GATE くうかんポケモン 彼の地にて、時空を越えて戦えり   作:00G

3 / 9
はえぇ更新だなぁ……人って頑張ればやれるもんだね。


誰かウルトラマン呼んで!それかメカゴジラ造って!

「空が青いねぇ。さすが異世界」

 

 青空の下を複数の車両が進み、その中の一台の車両に乗車している男が呑気な声を出していた。

 この呑気な声を出していた男こそ、銀座事件で『二重橋の英雄』と称賛される自衛隊員の伊丹耀司二等陸尉である。

 自衛隊員とは思えないほど実に間抜けな声だ。

 

 銀座事件での活躍を賞されて昇進。

 表彰式のあとに毎日のように続くテレビ局からのインタビュー。

 そして銀座のど真ん中に現れた(ゲート)の向こう側の世界、特別地域通称『特地』へと派遣され、第3偵察隊の隊長に任命された。

 本人のモットーは『喰う寝る遊ぶ。その合間にちょっとの人生』という社会人としてはあるまじきものである。

 さらには筋金入りのオタクであり、銀座事件当日も夏の同人誌即売会に行っており、即売会の中止を恐れていたほどだ。

 

「こんなところだったら北海道にだってありますよ。巨木が歩いていたり、ドラゴンが飛び交っていたり、妖精が飛んでいたりしているのを想像してたんですけどねぇ」

 

 呑気な声をあげる伊丹に、同じく呑気な声で車を運転している倉田武雄三等陸曹が答える。

 彼も伊丹同様オタクの部類に入り、銀座事件の時に伊丹と同じように同人誌即売会に参加していた。

 類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。

 

 伊丹率いる第3偵察隊、というよりは特地へと進軍した自衛隊は、以前この特地の現地語で『アルヌスの丘』で諸王国連合軍と戦った。

 結果は自衛隊の圧勝で終わり、自衛隊はアルヌスの丘を拠点とし、その周辺地域の調査をするために偵察隊が編成されその内の一つを伊丹は任された。

 これまで、第3偵察隊はコダ村などのいくつかの集落を回ったがなにも起こらず順調に偵察任務は進んでいった。

 

「異世界なんだからもっとファンタジーなところを想像してたのに、なんだか期待はずれっす」

「そんなに猫耳娘が良いのか?」

「別に妖艶な魔女とか、貞淑な淫魔とか俺なら何でもいいんすっけど、隊長の好みって何なんですか?」

「俺は……魔法少女かなぁ」

「マジっすか?」

 

 同じオタク組ということもあって道中花を咲かせながら仲良く会話を続ける。

 

「妖精とかがいるのかわからないけど、ドラゴンならいるだろうな」

「銀座を襲った連中が乗ってたやつですか?」

「いや、銀座で暴れた白いやつ」

 

 伊丹が白いやつ、と言うと倉田は嫌そうに顔をしかめた。

 銀座で暴れた白いドラゴン、もといパルキアは日本は良い意味でも悪い意味でもとても目立つ存在となった。

 

 虐殺を行う異世界の軍を退け民間人を救った『救世主』。

 周囲への被害を気にせず破壊と殺戮を行った『破壊者』。

 

 今の日本でのパルキアの扱いは、大まかに上記の2種類に分かれている。

 世間ではパルキアのことは白い竜を略して『白竜(はくりゅう)』と呼ばれている。

 さらに銀座で暴れたパルキアは(ゲート)を潜りこの特地にやって来ているので、特地に派遣された自衛隊はパルキアと接触した場合は殺処分、もしくは捕獲をしろと命じられている。

 ワイドショーでも好き勝手言っているせいでネット上ではパルキアに肯定的なユーザーと否定的なユーザー同士で討論という名の罵り合いの行うほど、盛り上がっている。

 何時パルキアと出会うかわからない特地にいる自衛隊からしたらたまったもんではない。

 

「テレビでも白竜は殺すべきだとか、捕獲するべきだとか自由に言ってるけどさ、実際相手することになるのは俺たち自衛隊なんだ。堪ったもんじゃないよ、ホントに」

「しかし、もし本当に白竜と戦闘することになってもこちらの攻撃が通用しなかったらどうしましょう?」

 

 伊丹と倉田の後ろの席に座っている富田章二二等陸曹が、二人の会話を聞いて不安げに口を開いた。

 

「さすがにそれはないでしょ。もし効かなかったら戦車とか戦闘機で相手してもらわないと。 それでもダメならウルトラマンを呼ぶか、マジでメカゴジラを造ってもらうしかないよ」

 

