これは人外ですか?いいえ、ただの人間です(凍結)   作:爆走ボンバー人間

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はい天然パーマ同盟です!

今回ハイスクールd×dにこれゾンのユーを
入れてみました!

ではどうぞ!



平凡ってどう思いますか?

どうも読者の皆様こんにちは!

 

いきなりですが皆さん、平凡ってどう思いますか?

 

平凡なんて普通でつまらないなんて言う人もいますが

俺は平凡ほど素晴らしいものはないと思います。

 

学校に行って、友達と遊び、勉強して受験を受ける。

仕事に就職して、それなりの生活を送り、

結婚して家庭を持ち、定年を迎えて隠居してそれなりに

生きたあと骨を埋める。

 

当り前でつまらなく普通だと思われるでしょうがそれが

以外に難しく大切なのではないでしょうか?

スリルやロマンなんかなくても普通の幸せを持てる

ほど幸せなことはないと思います。

 

世界の命運をかけた戦いとか、倒さなければならない敵とか、

そんな情熱的なものも、たとえばいつの間にか美少女達に

好かれまくるハーレムなんてものも自分にとっては

普通に比べればクソくらえだ。

 

……断じてうらやましいなんて事はない!

 

 

 

俺の名前は星上院 志希(せいじょういん しき)

 

駒王学園に通う普通の高校二年生だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は朝早く起きて朝食の準備や洗濯物を干すなど

ごく一般的な家事を終えた後に学校に向かう。

 

朝の気持ちいい風や日の光を浴びながら学校に行く

というのは気持ちのいいものだ。

 

教室に入るとクラスの女子があいさつしてくる。

 

「あ、志希君おはよう!」

 

俺は挨拶してきた女子におはよう、と返す。

 

「志希君この前相談に乗ってくれてありがとう!

おかげで彼とうまく行ったんだ。あ、これお礼にもらって」

 

そう言って女子が渡してきたのは市販のお菓子だった。

 

「そんな大したことはしてないよ。わざわざありがとな」

 

俺は女子からお菓子を受け取りお礼を言う。

俺はたまに生徒からの悩みを聞く。知っている人よりも

話せることもあるからだ。最初はクラスメイトに相談された

程度だったがその相談相手がすごく効果があったと言い、

いつの間にか学校中に広まり今では暇なときに相談ごとや

悩み事を聞いているのだ。まぁ大体は愚痴みたいなもので

ほとんどきいているだけなんだがな。

 

そのまま自分の席に着きHRまでのんびりして気持ちのいい

時間を過ごす。

 

 

 

……こいつらに絡まれるまでは

 

 

「おはよう志希、早速だが見てもらいたいものがある」

 

「これを見ればお前も晴れて俺たちと同じ同志になれるぞ」

 

俺に話しかけてきたのはこの駒王学園で有名な変態三人組の

内の二人、坊主頭の方が松田、通称「エロ坊主」、もしくは

「セクハラパパラッチ」。

メガネをかけた方が元浜、通称「エロメガネ」、

「スリーサイズスカウタ-」である。

 

この二人が俺の机に並べてきたのは思春期の健全な若者が

つい使ってしまい深夜にアレをする為の物。

 

ぶっちゃけるとAVだ。

 

「お前ら…よくこんなものを学校で堂々と出せるな。

周りを見てみろ。女子たちが引きまくってるぞ」

 

「俺たちは自分に正直なだけだ!」

 

「欲に従わなくては人生はつまらないだろう?」

 

「もっともらしい事を言ってるがただエロいことが

好きなだけだろうが。別に欲を出すなとは言っていないが

欲を出しすぎるなと言ってるんだ」

 

「俺たちにエロを捨てろと言うのか!」

 

「エロは俺たちにとって生きがいなんだ!それが分からないのか!?」

 

「分からないし分かりたくもない。お前らもっと無欲になれば

そこそこいけるんだからモテルだろうに…そういえば兵藤はどうした?

