これは人外ですか?いいえ、ただの人間です(凍結)   作:爆走ボンバー人間

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今回ははぐれ悪魔討伐回です!

オリ主の力も公開であります


別に中二病をこじらせたとかではない

イッセーside

 

 

よう!俺イッセー!この小説で初めての俺の視点だぜ!

 

 

俺はあの日夕麻ちゃんとデートした日、実は堕天使だった

夕麻ちゃんに俺の中に眠る神器のせいで俺は殺されたが

そこに学園の二大お姉さまの一人リアス先輩に悪魔に

転生することで命の危機を救ってもらって今は部長の

謇族悪魔として頑張って働いている。

 

 

全ては上級悪魔に昇格して自分の謇族、ハーレムを

作るためだ!

 

 

今は一番下っ端だけどいつか俺はハーレム王になってみせる!

 

それに悪魔の活動であるオカルト研究部もイケメン王子を

除けば最高だしな!

 

二大お姉さまのリアス先輩、部長はもちろんもう一人の

お姉さまであり大和撫子の姫島朱乃先輩もいてどちらも

大きく素晴らしいおっぱいをお持ちの方だ!

 

もう一人は一年で後輩の塔城子猫ちゃん!学園の

マスコット的存在でとてもかわいらしい!

 

こんな人達と一緒の部活に入れるなんて俺は本当に

幸せ者だ!

 

それで今日はいつもと違う部活になったらしく

今俺達オカ研は町の廃墟に来ていた

 

 

 

 

 

「イッセー、今日はあなたに駒の特性を教えるわ。

悪魔としての戦いを経験しなさい」

 

「マ、マジッすか!?お、俺、戦力にならないと思うんですけど!」

 

「そうね。それはまだ無理」

 

う・・・ここまではっきり言われるとちょっとへこむな

 

「でも悪魔の戦闘を見ることが出来るわ。今日は私達の戦闘を

よく見ておきなさい」

 

つまり見学ってことか…よし部長の役に立つためにもちゃんと

勉強しなきゃな!

 

「ところで部長、俺の駒ってなんですか?」

 

「そうね、イッセーの駒は・・・」

 

「・・・血の臭い」

 

部長が答える前に子猫ちゃんが鼻を覆いながらそう告げる

特に何も臭わないけどな?

 

「みんな!どこから来るかわからないから注意しなさい」

 

みんなの目が変わり雰囲気も変わる

 

 

い、いったいどんな奴がいるんだ?

 

 

 

 

 

だがいくら探しまわってもはぐれ悪魔とやらは

見つからなかった

 

残っていたのはまだそんなに時間のたっていない

血痕とはぐれ悪魔に殺されたであろう人の

骨だけだった

 

 

部長ははぐれ悪魔が何者かによって討伐されたか逃げ出したと判断し、

警戒をするように部員たちに伝え解散となった

 

でも一体はぐれ悪魔とかはどこに行ったんだ?

 

俺のこの疑問は晴れる事はなくそのまま家に帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレモリー謇族が廃墟に来る1時間ほど前

 

志希side

 

 

俺こと星上院志希は夜の廃墟に来ています

 

それも黒いローブに狐のお面をかぶって

 

 

別に中二病をこじらせたとかではない

 

ここをはぐれ悪魔が根城にして近くの人間を誘いこんでは

食事を行ってると聞いてそいつを討伐しに来たのだ

 

本来ならここを管理しているグレモリーの仕事なのだが

いつまでたってもはぐれ悪魔を狩らないしそもそもこの町は

他の地に比べてはぐれ悪魔の数が多い

 

グレモリーはこの町を領地として魔王から言われてるらしいし

何よりもあの女は魔王の妹である

 

そんな自分の領地にはぐれがこないとでも思っているのだろう

 

いかにも温室育ちのあまちゃんが考えそうなことだ

 

正直グレモリー達と接触したら面倒なことになるからあまり

痕跡が残るような事は避けたいんだがこのまま放っておいたら

犠牲者が増えるため仕方なく来たのである

 

もし接触しても顔が分からないように狐のお面をかぶっているのである

 

ついでにこのお面は祭りでもらったものである

 

 

 

 

 

 

そして廃墟に入っていくと声が聞こえた

 

 

ああ、またあの怪物の犠牲者が、このままじゃこの可愛そうな人も…

 

 

 

声の聞こえた方向には白い着物を着た女性がいた

 

だが普通の人とは違い生気が一切感じられず脚が途中から

透けていてなくふわふわとしている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勘が良い人は既にお気づきであろうがこの女性は俗に言う幽霊である

 

 

 

え?何でそんな自然体なのかって?

 

そりゃあずっと見てきた(・・・・)んですから驚けと言われても無理な話だ

 

俺がその女性を見ていると女性が俺の視線に気づいた

 

〈あれ?この人、私を見てる?…いやそんなわけないか。

幽霊の私が見えてるわけが…いやでも完全に私を見てるよね。

後ろなんにもないし…あの~私の姿が見えますか?〉

 

「ああ、はい見えてますよ。ばっちり」

 

女性に返事をすると目を見開いていた

 

〈ほんとに私の姿が見えるんですか!?じゃあこれいくつですか?〉

 

女性は指を三つ立てたので三と答えると女性は嬉しそうに

ぴょんぴょんとはねる。脚はないが

 

〈わぁ~ほんとに見えるんだ!霊能力者ってやつ?まぁそんなことは

いいや!今まで他の人に呼び掛けてもみんな気付いてくれないから

寂しかったんだよねぇ~〉

 

本当にうれしそうに女性は笑顔を浮かべながら周りを

ふわふわと飛び回る

 

