声を失った少年【完結】   作:熊0803

33 / 108
二十五話です。


25.声を無くした少年は、色々行動する。 上

  翌日から川崎更生プログラムはスタートした。

  放課後、俺が部室に行くと雪ノ下が小難しげな本を手に持っていた。

「では、始めましょう」

  その言葉に俺と由比ヶ浜は頷く。ついでに、何故か戸塚もいた。なんでも、自分も話を聞いたから、何か手伝えることがないかということらしい。いい奴だなぁ…

  部活停止期間中、放課後の校舎に残っている人は多くない。俺たちの他は自主的に校内で勉強している連中と、遅刻指導で呼び出しを喰らっている川崎くらいのものだろう。ちなみに遅刻指導とは一ヶ月に五回以上遅刻すると職員室に呼び出されることをいう。

  川崎も今頃は平塚先生に捕まり、懇々とお説教をされているはずだ。

「少し考えたのだけれど、一番いいのは川崎さん自身が自分の問題を解決することだと思うの。誰かが強制的に何かをするより、自分の力で立ち直ったほうがリスクも少ないし、リバウンドもほとんどないわ」

 ま、そりゃそうだろうな。

  不良に限らないが、自分の行いを他人にあれこれ言われるのは腹立たしいと言うやつが多いだろう。たとえそうした苦言を呈するのが親しい人だったとしても反発心は生まれてしまう。わかりやすくいうと、試験前に母親が「しっかり勉強しているの?」としきりに聞いて来た時に面倒だから適当に返してしまう心理だろうか。

『で、具体的には?』

「アニマルセラピーって知ってる?」

  そう言って、雪ノ下は胸の前で組んでいた両腕をあげる。そこには小さな白猫が抱えられていた。家で飼っているのを連れてきたらしい。

  暴れるでもなく、白猫はじっとこちらを見つめる。ていうか、さっきからずっと俺を見てる。その澄んだ瞳で見られると、何故か目を逸らしたくなった。同時に、どこか懐かしい感覚が胸の中に灯る。昔この白猫と会ったことでもあったか?

  まあ、それはともかく。アニマルセラピーとは、簡単に説明すると動物と触れ合うことで、その人のストレスを軽減させたり、情緒面での好作用を引き出そうという一種の精神治療法のことだ。

  雪ノ下が簡単にそのあたりのことを説明し、それをふんふんと由比ヶ浜が聞いている。

  まぁ、方法としては正解だ。大志くんの話によれば川崎はもともとは真面目で心優しい女の子だったということだ。これをきっかけにもとの心優しい部分を引き出せるかもしれない。

『それで、こいつをどうするんだ?』

  片手で携帯を操作しながら、残った手で白猫を撫でながら問う。お、こいつ暴れない。うちのカマクラだとめんどくさそうな顔をして前足でペチってくるんだけどな。

「段ボール箱に入れて、川崎さんの前に置いておくわ。川崎さんの心が動かされればきっと拾うはず」

  一昔前の番長かよ…不良=捨て猫とは、なかなか団魂ジュニア風な思考である。

  とはいえ、川崎と親しいわけでもない俺たちがアニマルセラピーを敢行するにはこうした間接的手法に頼らざるを得まい。

『じゃあ、段ボール貰ってくる』

 そう言って、俺は校舎の方へ歩き出した。

 