あいつとでも見てればいいだろ」

 

「あいつは俺達を裏切ったんだ!」

 

「あいつはもう同志でも何でもない。ただの敵だ!」

 

はぁ…やっぱりこいつらの相手はめんどくさいな

 

目の前でエロ談義を始め出した二人に俺は内心溜息を吐く

 

「オースッ!おは「「死ねイッセー!!」」グボアァァ!!」

 

教室のドアを開けて気持ち悪いくらいの笑顔で入ってきた

兵藤に対し一瞬で二人は反応し見事な連携プレイで

ダブルラリアットをかました。そこからそれぞれプロレス技を

仕掛け始め一通り終わった後兵藤はボロボロで痙攣していた。

 

「おい生きてるか兵藤?死んでたらちゃんと遺体は処理して

おいてやるから安心して逝けよ」

 

「いや生きてるよ!!ってか遺体処理ってそうするつもりだ!」

 

「え?そりゃちゃんと焼いた後に山中の奥深くに

「真剣に語るな!お前結構怖いな!」

 

むぅ、兵藤が聞いてきたくせにこの言い草とは…解せぬ

 

「そういえば元浜たちがお前の事を敵とか言ってたが

何かあったのか?」

 

「そうだった!聞いてくれよ志希!俺…ついに彼女が

出来たんだ!」

 

「もしもし、精神科ですか?ここにリアルと

仮想の区別が出来ていない人がいます。カウンセリング

頼めますか?」

 

「っておい志希!誰がそんな可愛そうな奴だ!本当に

彼女が出来たんだよ!」

 

「分かっている兵藤、病院に行ってしっかりと治してこい」

 

「何も分かってねぇよ!本当なんだってば!」

 

「仮にそれが本当だとしたら…兵藤、お前何で脅したんだ」

 

「なんでそうなるんだよ!」

 

「兵藤自首して来い。弁護ぐらいはしてやるから」

 

「いい加減にやめろ!女の子の方が告って来たんだよ!

ほらこれが彼女の天野 夕麻ちゃんだ!」

 

兵藤がケータイでその子の画像を見せてくる。

黒髪のロングでとてもかわいらしい子だ。

 

「どうやら本当みたいだな。よかったじゃないか」

 

「やっとわかったか…それでお前に相談があるんだけどよ、

今度夕麻ちゃんとデートするんだけど俺デートなんて

したことないからさ。良いデートプランとかないか?」

 

デートねぇ…

 

「そういうのは自分で考えた方がいいぞ。一生懸命考えた

お前のデートプランがその子にとってもお前にとっても

良いだろうからな。まぁプランの相談なら乗ってやるから

考えて来い」

 

「志希…そうだよな。こういうのは自分で考えるから

意味があるんだよな!じゃあ一通りまとまったら

見てくれよ!」

 

「ああ、それぐらいならお安い御用だ」

 

絶対成功させるぞーッ!と兵藤が気合いを入れまくっているのを

見てこんなのもたまには良いかと考える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「危ない危ない、もうちょっとで買いそびれるところだった」

 

俺は学校の帰りにスーパーで主婦たちの戦い「タイムセール」

で特売の卵と玉ねぎを手に入れ戦いに勝ったところだ。

家計を少しでも軽くする為に大事なことだ。

 

気分良く暗い夜の中を帰宅しようとしていたところ前方から

ふらふらとおぼつかない足取りの女性が来た。

 

俺はあえて(・・・)女性に話しかけた。

 

「大丈夫ですか?ふらふらですけど…」

 

「すいません少しおなかが減ってしまって…失礼ですが

何か食べ物を恵んでもらえませんか?」

 

「俺が持っているものであれば良いですよ」

 

女は口元をゆがめ

 

「ありがとうございます!じゃあ

 

 

 

 

 

 

アナタノカラダデ」

 

女の背中から蜘蛛の脚のようなものが生え先程までとは違い

でかい蜘蛛の姿に変わる。

 

「ワタシハはぐれ悪魔アルケミ、それじゃ

 

イタダキマース!」

 

蜘蛛の化け物は俺を食べようと襲い掛かってきて

目の前までやってくる。

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

グシャッ!!

 

 

 

 

あと少しで俺に届くといったところで蜘蛛の化け物は

もっと巨大な寅に叩き潰されぺしゃんこになった。

 

「食材は無事だな、よくやったな」

 

その寅の頭をなでてやると気持ちよさそうに目を細める。

そのあとこの化け物の肉片や血をそのままにしておくわけには

行かないのでしっかりと処理してから家に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはそんな大した話ではないが俺の家は今身内では

俺一人である。

 

 

 

「ただいま」

 

 

 

 

だけど

 

 

 

 

『おかえり』

 

 

 

 

 

俺の帰りを待ってくれる家族のような存在はいる。

 

 

リビングで俺を待っていたのは輝くような銀髪の

ストレートヘアにサファイアのような青い眼、

西洋の鎧のような兜、ガントレット、胸当てを

着ていて静の雰囲気をまとった少女だ

 

 

 

「ああ、ユー」

 

 

 

 

 

 




…えー、これゾンのユーファンの皆様。

誠に申し訳ございませんでした!!orz

次回は出番があるのでなにとぞ、なにとぞご慈悲を!!

次回をお楽しみに!

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