 富田の不安を和らげるように伊丹は軽い口調で言ったが、内心伊丹も不安だった。

 銀座事件でパルキアは人知を越えた力を使ったと報告が上がっている。

 報告によれば、パルキアはエネルギー弾を飛ばし、飛ぶ斬撃を放ったらしい。

 しかも、異世界からの侵略者たちだけの動きを止めるなどもはやRPGに登場するボスみたいな能力を引っ提げている。

 だれが気功弾や気円斬擬きや動きを止めてくる竜と戦わねばならないのか。

 願わくばうっかり出会いませんように、伊丹はそう願うしかなかった。

 

「倉田、この先にある小川を右に曲がって川沿いに進めばコダ村の村長が言っていた集落がある」

「了解です」

 

 富田の隣にいた桑原惣一郎陸曹長は運転する倉田に行き先を指示する。

 彼はこの偵察隊の副長に任命されており、伊丹よりも長い任官歴によって同じ隊のメンバーのフォローなどをしてくれている。

 その事に伊丹は感謝しており、桑原に『頼りにしてますよ、おやっさん』と気軽に声をかけた。

 

「頼られついでに意見申言します、伊丹隊長。 この先の森で一旦野営しましょう」

「さーんせーい」

「一気に乗り込まないんですか?」

「何がいるかわからない森の中にこのまま入ったら夜になっちゃうよ。 それに、集落の人を脅かすのは僕たち国民に愛される自衛隊としてはNGでしょ」

 

 手早く後続に続く車に乗る他の隊員たちに指示が行き渡ると、目的地に着くまで再び伊丹と倉田のオタク話が始まる。

 途中で伊丹と倉田の二人でアニメのオープニング曲を歌い始めて女性隊員に呆れられるのだが、二人はそんなことも知らずに楽しそうに歌い続けた。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 一方、空を飛行するパルキアは楽しそうに歌う伊丹たちとは違い、苛々していた。

 理由は、中々空間の修復方法がわからずダラダラと時間が過ぎていくからなのだが、それともう一つパルキアが苛つく理由があった。

 

――あの蜥蜴人間め……俺のしらたまに傷つけやがって……

 

 白い服を着た翼の生えた少女から襲撃を受けたのだ。

 餌を探しながら空を飛んでいると、その白服の少女がパルキアの上から奇襲をかけてきたのだ。

 気配がダダ漏れだったためちょっと身を捻るだけで白服の少女の攻撃を避けたが。

 別に気にするほどのことでもなかったからそのまま無視して飛んでいこうと思ったが、無視したことが白服の少女の癪にさわったのかそのあとから執拗なまでに攻撃をされ続けた。

 何語かわからない言葉で叫ばれても理解できないものは理解できない。

 

 嫌々避けるだけの相手をしていたパルキアだったが、白服の少女は後にパルキアの逆鱗に触れる行為を行った。

 毎度毎度白服の少女が猛スピードでパルキアへと突っ込んでくるものだから、パルキアはひょいと横にずれるように飛行したが白服の少女は横にずれたパルキアへと軌道を修正し、手に持った巨大な鎌をパルキアに振り下ろした。

 ここで、鎌がパルキアの胴体に当たったのなら『おっ、当てたんだ』程度に感じるはずだったが、白服の少女は鎌をパルキアの胴体ではなく肩の宝玉へとぶち当ててしまった。

 ガキィンッ!と高い金属音が響いたのを合図にパルキアは体を回転させ、回転させた拍子に振った腕で白服の少女を殴った。

 ゴチャッと潰れる音と共に白服の少女は勢いよく森へと落下した。

 パルキアは吹き飛んだ白服の少女のことなんぞ気にせず、真っ先に鎌を当てられた肩の宝玉の状態を確認した。

 最悪、以前時間の奴がつけた傷よりも全然浅かったため事なきを得た。

 肩の宝玉はパルキアにとってプライドであり誇りでもある。

 これを傷つけられることは自身への侮辱であり恥じるべきことなのだ。

 そんなことがあったため、パルキアは少し苛々しながら空を飛んでいるのだ。

 

 もう嫌なことがあったから逸そ今日は寝てしまおうと考えるパルキアだったが、ふと焦げ臭い臭いがパルキアの鼻を刺激する。

 山火事か?と辺りをキョロキョロと見渡すと、森の遥か先で黒い煙が上がっているのが見えた。

 自然では太陽光の熱で森の草木が燃え上がって勝手に山火事になることがある。

 自然の現象ならわざわざ他所である自分が火を消すのも妙だなと思い、パルキアはさっさと燃え上がる森から離れていこうとしたが炎の赤とは違う別の赤い存在を見つけることができた。

 

 赤い竜。

 以前見た交尾中の竜の内の一匹だった。

 

 こいつが森を燃やしているのか、と山火事が自然現象ではないことを知ったパルキアはため息を吐きたい気分になった。

 確かに自然界の捕食者は戯れで獲物をなぶり殺しにすることはあるが、森を燃やしてまで獲物を殺すなんて実に馬鹿馬鹿しい。

 リザードンでもあんなことはしない。

 流石にやりすぎだ。

 