  数分後、白猫を持ってきた段ボールに入れると二、三回中でくるくる歩き回り、やがて気に入ったのか座り込んであくびをする。

  さて、あとはこれで川崎沙希の登場を待つばかりである。問題はいつ彼女が現れるかわからないことだ。平塚先生のお説教はあの人の気分次第で時間が変わる。

「もしものために役割分担をしておきましょう」

  そう提案した雪ノ下を司令塔とし、戸塚を職員室に張り込ませ、由比ヶ浜は駐輪場側へ配置。俺は連絡要員兼段ボール箱を抱えてダッシュする役目を仰せつかった。

  とはいえ、何かあるまでは結構暇だ。やる気を出そうと近くの販売機でスポルトップを買ってくる。紙パックにストローを刺し、一口含みながら戻ってきたところだ。

「ニャー」

 猫の声が聞こえた。白猫だろう。

「にゃー」

 聞きなれた女の子の声がした。

  思わず、手からスポルトップが滑り落ちそうになる。慌てて紙パックを握り直しながら、その少女の肩をツンツンと指で突いた。

「あっ!はち…んんっ。比企谷くん、どうかしたのかしら?」

  お前一瞬名前呼びかけなかった?やっぱり思い出してるよな?ていうか、今もしかして猫の真似して……

  微妙な視線を向けると、顔を真っ赤にした雪ノ下の体が震える。見られたのがめちゃくちゃ恥ずかしかったらしい。

  色々と言いたいことはあったが、とりあえず優しげな笑みでぽんぽんと雪ノ下の肩を叩いた。

「は…んくんの…じわる」

  何事か呟いた雪ノ下に首をかしげていると、ぶるぶるとポケットが震える。携帯を取り出すと、メールが届いていた。知らないアドレスからだ。取り敢えず開いてみると、何と大志くんからだった。

 

 from:川崎大志

『あ、お兄さんどうもっす。比企谷さんに聞いて教えてもらったんすけど…姉ちゃんの依頼、どんな感じっすか?』

 

  アニマルセラピーのことを伝える。するとすぐに返信が返ってきた。

 

 re:川崎大志

『あー、その作戦ダメっす。姉ちゃん猫アレルギーなんすよ』

 

「……」

 ダメじゃん、この計画。

  大志くんに礼のメールを返し、未だうずくまったままの雪ノ下に川崎が猫アレルギーなことを伝える。

「…中止にせざるを得ないわね」

  そう言い、段ボールの中から白猫を持ち上げて名残惜しそうに頬ずりした。可愛い。

  撤収の連絡をし、由比ヶ浜と戸塚を呼び戻す。

  さて、どうしようか。アニマルセラピー作戦が潰えた以上、他の作戦を練らねばなるまい。何か腹案はないのかと雪ノ下を見る。

  雪ノ下も小難しげな顔をしながら腕を組んでいる。どうやら考え中らしい。

  うーむと二人で知恵を絞っていると、おずおずと戸塚が手を挙げた。雪ノ下と由比ヶ浜を見て、自分が発言していいのかと不安げな視線を送る。

「戸塚さん、何か案があるなら自由に言ってもらって構わないわ」

「じゃあ…、平塚先生に言ってもらうっていうのはどうかな?ご両親だと距離が近すぎるからいえないことっていうのもあると思うんだ。でも、他の大人なら相談できるんじゃないかな?」

  おお、良い意見だ。案外、親が相手だからこそ言えないことというのは結構ある。例えば恋愛がらみのあれこれとか、親に話すのなんて恥ずかしすぎる。

  だから、第三者。それも人生相談が豊富で頼り甲斐のある大人に一肌脱いでもらうというのはありかもしれない。

「でも、平塚先生だしね……」

  不安要素はそこである。あの人は、一部お世辞にも大人とは言えない部分があるしな。

「平塚先生はほかの教師に比べて生徒の関心は非常に高いと思うわ。人選としてはこれ以上ないんじゃないかしら」

『まあな』

  確かに雪ノ下の言う通り、平塚先生は生徒指導としてはかなり頑張ってくれている。奉仕部に次々と悩みを抱えた生徒を導いているが、それは常日ごろから生徒に接し、またよく観察しているからできることなのだろう。