「ついでにあなたが俺の事を可愛そう呼ばわりした事も

しっかり聞こえてましたよ」

 

〈あ、あれは…だ、誰にだってその人自身の個性というものが

あるから…その…〉

 

「フォローになってませんよ…まぁこんな格好してたら

そう思われても仕方ないですけどね。そんなことよりも

聞きたいことがありますが良いですか?」

 

〈(そんな事なんだ…)聞きたいことって何?〉

 

「ここにいる怪物とやらはあれですよね?」

 

 

 

 

俺が指を刺した方向の暗がりに何か動いている者がおり

それに気付いた女性はあわてだす

 

〈そうだった!あなた早くここから逃げて!でないと

あいつが……!〉

 

「忠告はありがたいですがもう遅いみたいですよ」

 

 

 

 

 

 

 

「おいしそうな臭いがするぞ、でもまずそうな臭いもするぞ」

 

 

〈お、遅かった…〉

 

 

 

 

 

 

暗がりから姿を現したのは上半身は女の体で下半身は獣のような

ものでとても醜いものだった

 

「ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ!」

 

「うわぁ~気持ち悪!上半身女でも下半身があれって最悪だわ」

 

〈そんな呑気なこと言ってる場合!死んじゃうわよ!〉

 

「え?ああ、俺は大丈夫ですから気にしないでいいですよ」

 

危機感ゼロの俺に女性が逃げるように言うが断る

逃げたら俺がここに来た意味がない

 

 

 

「おいそこのはぐれ悪魔、とっとと終わらせたいから早くかかってこい。

時間の無駄だ」

 

「人間ごときがこの私に勝てるとでも?生意気な…なら望み通り

今すぐに食ってやるわ!」

 

悪魔は俺に向かってその手に持つ槍を俺に振りおろすが

後ろに後退して避け、呪符を取り出し詠唱する

 

 

 

 

 

 

 

【我と契りを結びし十二の獣よ 我の導きに応え馳せ参じよ

 

 十二支の寅 琥徹!】

 

 

詠唱し呪符を投げると呪符が光り形が変わっていき

どんどん大きくなっていき

 

 

 

 

グルルルルル・・・・

 

 

雷を纏う巨大な虎へと変化した

 

 

「琥徹、やれ」

 

短く伝えると琥徹はそれに応えるようにうなずく

 

「な!?貴様神器持ちか!こざかしい!」

 

悪魔は一瞬琥徹の威圧感にひるんだが琥徹に向かって

槍を振るう

 

 

 

 

 

バキン!

 

槍が琥徹に当たると槍の方が砕けてしまった

 

その事に体を硬直させた悪魔を琥徹は前足でごみをどけるように

悪魔を叩く

 

「ごばあぁぁ!!」

 

だがそれだけで悪魔はものすごい勢いで叩き飛ばされ琥徹の

前足で止められる

 

「ゴフッ!ガホッ!ゲフッ!も、もう、止めグボアァ!」

 

球を転がすように弄ばれる悪魔だがやられている者にとっては

ハンマーで何度も殴られているようなものなのだ

 

何度も殴られていくうちに腕や脚などがあり得ない方向に

曲がっていたりたまたま爪の部分に当たったところは肉が

裂け血を流し腕が弾け飛んだ

 

 

「琥徹、待て」

 

 

それだけ言うとピタッと琥徹は球転がしを止めなめた手で顔を洗う

 

悪魔の方は元の原型が分からないほどボロボロだった

 

殴られた跡は凹んでいる青く腫れあがっており

裂けた肉からは絶えず血が流れ続けている

 

「い、ガア、たず、げでぇ…ひゅるじて…くらはい…」

 

「まだしゃべれるのか、結構タフだな」

 

本当、ここまでボロボロなのにまだ

 

俺はそのまま悪魔に近づいてくと悪魔は口元を三日月状に釣りあげる

 

 

「オ、マヘモ、ヒネ、ェェ!」

 

 

背後からは弾け飛んだ腕が俺を貫こうと迫ってくる

 

「本当に、ここまでボロボロなのに…」

 

 

 

グシャッ!!

 

迫った腕は俺の腹を貫く

 

 

 

「…まだ動けるとは大した執念だよ」

 

 

 

腹を貫く事はなく琥徹によって呆気なく潰された

 

「そ、そんは、はがは…」

 

「さて、最後の茶番にも付き合ったし終わらせるか」

 

俺は新しい呪符を取り出しさらに悪魔に近づく

 

「ヒッ!イヤ、ハ、ヒニハク…ハイ…」

 

そんな悪魔の命乞いを俺は無視し詠唱を始める

 

 

 

 

 

 

 

 

【穢れなき聖なる刀よ 

 

 我の前にある悪しきものを消しさる刃となりて我の導きに応えよ

 

 霊刀 月読!】

 

 

すると呪符が光り形を変え刀に変わる

 

その刀の刃は穢れを消しさるオーラが纏われていた

 

その刀、月読の柄を握り切先を悪魔に向ける

 

「タ、タス、ケヘェ…」

 

「ヤダ♪」

 

未だに命乞いをする悪魔に笑顔で断り刀を振りぬき

斬り裂く

 

斬られた悪魔は一瞬で浄化され消滅した

 

 

 

 

 

「討伐完了っと、さて次は…」

 

 

 

月読を呪符に戻し隅で隠れていた霊の女性の方を見る

 

 

 

「あの人の番だな」

 

 

 




オリ主の力はどうでしたか?

次回少し力について説明します

後グロくしてみましたがこんな感じで
良いんでしょうか?

では次回もお楽しみに!

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