約5ヶ月ぶりですが、東方解放記録をお楽しみください。
(約5ヶ月の期間が空いてしまっているので、内容が良く分からなくなるかもしれないですが、ご了承ください)
優希をゲストルームに運んださとり。さとりは、定夜に頼まれた通りに優希の心の中を見てみた。すると、「こ、これは…!?」さとりは驚愕した。
さとりが驚愕していると、後ろから声が聞こえた。「さとり、優希の心の中でなにを見た?」と定夜が言った。
さとりは、こう答えた。「とても言える内容じゃないわ…でも、一言で表すなら「闇が深すぎる」と言えばいいかしら」
定夜は首を傾げた。「闇が深すぎるだと?どういうことだ?」さとりは説明を始めた。
「普通は人の心の奥底に眠る記憶は実際に体験しているように見えるんです。しかし、優希さんの場合だと何も感じず、ただ暗闇が果てしなく続く…と言えば分かりますか?」
定夜はますます疑問を抱いた。「うーむますます分からん。あんなにお調子者の優希がそんな闇を抱えているとは思えん」
さとりも共感の意を示した。「わたしも同感です。あんなに明るい優希さんにこんな闇があるとは思いませんでした」
二人が話していると、優希が突然起き上がった。
「優希さん?」「優希、どうした?」と二人が声をかける。すると、優希は定夜に向かっていきなり殴りかかってきた。
「…!?優希、なんの真似だ!」定夜が大声で叫ぶが、反応がない。すると、さとりが優希にサードアイを向けた。
「…何も反応がない…もしかして、無意識?いや、そんなはずは…」考え事をしているさとりに向かって優希が蹴りを放った。
「…!?しまっ…」さとりは咄嗟に防御の構えをしようとするが、間に合いそうにない。しかし、その刹那さとりの前に定夜が立ちふさがり、さとりを庇う形で吹き飛ばされた。
「じょ、定夜さん!大丈夫ですか!?」とさとりが駆け寄る。定夜は薄ら笑いを浮かべて「これくらいはなんともない」と言い、大丈夫だと伝えた。
すると、「お…お前は誰だ!?」と突然優希が大声で言い放った。この言葉にさとりは疑問を抱いた。
「お前は誰だ…?…まさか!?」とさとりは突然そう言った。
その言葉を聞いた定夜は優希への警戒を解かずにさとりに質問をした。「さとり、何かあったのか?」さとりはこう答えた。「えぇ、今優希さんが何故こうなったのか分かりました。」その事を聞いた定夜は冷静に聞き返した。
「どういう状態なんだ?もしかして、過去にもこういうことがあったのか?」その問いにさとりはこう答えた。「えぇ、一度だけですが…似たような現象に出会いました」定夜は続けて言った。「覚えている範囲で良い、どんな感じで、原因はなんだ?」さとりは考えた後、何かを思い出したように話した。
「確か…前にこの現象と出会った原因は、本人の中に「裏の自分」がいて、その裏の自分と表の自分が争っていて、それが無意識の内に他人に襲いかかったりしたと記憶しています」なるほど、と定夜は納得した。
次に定夜はどうやって解決したかをさとりに聞いた。しかし、さとりはどうやって解決したか覚えていなかった。
「ふーむ、とりあえず原因はなんとなく分かったが解決方法が分からんとどうしようもねぇな…」と定夜は悩む。さとりは「とりあえず、埒があきませんから今は戦って落ち着かせませんか?」と提案する。
「…今はそうするしかねぇな」とその提案を採用した。「さとり、一気に決めるぞ。俺に合わせてくれ」と定夜が言うと、さとりは頷き二人は優希に向かって突撃していった。
その頃、優希の精神内では…
「お前はボクの闇…だろう?」
優希と、黒い人影のシルエットの人物と非常に激しい戦いを繰り広げていた……
いやぁ~久しぶりに書くと全然分からないものですねぇ~
それはさておき、次回は優希ちゃんの精神内で何が行われていたのかを書こうかな~と予定しています。(あくまで予定なので、変更になるかも知れませんが…)
まぁ気長にお待ちしていてくださいm(_ _)m
それではまた次回お会いしましょう。
次回も( `・ω・´)ノ ヨロシクー