『連絡してみる』

  俺はことのあらまし、川崎沙希についてのあれこれをメールに纏める。使わないと思っていた平塚先生のアドレスがここで役に立つとは。

  以上、詳細は昇降口にて、とメールの最後を締めくくり、送ってから待つこと五分。

  カツカツという、ヒールの硬質な音が響く。

「比企谷、状況は理解した。詳しい話を聞こう」

  真剣な表情で現れた平塚先生は咥えていた煙草を携帯灰皿に揉み消す。口に出した方が早いので雪ノ下に川崎について知りうる情報と推測される事項を説明してもらった。それを黙って聞き、平塚先生は最後にふっと短いため息をついた。

「我が校の生徒が深夜に働いているとするとゆゆしき事態だ。これに限っては緊急性を要する。私が解決するとしよう」

 くっくっくと不敵に笑う平塚先生。

「なあに、君たちは見ていたまえ。来る直前に川崎を解放しておいた。あと、二分ほどでここへ来るだろう」

 ……なんだろう、この言い知れぬ不安感は。噛ませ犬臭が凄い。

『なるべく穏便にですよ?』

「…君は私をなんだと思っているのかね?」

  そうこうしているうちに、川崎が昇降口に現れた。気だるげな足取りで時折、くあと欠伸を漏らす。やる気のなさそうな肩に引っかけられた鞄がだらっとずり落ちてきているが気にする素振りもない。肘のあたりで引っかかったままぶらぶらと揺れていた。

「川崎、待ちたまえ」

  ざっと地面を鳴らして平塚先生が後ろから呼び止める。それに振り返った川崎の目は半眼に細められ、睨み付けたみたいだ。振り返ると猫背がすらりと伸びた。

  平塚先生も背が高いが、川崎がもそれに劣らない。長い足に紐でゆるく止められたブーツがざりっと小石を蹴った。

「……なんか用ですか?」

  覇気のない、ハスキーがかった声は刺々しい。ちょっと怖い。不良とかヤンキーとかそういうオラオラ系の怖さではなく、場末のスナックにいるすれっからしのお姉ちゃん的な怖さだ。バーカウンターの隅っこで一人ウイスキー片手に煙草を吸ってそうな感じ。

  一方の平塚先生もまたその怖さを全身から発していた。こちらはベッドタウンの駅前にある中華料理屋で五目そばを食いながら瓶ビールを手酌で煽り、野球中継に向かって「ひっこめ!へぼピッチャー!」とか言い出す疲れた親父っぽいOLみたいな怖さである。なにこれどこの不良漫画?

「川崎、君は最近家に帰るのが遅いらしいな。朝方になるまで帰らないらしいじゃないか。いったい、どこで何をしているんだ?」

「誰から聞いたんですか?」

「クライアントの情報を明かすわけにはいかないな。それより、質問に答えたまえ」

  余裕の笑みを崩さない平塚先生に、川崎は気だるげにため息をついた。見ようによっちゃ先生を嘲笑ってるみたいだ。

「別に。どこでも良いじゃないですか。それで誰かに迷惑かけたわけじゃないし」

「これからかけるかもしれないだろう。君は仮にも高校生だ。補導でもされてみろ。ご両親も私も警察から呼ばれることになる」

  言っても、川崎はぼんやりとした表情で平塚先生の顔を睨め付けているだけだ。その様子に堪えかねて、平塚先生が川崎の腕を掴んだ。

「君は親の気持ちを考えたことはないのか?」

  真剣な眼差しで、決してその手を離すまいと掴んだ平塚先生の手は、きっと温かいはずだ。熱い想いは川崎の冷え切った心に届くだろうか……

「先生……」

  そう呟き、川崎は平塚先生の手に触れ、まっすぐに見つめる。

 そして、

「親の気持ちなんて知らない。ていうか、先生も親になったことないからわかんないはずだし。そういうの、結婚して親になってから言えば?」

「げふぅっ!」

  川崎はその手をぽいっと振り払った。平塚先生は右ストレートをまともに喰らったみたいにバランスを崩す。結構なダメージを受けていた。想いは届かなかったらしい。

「先生。私の将来の心配より自分の将来の心配した方がいいって、結婚とか」

  追い討ち攻撃を喰らい、平塚先生は仰け反らせていた身体をがくっと前のめりにした。膝がかくかくと笑っている。ダメージが脚に来たか……。その振動は腰、肩と伝わり、声にまで至る。