「……●●●●●●●●●●!」

 

 自然発火による山火事なら自然に任せておこうと思ったが、他の存在が介入して発生した山火事なら自分が介入しても問題ないだろう、とパルキアは思考すると空に向かって咆哮をあげた。

 パルキアが使う技には、空から落雷を落とすものがある。

 この技は必然的に巨大な積乱雲が発生して雨を降らせる。

 

――餌場がなくなるのも嫌だし、良いか

 

 軽い感じに積乱雲を発生させ、いくつか落雷が発生してから雨が降り始めたのを確認したパルキアは燃える森に背を向けて飛び去った。

 

 あのリザードン擬きに絡まれるのが面倒だから。

 

 

 

☆☆☆

 

 

「燃えてるね」

 

 森の一歩手前で野営しようとその場所を探していた第3偵察隊一行は、森が燃えている光景を見つけた。

 

「山火事かな?」

「……というより、怪獣映画です」

「んー……あれま」

 

 双眼鏡を使って燃える森を見ていた桑原の強張った表情を見て、伊丹も双眼鏡で燃える森を見る。

 そこには、ファンタジーの代名詞とも言えるドラゴンが火を吹きながら空を飛んでいた。

 

「白竜以外の竜がいるとはね……まずいね」

「白いゴジラの次は一本首の赤いキングギドラか」

「マジでメカゴジラが必要になってきたかもね……」

 

 パルキア以外の新たな竜の存在に、本当にメカゴジラがほしいと思いげんなりとする伊丹。

 報告が嫌になる。

 

「伊丹隊長、これからどうします?」

 

 ここで、今まで黙っていた栗林志乃二等陸曹がこれからの行動の指針を求めたが、伊丹はそれに対してふざけて返答する。

 

「栗林ちゃん、おいら一人じゃ怖いからさぁ、一緒についてくれなぁい?」

「嫌です」

「あ……そう」

 

 バッサリと即答され、伊丹の顔が引きつる。

 第3偵察隊の中でも数少ない自衛官でもある彼女は過去の出来事からオタク嫌いになり、隊長である伊丹やオタク仲間の倉田への当たりが強い。

 さてどうしようかと決めあぐねいていると、赤いドラゴンが一際大きな咆哮をあげて何処かへと飛び去ってしまった。

 最悪戦闘しなければならないと緊張した第3偵察隊の隊員たちだったが、最悪の事態は避けることが出来たようだ。

 これで一安心、と気を抜こうとした伊丹だったがある一つの考えに気づいた。

 

「あのドラゴン、何もないただの森を焼き払う習性があると思う?」

「ドラゴンの習性に興味がおありでしたら、隊長自らが追いかけて調べればよろしいのでは?」

 

 小馬鹿にしたよう態度で伊丹の問いに答えた栗林だったが、栗林の返答に伊丹は真剣さを漂わせた声でさらに返した。

 

「理由ははっきりしてないが、白竜は侵略軍を襲い、殺した。 それにコダ村の村長の話じゃあの森には集落があるって言ってた。 森を焼き払ったっていうより集落を襲ったって考えた方が自然だ」

「それってまずいんじゃ……!」

「おやっさん、野営は後回しだ。 生存者の捜索と救出に行こう」

「了解!」

 

 伊丹の話に他の隊員たちも事の重大さに気づき始め、伊丹の号令と共に急いで森の集落へと車を進める。

 

――――――――

 

「ん?」

「どうしたんすか伊丹隊長?」

「なんか今聞こえたような……」

 

 ここで伊丹は何かが聞こえたらしく、倉田も伊丹の様子に気がつき質問する。

 それと同時に、空を黒い雲が覆い雷が轟き始めた。

 そして、ポツポツと雨が振り、最後には土砂降りの雨へと変化した。

 大量の雨は炎を沈下していき、伊丹たちが森の中に入る頃にはもうほとんど炎は消えていた。

 

 まだ木々が燻り燃えた痕跡が残る中、伊丹たちは森の中に入って赤いドラゴンが襲撃した集落跡を調査。

 多くの犠牲者の亡骸と、井戸の中にいた唯一の生存者を発見した。

 驚くことに生存者は人間ではなく、これまたファンタジーの代名詞のエルフだった。

 やはりここは異世界なんだなと理解させられた伊丹一行は、救出したエルフの少女を連れてコダ村へと戻った。

 エルフの少女を救出した時に、アルヌス駐屯地に赤いドラゴンのことを報告すると駐屯地から偵察隊任務を切り上げて帰還せよと指示が出された。

 コダ村へと到着すると、伊丹は写真と片言の現地語で起こった出来事を伝えた。

 場合によっては村人たちの避難を手伝わねばならない。

 

