東方解放記録   作:GRAN

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ハーッハッハッハッハ!ヾ(≧∀≦*)ノ〃
私が来たぞっ!σ(o・ω・o)
いやぁ前書きでこういう挨拶するのって毎回思うけど楽しいよね~(((o(*゚∀゚*)o)))
だからこのスタイルを変えません( ・`д・´)
(いきなりどうした)
ではでは東方解放記録スタートです(*´∀`*)


記録5『貴様は俺の駒だ。それ以上もそれ以下でもない』

定夜が参戦するというイレギュラーな事態にチルノは困惑していた。

 

『ま…まさか貴方が来るなんて…予想外だわ…』

 

すると定夜は

 

『優希、相手が困惑している今がチャンスだ。一気に攻めるぞ』

 

『それは分かってるけどボクそんなにスペルカード持ってないし多分足引っ張っちゃうよ?』

 

『…なぜその状態でチルノに挑もうと思ったんだ?』

 

『ごもっともです…仰る通りです…。実はチルノちゃん相手だと余裕だと思ってました…』

 

定夜は呆れた表情を浮かべながらため息を吐いた。

 

『はぁ…全く…少しは自分の力量を理解してその上で戦う相手を選んだらどうなんだ…』

 

『すみません…』

 

『まぁいい…この話は追々するとして、今はチルノをどうにかするぞ』

 

『分かった。ボクなりに頑張ってみるよ』

 

そう言うと、定夜と優希はチルノに向かって突撃していった。

 

『…!困惑している暇なんかないわ…迎撃する!』

 

チルノがそう言うと、二人に向かって突撃していった。

 

優希は定夜をサポートする形で弾幕を張り続けている。

 

定夜とチルノは肉弾戦を繰り広げている。

 

しかし、戦闘民族サイヤ人に到底叶うはずもなく、チルノはあっという間に押されていった。

 

『くっ…!この私が押されるなんて…!』

 

『サイヤ人に肉弾戦を挑んだのが間違いだったな。さぁこのままいくぞ』

 

どんどんチルノが押されていく。序盤はチルノと定夜は互角かと思える戦闘だったが、だんだん時間が経つに連れて少しずつ差が開き始める。

 

『ぐはっ…』

 

『もう諦めろ…お前に勝ち目はもう無い。さっさと降参したらどうだ?』

 

『ま…まだよ…まだ諦めないわ…』

 

チルノの目は死んでいなかった。むしろ獣を狙う肉食獣の如く鋭い睨みを放っている。

 

しかし、チルノに異変が起きる。

 

『…!?ガァ…!グァァァ…!』

 

『なんだ?何が起きている?』

 

『なになに!?どうしたの!?』

 

遠くから弾幕を打ち続けていた優希も戻ってきた。

 

『ギ…ガ…グガァァ!!』

 

チルノは頭を抱えながら悶え苦しんでいる。

 

『ナ…ゼ…コ…ナコト…ヲ…マ…ター…!』

 

チルノは何者かに何かを訴えている。しかし、言葉が途切れ途切れなので聞き取ることは出来なかった。

 

すると、突然何処からともなく声が聞こえてきた。

 

『フッ…愚問だな…チルノよ…貴様は俺の駒だ。それ以上もそれ以下もない』

 

『ソ…ン…ナ…』

 

『ところでこの声の主は誰だ?少しは名乗ったらどうだ?』

 

と定夜が口を開いた。

 

『おっと失礼。それは失敬だった。君達の存在を忘れていたよ』

 

『…なんかすっごい上から目線でムカつく態度だね』

 

『それは俺も同感だ』

 

『最高の誉め言葉をありがとう。お礼に俺の名前を名乗ってやろう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『俺の名は『マスター』完全なる幻想郷…新しき幻想郷の創造主である。よーく覚えておくんだな』

 

『マスター?ふん、ダサいネーミングセンスだな』

 

『言うねぇ~君みたいなタイプは俺好きよ?』

 

『その話し方はやめろ。虫酸が走る』

 

『やぁ~んその言葉遣いもす・き・よ』

 

『…お前の面を見た瞬間潰す…』

 

『今のはボクでも引くわぁ…』

 

『あっはっはっは!君たちは面白いなぁ!とっても分かりやすい!』

 

『ねぇさらっとバカにされてるよ?ボクたち』

 

『良い度胸だ。本体を現したとき覚悟するんだな』

 

『まぁ、それは良いとしてうちのチルノは返してもらうよ~』

 

『なぜだ』

 

『それ敵の大将に言う台詞~?バッカじゃないのぉ~?』

 

『………』

 

『定夜さん一旦落ち着こう?ね?』

 

定夜は怒りに満ちた表情を浮かべている。

 

『ホントに面白いねぇ~今度会いに行ってやるよ』

 

『…なんなら今すぐでも良いんだぜ?』

 

『流石に俺もそんなにお暇じゃないから無理かな』

 

そう言うと、チルノから眩い禍々しい光が放たれた。

 

『それじゃあ俺は行くわ。今度会うときはねじ伏せてやるよ』

 

そう言い残し、声は聞こえなくなりチルノの姿も消えた。

 

『今のなんだったんだろう?よく分からなかったね』

 

『あぁ…だが無性に腹がたったな』

 

そう言いつつ、二人は紅魔館へと戻るのだった。

 

意外な形でチルノとの戦闘を終えた二人。果たしてこの先どんな困難が待っているのか?そして、マスターと名乗る人物は一体誰なのか?それはまだ知るよしもない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1章『氷の参謀チルノ』 完




いやぁマスターって誰だろうね?(・_・?)(なぜお前も分かっていないんだ)
てかついに第1章終わったねぇ~(ノ≧▽≦)ノ
こんな感じに終えるの夢だったんだよね~(((o(*゚∀゚*)o)))
(東方解放記録はまだまだ連載いたしますので、ご安心を)
それじゃあそろそろ寝るかぁ~(´ω` )zzZ(現在夜中の約1時)
それじゃあおやすみぃ…(。-ω-)ノ
次回もよろしo(__*)Zzz




……あ、大ちゃん置いてけぼりだ。
ま、まぁ一緒に帰ったってことにしようか…(白目)

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