「……ぐっ、くぅ……」

  先生の瞳は軽く潤んでいて、返す言葉が出てこない。

  非情にも川崎はそれを無視して駐輪場へと消えていく、俺たちはなんと言っていいのかわからず、互いに顔を見合わせてしまった。由比ヶ浜は気まずげに視線を地面に落とし、戸塚は「先生、可哀想……」と呟きを漏らす。

  そして、雪ノ下がとんと俺の背中を押した。あれをどうにかしろということらしい。

  心底面倒臭いと思いながらも、平塚先生に近づいていく。

  ぽんと肩に手を置くと、先生はでろーんとゾンビみたいな動きで振り返る。

「……ぐすっ………今日は、もう帰る」

  親指の付け根あたりでぐしぐしっと目尻の涙を拭うと、か細く震える声で言った。

  そして、俺の返事を待たずにふらふらとした足取りで駐車場へよろよろ向かい始めた。

  夕映えに消えていくそのあまりにもあれな後ろ姿に、思わず敬礼をしてしまうのだった。

 もう誰か貰ってやれよ、マジで。

 

 ーーー

 

  平塚先生が夕日の中へと消えてゆき、夜空にたった一つきりで輝くお星さまへとその姿を変えてから一時間後、俺たちは千葉駅にいた。

  時刻はもうじき午後七時半、夜の街が活況を呈するにはいい頃合いである。

『千葉市内で「エンジェル」という名前のつく飲食店で、かつ朝方まで営業している店は二つだけらしい』

「そのうちの一軒がここ、ということ?」

  アプリから流れた音声を聞いた雪ノ下はネオンと電飾がぺかぺか光り、『メイドカフェ・えんじぇるている』と書かれた看板を胡散臭そうに見る。その横には「お帰りにゃさいだワン♪」と獣耳の女の子が手招きをしているイラストが描かれた立看板まである。「……何これ」と思っているのが態度からばしばし出ていた。

  それは俺も同感である。……何これ。お帰りにゃさいだワンってお前犬なの猫なの?しかも名前が『えんじぇるている』。天使要素が皆無だった。

「千葉にメイドカフェなんてあるんだ……」

  由比ヶ浜が物珍しそうにへーと眺めている。甘いな、千葉にないものなどない。どこかの流行を勘違いして取り入れてしまうのが千葉だ。

  千葉はある意味残念さを極めた県といっていい。新東京国際空港にしろ東京◯ーム◯ョーにしろ東◯ドイ◯村にしろ、「千葉の渋谷」こと柏にしろ、常に東京の煽りを受ける癖に、変なところで千葉らしさにこだわり、一捻り加えたがるのが千葉なのだ。千葉の高級住宅街チ◯リーヒルズの存在を考えると、そのこだわりはもはや世界を相手にしてると言っていい。

  そして京成千葉中央通りは千葉のサブカルチャーの中心となりつつある。メイドカフェがあってもなんらおかしくはなかった。

「ぼく、あんまり詳しくないんだけど……その、メイドカフェってどういうお店なの?」

  戸塚は看板の文言を何度も何度も読んでいたが理解できなかったようだ。そりゃまぁ『萌え萌えメイドタイムを一緒に過ごしませんか?』とか書かれても意味がさっぱりわからない。なんだよメイドタイムを過ごすって。こっちがメイドやるのか。