「こ、これは炎龍じゃ!」

 

 村長によると、森を焼き払った赤いドラゴンは炎龍という生ける災厄と恐れられている存在らしい。

 人の味を覚えた炎龍は再び人を襲うようになり、この村を捨てて逃げなければならない。

 救出したエルフの少女を預かってくれないかと伊丹は村長に頼んだが、種族の違いから丁重に断られた。

 

「村、捨てる?」

「そうじゃ。人の味を覚えた炎龍は町や村をまた襲ってくる。 じゃが荷物をまとめて何時でも逃げれる準備をして正解じゃった」

「逃げる準備、してた? どうして?」

「実はつい数日前に見たこともない白い竜が現れたんじゃ」

「白い竜!?」

 

 村長が白い竜といった瞬間、伊丹は最悪な状況を予測した。

 伊丹はこの予想は外れてくれと願いながら、懐から一枚の写真を取り出してその写真を村長に見せた。

 その写真は、銀座で暴れたパルキアを撮した写真だった。

 

「この竜か!?」

「そうじゃよ!この竜じゃ!」

 

 村長の確認が取れると、伊丹は村長にお礼を言ってから足早に待機していた第3偵察隊隊員たちのもとに戻った。

 そして村長と話をしたこととパルキアがコダ村で目撃されたことを伝え、各員に分かれて村人たちの避難準備を手伝った。

 村人の準備が整ったのを確認すると、伊丹たちは逃げる村人たちを護送しながら宛のない逃避行を行うのであった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 時は進み、雲が大空を覆い真っ黒な闇が広がる荒野に男たちの声がする。

 

「村人がコダ村から逃げ出しているらしいぜ」

「こっちの頭数足りねぇんじゃ?」

 

 彼らは主にこの荒野を一帯に訪れる商業者たちを襲って生活する盗賊集団だった。

 事前に何か良いことが起こったのか、彼らの声からは喜びの感情が伺えることができた。

 その理由を示すのが、焚き火を囲う彼らから離れた場所に放置された馬車にある。

 彼らはその馬車の持ち主を襲い、金目のものと食糧を手に入れると邪魔な男を殺してその男の妻と娘を犯した。

 殺された男は乱雑に放置され、強姦された男の妻と娘は衣服を剥ぎ取られた姿ですでに死んでいた。

 男を殺す前に拷問によって何故こんなところにいるのか聞き出すと、コダ村から一足先に逃げ出してもうじき村中の村人たちも逃げ出すというらしい。

 これを襲わない手はない。

 

「集めればいい。この辺にはアルヌスの丘で敗けた敗残兵たちがうようよしている。 集めれば村どころか町だって襲える」

 

 頭数を増やし町を襲って領主になる夢も悪くない、と盗賊の頭は欲望にまみれた夢を見る。

 だが、その夢は自身の死という形で幕を終えた。

 バチュッと水っぽい音が響き、頭部を失った頭の体が力なく前倒れになる。

 いきなりの頭の死に他の男たちは何が起こったのかわからず、頭の首から血が大量に流れるのを見続けた。

 そんな男たちの無視して焚き火で照らされた頭の影から、ゆっくりと闇が現れた。

 男たちから見れば、闇の中から青く光る目だけが現れたかのように見え、逆にそれが彼らに恐怖心を与えた。

 

「こいつ!」

 

 血気盛んな盗賊の一人が、闇の中にうっすらと見えるソイツにククリナイフを振り下ろす。

 だがソイツはあっさりと男の攻撃を避けると、盗賊と同じように男の頭部を吹き飛ばした。

 

「に、逃げろおお!」

 

 盗賊の男の一人が恐怖に耐えきれず絶叫をあげながら背を向けて走り出す。

 それが切っ掛けとなり、他の男たちも叫び声をあげながら逃げ出した。

 

『………………逃ガサナイ』

 

 ソイツは影の中に潜り込むと、ソイツの影が地面を這うように動き出す。

 影は逃げる盗賊たちを先回りして盗賊を迎え撃つような形で姿を現すと、周囲に黒いオーラを放つ球体を作り出して盗賊たちへと放った。

 黒い球体は盗賊たちの頭や胴体といった人の急所を的確に捉え、瞬く間に盗賊たちを殺害していく。

 あっという間に逃げていた盗賊全員は全滅した。

 全員死んだことを確認したソイツは、犯され目を見開いたまま死んだ母娘のもとまで行くと、指で二人の瞳を閉じさせた。

 ソイツは青い目を閉じ、死んだ者への鎮魂を済ませると再び影の中へと入っていった。

 後に残ったのは闇夜に包まれた静寂だけだった。




次回は友だちの制作キャラクターが登場。

ギャグキャラだからカオスになるかなぁ。
サブタイトルでもカオスか。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。