷静であった。
『はぁ!』
魔理沙が弾幕を放つ。
『フッ、鈍い鈍い!』
すると、背後に優希が素早く回り込んでいた。
『だからボクを忘れてもらっちゃ困るな~』
そう言いつつ、強烈な弾幕をレミリアに向けて放つ。
『チッ!こざかしい小娘だ!』
弾幕は直撃したものの、あまりダメージは入っていないようだ。
『あんまりダメージは入ってないなぁ…どうしよう…』
啖呵を切ったのは良いものの、早くも優希は諦めムードに入っていた。
しかし、魔理沙は諦めていなかった。
『レミリア!私が正気に戻してやる!』
魔理沙は交戦を続けている。
『まぁ、魔理沙が頑張ってるしボクも頑張るか~』
…啖呵を切ったのは優希であることは黙っておこう。
二人は果敢に攻めていた。
『フッ、良いコンビネーションだ。だが、この私には無意味だ』
軽々と避けられてしまう。
『くそっ!当たらない!』
『当たらないなぁ…』
どちらも攻防譲らぬ戦いを繰り広げていた。
しかし、この戦いに『異変』が起こった。
それは...
『さぁ…異世界より来たれり住人よ…この世界を救う少女を助けたまえ…』
この戦いを密かに監視するものがそう告げると、突如空間から激しい光が現れた。
『フッ…異世界の『サイヤ人』よ…お前にこの少女を救えるか…?もし救えなければ.....』
『殺すぞ…』
少し時間を巻き戻して、優希と魔理沙は攻撃の手を緩めず、弾幕やスペルカードを放ち続けていた。
『はぁ…はぁ…優希、こっちにもう決定打がないぞ…』
『言われなくても分かってるよ…うーん…どうしようかなぁ~…』
『どうした?もう種切れか?フン…つまらん余興だったな。さて、もう飽きた。そろそろ始末してやろう』
そう言ってレミリアはスペルカードを発動した。
『スペルカード発動。紅符『レッドマジ…』
スペルカードを発動しようとしたその刹那、突然空間に激しい光が放たれた。
『っ!?なんだ!?』
『ま、眩しい!』
『これは…!』
数秒後、光が収まった。
すると、光が発していた場所に『一人の人物』がいた。
『うーん、ここはどこだ?声が聞こえたと思ったら突然飛ばされたぞ?』
その謎の人物は『男』だった。
『あれは…?』
『あの人は誰だろう?』
すると、レミリアがその男に話しかけた。
『貴様…何者だ?』
『おっ?レミリアじゃねぇか。どうしたんだ?こんなところで』
『それはこっちのセリフだ。貴様は何者だと聞いている』
『今日のレミリア何かおかしいぞ?どうしたんだ?』
こんなやり取りを続けていると、レミリアが痺れを切らした。
『貴様は何者だと聞いている!答えるつもりが無いなら強行手段でいくぞ!』
レミリアはスペルカード発動させた。
『スペルカード発動!紅符『レッドマジック』!』
レミリアを軸に、波紋状に弾幕が展開された。
その男は微動だにせず、腰に納めていた木刀だけで、全ての弾幕を打ち落とした。
これにはさすがのレミリアも驚いた。
『なんだと!?この私のスペルカードを意図も容易く…貴様…』
レミリアは怒りに満ちている。
ここで、謎の男が『奇妙』な発言をした。
『お前、俺のいる『世界』のレミリアじゃないな?はぁ…さっきの光で飛ばされたって訳か…』
『さっきから何をいっている!いい加減に貴様は何者かを答えろ!』
『良いだろう。そんなに知りたいのなら教えてやる。俺の名前は『上条定夜』『元』人間で今は『サイヤ人』だ』
『サイヤ人だと…?聞いたことがない種族だな』
『私もそんな種族聞いたことがないぜ…?』
優希は心の中でこう思っていた。
『嘘でしょ!?サイヤ人って…ドラゴンボールのサイヤ人!?そんなことってありえるの!?』
『さて、異世界のレミリアよ』
『なんだ?光より現れしサイヤ人とやら』
『まだこの状況が飲み込めねぇがお前を一瞬の内に倒してやろう』
『ほう?この私をか?ふーむ…異世界の奴等は皆無謀らしいな』
『奴等?ということは、俺以外にも異世界の奴がいるのか?』
『貴様の質問に答えるつもりはない。知りたければこの私を倒してみろ』
『良いだろう。お前をぶっ倒して聞き出してやる』
と言って、レミリアが戦闘体勢になろうとしたその瞬間、定夜と名乗る男がレミリアに一気に接近し、ゼロ距離の位置にまで達していた。
『なっ…!?』
声を出す暇もなく、男は腰に納めていた木刀でレミリアを攻撃した。
一瞬だった。男はまるで『時を止めた』かの如く接近し、レミリアを攻撃した。
優希達は凍った。いや、何が起こったのか分からなかった。
動けなかった。
『.....えっ?』
『何が...起きたの…?』
レミリアは地面に叩きつけられ、立ち上がることが出来ない。
『がはっ…な、なんだ今のスピードは…み、見えなかった…』
すると、男が降りてきて、レミリアを見下ろした。
『だから言っただろう?一瞬だって』
すると、レミリアの顔に笑みが零れた。
『フッ…フフフ…実に良い…』
『な、なんだぁ?叩きつけられて笑ってるぞ…Mなのか?』
すると、突然レミリアの体が光始めた。
『フッ、一旦退くとしよう。定夜とやら、次は更なる力で相手になろう。それまで暫しの休戦だ』
そう言って、レミリアは消えた。
『消えた…一体何だったんだ?』
『終わったのか?』
『終わったみたいだね…』
こうして、意外な形でレミリアとの戦いに終止符が打たれた。果たしてこの男は何者なのか?この男は味方なのか?次回、この男の全てが判明する.....
さぁ~出てきましたよ男性キャラ。( ´・∀・`)
いやぁ~この男の子は実は多作品のキャラクターで『東方螺旋録』という作品を手掛けている、作者『月人』さんのキャラクターなんですね(≡・x・≡)
いわゆる、コラボです。(o・ω・o)
今後もこの定夜君は重要人物として参加してもらうつもりなので( `・ω・´)ノ ヨロシクー
えっ?定夜君を呼び出したのは誰だって?
・・・・・
さぁ?一体誰でしょうね(白目&震え声)