『いや、俺もよくわからんから専門家を呼んだ』

  そう書きながら、さっきから隣でキラキラ目を輝かせていた眼鏡の男を親指で差した。

「うむ、呼ばれて家から飛び出てきた材木座義輝だ」

  材木座は初夏だというのにいつも通りコートを羽織り、腕組みしながら応用に頷いた。仮にもイケメンだから無駄に様になってイラつく。

「えー…」

  由比ヶ浜がちょっぴり嫌そうな顔をする。が、それをわざわざ指摘したりはしない。なぜなら俺の方がもっと面倒臭そうな顔をしているからだ。

「そう嫌そうな顔をするでない。この我がメイドカフェについて一から十まで説明してしんぜよう!」

  言いながら材木座は高笑いする。これでイケメンなセリフを吐いたら様になったのに、発言が残念すぎるせいで台無しである。

  呼ぶのを結構躊躇ったのだが、俺の知ってる人間でこの手のものに詳しいのは材木座と平塚先生、あとは俺が前に貸したラノベのせいで半ばオタク道に沈んだあいつだけなのだ。平塚先生はどっちかっていうと少年漫画的な方向だし、あいつはこんな時間に呼ぶのはやめた。一応女の子だし、さすがにこんな時間に外を出歩くのはアウトだろう。なので、自然と選択肢は一つになってしまう。

  材木座には既にメールで事の次第を伝えてある。帰ってくる時間、働いてると思われる「エンジェル」がつく店、そして川崎の人となり。それらの情報から材木座が出した答えの一つがこの『えんじぇるている』だった。

『本当にこの店なんだろうな』

「ああ、間違いない」

  材木座は自分のスマートフォンを手早く操作し、グーグル先生に教えてもらった情報を表示させた。すげえタイピング速度だなおい。俺よりも早いぞ。

「この通り、市内にある候補は二つ。そして、川崎沙希なら間違いなくこちらを選ぶと我のゴーストが囁いている」

『どうしてわかるんだ?』

  文面を読んだ材木座はくっくっくと声を震わせた。その自信満々な様子に、俺は嫌な予感しかしなかった。

「まあ黙って我についてこい……メイドさんたちにちやほやしてもらえるぞ……」

 …やっぱそんな気がしてたわ。

  ばさっとコートをはためかせる材木座を見ながら、予想通りの返しにがくっと肩を落とす。いや、俺も興味がないわけじゃないけどさぁ…

「てかさ、これって男の人が行く店じゃないの?あたしたち、どーすればいいの?」

  由比ヶ浜が髪をいじりながら材木座に聞く。それもそうだ。女子もメイドカフェって行くんだろうか。教えて材木座先生と視線を送ると、頼りになる我らが材木座先生は腕を組み、やや高いところから声をかけてきた。

「案ずるな女郎」

「誰がメロンよ……」

  いや、メロンじゃなくて女郎。確かにメロンだけど。具体的にどこがとは言わないが。

「こんなこともあろうかと潜入捜査用にメイド服を持ってきている」

  そう言って背中からすらりとメイド服、それもクリーニング屋さんのビニール袋がついた綺麗な状態のものが出てきた。こいつコート改造してやがる…

「ふっふっふっ、では戸塚殿、参ろうか…」

「え、ええっ!?ぼ、僕…?」

  じりじりと近寄ってくる材木座、そこから逃れようと一歩、また一歩と下がる。なんだこのパニックムービみたいなの。とりあえず材木座の土手っ腹に一発蹴りを入れて沈ませる。戸塚がヒーローを見るような目で見てきた。うむ、悪い気はしない。

「ぐっ、何をする相棒…貴様は戸塚殿のメイド服姿を見たくはないのか!?」

 そりゃ見たいさ。だが、

『わざわざそんなことしなくても、見られるぞ』

  ボタンを押しながら、『えんじぇるている』の看板を指差す。よく見ると小さい文字が書かれており、そこにはこう書いてあった。

『女性も歓迎!メイド体験可能!』

  どうやら、本当にメイドタイムを過ごせるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 




感想をいただけると嬉しいです。
矛盾点や要望があればお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。